南伊豆町の波勝崎といえば、2020年にクラウドファウンディングで復活した波勝崎モンキーベイが有名です。
南伊豆の散策を始めて、いろんなところで看板を見る機会があったので、興味本意で訪れてみました。
たまたまタイミングが良かったのか悪かったのか、波勝崎モンキーベイに向かう途中の道路の方が野生猿との遭遇率が高かったのですが、綺麗な海と野生猿の珍しい組み合わせを楽しむことができました。
その後は、ついでのウォーキングということで伊浜海岸経由で子浦日和山遊歩道を通過して子浦港まで歩いて帰ってきました。
石廊崎やタライ岬、爪木崎のように大海を望む絶景というシチュエーションとはなりませんが、火山岩剥き出しの荒々しい岸壁や岩礁を眺めるには良いウォーキングルートです。
興味深い野生猿や海への展望を楽しみつつお散歩できるルートに興味ありましたら、是非、今回の記事を最後まで読んでいただき、参考にしてみてくださいね。
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
日付:2023/8/19
天候:晴れ
エリア:伊豆エリア
コース概要:
東海バス「波勝崎口停留所」〜波勝崎モンキーベイ〜伊浜海岸〜落居口〜ひよみの灯跡〜三十三観音〜東海バス「子浦停留所」
難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆
交通機関:
(往)伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から、東海バスで「波勝崎口停留所」へ向かい、スタート
(帰)「子浦停留所」から、東海バスで終点「下田駅停留所」へ向かい、伊豆急行線「下田駅」から帰路へ
概要
波勝崎モンキーベイ(はがちざきもんきーべい)
「波勝崎モンキーベイ」は、静岡県南伊豆町にある野生猿の観光スポットです。
個体数300匹と言われる東日本最大級の野生猿の生息地にある動物園で、自然のままに放し飼いにされた猿たちを間近に観察できる、国内でも珍しい体験型観光スポットとして運営されています。
元々は「波勝崎苑」という動物園だったのですが、2019年9月に財政難により閉園してしまったことで、その後釜としてできたという誕生時から珍しい施設になっています。
「波勝崎苑」は野生猿による現地農作物への被害を抑えるため且つ、害獣として駆除されないようにするために、餌付けをすることで猿の生命を守っていた一面があり、その役割を引き継げる施設を作るため、河津町にある爬虫類体幹型動物園iZooを運営する有限会社レップジャパンが音頭を取って、クラウドファウンディングにより資金を集め、「波勝崎モンキーベイ」として2020年5月に再生スタートさせたようです。
実際に訪れてみた感じとしては、施設は真新しく綺麗で、その割には観光客が少なくて、ゆっくりのんびり猿の親子に癒されることができました。
反面、公共交通機関によるアクセスはすこぶる悪く、一番近いバス停「波勝崎口停留所」まで徒歩で1時間掛かる上に、車道にも野生の猿たちがたむろしているので、徒歩で通過するには少々度胸がいるといった注意点がありました。
ただ、視線さえ合わせなければ、興奮して襲ってくるようなことは無かったので、猿たちは気にせずに颯爽と通過してしまえば問題無いのかもしれません。
関連リンク
波勝崎モンキーベイの公式HPを載せておきます。入園料や開園時間などの最新情報はこちらからご確認ください。
子浦日和山遊歩道(こうらひよりやまゆうほどう)
「子浦日和山遊歩道」は、静岡県南伊豆町にある子浦漁港から落居口停留所までの間を歩く、全長約2kmの遊歩道です。
山の名前が入っていますが、山頂には通じておらず遊歩道通しての高低差も100m程度となっています。
歩行距離や高低差をみると気軽に散歩できそうな道に思えますが、海側に切れ落ちた急坂を通過したり、足元不安定な岩礁地帯を通過したりと、少々難易度は高めです。
できれば、グリップ力のある登山靴やトレッキングシューズで赴くことをお勧めします。
また、短い区間ながら多くのスポットに恵まれており、昔の灯台であるひよみの灯の跡地やころばし地蔵のある地蔵鼻、内陸に入り込んだ湾内を見下ろせる鏡鼻に、頭上を覆う岩壁の足元に並ぶ三十三観音と飽きのこない遊歩道となっています。
標準コースタイムは1時間程度ですが、プランニングする際は十分に余裕を持たせて、各所をじっくりと回れるようにしておくと良いかと思います。
関連リンク
南伊豆町の公式HPに「子浦日和山遊歩道」のルートマップがありましたので載せておきます。PDFファイルとしてダウンロード可能なので、訪れる際は印刷して持参していくと何かと重宝することでしょう。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
最高点の標高: 230 m
最低点の標高: 1 m
累積標高(上り): 1314 m
累積標高(下り): -1510 m
総所要時間: 06:56:42
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。
- 喚声台
- 波勝崎海岸
- ひよみの灯跡
喚声台(かんせいだい)
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「喚声台」です。
波勝崎口停留所から、波勝崎モンキーベイに至る道の途中にある展望台で、伊波海岸を見下ろす絶景を楽しめる場所になっています。
なお、面白い名前の由来は、現地の案内板に記載されています。
以下に引用します。
この地は伊波平造と言う地名である。然し、昭和41年3月吉日、東京芸術大学名誉教授故林武画伯が伊豆の風景画制作の為、適地探索に訪れ、現地にて開かれた海岸美の眺望に思わず喚声をあげたことにより生まれた名称です。
引用:現地掲載の案内板
現地には丸太の椅子が設置されていますので、しばし佇むにも適しています。
是非、立ち止まって喚声を上げてくださいね。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
波勝崎海岸(はがちざきかいがん)
今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「波勝崎海岸」です。
波勝崎モンキーベイの敷地内にあるため、入園料を支払わないとたどり着くことができませんが、素晴らしい海への眺望を楽しめる場所でもあり、熱水により黄白色に変色した岩石の間からコバルトブルーの水平線を眺めることができます。
周囲に戯れるお猿さんたちと一緒に、海への眺めも楽しんでみてくださいね。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
ひよみの灯跡
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「ひよみの灯跡」です。
日和山遊歩道の途中にある断崖絶壁上の草原で、妻良港を一望できる非常に気持ちの良い展望台となります。
一番の高台にはベンチが2基設置されており、港から出入りする漁船やカヤックで遊ぶ人々を眺めて過ごすには最適です。
落居口停留所側からであれば、アップダウンも少なく、20分も歩けば到着できるので、子浦や妻良に立ち寄った時には、是非、寄り道していってくださいね。
なお、読み方はわからなかったので宿題です。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。
強いて挙げれば、車道を進む区間が数ヶ所あるので、その際、行き来する車に注意する程度となります。
- 波勝崎モンキーパーク周辺
- ころばし地蔵付近
波勝崎モンキーパーク周辺
今回の山行ルート上の注意区間の一つ目は「波勝崎モンキーパーク周辺」です。
道のコンディションは悪く無いのですが、このエリアは野生猿が放し飼いにされており、かなり遭遇率が高い状況でした。
しかも、10匹単位の集団で車道にたむろしているので、通過しようとすると、一部の個体に接近する必要があります。
視線を長く合わせたり、カメラを長く向けていたりしなければ、まず襲ってくることはありませんが、やっぱり少し怖いものはあります。
また、野生の猪も出没するようで、よく周囲を確認しつつ進むようにしてくださいね。
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ころばし地蔵付近
今回の山行ルート上の注意区間の一つ目は「ころばし地蔵付近」です。
子浦日和山遊歩道上に存在する海に突き出た岩礁、地蔵鼻にあるころばし地蔵の周辺は、海抜が0mに近く、入江の外にあることから、海が荒れているときに訪れるのは危険を伴います。
また、海側が切れ落ちた細い道も多く、通過する際には足元に注意しつつ進む必要があります。
そして、岩礁地帯なために、足跡がはっきりとせず誤ったルートを進んでしまうリスクもありました。
実際に、今回の山行では、誤ったルートに入り込んでしまい、ころばし地蔵とは全く逆側にたどり着いてしまいました。
このため、訪れる前には、しっかりと予習してから向かうのが良いかと思います。
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今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
山行中のコンディション
- 天候:曇り
- 気温:30〜32℃
- 活動場所:標高0〜200m
行動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋、帽子
停滞時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋
公共機関移動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:薄手の手袋
今回は、スタートからゴールまで半袖Tシャツで活動しました。
この日は日差しが強いだけでなく、湿度も高い日で海からの風も生暖かく、汗が止まらない状況でした。
適宜、水分補給して進むものの、30℃を超える気温でアスファルトの上を長期歩くのは半袖Tシャツでも少々きついものはありましたが、化繊の衣類は乾くのが早く、不快を感じる時間は短かったのは助かりました。
電車やバスの移動の際は、外気との温度差が大きく、一枚余計に羽織る必要あり、予備の衣類を持参してきた甲斐がありました。
以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
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山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、東海バス「波勝崎口停留所」からのスタートとしましたので、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。
- 「東京駅」から、JR東海道線沼津行きに乗り込み、「三島駅」へ
- 「三島駅」から、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り込み、終点の「修善寺駅」へ
- 「修善寺駅」から、東海バス松崎行きに乗り込み、終点の「松崎バスターミナル」へ
- 「松崎バスターミナル」から、東海バス下田駅行きに乗り込み、「波勝崎口停留所」へ
移動距離や運賃的には、伊豆急行線下田駅から東海バスに乗って移動した方が良いのですが、乗り継ぎが悪く「波勝崎口停留所」への到着時間が午後になってしまいます。
「修善寺駅」を経由するようアプローチを取れば、午前10時台に現地に到着できるので、活動時間を考えると、こちらの方が良いかと思います。
また、東海バス全線フリーパス2日券を購入すれば、300円程度ですが安く済ませることができるので、活用すると良いでしょう。
おトイレは、乗り換えポイントにそれぞれ存在していますが、修善寺から松崎間のバス移動が1時間30分と長いので、修善寺駅では必ず立ち寄っておいた方が良いです。
加えて、スタート地点「波勝崎口停留所」の周辺にも存在していないので、松崎バスターミナルでも待ち時間を使って済ませておくと良いだろうと思います。
身支度については、「波勝崎口停留所」に待合ベンチが無いので、道端で整える必要があります。
野生猿や猪に食料や衣類を取られないよう、周囲を警戒しつつ素早く済ませるようにしてくださいね。
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東海バス「波勝崎口停留所」〜波勝崎モンキーベイ
「波勝崎口停留所」を出発したら、一旦、松崎方面へ戻って、波勝崎への分岐に入ります。
ここからは、交通量が激減し、野生の猿を眼にする機会が増えてきます。
放し飼いにはなっていますが、人間には慣れていて、じっと目をみつめたり、カメラを向け続けない限り、真横を通っても知らん顔で寝そべっていると思います。
最初は恐る恐るになるとは思いますが、思い切って突っ切ってしまいましょう。
伊浜海岸へと向かう分岐を横目に進んでいくと、丸太を輪切りにして作った椅子が並べてある展望台に到着します。
ここが喚声台で、伊浜海岸を見下ろす展望スポットとなります。
ひととき立ち止まったら、引き続き車道を下っていきます。
しばらく進むと、進行方向右手に波勝崎歩道への分岐が見えてきます。
同歩道ですが、相次ぐ台風の影響で山道の崩壊が進んでいるようで、2023年8月現在、土嚢が積まれて通行禁止となっています。
更に進むと「波勝崎モンキーベイ」への近道と思われる山道が入り口を開けています。
この山道に入ることで、車道を歩かないで済むようにはなりますが、野生動物に出くわす可能性が高くなるので、どちらを進むのが安全なのかは定かではありません。
助けを求めやすいのは車道になると思いますので、どちらを歩くか判断つかないようでしたら、車道を進むのが良いでしょう。
九十九折りの坂道を降りていくと、大きな駐車場が見えてきて「波勝崎モンキーベイ」に到着です。
ここから先は有料エリアとなるため、波勝崎海岸に出るには入園料を払う必要があります。
先に、支払いを済ませてから園内の散策をお楽しみください。
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波勝崎モンキーベイ〜伊浜海岸
「波勝崎モンキーベイ」でお猿さんたちと戯れたら、次の目的地「伊浜海岸」へと向かいます。
本当であれば、「波勝崎モンキーベイ」から「伊浜海岸」に直接向かう道があるはずなのですが、この道も崩壊により2023年8月現在、通行禁止となってしまったので、「喚声台」近くの分岐まで戻ってから「伊浜海岸」へ向けて降っていきます。
1時間ほど海岸線を見下ろす車道を降っていくと、伊浜の集落に入り、更に降ると伊浜港に到着です。
ここの港は、入り江にはなっていないため、堤防によって区切られています。
堤防の内側は、波がほぼ無い状況のようで、家族連れの海水浴客数組が海遊びを楽しんでいました。
海岸線沿いには、長い車道が設置されていて波勝崎の近くまで続いています。
おそらく、この道のどこかが崩壊しているんだろうと思いますが、確認のために波勝崎付近まで逆方向に戻るのは億劫だったので、今回は子浦へ向かって進むことにしました。
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伊浜海岸〜落居口
「伊浜海岸」を後にしたら、こんどは坂道を登ります。
少々キツめの坂道を1時間ほど登ると、路線バスの通る国道136号まで戻ったら、子浦方面へと進みます。
狭い路側帯を進むと、進行方向右手に南伊豆キャンピングテラスが見えてきて、更に30分進むと子浦日和山遊歩道の案内図が見えてきて、「落居口」に到着です。
遊歩道への入り口は、峠の茶屋というお店の脇になります。
「子浦」への道標が出ているので、それを目安に進んでください。
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落居口〜ひよみの灯跡
「落居口」から遊歩道を進むと、まずは観音様が立っていますので通過します。
結構な数の廃屋の中の中を進み、短い樹林帯を抜けると、大きく海への視界が開けてます。
昔、灯台があったと言われている「ひよみの灯跡」に到着です。
ここからの眺めは、今回の山行の中では一番の眺めだと思います。
是非、長い滞在時間を確保して、気持ちの良い海への眺望を満喫していってください。
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ひよみの灯跡〜三十三観音
「ひよみの灯跡」での眺めを楽しんだら、再度、樹林帯に入っていきます。
ここからは、道も細くなり、勾配も急になってきます。
場所によっては、海面まで切れ落ちているところを通過する場合もあるので、滑らないようにゆっくり進むのがよいでしょう。
海岸線近くまで降ってくると、ころばし地蔵への分岐を示す案内図が見えてきます。
ころばし地蔵方面に向かうと、両側から覆い被さるように唆り立った岩壁が見えてきます。
この岩壁に挟まれた細い道を突っ切るのだろうと進んでみましたが、それは間違いだったようで、広い岩礁に出たのですが、お地蔵様を見つけることはできませんでした。
後日、改めて調べたところ、両側から迫る岩壁の手前、向かって左側に階段上に削られた道があるんだそうです。
今回は到達することはできませんでしたので、再訪した時に確認してみたいと思います。
分岐から戻り、本道に戻ると午後17時を回っていて、うっすらと暗くなってきてしまったので、今回の山行では、鏡鼻の展望台もスルーして、「三十三観音」のみ鑑賞してすぐに子浦漁港へ降りることとしました。
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三十三観音〜東海バス「子浦停留所」
「三十三観音」を通過してから子浦の港までは10分ほどで到着できました。
意外と近いように感じましたが、子浦の港から海岸線を回って「子浦停留所」まで向かうのには20分ほどかかり、結局のところ18時近くに停留所に到着となりました。
最終便まで30分ほど時間に余裕ができたので、海岸線にて夕焼け鑑賞をした後、最終バスに乗って下田駅まで戻りました。
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おまけ
今回も、汗まみれのウォーキングになったので、入浴施設で汗を洗い流してから帰ることにしました。
下田駅の日帰り温泉というと、私の中では「昭和湯」が定番で、今回もこちらを利用させてもらいました。
公営施設なため、入浴料450円と格安なのにアルカリ性のちゃんとした温泉に入れるのは嬉しいところです。
シャンプーやボディソープが据え置かれていなかったり、シャワー施設がなかったりとちょっと不便な点もありますが、慣れてしまえば問題ありません。
東京に帰れる時間ギリギリまでお風呂に浸かって、さっぱりしてから帰路につきました。
「昭和湯」については、別の記事に詳しくまとめています。こちらも併せて読んでいってくださいね。
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まとめ
東日本最大級の野生猿生息地「波勝崎」から子浦日和山遊歩道を通って、子浦まで歩いた様子でした。
都内からのアクセスがよろしく無いため、訪れるのにも一苦労な場所ではありますが、その分、観光客も控えめで、野生猿や綺麗な海岸線を眺めて過ごすことができる、穴場的なスポットとなっています。
特に、お互いに労わりつつ活動している親子猿にはかなり癒されました。
何か人付き合いなどに疲れてしまったときなどに訪れると、心の平穏を取り戻せるかもしれません。
そんな時には、ちょっと遠いですが、「波勝崎」や「子浦」まで足を伸ばしてみてくださいね。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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