登山ウェアを選ぶときに押さえておくべきこと

ウェア

登山用のウェアは、メーカーにより様々なものが出ています。どういった点に注意して選ぶのが良いのでしょう。トップス、ボトムスそれぞれのポイントについて紹介します。

合わせて、登山用靴下や、おすすめの小物も紹介しているので参考にしてみてください。

トップスの選び方

引用:フリー写真素材ぱくたそ

まずはトップスの選び方のポイントです。

トップスの選び方のポイント
  • レイヤリング(重ね着)する前提で選ぶ
  • レイヤー毎の役割で選ぶ

レイアリング(重ね着)する前提で選ぶ

山の気温は天気と同様に変わりやすく、雨風、標高差によって気温が大きく下がるといった場面がよくあります。

このため、暖かい服装を準備していくのが良いように感じますが、登山の最中はつねに体を動かしているため、暖かすぎる服装は、無駄に体温を上げてしまいバテる原因となってしまいます。

そこで、登山ウェアは小まめに体温調節ができるよう、用途別のウェアによるレイヤリング(重ね着)が基本となっています。

また、あまり沢山のウェアを持っていくには嵩張って重量も増えてしまうので、3枚程度に絞って選ぶのが主流です。

国内のアウトドアブランドのファイントラック社で5レイヤーなんてものを提唱していた時期がありました。これは役割別に5層の服を重ね着する手法らしいのですが、これはちょっとやりすぎな気がします。実際に20年の登山の中で、テント泊の時以外で3枚以上の重ね着したことは無かったです。

レイヤー毎の役割で選ぶ

登山の時のレイヤリングは、そのレイヤー毎に役割があります。それら役割を加味してウェアを選ぶと間違いがないです。それぞれのレイヤーについての役割は次の通りです。

ベースレイヤー

ベースレイヤーは一番下の肌に直接着る層です。アンダーウェアと言われることもあります。

この層は、汗を一番含む層になるので、汗によって体が冷えることを防ぐために、速乾性の高い化繊のものを選ぶと良いです。また、重ね着の一番下に着ることになるので、薄いウェアを選ぶようにすると着膨れすることを抑えることができます。

化繊製のウェアは臭いが残りやすいという意見もありますが、そもそも汗が臭いのは体の発汗が正しく行われず不純物を含んでいるからです。定期的に運動をしたり、サウナや半身浴などをして汗をかくシーンを増やして、発汗機能が正しく行われるようにすると化繊のウェアでも臭いが気にならなくな流ので汗をかく習慣を持つと良いでしょう。

わたしの場合、季節によって着ていくベースレイヤーを変えて対応しています。夏場や比較的暖かい気候の場合は、半袖のベースレイヤー、冬場や肌寒い場合は、少し厚めの長袖のベースレイヤーといった感じに使い分けてます。ミドルウェアやアウターは全シーズン通して同じものを使ってます。

ベースレイヤーにおすすめの製品ついては、次の記事で詳しく紹介しています。

ミドルレイヤー

ミドルレイヤーはベースレイヤーとアウターの間に着る層で、ベースレイヤーが吸い込んだ汗を発散させる役割と、保温性を保つ役割を持ちます。

通気性のよく空気をいっぱい含むことのできる化繊のフリースや、厚めの山シャツなどが良いです。インナーダウンといった製品もありますが、透湿性に難があるのであまりおすすめはしません。

登山やり始めの頃、モンベルのフリースでナイロンの裏地のついたものを購入したことがあったのですが、ナイロンの裏地が内側からの湿気を遮断してしまい、汗が乾かず不快なまま下山する羽目になりました。山用のウェアは用途にあった単機能のものを組み合わせた方が使い勝手は良さそうです。

ミドルレイヤーとして着用するのに適したウェアについては、次の記事をご覧ください。

アウター 

一番外側の雨風をしのぐための層です。外気による冷えを防いで、ミドルウェアの保温を助ける役割があります。レインウェアで代用すると持ち運ぶ荷物の軽減になりますし、お財布にも優しいので良いでしょう。

ただ、レインウェアはゴワゴワするので、別途、ソフトシェルといわれるジャンルの比較的軽量で、撥水性を持ったウェアを使うのも悪くないです。

わたしの場合は、レインウェアと別にパタゴニアのフーディニジャケットを持っていくようにしています。軽量で若干の撥水性と防風性があるので、様々なシーンで使い回ししやすく重宝しています。

アウターの代用にできるレインウェアの選び方については次の記事をご覧ください。

ボトムスの選び方

引用:Pixabay

トップスの選び方はだいたいイメージできたかと思いますので、次はボトムスの選び方について紹介していきます。

動きやすいものを選ぶ

登山は足を動かすアクティビティです。そして登山道は不安定で足場の悪い道も少なくありません。動きやすいように立体構造が施されている商品を選ぶと良いです。

半ズボンという手もありますが、足元の木の根や笹の葉などで素足に怪我をすることが考えられるので、タイツを併用するなどの対処も必要になるのでおすすめはしません。

生地が丈夫なものを選ぶ

登山では足元にある様々なものにズボンを引っ掛ける可能性があります。引っかけやすい部分が補強されている丈夫なものを選ぶと良いです。

ズボンの選び方について、次の記事でもっと詳しく説明しています。

登山用の靴下

登山用に使う靴下もとても重要です。特に速乾性の無いものを使ってしまうと足にマメを作る原因となってしまいます。信頼できるメーカーの靴下を使うのが良いです。

おすすめの登山用靴下について、次の記事で詳しく紹介しています。

おすすめの小物

引用:Pixabay

最後に、あったら便利なウェア関係の小物の紹介です。必須というものではありませんが、持っていくと利便性、安全性が上がります。

ツバのついた帽子

登山は強い日差しを浴びる場合もあるので、ツバのついた帽子を持参すると良いです。

手ぬぐいやバンダナを頭に巻いて使ってもということでも十分代用可能です。

帽子の選び方について、次の記事でもっと詳しく説明しています。

手袋

軍手でも良いですが、滑り止め付きの手袋を持参すると良いでしょう。登山では、ガレ場で滑って地面手をついたり、岩を掴んでよじ登ったりということもあるので、手袋を着用して保護すると安全です。

手袋に関する詳しい説明は、次の記事をお読みください。

ネックゲイター

冬山は冷えます。皮膚と血管が近い首の裏側を温めると体全体が暖かく感じます。

首元の防寒のためにネックゲイターを持っていくと寒い時期も安心です。

詳しい説明は、次の記事をお読みください。

まとめ

  • 登山ウェアのトップスはレイヤリングする前提で選ぶ
  • ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターと用途に合わせた素材のウェアを選ぶ
  • 登山ウェアのボトムスは動きやくす、丈夫な作りのものを選ぶ
  • 帽子や手袋なども持っていくと役に立つ

登山用のウェアは、タウン用の衣類に比べて高価ですが、その分高性能で、登山を助けてくれます。少しずつで良いので、登山用のウェアを増やしていって、自分にあったコーティネイトを作っていくのも楽しいと思います。今回の記事が参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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