山行の記録|伊豆半島最南端の石廊崎から中木経由で入間千畳敷まで歩いてみました

山行

伊豆半島最南端にある石廊崎は、太平洋の大海原を一望できる絶景地として有名です。

それ以外にも、伊豆七不思議の一つ「千石船の帆柱」のある石室神社いろうじんじゃや、最先端に建つ熊野神社、日本の灯台50選に選ばれている美しい造形の石廊崎灯台、観光船によるダイナミックな岬めぐりと見どころてんこ盛りで、非常に人気の高い観光スポットでもあります。

伊豆半島の各所を巡り始めた際、伊豆半島の先っちょ「石廊崎いろうざき」には絶対に行ってみようと思ったものの、里山歩きが楽しくて赴く機会を逸していましたが、ここ最近の南伊豆マイブームに乗って、今回初めて足を運んでみました。

また、入間千畳敷いるませんじょうじきまで遊歩道が伸びていて4時間ほど歩けば到着できることがわかったので、ついでに歩いて再訪してきました。

南伊豆というと海のイメージが強いですが、集落をつなぐように伸びる遊歩道を散策するのも意外に面白いものです。

少しでも興味ありましたら、是非、今回の記事を最後まで読んでいただき、参考にしてみてくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/7/8

天候:曇り

エリア:伊豆エリア

コース概要:

東海バス「石廊崎オーシャンパーク停留所」〜石廊崎〜中木〜入間〜入間千畳敷〜東海バス「入間停留所」

難易度:体力☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往)伊豆急行線「下田駅」から、東海バスで終点「石廊崎オーシャンパーク停留所」へ向かい、スタート

(帰)「入間停留所」から、東海バスで「下賀茂停留所」へ。そこから下田駅行きに乗り換えて終点「下田駅停留所」から帰路へ

概要

石廊崎(いろうざき)

石廊崎いろうざき」は、静岡県賀茂郡南伊豆町にある伊豆半島最南端の岬です。

太平洋に突き出た最突端から、北を除いた三方に向かって広大な太平洋への眺めを楽しめます。

天候に恵まれれば、伊豆七島や神子元島などを見渡すことができ、且つ、タイミングが合えば赤青黄緑4色に塗られた楽しい見た目の遊覧船が眼下をのんびり通過していく様子も観察できます。

その他、最突端には縁結びに御利益があると言われている「熊野神社」に、岩の中にめり込んだように建っている「石室神社」、白亜の塔よろしく岬の高台に建つ「石廊崎灯台」と見所満載で、しっかりみてまわれば1時間はかかるだろう観光スポットとなっています。

岬の玄関口「石廊崎オーシャンパーク」には、伊豆半島ジオガイド協会認定のガイドさんが詰めており、当日受付OKでガイドしてくれるようです。

ガイド同伴でないと入ることのできない特別コースもあるらしいので、お時間に余裕があれば頼んでみるのも面白いかもしれませんね。

関連リンク

南伊豆町営施設「石廊崎オーシャンパーク」公式HPのURLを載せておきます。詳しくは、こちらを合わせてご確認ください。

中木(なかぎ)

中木なかぎ」は、静岡県賀茂郡南伊豆町入間にある漁村です。

陸路では到達できない、絶景スポット「ヒリゾ浜」へ向かう渡し船が出る港で、かなり賑やかな雰囲気の村落となっていました。

港を囲む海岸は、マグマが冷え固まってできた柱状節理ちゅうじょうせつりという六角柱のヒビが入った岩壁が続いており、こちらも魅力的な観光スポットとなっています。

なお、西側の防波堤の先にあるトガイ浜や海食洞かいしょくどうへ向かうための遊歩道は、落石多数のため通行禁止となっておりました。

もし、再開することがあるようなら訪れてみたいものです。

関連リンク

伊豆半島ジオパーク公式HPの中木のみどころページへのURLを載せておきます。詳しくは、こちらを合わせてご覧ください。

入間千畳敷(いるませんじょうじき)

入間千畳敷いるませんじょうじき」は、静岡県加茂郡南伊豆町入間にある、火山灰と軽石により作られた断層が特徴的な石畳の広場です。

畳が千畳敷けるというネーミングも納得の広大な石のテラスで、サッカーコートひとつならすっぽりとおさまってしまうくらいの広さがあります。

そして、最奥まで進むことで、大迫力の三ツ石岬の断崖絶壁を目の前に見上げることができます。

なお、海側の先端部分は高さが低くく、悪天候の際は高波に飲まれる恐れがあります。

山の時と同じく、天候不順の際は潔く引き返すという判断が必要になるかもしれません。

くれぐれも無理の無いようご注意ください。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 13553 m
最高点の標高: 160 m
最低点の標高: -6 m
累積標高(上り): 1106 m
累積標高(下り): -1143 m
総所要時間: 06:32:38
Download file: climbing-record-20230708.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。

展望の楽しめたポイント
  • 石廊崎
  • 中木港
  • 入間千畳敷
石廊崎

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「石廊崎」です。

北を除いた、東西南と太平洋が広がり、東西の両岸には南伊豆特有の急峻で複雑に入り組んだ海岸線を覗き見ることができます。

正面にあたる南には、伊豆七島が見えるようでしたが、お天気に恵まれずこの日は雲に覆われて、大海だけが広がっていました。

手前にある「石廊崎灯台」足下からも類似する展望を望めますが、海面への近さが違いますので、是非、最突端まで降りてみることをお勧めします。

ギャラリー

石廊崎の最突端です。ぎゅうぎゅうにつめれば10名ぐらいは入れそう。
振り返ると、岩に飲み込まれそうな「石室神社」がみえます。右奥には、観光船の船着場があるので、時々出入りする観光船を眺めることもできます。
正面の展望図によると、こんな感じにみえるみたい。
うん、まあ、伊豆七島は次回のお楽しみにします。
東面には、蓑掛岩の奇岩たちが見えました。
西面は、侵食激しい海岸線を見下ろせます。オーシャンパーク常駐のガイドと一緒なら、こっちの海岸線まで出て来れるのだとか。
高台に建つ「石廊崎灯台」です。常時閉鎖されていて登ることはできないみたい。
その代わりに足元が展望台になっていました。いいタイミングに観光船が出発していきました。
最突端に比べると、開放感は限定的ですが、高さがあるので見通せる範囲は広いです。どっちも足を運んで比較してみると楽しいですよ。

Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。

中木港

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「中木港」です。

ヒリゾ浜への渡し船の出る港として賑わってますが、西岸の岩壁に広がる巨大な柱状節理の縦縞模様もとても見どころのあるポイントとなっています。

残念ながら、トガイ浜まで続く遊歩道は閉鎖されてしまっていますが、港内の桟橋から柱状節理の岩壁を至近に見上げることができます。

ヒリゾ浜へと向かう渡し船と一緒にのんびりと眺めて過ごすのも悪く無いですよ。

ギャラリー

中木港は、大人気の海水浴場「ヒリゾ浜」への渡船が出る港なので、訪れる観光客が後を絶たない雰囲気です。
そんな中木港の見どころは、対岸岩壁に刻まれた柱状節理の縦縞模様。かなりくっきりと刻まれていて絵になる感じです。
10倍ズームにしてみました。人がいると大きさの比較になっていいのですが、足元の赤いパネルが高さ1mから1.2mぐらいと思ってください。結構な大きさありますよね。

Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。

入間千畳敷

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「入間千畳敷」です。

以前に訪れたときには、入り口を少し歩いた程度で引き上げてしまいましたが、今回は、奥まで進んでみました。

大岩の裏を回り込むように進むと、更に広いテラスに進むことができ、至近に聳える三ツ石岬の岩壁を眺めることができました。

白い地層を割って噴き上がったマグマの痕跡「岩脈」も見上げることができ地球の不思議を体験できるポイントです。

海が荒れ気味だったので、海面に突き出た低地には降りることはしませんでしたが、十分に迫力ある景観を楽しむことできました。

入間港から徒歩で1時間で到達できますので、近くまで来る機会あったら是非、立ち寄ってみてくださいね。

以前、入り口まで立ち寄った時のお話しは、以下の記事に書いてあります。一緒に読んでいってみてくださいね。

ギャラリー

入間千畳敷です。名前の通り畳千畳の広さがあるのかは定かではありませんが、かなり広い岩盤が広がっています。
ここも人が立っていると良い比較になるのですが、んー、これはもう、実際に来て観てもらった方がいいかも。かなりの広さがあるんですよ。
奥に向かうと、更に広いです。ところどころに空いている四角い穴は、過去に石を切り出したときの跡なんだとか。
西の端っこまで進むと、三ツ石岬のバームクーヘンみたいな地層を眺めることができます。
見上げると、ところどころに地層を割るように縦に伸びる黒い岩がみえます。岩脈と言われるやつで、マグマが上昇していった跡なんだそうです。
海に向かって眺めると、一段下がった岩盤が更に伸びていて、降りることが可能だったのですが
なんか、波に攫われそうだったのでやめておきました。

Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。

強いて挙げれば、車道を進む区間が数ヶ所あるので、その際、行き来する車に注意する程度となります。

注意した方が良さそうな区間
  • 特に無し

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候曇り
  • 気温:28〜30℃
  • 活動場所:標高0〜160m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

停滞時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:薄手の手袋

今回は、スタートからゴールまで半袖Tシャツで活動しました。

この日は曇り空で、風も強かったので、30℃の高温多湿な環境でも熱中症に陥ることもなく歩けました。

寧ろ、都内の方が蒸し暑く、どちらが南国なんだろうと感じてしまう一日でした。

梅雨明け前からこの暑さだと、今年の夏も都内は40℃近くの極暑になるかもしれませんね。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

出立時の気温は28℃ぐらい。ザック背負っていると、立っているだけで汗がポタポタしてきます。
昼過ぎの遊歩道無いでの気温。あんまり変わらないですが、潮風が強い分涼しく感じました。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、東海バス「石廊崎オーシャンパーク停留所」からのスタートとしましたので、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。

  • 「東京駅」から、JR東海道線沼津行きに乗り込み、「熱海駅」へ
  • 「熱海駅」から、JR伊東線伊東行きに乗り込み、終点の「伊東駅」へ
  • 「伊東駅」から、伊豆急行下田行きに乗り込み、終点の「下田駅」へ
  • さらに「下田駅停留所」から、東海バス石廊崎オーシャンパーク行きに乗り込み、終点の「石廊崎オーシャンパーク停留所」へ

烏帽子山のある「雲見浜」、南伊豆歩道の西側の起点「妻良」あたりまでは、「修善寺駅」から西伊豆経由で向かった方が乗り換えがスムーズですが、「石廊崎」ならば「下田駅」から直接路線バスが出ているので、素直に「下田駅」から向かった方がスムーズです。

また、複数のスポットを路線バスで巡らないようなら、フリー切符の類はむしろ割高になります。

通常料金で乗り込むほうが良いでしょう。

そして、JR伊東線はJR東日本の管轄です。

加えて、伊豆急行線はSuicaの乗り入れに対応してくれているので、東京駅から下田駅はSuica一枚で乗り降り可能となっています。

三島駅以西の駅のように有人改札しか出られないわけでは無いので、安心して自動改札をお通りください。

おトイレは、各駅およびスタート地点となる石廊崎オーシャンパーク内にもありますので、必要な時に必要な場所でお借りすると良いでしょう。

ギャラリー

「東京駅」から、JR東海道線沼津行き始発に乗っていきます。
今回は「熱海駅」で乗り換えになるので、後ろよりの車両に乗っておきます。
この日は、電車遅延の影響で「国府津こうず駅」で、乗り継ぎ調整をしていました。せっかくなので、外に出て一枚。
「熱海駅」到着です。階段を下って1番ホームのJR伊東線に向かいます。
はじめて気がついたのですが、階段の上からおっちゃんが見下ろしてました。こいつなんなん。
一番のりばの奥におトイレがありますが、電車で座って行きたいならば、まずは席確保してからが良いかと思います。車内にもおトイレありますしね。
終点「伊東駅」で、伊豆急行線に乗り換える場合は、前より車両に乗っておくと乗り換えがスムーズです。
「伊東駅」でお乗り換え。ホームのお隣に停まっているので、乗り換えは楽ちんです。ただ、座席争いは熾烈なのでご注意ください。
海を眺めながら終点「下田駅」まで向かいます。本当は、このあたりで伊豆大島がみえるんですけど、曇っててみえませんでした。
「下田駅」に到着です。終着駅だからか、かなり広いスペースなホームでした。
おトイレは、改札出て右を向くとすぐにあります。ちょっと古い感じかも。
ようこそ下田市へ。ありがとうございます。
「石廊崎オーシャンパーク」行きは4番のりばになります。
構外に出て左へ進みます。
黒船のミニチュアが飾ってありました。カイコクシテクダサイヨー。
黄色い屋根の待合所を通過して4番のりばへ進みます。
停泊していた、可愛い系の路線バスに乗り込みます。
車窓から海を眺めながら30分で
終点「石廊崎オーシャンパーク停留所」に到着です。おトイレは「石廊崎オーシャンパーク」内にあるので、そちらで、身支度も合わせて済ませると良いですよ。

東海バス「石廊崎オーシャンパーク停留所」〜石廊崎

「石廊崎」の突端部に向かう遊歩道は、「石廊崎オーシャンパーク」のすぐ脇から伸びています。

ウッドデッキを奥へ進むと、石廊崎特別地域気象観測所、石室神社の鳥居がそれぞれ見えてきます。

さらに進んでいくと、前方の視界が開けて灯台のイメージそのものといった景観の「石廊崎灯台」に到着します。

ここの灯台は、常時閉鎖状態のようで足元をぐるっと回る感じに海を眺めることができるようになっていました。

そして、追加で5分ほど岬の突端に向かって降ることで「石室神社」の前まで降りることができ、そこから最突端にある「熊野神社」へ到着することができます。

人気の観光地ということで、非常に整備された道ではありますが、手すりから落ちたら無事では済まない場所ですので、手すりを乗り越えたり、手すりに体を委ねたりはやめておいた方が良いでしょう。

それと、「石室神社」の本堂は撮影が禁止されているようです。

伊豆七不思議の一つ「千石船の帆柱」を覗き込む足元のガラス窓や、石にのめり込むように建つ神社全体は好きに撮影して良いようなので、記念撮影の際はご注意くださいね。

ギャラリー

「石廊崎」の突端へ向かう入り口は、「石廊崎オーシャンパーク」の向かって左側になります。
こんな案内地図や
こんな説明文が掲載されているあたりです。
それでは「石廊崎」突端部へ進んでいきます。まずは、ウッドデッキ風のテラスを直進です。
赤い鋪道を通過すると
高いアンテナが見えてきたところで
何のお花かわかりませんが、白いのがいっぱい咲いてました。
先ほど見えた高いアンテナは、気象観測所だったようです。
いつの間にか石畳の石に変わりました。
さすが南国です。まだ紫陽花が咲いていました。
石畳の道を歩いていくと「石室神社いろうじんじゃ」の狛犬と鳥居がありました。それぞれご挨拶してから通過します。
このあたりから降り坂になります。
どんどん進むと、白い灯台に太平洋が見えてきました。いい眺めです。
ここから分岐があって、左に登ると「石廊崎灯台」、右に降ると「石室神社」へ向かうことができます。
まずは近い方「石廊崎灯台」から回って行きましょう。そういえば、ここだけ石廊「埼」なんですね。ちょっと気になりました。
門を潜って正面まで進みます。
入り口は閉鎖されているので、案内に合わせて時計回りに進んでいきます。
階段を登って
石の椅子を通過すると
注意事項が書かれた手摺りの先に「蓑掛岩」の岩たちがみえてきました。
丁度良い塩梅に観光船も進んでいきます。
おしどりをモチーフにしているんでしたっけ。なかなかカラフルなお船で目立ちます。海路からも一度アプローチしてみたいところです。
カメラを引いてみるとこんな感じです。海に侵食された荒々しい海岸線が広がっています。
正面は、大海原といった景観です。普通に絶景です。
その足元にはオレンジの百合でしょうか。鮮やかなお花が咲いていました。
西海岸に目を向けると、こちらも入り組んだ複雑な海岸線を見下ろすことができました。
一回りしたので、一旦、入り口まで戻って
最突端にある石室神社へと向かいます。
つるつるに整備された石畳を下っていくと
海への展望が開けて
最突端部分が見えてきました。
岩壁に造られた階段を降ると、まず、石室神社の社務所が見えてきます。というか、これ岩にめり込んでますよね。どうやって建てたんだろうか。
社務所前を回れ右して先っちょへ。
途中の蛇口は手水舎ちょうずやなのかな
降りてきた階段を見上げると、ごっそりと何かに削られたような岩壁がそそり立っていました。噴出した熱いマグマが冷たい海水に触れたことで粉々に砕けることでできた地形で、水冷破砕溶岩というらしいです。字面からワンパンマンを思い出しました。あれは、流水岩砕拳でしたっけね。
これはどっち周りが正解なんでしょう。ひとまず、時計回りに進んでみます。
ラスト階段を登ると
伊豆半島の最南端に到着です。
先っちょに建つ「熊野神社」も、岩に飲み込まれたようです。本当どうやって作ったのか不思議ですね。
伊豆七島の展望図が設置されていました。
再訪した時は、全部見ることができますように。
海面を見下ろすと、渦巻く海面がみえます。なかなか激しい感じです。
「熊野神社」越しに蓑掛岩を眺めます。
「熊野神社」に覆い被さっている溶岩です。これも、水冷破砕溶岩というやつでしょう。
溶岩らしいボツボツした岩肌です。
最突端はここまでにして「石室神社」へご挨拶です。
宮司さんにお聞きしたところ、本殿以外の場所なら撮影可能とのこと。お言葉に甘えて少しだけ撮らせていただきました。この先が本殿になってまして
足元にガラス張りになっている一角がありました。みえている木材は、「石廊崎権現の帆柱」と呼ばれているもので、伊豆の七不思議の一つに数えられているんだそうです。
窓のすぐ目の前には海が広がっています。いい眺めですが、住むにはちょっと不便ですね。
掲載されていた由来。読み応えありすぎです。
社務所では、お守りに御朱印、おみくじがいただけます。おみやげにいいかもしれませんね。

石廊崎〜中木

林家夫妻よろしく「石廊崎」で30分近く写真パシャパシャした後は、中木港まで続く遊歩道「長津呂歩道ながつろほどう」に入っていきます。

「石廊崎オーシャンパーク」まで戻り、そのまま西伊豆方面に向かって車道を進みます。

途中、石廊崎ジャングルパークの廃墟地を通過するので、廃墟好きならしばし滞在していくと心躍る何かに出会えるかもしれません。

通過していく車両に注意を向けつつ進んでいくと「長津呂歩道」の入り口が見えてきます。

ここから山道に入っていくことになります。

草刈りが入った直後だったのか、ほぼ雑草は無く明瞭な道となっていました。

東家のある展望台を通過してしばらく進むと「中木の方角石跡」という説明文が立っている場所に到着します。

ここから、降り坂に転じて降りていくことになりますが、湿って滑りやすい道となっていますので転ばないようにご注意ください。

石碑のたくさん建つ区間を通過していくと、車道に降りることになります。

このポイント、意外と海への眺めが素敵なので余裕があったら眺めていってください。

車道を中木方向に進むとすぐに、対面の山道への入り口があります。

見落とすことなくそちらへ進むと、途中にダンジョンの入り口風な人工の洞窟の前に飛び出ます。

伊豆石の石丁場跡のようですが、入り口の段差が高く降りて確認することはできませんでした。

その後、降り坂を10分ほど降っていくと漁村が見えてきて「中木」の漁村に到着です。

小さな港ですが、柱状節理のダイナミックな景観が楽しめる場所です。

しばし休憩しつつ、港からの眺めをお楽しみください。

関連リンク

南伊豆町公式HPに「長津呂歩道」のコースマップが掲載されています。プランニングの際、参考にすると良いかと思います。

https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2023022800012/file_contents/2020_3_nagatsuro.pdf

ギャラリー

階段を登って「石廊崎オーシャンパーク」に戻ります。
ふと、階段から振り返ると、すごいところで釣りをしている人々がいました。船でいったのかな。
石畳をささっと帰ります。
「石廊崎オーシャンパーク」まで戻ってきました。寄り道しようかとおもったのですが、丁度、観光バスが到着したようだったので、邪魔にならぬように素通りします。
ガイドは即日でもOKみたいですね。次は頼んでみようかな。
ここから、次の目的「中木」へ向かいます。駐車場の端っこを進むと
遊覧船のりばへの入り口が見えてきますが、そのまま車道を進みます。
対向車両に注意しつつ進んでいくと
朽ちた廃屋たちがみえてきました。
石廊崎ジャングルパークという観光パークの跡地なんだそうです。2003年に廃業してそのまま荒れ放題になっているんだとか。
どんどん進んでいくと
石廊崎おー遮音パークの門があって
西伊豆と下田の分岐地点に到着です。ここを左に進みます。
分岐地点にはバス停がありました。ここで降りるくらいなら終点の「石廊崎オーシャンパーク停留所」まで行って方が良さそうです。ジャングルパークがあったころの名残でしょうか。
これもジャングルパークの廃墟かな。
白いお花や
南国風植物を眺めながら進みます。
振り返ると、石廊崎の気象観測所のアンテナが遠くに見えました。
しばらく車道を進むと、向かって右側に長津呂歩道の入り口がみえてきます。
ここから山道に入って行きます。
綺麗に刈られた芝生道を進んでいくと
謎の白いタンクがあり
山道に変わって行きます。
20分ほど進むと休憩所がありました。
お天気が良いと結構いい感じの眺めかもしれません。
高台の道を進んでいくと
石仏にお社が見えてきて
方角石跡を示す案内板がたっていました。方角石はすでに取り除かれて郷土館にて保管されているそうです。
この辺りから降りに転じて行きます。
ゴロゴロと滑りやすい道を降ります。
徐々に森の中に入っていくと
石仏といったらいいのでしょうか。石像がいっぱいの区間に入ってきました。
こんなふうに倒れているのや
壁に埋まっている石像が散見される中を降ります。多分、ここを上にいくと供養塔があったんだろうなあ。惜しいことをしました。
石組みされた坂道を降ると
時々、こんな感じの石切場跡地がありました。
その後、涸れた沢のような斜面を降り
ジャングルっぽい森の中を通過していくと
いきなり車道が見えてきて
一旦、車道におります。
中木港に向かう漁船を眺めて一息入れます。
車道に出たら、ぐるっとUターンすると
お地蔵様がいらっしゃるのでお辞儀してから横切ります。
道標の裏側が見えてきたら、分岐路へ入ります。
正面はこんな感じです。
分岐路に入ってすぐに民家への道があります。こっちの方が太い道なので間違えて入り込まないように。
少し勾配のある坂道を降りていくと
中木の港が見えてきました。
山道が石階段に変わったあたりで
石切場跡が口を開けていました。
段差が深く、降りるのは辞めてしまったので、奥がどうなっているかはわかりませんでした。ちょっとドキドキですね。
カマドみたいな小穴を通過して降っていくと
漁村が見えてきて
村落に到着です。
中心地へと向かって歩きます。
中木のバス点がありました。エスケープするときは、このバス停を使うのが良いのかな。
ここからはヒリゾ浜への渡し船が出航するので、海水浴客がいっぱいでした。
奥の青いテントが渡し船のチケット売り場のようです。今回はヒリゾ浜へは行かないのでスルーです。
海岸線を横目に北上していくと
柱状節理の穴ボコがあるトガリ浜への遊歩道があったのですが、落石多発で閉鎖されてしまいました。
しっかり南京錠が掛かってて、陸地から向かうのは絶望的です。残念すぎる。
仕方ないので、手前の堤防から眺めることで我慢します。
すごくそそられる道なんですけど、いつか復活してくれますように。
沖へ目をやると、大根島おおねじまが遠くに見えていました。あの対岸にヒリゾ浜があるんですよね。ちょっと楽しそうかも。
車道に戻って、南伊豆歩道の入り口へと向かいます。
こっちがわにもバス停がありますね。中木はバスにも恵まれてそうです。
カーブする車道を進んで、途中の小橋を渡ります。
南伊豆歩道の入り口、宝永軒寺院が見えてきたので、そちらへ入っていきます。

中木〜入間

「中木」からは、「南伊豆歩道」を辿って「入間」へと向かっていきます。

お寺様の墓地が入り口になっているので、入り込むのに少し躊躇しますが、道標がいっぱい立っているので間違うことは無いでしょう。

まずは、お墓の中の急坂を登り、さらに山道に出てからも急坂を登ります。

20分ほど登っていくと石灯籠が立っている高台に到着し、そこからは穏やかな稜線といった山道を進んでいくことになります。

念仏洞と呼ばれる石室を通過して、細かなアップダウンをクリアしていくと、木々の間から海への眺望を楽しめる区間に入ります。

30分ほど進んでいくと石仏の立つポイントに到着し、そこから石がゴロゴロしている降り坂になっていきます。

この降り坂も、結構足を取られやすいので転ばないように注意が必要です。

しばらく降っていくと、「入間」の漁村が見えてきて入間港に到着です。

海水浴シーズンはもう少し先だからか、「中木」と比べると観光客が皆無の閑散とした海岸ですが、その分、のんびりと海を眺めるのには適しているかもしれません。

とても綺麗な公共トイレとバスの待合所があるので、ちょっと疲れたという時には一休み入れるのも良いかもしれません。

関連リンク

南伊豆町公式HPに「南伊豆歩道(中木ー入間)」のコースマップが掲載されています。プランニングの際、参考にすると良いかと思います。

https://www.town.minamiizu.shizuoka.jp/docs/2023022800029/file_contents/2020_4_nakagiiruma.pdf

ギャラリー

宝永軒寺院への階段をのぼります。
墓地へ向かう坂道を登っていくと
南伊豆歩道の道標が出ているので安心して進んでください。
魚眼レンズっぽい眺めですが、リアルに急カーブしている車道なのが面白いですね。
ガチの墓地を通過します。
なんか、墓地を通過する時って、他人様のお家ってイメージがあるので、妙にペコペコしちゃうんですよね。
失礼しまーす。と言いまくって墓地を通過すると、ここから普通の山道になります。ちょっとホッとしたところで
磯カニが歩いていました。
ここから、ググッと標高を上げていきます。
岩場もどきを登って
階段も登っちゃいます。
手すり付きの急坂をパスすると
なぜか石灯籠がありました。
ここから石廊崎への眺めが良いようなのですが
木々が生い茂ってしまってよくわかりませんでした。これは冬場にリトライですかね。
ここからは稜線ぽい平坦な道を進みます。
しばらく進むと、石窟せっくつというのでしょうか人工の洞窟がありました。
念仏洞だそうです。
入り口の石仏に会釈してから覗いてみます。
道祖神ぽいですね。一対の石仏が安置されていました。昔は航海の無事を祈る場所だったようです。わたしの場合は航海では無いので、お散歩の無事を祈っておきましょうか。
石窟の隣を伸びる山道を進みます。
階段を登って
向かい合うベンチのど真ん中を通過
更に標高を上げていきます。
このあたりの道はなだらかで歩きやすいのでスピードでちゃうかもです。
樹林帯をモリモリ進んでいくと
前方が明るくなってきて
展望の開けた場所にでました。ベンチもあるので一息入れるには良い場所です。
眺めはこんな感じです。ガスでぼんやりですが、入間港の北岸を見通すことができます。
アップにしてみるとこんな感じでした。入間千畳敷、荒れてそうです。
反対側は、名もなき島の先に水平線が広がってます。
ベンチを過ぎると、降りに転じます。
階段を降りて
木々の隙間から見える入間の入江を軽く眺めます。
橋を渡って
ベンチを通過すると
三叉路に到着です。
分岐を進むと、こんな石仏がありました。
本道に戻って、引き続き坂を降ります。
ゴロゴロした道を降っていくと
石垣があり
更に降っていくと、火山岩の点在する道となっていきます。
しばらく降っていくと、ようやく集落が見えてきました。
林道に降りて
入間方面へと歩きます。
ブロックの壁を横目に進むと
小さな案内図が立っているので、現在地を確認しておきます。
車道方面へと進みます。
畑の間を進み
車道を左折していくと
駐車場がみえてきて
入間停留所に到着しました。
まだまだ最終バスには余裕があるので、入間千畳敷によってくことにします。

入間〜入間千畳敷

「入間」からは、港を回り込んで「入間千畳敷」へと向かいます。

漁船置き場というのでしょうか。陸に上がった船の並ぶ場所を通過して「南伊豆歩道」の案内板のあるところから山道に入ります。

この道も草刈り直後のようで、とても歩きやすく進むことができましたが、途中に鉄製の手すりが設置されている泥濘状の急坂区間がありましたので、通過の際はご注意ください。

30分ほど登り坂と格闘していくと、林道に合流します。

そのまま、10分ほど進むと林道の終点が見てきて「入間千畳敷」と「吉田」の分岐地点に到着です。

ここから、海岸線に降って九十九坂を降りることで「入間千畳敷」に降り立つことができます。

入り口から見える石畳はとても広く見えますが、奥に進むと更に広い空間が広がっていますので、是非、奥まで足を運んでください。

三ツ石岬の迫力ある岩壁を目の前にしつつ、広大な太平洋を眺めることができ、とても気分がアガることでしょう。

ギャラリー

入間港を眺めつつ、横切っていきます。
ここの砂浜はいつもガラガラですが、海水浴シーズンになったら変わるんでしょう。
駐車場を進むと
案内板が出ていました。入間千畳敷まで、片道でおおむね30分のようです。
釣船屋さんを通過して
漁港方面へ向かいます。
魚の供養碑があって
岩場の下を進みます。
漁港に到着すると、漁船がいっぱい引き上げられていました。
対岸を眺めると
気になる穴ボコがあいてます。この高さだと船で入ることはできないサイズかな。
漁港を後に、道なりに進むと、南伊豆歩道入り口を示す案内板が立っていました。
伊豆は熊は出ないといわれてますが、猪は普通にいるんですよね。気をつけないと。
階段を登っていきます。
坂道を登り切ると
少しだけ海が見えてきました。
茅の中を進みます。
茅のすきまから中木方面の眺めが少しだけみえました。
滑りやすい粘土上の急坂が現れたので
手すりを補助に登ります。
更に登ると
少しだけ入間千畳敷がみえてきました。
天候良く無いからか、誰もいないみたいですね。
もう一段、上がると
パッと展望が開けました。
ぼんやりですが、水平線を見通せて気持ち良いです。
入間千畳敷の先っちょも少し見えてました。
更に登ると
林道と合流です。
遅咲きの紫陽花の中を進みます。
行き止まりまで進むと
入間千畳敷の入り口にあたる案内が出ていました。ここを左に入ります。
しばらく、紫陽花と茅の中を進むと
海岸線に降りる階段となり
露出した火山岩の中を進んでいくと
入間千畳敷に到着しました。
以前に訪れたときは、奥まで進まなかったので、今回は奥まで進んでみます。
大きな岩の後ろを巻いていきます。
こんな隙間を通過すると
反対側に出て
広い空間に出てくることができました。
石を切り出した跡に足を取られないよう散策します。
三ツ石岬の露出した岩場を眼前に見れるのは迫力あります。
でっかい岩場を眺めながら、一息入れます。

入間千畳敷〜東海バス「入間停留所」

「入間千畳敷」でアゲアゲなひと時を楽しんだら入間港まで戻ります。

急坂の九十九坂を登り、林道を進んだら、道標に沿って「入間」への山道に入ります。

ちなみに、そのまま林道を進んでも到着できますが、時間的には倍ほどかかります。

悪天候で、海際を進むのに危険を感じる状況でも無い限り、山道側を進んだ方が良いでしょう。

「入間停留所」に到着したら、潮風を感じつつ今日一日歩いてきた道程を思い浮かべて、路線バスをお待ちください。

ギャラリー

バスの時間ギリギリまで滞在したら、先ほどの岩の間を戻ります。
九十九折の坂へと向かいます。
この辺りの海岸線は波が立って真っ白になっていました。
入間千畳敷入り口までもどってきたので、林道を進みます。
しばしの登り坂をパスして
山道に入ります。
中木方面を眺めながら、どんどん降りていきます。
滑りやすい急坂を降りて
茅の中を進みます。
若干のアップダウンをこなして15分ほど歩くと
南伊豆歩道入り口が見えてきて
入間の港に到着しました。
ちょっとだけ堤防の上に出てみます。
結構な波が立っていましたが、入江の中は静かなものです。
浜辺へと戻ってきました。
こんな貝殻が結構落ちてるので、童心に帰って探してみるのも見つけてみるのも面白いかもしれませんね。
バスの時間が近づいてきたので、バス停へと向かいます。
ちょっとだけおトイレに寄り道して
入間停留所に戻ってきました。
波音を聞きながらバスを待ちます。
ほどなくして、路線バスが入ってきたので乗り込みます。

おまけ

「入間」から「下田駅」へ向かうには、一度、「下賀茂停留所」で路線バスを乗り換える必要があります。

今回は、下賀茂でバスを待つ間に見つけた日帰りOKの温泉宿「石廊館」というところでお風呂をいただいてきました。

全くのノーマークで、時間帯も料金も全く知らないままフラッと入ってみたのですが、思いの外「当たり」の施設でした。

湯船は、内風呂、露天風呂の二種類でしたが、それぞれ源泉掛け流しに常に新鮮なお湯が注がれており、新鮮で清潔なお湯なことが見て取れます。

更に、露天風呂の内側は温泉成分がこびりついて赤茶色に変色しており、含有成分の濃さも申し分無い良湯でした。

アメニティも充実していて、ボディーソープやシャンプー、ドライヤーは当然のこと、歯ブラシやカミソリも無料で提供してくれていました。

料金は1,100円と少々お高めではありますが、温泉の質、設備の充実を考えると妥当なお値段かと思います。

最終受付は18時です。

南伊豆で遊んだ帰りに立ち寄ってみると幸せになれると思います。

ギャラリー

下賀茂停留所で、一旦下車します。次のバスまでかなり時間があるので、ここでお風呂に入っていくことにします。
役場の方向へと進みます。
南伊豆町役場を通過し
スーパーも通過
熱帯植物園を素通りすると
日帰りOKののぼりが目につきました。
ノーマークでしたが、「日詰停留所」が目の前で帰りやすいだろうとここでお風呂をいただくことにします。
高級旅館風の玄関を潜ると、フロントがあり、日帰りの温泉サービスをお聞きすると、丁寧に案内してもらえました。
1時間ほどゆっくりとお風呂に入って、目の前の「日詰停留所」よりバスに乗り込みます。
下田駅まで帰ってきたら、すっかり夜になっていました。
東京まで帰れる最終便の一つ前ので帰ることができました。お疲れ様でした。

まとめ

伊豆半島最南端「石廊崎」から「中木」「入間」と漁村を辿って「入間千畳敷」まで歩いた様子でした。

以前より行きたいと思っていた「石廊崎」は、たとえ天気に優れていなくてもとても楽しめるスポットでした。

「中木」「入間」へ通じるそれぞれの遊歩道も、草刈りがされて非常に歩きやすく、天候が良ければ、絶景の中を散策できただろうなと思わせてくれる良きルートでした。

今度は、観光船に乗って海からのアプローチも試してみたいなと思います。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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