登山用ベースレイヤーにパタゴニアのキャプリーンが良い理由3点

装備

まいどどうも、しょういちです。

概ね15年間、奥多摩や丹沢、秩父といった関東圏内の山々にほぼ毎週入って単独登山を楽しんでます。

今回は、登山で着用するベースレイヤーにはどんな製品を選ぶと良いか紹介していきます。

登山用ベースレイヤーにパタゴニアのキャプリーンが良い理由3点

登山の時の服装はレイヤリングすることが大事です。その中でもベースレイヤーは直接肌に触れるという点で、とても重要なレイヤーとなります。

その大事なベースレイヤーにおすすめの商品としては、パタゴニアのキャプリーンシリーズを推奨します。理由は次の3つです。

ベースレイヤーとしてキャプリーンシリーズを推奨する3つの理由
  • 【理由1】シーズン別に4つのモデルがあり、全シーズンで快適な山行ができる
  • 【理由2】ベースレイヤー同士でのレイヤリングも想定されている
  • 【理由3】デザイン性も高く、タウンユースでも利用できる

【理由1】シーズン別に4つのモデルがあり、全シーズンで快適な山行ができる

パタゴニアのベースレイヤー、キャプリーンシリーズには、シーズン別に次の4つのモデルが存在しています。それぞれ速乾性が高く汗を吸収して発散する機能に優れています。また、モデル毎に保温性に違いがあり、それらを使い分けることで、夏場の暑い時期、秋冬の穏やかな時期、冬場の寒い時期それぞれに対応することができます。

キャプリーン・デイリー

旧キャプリーンシリーズの1にあたるモデルです。キャプリーンシリーズで一番速乾性が高く、夏場に着用するのに最適なモデルになります。以下製品の特長です。

特長
動きやすさとフィット感を向上するセットイン型の袖
水の中でも外でも活動中の快適さを高める伸縮性素材
吸湿発散性と柔軟性を高めるミドリ・バイオソフトを施し、ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
縫い目を最小限に抑え、摩擦を軽減
UPF(紫外線防止指数)50+のUVプロテクションを提供
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
128 g (4.5 oz)

引用:パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・クール・デイリー・シャツ

キャプリーン・ライトウェイト

旧キャプリーンシリーズの2にあたるモデルです。全キャプリーン中、一番汎用的で特に春夏秋3シーズンいずれの利用に適しています。以下、製品の特長です。

特長
活動中の動きやすさを促進するセットイン型の袖
速乾性と吸湿発散性を備えた究極のパフォーマンス素材
活動中のフィット感を高めるややドロップテイルの裾
クラシックなクルーネックのデザインで、男性の体形を考慮した快適なフィット
ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
左裾に織り素材のP-6ロゴ入り
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
94 g (3.3 oz)

引用:パタゴニア公式サイト メンズ・ロングスリーブ・キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ

キャプリーン・ミッドウェイト

旧キャプリーンシリーズの3にあたるモデルです。上記の2つのモデルに比べ保温性が上がっており、春秋時期の着用に適しています。またこのモデルからジップネックタイプが選べるようになり、暑すぎる時に首元を解放することで温度調節ができるようになっています。以下、製品の特長です。

特長
レイヤリングしやすいソフトで滑らかな表面。中空ヤーンとダイアモンド型のグリッド・パターンを備えた裏面は保温性、吸湿発散性、速乾性を提供。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み
内側をテープ処理した快適なジップネック。吊るして乾かせるループ付き
動きやすさを促進するラグランスリーブ。まち付きの脇の下により広範な動きに対応し、肌が擦れず快適
ベンチレーションに効果的な長めのフロントジッパーは裏側にぴったりと閉じる縁取り付きで、かさばらずに肌触りが快適
伸縮性のある親指用ループにより袖のまくれ上がりを防止
伸縮性を備え活動中の快適さとフィット感を向上
フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
204 g (7.2 oz)

引用:パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・ミッドウェイト・ジップネック

キャプリーン・サーマルウェイト

旧キャプリーンシリーズの4にあたるモデルです。キャプリーンシリーズ内で一番保温性が高く、冬場での着用に適しています。以下、製品の特長です。

特長
レイヤリングしやすい滑らかな表面を備えたポーラテック・パワー・グリッド素材。素肌に触れる面はオープングリッド構造により優れた保温性と通気性、吸湿発散性を提供。ポリウレタンの伸縮性により動きやすい。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用
共布で裏打ちして内側をテープ処理した快適な襟。吊るして乾かせるループ付き
肩の縫い目はずらしてあるのでバックパックのストラップの下でも肌が擦れない
ベンチレーションに効果的な長めのフロントジッパーは裏側にぴったりと閉じる縁取り付きで、かさばらずに肌触りが快適
まち付きの脇の下は広範な動きに対応し、肌が擦れず快適
伸縮性のある親指用ループにより袖のまくれ上がりを防止
摩擦を最小限に抑えるフラットロックシーム仕上げ。腰をカバーするドロップテイル
176 g (6.2 oz)

引用:パタゴニア公式サイト メンズ・キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック・フーディ

わたしが利用した際は旧シリーズだったので、少し毛色が違うかもしれませんが、旧シリーズの4は、1月や2月の丹沢や奥多摩といった2000m越えない山行には、保温性が高すぎて行動着には使えませんでした。これを考えるとサーマルウェイトも、同じレベルの山行に着用するには、オーバースペックになるかもしれません。

【理由2】ベースレイヤー同士でのレイヤリングも想定されている

キャプリーンシリーズは、ベースレイヤー同士でもレイヤリングしやすいよう、スリムなデザインになっています。旧シリーズでは、ナンバーで示されていたので、キャプリーン1とかキャプリーン2を重ね着することでキャプリーン3に相当する暖かさになるといった使い方ができました。

現シリーズでも、レイヤリング可能なスリムなデザインと、着通しの良い裏地が継承されています。

【理由3】デザイン性も高く、タウンユースでも利用できる

パタゴニアのウェアは、全般的にデザイン性が良くタウンユースで利用している方が多いですが、キャプリーンシリーズも、そのまま街着としても別段違和感なく使えると思います。

特に、デイリーやライトウェイトは汗を吸収して発散してくれて、防臭性にも優れているので普通に夏場に着るTシャツとしてもおすすめです。

ベースレイヤー同士のレイヤリングの例

実際にどんなレイヤリングで使うと良いか、わたしの組み合わせを実例として紹介します。

夏の着用例

夏は、行動時も停滞時もデイリーの半袖Tシャツ1枚で山行に望んでいます。わたしの場合、汗っかきなのですぐに乾いてくれるよう、夏場では重ね着はしないようにしています。このため、日焼け止めは必ず塗って山行に臨んでます。

春秋の着用例

春秋も、行動時はデイリーの半袖Tシャツ1枚です。夏場に比べて気温は下がりますが、まだまだ行動している時は暑さを感じるのでTシャツだけで過ごしています。

昼食などの長い停滞時に限ってミッドウェイトの長袖を上着として着用してます。

冬の着用例

冬の行動時はミットウェイトの長袖です。これでも暑くなることが多いので、ジップネックタイプを使って、温度調節しながら山行に望んでます。

停滞時は、キャプリーンではなく同じパタゴニアのフリース、R1やR2を着用してます。

そして、風が強い日はフリースの上に、同じパタゴニアのソフトシェル、フーディニジャケットを羽織って寒さをしのいでいます。

今の所、奥多摩や丹沢などの2000m以下の山行では、この組み合わせで困ったことはありません。

まとめ

  • ベースレイヤーとしておすすめはパタゴニアのキャプリーンシリーズ
  • おすすめのポイントの1つ目は、4つのモデルがあり全シーズン快適な山行が可能な点
  • おすすめのポイントの2つ目は、キャプリーン同士でのレイヤリングも可能な点
  • おすすめのポイントの3つ目は、デザイン性がよくタウンユースでも利用可能な点

パタゴニアのキャプリーンシリーズは長年の実績があり、その性能には十分に信頼がおける製品だと思います。また、耐久性も高く大切に使えば長期間使い続けることができるのでコストパフォーマンスの面でもおすすめです。

登山の時には、キャプリーンシリーズを使って、快適な山ライフを楽しんでくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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