山行の記録|ピーク前の修善寺で紅葉狩りした後に金冠山で富士山眺めてきました

山行

11月中旬ともなると、関東の里山も落葉が進んで、冬山の雰囲気を醸し出し始めますが、伊豆方面はこれから紅葉ピークを迎える時期に入ります。

伊豆半島北部にある桜と紅葉の名所、修善寺界隈もそろそろ紅葉見頃を迎える時期になってきたので、様子見にお散歩してきてみました。

紅葉の具合は6割といったところでしたが、緑から黄色、赤へと変わるグラデーションが綺麗で、これはこれで味のある眺めを楽しめました。

さすがにこれだけだと歩き足りなかったので金冠山までピストンしてきたので、北伊豆から眺める、紅葉と富士山の様子に興味があるようだったら、ピンポイントで楽しめる内容かと思います。

今回は、金冠山周辺のわたしのお気に入りのビュースポットも載せてみましたので、混雑しやすい金冠山山頂からの避難先としてご活用いただければ幸いです。

それでは、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2022/11/19

天候:晴れのち曇り

エリア:伊豆エリア

コース概要:修善寺駅〜修善寺温泉〜修善寺梅林〜修善寺もみじ林〜達磨山高原レストハウス〜金冠山〜達磨山高原レストハウス〜修善寺温泉

難易度:体力☆☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往)伊豆箱根鉄道「修善寺駅」からスタート

(帰)「修善寺温泉停留所」から東海バスで伊豆箱根鉄道「修善寺駅」に向かい、そこから帰路へ

概要

修善寺(しゅぜんじ)

修善寺は、静岡県伊豆市にあるお寺です。

仏教界隈のことはよく判らないので、宗派とか開祖とかの詳しいお話は別の何かを読んでもらうとして、お寺周辺のお話をしていきます。

まず、お寺の麓ですが、修善寺温泉という古い温泉街が広がっています。

なんでもお寺の開祖、弘法大師が岩をぶっ叩いて割れたところから湧き出た温泉が発祥となって温泉街に発展したと言われています。

その言い伝えの元になった温泉は、独鈷の湯という名前で桂川河畔に存在しており、今は入浴禁止の観光名所となっていました。

また、温泉街の一角には竹林を整備して作った「竹林の小径」というのがあり、夕暮れをすぎるとライトアップもされて、趣きのある散策が楽しめます。

小径の中心部分には、大きな丸いベンチが設置されていて仰向けに寝そべって覆い被さる竹の様子を楽しめる仕組みになっていて、始終混雑していますが、朝夕の人が途絶えるタイミングに訪れることができると、なんとも言えない穏やかな気持ちになれるので狙ってみるとよいでしょう。

そのほかにも、達磨山方面に向かう途中には、修善寺梅林や修善寺もみじ林、修善寺虹の郷などの花と紅葉の観光スポットが名を連ねており、散策には事欠かない区域となっています。

登山に関わる点としては、天城峠から続く西伊豆の絶景縦走路「伊豆稜線歩道」の北の起点となっており、南の天城峠から北上して、縦走の〆に修善寺温泉に立ち寄って観光や温泉を楽しむといったプランもおすすめで、トレランの方や縦走帰りの方も少なからず目に入る観光スポットとなっています。

伊豆稜線歩道、修善寺虹の郷は、別の記事に書いていますので、興味あったら合わせて読んでみてくださいね。

金冠山(きんかんざん)

金冠山は、静岡県沼津市と伊豆市の堺にある標高816mの低山です。

修善寺駅から東海バス一本で来れる戸田峠からだと20分ほどで登れてしまう、とてもお手軽な山ですが山頂からの眺めはすばらしく、富士山を中心に、沼津の街並みや周辺の山海の様子を楽しむことができる絶景スポットになっています。

具体的にあげると、山に関しては箱根、愛鷹に沼津アルプス、伊豆三山といった小ぶりな山々のほか、天候に恵まれれば南アルプスの壁のような高い山々を遠くに望むこともできます。

海に関しては、足元の戸田港(へだこう)と駿河湾の対岸に位置する清水港(しみずこう)、御前崎峠(おまえざきとうげ)の様子を楽しむことができます。

とてもお手軽に絶景を楽しめる場所なので、修善寺に訪れる機会があったら合わせて立ち寄ってみてくださいね。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 29734 m
最高点の標高: 816 m
最低点の標高: 47 m
累積標高(上り): 1954 m
累積標高(下り): -1909 m
総所要時間: 08:31:27
Download file: climbing-record-20221119.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。

展望の楽しめたポイント
  • 金冠山山頂
  • 金冠山の北面山頂直下
  • 達磨山高原レストハウス展望所
  • 修善寺もみじ林の富士見台
金冠山山頂

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「金冠山山頂」です。

前出の通り、お手軽に登れるのにとても秀逸な展望ポイントになっています。

詳しくは先に述べてしまったので、ここでは補足程度にとどめますが、海、山への展望が素晴らしく山頂も比較的広いため、休憩場所にも適しています。

ただ、ベンチの類は設置されておらず周囲の大石に腰をかけて休憩することになるので、お尻が冷えるのが嫌な場合は、レジャーシートや携帯座布団を持参すると良いでしょう。

それと、山頂碑の周りに滞在するときは、撮影したい方が居ないか念のために確認する癖をつけるとよいかと思います。

今回、わたしもやらかしてしまいましたが、ひとしきり絶景を楽しんだ後に振り向いてみたら、スマホ片手に人が待っていました。その時のお母さんたち、ごめんなさいね。

ギャラリー

金冠山山頂からの眺めです。ここからの富士山は秀逸です。朝焼けや夕焼けも素晴らしいようなので、いつの日にか、麓の達磨山高原キャンプ場に泊まって試してみたいものです。
視線を引くとこんな感じになります。
秋空と駿河湾です。淡島がポコンと浮かんでいてちょっと可愛いですね。
山頂に立つアンテナ等も入れてみました。
こちらは戸田港と、駿河湾対岸のようすです。太平洋に続く海岸線が気持ち良いです。
金冠山の北面山頂直下

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「金冠山の北面山頂直下」です。

山頂碑の立つ場所から、北面を一段下に降ると、東西に展望の広がる広場に出ることができます。

山頂よりも標高が低いので、富士山は半分以上隠れてしまうのですが、あまりに山頂が混雑しているときは、こちらに退避してくると開放感のある気持ち良い眺めを楽しめます。

更に、北方面にひとつ丘を登ると、崖っぷちから戸田湾を見下ろせる展望スポットを見つけることができると思います。

ここ、わたしのお気に入りのスポットでして、ここまで来るような観光客はほぼ居ませんし、北面から登ってくる登山者もスルーしていくことが多いので、のんびりゆっくり日向ぼっこができるスポットとして重宝させてもらっています。

山頂がゴミゴミして辟易するようでしたら、ちょっとだけ足を伸ばしてみてくださいね。

ギャラリー

一段降りた広場。こんな感じに視界がとても広がる場所です。
沼津方面はこんな風な展望です。広場中央は少し凹んでいるので、先に進むと見えなくなってしまうのがちょっと難点でしょうか。
戸田港方面です。こっちも広場中央まで進むと見えなくなっちゃうんですよね。
坂ひとつ越えていったところにある戸田港を見下ろす高台です。ここ、結構お気に入りのポイントなんです。先っちょの岩に座ってぼんやりしてると、なんか色々どうでも良くなってくるのが不思議なんですよ。ちなみに岩の先は緩やかですが崖になってるので落ちない様にご注意ください。

達磨山高原レストハウス展望所

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「達磨山高原レストハウス展望所」です。

レストハウス裏手にある展望所なのですが、ここからの富士山もなかなか秀逸です。

末広がりな裾野には、愛鷹の山々が重なり、更に降って沼津の市街地、そして駿河湾の水面と絵になる眺めを楽しめます。

反面、とても多くの観光客が訪れるので、撮影の邪魔にならないように周りに気遣ってあげられると良いですね。

なお、夜景も映える場所なので、最終バスのあるうちに日が暮れる冬場を狙って訪れてみるのも悪くないですが、その場合、最終バスの乗り遅れにはくれぐれもご注意くださいね。

ここから修善寺温泉まで徒歩で降るとだいたい2時間かかります。修善寺駅までとなる2時間30分から3時間ほどかかるので、17時台の最終バスに乗り遅れると修善寺温泉などで一泊する必要が生じるかもしれません。

ギャラリー

達磨山高原レストハウスです。ここも左手に展望所があります。
こんな感じに富士山から愛鷹山地、沼津市街地、駿河湾とレイヤリングされた風景が楽しめます。
2倍ズームでこんな感じです。お隣の若いカップルさんが、富士山の前の三角の山なんだろうって話していました。真人間からすると、愛鷹山はマイナーな山みたいですね。新しい発見でした。
こっちは、沼津アルプスな山々の奥に箱根の山々です。別の若いカップルさんが、淡島っていつ見てもカワイイってお話していました。淡島はメジャーな島みたいですね。これも新しい発見でした。世の中は新しい発見で満ち満ちているようです。
そして伊豆三山です。その先は方向的に熱海とか真鶴とかそんなところだと思います。

修善寺もみじ林の富士見台

今回の山行ルート上の展望ポイントの四つ目は「修善寺もみじ林の富士見台」です。

もみじ林の敷地内でも高台になっている箇所で、案内にも載っているので通り過ぎることはないでしょう。

ここからは、富士山と合わせて、伊豆三山への眺めも楽しむことができます。

特に、ゴツゴツした城山への眺めは伊豆箱根鉄道の車窓から眺める方向と正反対になるので、結構新鮮だと思います。

上手くやれば、富士山と紅葉を合わせて撮影できるスポットにもなっていますので、色々チャレンジして楽しんでみてくださいね。

ギャラリー

修善寺もみじ林の富士見台です。一番奥まったところにあります。
手前の紅葉がもっと色付いてくれると映えるのですが、この日はこれくらいの色付きでした。
一歩前に出て展望を眺めます。伊豆三山が近いですね。こんな距離感なんだ。
東に目をやると、城山のゴツゴツとした岩肌がみえましたが、いつも電車から見上げてる方向と逆なのでちょっと戸惑います。
富士山の2倍ズームです。末広がりのいい形です。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありませんでした。

注意した方が良さそうな区間
  • 特に無し

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:ソフトシェル、レインウェア、薄手フリース
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

今回の山行のコンディションは次の通りでした。

  • 天候晴れのち曇り
  • 気温:今回も確認し忘れてしまいました。天気予報では伊豆市で最高気温17℃、最低気温10℃でした。
  • 活動場所:標高800m前後

今回も日中の格好は半袖Tシャツのままとなりました。

海の近くで風が出ていたので、山装備を担いで歩いていなければ、寒くてフリースを羽織っていただろうと思いますが、体を動かしているとやっぱり違いますね。

下山後、日の落ちた後に少しお散歩しましたが、その時は流石に、半袖Tシャツ一枚では寒くて、薄手の長袖Tシャツと薄手のフリースを追加して着込んでいました。

移動中も、その格好で問題無かったので、伊豆方面は山梨などと比べると、まだまだ暖かい印象でした。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

修善寺へのアプローチですが、都内からの日帰りルートは次のとおりです。

  • 東京駅からJR東海道線で「三島駅」へ
  • 三島駅からは伊豆箱根鉄道に乗り換えて終点「修善寺駅」へ
  • 「修善寺駅」からスタート

途中のおトイレは、三島駅の改札内、修善寺駅の改札外となります。

どちらも綺麗ですが、混雑しやすいので電車の時間を気にしつつ立ち寄るのが良さそうです。

また、三島駅構内に、JRと伊豆箱根鉄道の乗り換え用改札がありますが、JR東日本区間から乗り継いできた場合は、通過不可になります。

南口改札の有人窓口で精算して外回りで乗り換えるようにしてくださいね。

なお、三島駅から終点の修善寺駅を往復するのなら「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」という企画切符を使うと40円お得になるみたいです。2023年2月5日まで販売するみたいなので、ご活用くださいね。

修善寺駅には、綺麗な長椅子がたくさんあるので、身支度はそちらを借りて済ませてしまいましょう。

諸々準備ができたら、修善寺に向けて徒歩で進んでいきます。

関連リンク

「いずっぱこ満喫1DAYフリーパス」の案内ページのリンクを掲載しておきます。ご活用ください。

ギャラリー

東京駅から、JR東海道線沼津行きに乗っていきます。三島駅乗り換えの場合は、最後尾車両もしくは、一つ手前の車両あたりに乗っておくと乗り換えが捗ります。
三島駅着です。ホームの階段細いので注意です。
南口改札に向かいます。こっち側ですね。
反対側に伊豆箱根鉄道のりばへの乗り換え改札もありますが、こちらからは入れません。入れたら楽なのになー。
南口改札前のおトイレです。適宜お借りしましょう。
南口改札では、有人改札を使います。JR東日本からJR東海へ管轄がまたがると自動改札が精算してくれません。ほんと不便なのですが大人の都合なんでしょう。
有人改札を出たら、駅構外を右折です。
真っ直ぐいくと
伊豆箱根鉄道の駅があります。
SUICA使えないので現金での購入です。ジャリ銭忘れずに。
改札を入って
このコで終点の修善寺駅まで向かいます。ここでは先頭車両に乗っておくと、修善寺で降りた時に捗ります。
車窓から伊豆三山のひとつ城山が見えました。クライミングの盛んなところみたいです。そして、長嶋茂雄ゆかりの地なんでしたっけね。んーナイスですね。
終点の修善寺駅に到着です。
いっぱい人がおりましたが、ほとんどは八丁堀方面のバスに乗って行きました。あっちも紅葉ピークみたいですしねー。
徒歩組はゆっくりおトイレです。西口の手前にあります。
おトイレ済ませたら、構内のベンチで身支度を整えます。おやつとか買い忘れたらコンビニで補充しましょう。出発は南口方面へ。
南口から出て駅を振り返った様子です。奥にバスの発着場があります。バス使う時はそっちにダッシュしてくださいね。

修善寺駅〜修善寺温泉

「修善寺駅」南口を出たら修善寺橋を渡って道なりに進んでいきます。

なお、お手軽に「修善寺温泉」に向かうなら修善寺温泉行きの路線バスがあるので、そちらをお使いください。

橋を渡って20分ほど進むと、伊豆縦貫自動車道の青いアーチが見えてきます。

下を潜って更に20分、戸田峠へ向かう分岐を直進すると修繕時温泉街に到着です。

少々小ぶりな温泉街ですが、近年整備が進んで、真新しい案内が至る所に立っており、事前にちゃんと調べて訪れればかなり楽しめるんじゃないかなと思います。

ひとまず、修善寺にてご挨拶をしたら、有名どころの「竹林の小径」をお散歩です。

長さ200mと短い区間なので、あっけないほどすぐに終わってしまいますが、それなりに楽しめるかと思います。

その後も、小径は続き梓川沿いを紅葉を鑑賞しながら歩いて30分ほどで反対側赤蛙公園に到着です。

ここからは、修善寺梅林を横切って、修善寺もみじ林に登っていくことにします。

ギャラリー

こんなお土産通りを通過すると
T字路に出くわすので、一旦反対岸に渡ってから橋の方へ向かいます。
実はあの見えてるバスに乗っていけば、温泉街まで10分ぐらいで着くのですが、のんびり歩いて向かいます。
橋を渡ってからも、道なりに真っ直ぐです。
こんな看板を通過して
伊豆縦貫自動車道の下を通過します。
散歩の楽しさ日本一だそうです。大きく出ましたねー。実際楽しかったですけどねー。
修善寺の看板がありました。温泉街はまだ先なのですが、車向けの看板なのかな。
戸田峠行きの分岐が見えてきましたが、ここをまっすぐです。
金冠山や達磨山に直接向かう場合は、ここを右折するのですが、今回はまっすぐ進みます。
バスのりばを通過して
日枝神社を通過すると
温泉街に到着です。ここをまっすぐ中心に進むと
修善寺がありました。ご挨拶して行きましょう。
正面門を潜って
本殿でご挨拶です。お寺なので一礼一拝です。柏手はしないように。
境内には、紅葉と竹がコラボってました。
落ち葉もいい感じに色付いてますね。
中央に戻って、奥へ進みます。
梓川の真ん中になんか建ってます。
修善寺温泉発祥の独鈷の湯でした。今は入浴できないようですが、あの場所でマッパとか、上級者向けだったんだろうなあ。
この小径を進みます。
紅葉が綺麗な小径のようですが、色付き具合は6割程度でした。
赤く染まったら綺麗だろうなーと想像しながら進みます。
最近整備されて観光名所になったらしい、竹林の小径に入ります。短いですがなかなかいい雰囲気の道です。
中央に設置されている丸いベンチ。ここに寝そべって空をみあげると気持ち良いそうです。
見上げてみました。まあまあですね。
反対側に突っ切ります。
梓川にかかる5つの橋は、恋愛成就系のご利益があるそうです。若いカップルがイチャイチャ渡るのにいい感じですね。イチャイチャ。
イチャイチャ渡ったら、もう少し道が続きます。このあたりも紅葉色づくのかしらね。
反対側まで出てきました。ここから修善寺梅林に突入して、修善寺もみじ林まで突き抜けていきます。

修善寺温泉〜修善寺梅林

修善寺梅林は小高い丘にある自然公園で、約1,000本の梅の木が植えられた観光スポットです。

今回は、ここを南北に突っ切るように進んでいきます。

この梅林内にも富士見台はあるのですが、もみじ林のものよりも見え方は小さく、あまり迫力はありません。

おそらく梅の花と合わせて楽しむ設定なのでしょう。

滞在することはせずに「もみじ林」方面の案内に沿って遊歩道を進んでいくと、蕎麦屋の裏手に出ることができます。

そこからは「もみじ林」の駐車場を目視できますので、その方向へ進んでいきましょう。

ギャラリー

小径を出たら左に曲がります。
正面の大型バスようの駐車場におトイレがありますので、辛抱堪らなくなったらお借りくださいね。
梓川沿いの公園に入ります。
赤蛙だそうですが、蛙は居なかったな。
普通の公園を通過します。
全然滑らないけどなーと思ったけど、そういえば登山靴穿でした。フツーの靴だと滑るのかもしれませんね。
ちっこい人工の滝を通過します。
ここにももみじの木がありました。1週間ぐらい早かった感じです。
源範頼の墓だそうです。鎌倉ナントカ見てないので有名なのかわからないですが向かってみます。
車道を左へ
そしてすぐ右へ
ちょっとした丘を登っていくと案内が出てますのでさらに登ります。
高台に出ました。
説明文です。
これがお墓のようです。ご挨拶しておきます。

修善寺梅林〜修善寺もみじ林

修善寺梅林から続く遊歩道から、修善寺もみじ林に入ります。

入り口には大きな銀杏の木があって、鮮やかな黄色い姿をみせているので、それを目印に進むと捗ります。

入り口を潜ると、周遊する感じに遊歩道が続いています。

今回は途中から戸田峠に続くハイキングコースに抜けてしまうので、なるべく紅葉を多く鑑賞できるよう右方向に進んでいきます。

この日は、概ね5割から6割の色付きといったところでしたが、なんせ紅葉の木の本数が多いので、紅葉進んでいる部分を中心に楽しんできました。

途中の富士見台で富士山を鑑賞したら、その後はハイキングコースをたどって「達磨山高原レストハウス」へと向かいます。

ギャラリー

反対側に抜けて行きます。このあたり写真をいっぱい撮ったつもりだったのですが、なんかうまく取り出せませんでした。原因は、iPhone14から実装されたProRAWという高解像度撮影機能でした。この形式で撮影するとPNGやJPEGといった一般的な画像ファイルじゃなくなるみたいです。わたし的にはちょっと扱いづらいので、次回からは封印ですね。
仕方ないので、残っている写真を掛け合わせて繋いでいきます。梅林の入り口にある地図です。ここから南北に突っ切っていきます。
こんな遊歩道を進むと
富士見台なる、そそられる案内が出てたので登ってみます。
小高い丘の上に東家があって、その奥に富士山が見えました。
東家からの眺め。富士山ちっちぇー。梅林と合わせる仕様なんでしょうかね。ちょっと期待外れになっちゃいました。
ちょっと消化不良気味ですが降って行きます。
虹の郷、もみじ林と案内に沿って進んでいくと、お蕎麦屋さんの奥からもみじ林入り口近くに降りてこれました。
少し戻って、あの入り口から入って行きます。
駐車場もほぼ満車でした。大人気です。
入り口の銀杏の木。この黄色のを目印に進むと良い感じです。

修善寺もみじ林〜達磨山高原レストハウス

「修善寺もみじ林」を抜けて、「修善寺虹の郷」へ向かう裏門の脇からハイキングコースに入っていきます。

「虹の郷」の外縁を沿って砂利道を進んで、車道と合流したら後は、車道の端っこを歩いて「達磨山高原レストハウス」まで向かいます。

ハイキングコースの設定は、車道の両脇を交差するように進んでいくのですが、あまり歩く人が居ない道なので、雲やら蓑虫やらの糸が邪魔で、わたし的にはちょっと歩きたく無い区間なので、車に気をつけつつ車道を進ませてもらいました。

途中、ゴルフ場を隔てて富士山への眺望も得られるので、それほど飽きずに歩いて行けるかと思います。

ただ、交通量は結構あるので車両通過の際にはお気をつけください。

達磨高原キャンプ場の案内がみえてきたらレストハウスも近いです。

追加で10分ほど歩けば到着できることでしょう。

「達磨山高原レストハウス」には、展望所のほかに、公衆トイレがあります。

頑張って進んできているようだったら、ここで済ませてしまうと良いでしょう。

また、バス停留所もあるので、エスケープする場合はここからバスで降る手もあります。

ここから先は、ハイキングコースの方が歩きやすくなるので車道とはお別れしてハイキングコース側を進むことにします。

ギャラリー

もみじ林に突入です。
入り口におトイレがあるので、必要によりお借りしましょう。そのまままっすぐに進みます。
ここの色付きも半分ぐらいでしょうか。ちょっと早かったかもですね。
ところどころは赤いのでそこを中心に見ていくと
こんな感じにいい色に染まってました。
緑と赤のグラデーションというのも、これはこれで綺麗だと思います。
富士見台まで進んできました。
富士山を眺める広場ですがせっかくなので、ちょっと引いた位置から紅葉と合わせてみます。ちょっと紅葉が暗いかな。
高台からハイキングコース方面へ向かいます。
見下ろす様な感じに眺めると、朝日が当たって赤が目立ちます。夕方は逆に見上げた方が綺麗に見えそうですね。
ハイキングコース入り口にきました。一般の方はここからUターンして入り口に戻って行きますが、わたしだけ直進して行きます。
一本道を進むと、「修善寺虹の郷」の裏手に出ます。ここは閉まっているので入れません。無理やり入ると捕まりそうなのでやめておきます。
この右側にハイキングコースが続いてるので、こっちに向かいます。
夏場はここは藪だか茅だかがびっしりで、藪漕ぎしつつ進まないといけない場所ですが、この時期はすっかり枯れて歩きやすくなってました。助かるわー。
先に進むと、虹の郷内の富士山展望ポイントの下に出てきました。
正面を見れば、なかなかの眺め、ちょっと視線が低いので、手前の木がじゃまっけですが、いい感じの展望です。
そのあとは、虹の郷の外環をなぞるように進みます。
敷地内の紅葉も5割ぐらいでしょうか。あと1週間もすれば満開になるでしょう。
高台にある紅葉はしっかり色付いてますね。良い感じ、良い感じ。
分岐がみえてきたら左手に進み
車道にぶつかったら「達磨山高原レストハウス」方面へ登って行きます。
途中に通過するゴルフ場近辺では、富士山を眺めることができます。
自転車の方がもりもり登ってくるT字路を通過して
世にも不思議な物語に出てきそうな、あやしい細いT字路を通過すると
達磨山高原キャンプ場に到着です。めちゃめちゃ眺めの良いキャンプ場なので、いつかテント担いで泊まりたいなーなんて思ってます。
キャンプ場を通過して少しいくと、駐車場が見えてきて
達磨山高原レストハウスに到着です。
建物の左手奥に進むと展望所があります。
とても良い眺めで大人気ですので、撮影している方の邪魔にならない程度に眺めて行きます。
沼津方面もこんな感じにバッチリでした。
おトイレの前に、今では懐かしい公衆電話がありました。公衆電話といえば、梅干したべてスッパマンですよね。いやー懐かしいなー。

達磨山高原レストハウス〜金冠山

「達磨山高原レストハウス」から5分ほど進むと、向かって右手に改めてハイキングコースへの階段が見えてきますので、ここからはハイキングコースに入ります。

芝生状の明るい道を登っていくと、戸田峠からのアスファルト道と交差します。

この交差を過ぎたあたりから急坂の階段道が続きますが、10分ほどの短さなのでそれほど苦にはならないでしょう。

最後のスパートに上り詰めると「金冠山」山頂に到着です。

南方面への展望に弱いですが、いきなり富士山が飛び込んでくる場所になるので、初見で入るとなかなか感動すると思います。

また、お手軽に登れるだけに、滞在している方が多い場所でもあります。

譲り合いしつつ眺めを楽しむのがよいでしょう。

今回は、山頂碑の裏からもう一段下の広場に降りて展望を楽しむことにしました。

こちら側は降りてくる人がほとんど居ないので、開放感ある場所からの眺めを楽しめます。

唯一の欠点は、富士山が見えなくなってしまう点なので、いずれにしても山頂には訪れておいてくださいね。

ギャラリー

達磨山高原レストハウスを通過したら、ここからは登山道の方を進みます。
最初のうちは、見晴らしのあんまり良く無いところを通ります。
こんな岩岩な区間を通過していくと
徐々に視界が開けてきて
こんな感じの気持ち良い道になります。
正面にアンテナ塔が見えてきました。あそこが金冠山になります。
最後の階段を登っていくと
視界が開けて、金冠山の山頂に到着です。
山頂碑の奥に進むと、こんな感じになります。手前の広場に降りてみます。
広場に降りるとこんな感じです。ここまで足を運ぶ人少ないので、かなりの確率でこのスペースを独り占めできます。真ん中でくるくる回ってると結構楽しいのでおすすめです。
さらに広場の先に進んで、ちょっとした分岐を降りると、戸田港を眺める絶好のポイントがあります。余裕あったら寄り道してみてください。
この日はこんな感じに港湾内にたくさんの漁船が浮かんでました。何か催し物でもしてたのかしらね。

金冠山〜達磨山高原レストハウス〜修善寺温泉

「金冠山」の山頂および、直下の広場での眺めを楽しんだら、来た道を戻って「修善寺温泉」に戻るつもりだったのですが、途中の分岐から自転車の方が登ってくるのが気になりだしてしまったので、そちらの方面に降ってみることにしました。

北又川(きたまたかわ)という、梓川(あずさがわ)へ合流する支流沿いに降っていく道で、午前中に登ってきた道に比べて、交通量の少ない車道となっていました。

勾配もこちらの方が抑え気味なので、自転車で登るには楽なんだろうと思います。

そのまま、村落を突っ切る車道を降って、赤蛙公園まで帰ってくることができました。

交通量が少ないので安全でしたが、勾配が緩くて駆け降りるときにスピードが乗らないのと、展望が皆無なのを考えると、よっぽどのことが無い限り使わないルートになりそうだという感じでした。

その後は、「竹林の小径」を経て温泉街中心分に出て山行終了としました。

ギャラリー

今回は、一度、山頂まで戻って、前から通ってみたかったアンテナ塔の脇にあった小径を降ってみます。
まずは、アンテナ塔の正面に出て
舗装された道を降ります。
カーブする先を見上げると
先ほどくるくる回って遊んでた広場が見えました。こっちに降りてこれるみたいですね。次回からはこっち側から降ると効率的かもしれないですね。
林道っぽい道に合流して進むと
案内板が見えてきました。
何書いてあるかワカンネ。旺文社の地図で確認すると、淡島方面に降っていくルートみたいです。あっちも長いんですよねー。
道なりに降っていくと、徐々に日差しが入ってきて
登ってきた道に合流しました。ここをまっすぐに降ると戸田峠、そして達磨山に続く伊豆稜線歩道に乗り上げることができます。この後、行きたいところがあったので、達磨山方面には進まずに、左のもと来た道を戻ります。
芝生の道って気持ちいですよね。
見上げてみると、筋雲が西から東へ結構なスピードで広がってきてました。
木の根の階段をもりもり降っていくと
車道と合流して
達磨山高原レストハウスに無事に帰還です。
せっかくなので、展望所に寄り道です。雲が凄い動きです。
視点を変えてみました。西から雲が青空を侵食していく動きがダイナミックでしばし見惚れてしまいました。
車道に戻って早足気味に降ります。
キャンプ場を通過して
別荘地を通過すると
登ってきたときに、自転車組がバンバン出てきた分岐まで戻ってきました。
この分岐を降りてみたかったんですよね。早速、入って行きます。
地図によると、北又入口という場所のようで、北又という村落に降下して修善寺に向かって降りていくルートみたいでした。
途中で、修善寺方面の眺望を得られる場所もありましたが、それ以降は谷間続きで眺めはあまりよく無い感じです。
麓まで降りたら、あとは永遠とアスファルトの道を進むことになりました。自転車だったら楽だけど、歩きだと苦行ですね。
村落の合間を淡々と抜けて行きます。
田畑の収穫時期を過ぎているのか、地面は成らされてしまっていて、いまいち面白みにかける眺めです。
道路ばかりの写真になっちゃいそうだったので、バッサリと切り捨てて修善寺近くまでワープです。ここまで1時間くらい歩いてきました。
一度、橋を渡って
案内に沿って、改めて進みます。
収穫後の田畑を眺めながら進みます。
小学校がみえてきたあたりで、左に曲がってみます。ちょっとアバウトですみません。多分この辺はどこを通っても修善寺温泉街まで行けると思います(テキトー
小学校脇を進んでいくと
16時30分を過ぎて電灯が灯し始めました。
梓川に沿って進みます。
赤蛙公園がみえてきたところで橋を渡ると
蛍まつり会場の登りが立っていました。今度は初夏の夜に来てみようかしらね。
そして帰りの観光バスがいっぱい停まっている駐車場を通過します。
竹林の小径を進んで温泉街の中央に向かいます。
灯りがあるとちょっと雰囲気が出てきますね。夕暮れどきも、カップル向け。カップル向け。
竹林に入ると、朝よりも混雑しててびっくりでした。
ライトアップされた紅葉があったので一枚。なかなか雰囲気出てると思うのですが、どうでしょう。もうちょっと暗いほうがいいのかな。
この日のゴール、筥湯に到着です。今日も、いっぱいいっぱい歩きました。ありがとうございます。

おまけ

修善寺温泉街での日帰り温泉となると「筥湯(はこゆ)」一択です。

内風呂が一つだけの銭湯スタイルの温泉ですが、ここ以外は日帰りサービスをやっていないようなので、修善寺方面に来ると、いつも決まって使わせてもらっています。

お値段は大人350円と破格なのですが、備え付けのボディーソープやシャンプーは無いので、そちらは事前に持ってくるか購入する必要があります。

ただ、買ってしまっても合計450円なので、全然問題無いかなと思っています。

昨年は、コロナ禍の関係で全開にしていた窓もちゃんと閉めてくれるようになったので、あったかい内風呂でさっぱりすることができました。

「筥湯」の詳細は、以下の記事にまとめているので一緒にご確認ください。

その後、外が暗くなってきたので、ライトアップされた「竹林の小径」をサラッと散策してから帰りました。

暗闇に浮かび上がる竹林はとても趣きがあって、カップルやご夫婦でのんびり歩くには良き場所になっていました。

あなたにも相方が居るようでしたら、連れ立ってお散歩しにきてみてくださいね。

良い雰囲気になれると思いますよ。

それでは、お疲れ様でした。

ギャラリー

お風呂上がるとすっかり暗くなっていたのですが、お隣の展望台が開いていたので登ってみました。
螺旋階段を登ってベランダにでてみます。
まずは、修善寺方面です。朝に比べて閑散としています。
こっちは修善寺駅方面です。
達磨山方面です。うっすら山の形見えてるように感じます。
地上に降りて、修善寺に向かってお散歩です。
階段を上がって
本殿前です。夜もいい感じですね。
中心地に戻って、小径の方へ進むと、紅葉がライトアップされていました。
橋の中央から梓川の様子を眺めてみます。
旅館のあかりが川面に反射していい感じです。
暗闇に浮かび上がっている紅葉が綺麗でした。
竹林の小径へ入ります。
街灯に照らされて浮かび上がる竹林が素敵です。
見上げるとこんな感じ。星が出ていたらなお良かったのに。
ひとまず、行ったり来たりしてみます。
ちょいちょい見上げると、幻想的な雰囲気を楽しめます。
30分ほどフラフラしたので、帰ることにします。
小径を出たところで、人力車が居ました。こんな夜にも運んでくれるんですね。
日枝神社。朝ご挨拶ができてなかったので帰りに寄り道です。
赤いガイドランプを辿ると
本殿ありました。ご挨拶して外にでます。
修善寺温泉停留所に到着してみると、次の修善寺駅行きはで到着時間をチェックすると30分ほど余裕があったので、タイミングがあうまで歩いていくことにしました。
修善寺温泉入口まできたところで、バスの発着時間間近となったので、今日の歩きはここまでとしました。
バスが到着したので、乗り込みます。
修善寺駅からはこのコで帰りました。お疲れ様でした。

まとめ

紅葉ピーク前に来てしまった修善寺温泉と修繕時もみじ林、そして、金冠山の様子でした。

修善寺周辺は、都内から赴くには少し遠いのであんまり頻繁に通う場所ではありませんが、桜の時期や、紅葉の時期にはステキな風景を楽しめる良き観光地です。

それぞれ見頃のタイミングを狙って訪れてみてくださいね。

そしてそして、時間の余裕があったら、金冠山にも繋げて山行も一緒に楽しんでしまいましょう。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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