登山に持っていくネックゲイターの間違えない選び方の3つのポイント

こんにちは、しょういちです。

20年間、奥多摩や丹沢、秩父といった関東圏内の山々にほぼ毎週入って単独登山を楽しんでいるボッチノボラーです。

ネックゲイターってありますよね。

首回りの防寒具としてマフラーよりも脱着がしやすくて、冬の登山に持っていくととても助かるアイテムです。

今回は、ネックゲイターの選び方を3つのポイントにまとめて説明します。

目次

登山に持っていくネックゲイターの間違えない選び方の3つのポイント

https://www.instagram.com/p/BqzSqfugWDH/

登山に持っていくネックゲイターは、次の3つのポイントから選ぶと間違いないです。

登山に持っていくネックゲイターの間違えない選び方の3つのポイント
  • 用途で選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 脱着方法で選ぶ

用途で選ぶ

まずは用途で選びます。

ネックゲイターは防寒という用途以外に、日焼け対策という用途にも使えます。前者の場合は保温性の高いものを、後者の場合は速乾性の高いものやUVカット機能を持ったものを選ぶと良いです。

素材で選ぶ

次は素材です。

ネックゲイターは大きくウール、フリース、化繊の3つのタイプの素材でできてます。冬用にはウールかフリースのものを、夏用には化繊のものを選ぶと良いです。それぞれの特徴は次のとおりです。

ウール

ウールを使ったネックゲイターは湿気を吸収して発熱する効果があり、保温性が高いので冬場での利用に適しています。

難点としては天然素材のため首元が多少チクチクすることが挙げられます。

ただこれも、メリノウールを用いたものを選べば軽減できるので、それほど問題視することは無いです。

メリノウールは、メリノ種という羊の毛でオーストラリアやニュージーランドが産地です。通常のウールよりも繊維が細かいので肌触りがよく、また高い免疫機能を持っているので防臭性も高いのが特徴です。

難点としては、繊維が細かいので毛玉ができやすい、天然素材なので虫食いに注意が必要といった点です。

フリース

フリースは、起毛加工された化学繊維製の素材です。

保温性があり、起毛加工されていることで化繊にしては肌触りが良いのが特徴で、ウールと同じく冬場での利用に適しています。

難点は、起毛加工されてモコモコしているものが多く、収納にかさ張る点や風をそのまま通すので風の冷たい場所での使用には適していない点です。

化繊

化繊製のネックゲイターは、保温性、速乾性、UVカットなどアイテムごとに様々な機能を持っています。

保温性重視のものは冬用に、速乾性重視のものやUVカット機能を持ったものは夏場の日焼け対策に向いています。

脱着方法で選ぶ

ほとんどのネックゲイターは上から被るタイプですが、ジッパーやボタンを使って脱着しやすいタイプのネックゲイターもあります。

これらは帽子を被ったままで脱着できたり、暑すぎるときにはジッパーを少し下げたりボタンを外したりといった温度調整がやり易いのが特徴です。

難点としては、パーツが増えるので重くなったり収納時に小さくたたみづらかったりという点が挙げられます。

しょういち
しょういち

わたしの場合、ネックゲイターは冬山での休憩や登山口までの移動のとき用に持っていくので、なるべく軽くなるよう上から被るタイプを持っていくようにしてます。

登山用ネックゲイターとネックウォーマーの違い

https://www.instagram.com/p/BpwE0g3ngz8/

首回りに着けるアイテムにはネックゲイターとネックウォーマーがありますが、何か違いがあるのでしょうか。

一般的には、ネックウォーマーは首元の保温性を保つ冬場に使うもの、ネックゲイターは保温性だけでなく、速乾性やUVカットなど多機能で冬場に使うもの以外に、夏場にも使えるものがあるといった違いがあります。

しょういち
しょういち

ネックゲイターもネックウォーマーも、厳密に意味が区切られているものでも無いので、自分がしっくりくる呼び名を使えば良いと思います。

実際に使ってる登山用ネックゲイターの紹介

https://www.instagram.com/p/BoV4zYZhWRn/

最後に、わたしが実際に冬場で使っているネックゲイターの紹介です。

主に冬場の登山口までの移動用に使ってます。マフラーだとザックにしまったときにかさ張るし、他のものと絡み易いですが、ネックゲイターだと丸めてザックに突っ込んでおけるので重宝しています。

素材はフリース製で肌触りがよくて、生地が二重にしてあるので保温性も十分です。

上まであげておけば鼻や頬までガードしてくれるので、更に暖かく感じます。

ただ、口元をガードしたまま長時間付けていると口元が濡れてしまい、帰りに付けたときに乾ききれずに不快になることがあったので、中に薄手のマスクを付けてから着けるようにしてます。

値段は少し高めかなと思いますが、10年使うつもりで丁寧に使えばコスパはとても良いと判断してます。

ネックゲイター以外の登山ウェアについて次の記事にまとめてます。興味あったらお読みください。

まとめ

  • 登山に持っていくネックゲイターの選び方は、用途、素材、脱着方法から選ぶと良い
  • ネックゲイターとネックウォーマーの違いは機能性
  • 移動時の防寒用途ならパタゴニアのマイクロD・ゲイターがオススメですよ

皮膚と血管の距離の近い首の裏側を温めると体全体が暖かく感じるといいます。冬山登山には、首元を温めてくれるネックゲイターを持って、快適に過ごしてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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