山行の記録|南伊豆の下田から須崎遊歩道を通って爪木崎までの海辺散策を楽しんできました

七月も最後の週となりました。

連日、30℃を超える猛暑が続き、立っているだけで汗が出る状況なので、寧ろ、毛穴から塩が吹く位に汗を出し切ってやろうと南伊豆の須崎遊歩道に足を運んでみました。

下田駅からの路線バスは本数が少ないので、直接歩いて向かいましたが、道の駅「下田みなと」から始まり、弁天島、パリスの小径と通過して、恵比寿島、細間の段、爪木崎と太平洋への絶景と潮風を楽しみながらお散歩できました。

流石にサンダルで歩ける道ではありませんが、スニーカーであれば十分歩けるルートなので、海水浴に来たついでに歩いてみると、良い時間潰しになるかもしれません。

是非、最後まで読んでいって下さいね。

https://twitter.com/syo1_yamanoblog/status/1685217215820496897

目次

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/7/29

天候:晴れ

エリア:伊豆エリア

コース概要:伊豆急行線「下田駅」〜道の駅「下田みなと」〜弁天島〜ハリスの小径〜恵比寿島〜細間の段〜田ノ尻〜俵磯〜爪木崎灯台〜池の段ビーチ〜東海バス「爪木崎停留所」

難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往)伊豆急行線「下田駅」からスタート

(帰)「爪木崎停留所」から、東海バスで伊豆急行線「下田駅」へ向かい、そこから帰路へ

概要

須崎遊歩道(すざきゆうほどう)

「須崎遊歩道」は、静岡県下田市にある「須崎海岸」から、水仙の群生地で有名な「爪木崎」まで約2.8kmの短いハイキングルートです。

海岸コース、岩場コース、山道コースの3コースが整備されていますが、ここでは実際に散策に利用した海岸コースを中心に説明していきます。

「須崎海岸」側の起終点は須崎海岸停留所で、須崎港の外周に沿って進んでいきます。

途中で樹林帯にはいりますが、中盤地点にある「細間の段」で海への視界が開けて絶景を楽しむことができます。

その後、再度樹林帯に入り「田ノ尻」の入江に出ることができます。

白亜の灯台「爪木崎灯台」を眺めながら高台に上り詰めると「爪木崎」側の起終点に到着です。

ここから「爪木崎灯台」までは直進距離で5分。大規模な柱状節理ちゅうじょうせつりが特徴的な俵磯たわらいそや、たくさんの海水浴客で賑わう池の段ビーチを周遊すると15分から20分ほどかかります。

いずれも海への眺望に優れたポイントなので、是非、周遊して楽しんで下さい。

なお、最寄バス停「爪木崎停留所」から出る路線バスは本数が少なく、2時間毎にしか発着しません。

最終便は、7月中旬から8月末にかけては16時、それ以外の期間は14時となります。

これを逃すと、車道歩き1時間の「爪木崎入口停留所」まで進むか、タクシーを呼ぶ必要がありますので、ご注意ください。

関連リンク

下田市内の遊歩道ですが、なぜか南伊豆町の公式HPに観光マップが掲載されていました。道中かなり参考になるかと思いますので、合わせてご確認ください。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 15314 m
最高点の標高: 76 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 1047 m
累積標高(下り): -1034 m
総所要時間: 06:29:14
Download file: climbing-record-20230729.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。

展望の楽しめたポイント
  • 恵比寿島の千畳敷
  • 細間の段
  • 爪木崎灯台足下
恵比寿島の千畳敷

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「恵比寿島えびすじま千畳敷せんじょうじき」です。

かつて太古の海底火山だったことを思わせる火山灰によるマーブル模様や、ゴロゴロとした大小の石がギュッと詰まった水底土石流の岩壁の目につく小島「恵比寿島」の南岸には、千畳敷と呼ばれる平坦な磯が広がっています。

磯遊びに絶好のスポットですが、島側に少し登ったところベンチが設置されていて、高台から南方面に広がる太平洋を見通すことができます。

伊豆諸島はもちろん、石廊岬や南伊豆高台で回る風力発電群も眺めることができます。

磯で遊んだ後、休憩しながら眺めを楽しむと良いでしょう。

ギャラリー

恵比寿島は、ぐるりと島を一周する周遊道が設定されていますが、入り口の反対側の千畳敷を見下ろす位置に展望所があって、そこからの眺めがとても良いんです。
東から西へと見ていくとこんな感じです。まずは、半島に隠れ気味の伊豆大島が見えて
利島、鵜利根島うどねじま、少し離れて、新島、式根島と重なるよに、うっすらと三宅島まで見えています。
さらに離れて、一つだけ遠くに浮いているのが神津島
肉眼でもかろうじて灯台が確認できる神子元島みこもとじま
そして、磯で遊ぶ人々の奥に、石廊崎いろうざきの突端があり
内陸への眺めに移っていく感じになっています。

Instagamにアップしたプチ動画も一緒に見ていってくださいね。

細間の段

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「細間ほそまだん」です。

須崎遊歩道のほぼ真ん中にある、平坦な踊り場状の岩場です。

現地に立っていた説明板によると江戸時代の石丁場跡だったようで、ところどころ削られたような線が入っているのは確認できましたが、以前訪れた「入間千畳敷いるませんじょうじき」のように長方形にくり抜いた跡は特にありません。

代わりに、赤褐色の火山岩が綺麗な段層を作る目に楽しい場所となっています。

また、陸地から少し突き出た踊り場になっていて、東西と南の三方に視界が開けた開放的な場所で、伊豆の南海に点在する島々や、爪木崎の灯台、恵比寿島とその南に広がる千畳敷を眺めることができました。

なお、日光が直接当たる場所なので、日差しが強い日には帽子を忘れずにご持参くださいね。

ギャラリー

細間の段に立っている案内板です。この案内によると、この場から、かなり多くの島々を眺めることができそうです。
場所としては、このような感じに陸から少し突き出していて、赤茶色の火山岩が目立つ踊り場になっています。
踊り場から、遊歩道を見上げるとこんな感じ。結構、高低差があって、遊歩道からの眺めも秀逸でした。
ここでも東から西に向かってぐるっとみていきます。まずは、東の端っこからです。恵比寿島からは見えなかった、爪木崎灯台が見えます。そして、大きな伊豆大島の全貌も見えています。
正面には、利島に鵜利根島、ちょっと離れて新島と式根島、もっと離れて神津島といった並びです。
手前の岩壁に隠れそうになりながら、神子元島があって
さっきまで滞在していた恵比寿島と、こんな感じに絶景を眺めることができます。

Instagamにアップしたプチ動画も一緒に見ていってくださいね。こちらは、一つ上段から眺めた感じになっています。

爪木崎灯台足下

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は爪木崎つめきざき灯台足下」です。

灯台が立つ場所ということで、海への展望が抜群に良い絶景地です。

前出した「恵比寿島の千畳敷」「細間の段」と同じく、南海の島々を見渡せるのと合わせて、東伊豆の海岸線に立つリゾートホテル街や稲取細野高原の風車たちの他、伊豆半島の屋台骨たる天城連山といった半島内陸への展望にも恵まれています。

歩いて3分の距離に「池の段ビーチ」があることから、海水客が多数訪れる場所を想定していましたが、思いの外閑散としていて、落ち着いてゆっくりと海への絶景を眺めることができました。

有名観光地と敬遠せずに、思い切って立ち寄ってみると意外と穏やかな時間を楽しめるかもしれません。

ギャラリー

白亜の塔、爪木崎灯台が見えて来ました。あの足元からの眺めが秀逸です。
恵比寿島、細間の段と眺めて来ましたが、ここからは東伊豆の海岸線や天城連山が見えるので、この変化がまた良いんです。
そんなわけで、また東から西へみていきますが、まずは天城連山、写真が潰れてしまってますが、手前にある稲取高原に立っている風力発電群がクルクルと回っている様を眺めることができます。
そして、海岸付近にひしめいているリゾート旅館やホテルたちのミニチュアたちが見えて
グッと海岸に視線をずらすと、伊豆大島全体がよく見えています。
ゆっくりと進む船に視線を合わせていくと、特徴的な形の利島がみえてきて、その脇っちょには小さく鵜利根島
さらに視線を動かすと、新島とつながるようにみえる式根島がペアでみてきました。三宅島は雲に隠れてしまったか、ちょっと肉眼では確認できません。
午後15時を回っての帰宅ラッシュなのか、エラい数の船舶たちが下田港方面へ爆走していく中、ひっそりと佇む神津島があって
流石に霞んできた灯台の立つ神子元島を確認したら
細間の段付近の突端部分が見えてきて、概ね270度のワイドビジョンな水平線への眺めは、ここまでとなります。
そして、お隣の入江のキラキラも綺麗でした。

Instagamにアップしたプチ動画も一緒に見ていってくださいね。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。

強いてあげれば、車道を行き来する車に注意するといったところになります。

注意した方が良さそうな区間
  • 特になし

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候晴れ
  • 気温:34〜35℃
  • 活動場所:標高0〜80m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

停滞時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:無し

今回は、家から出るときから家に帰るまでずっと半袖Tシャツで過ごしました。

35リットルザックを担いでいると、立っているだけで汗が噴き出て来る気温でしたが、海岸線に出てしまえば、強めの潮風に煽られて汗もすぐに乾燥してしまい不快感はそれほどでもありませんでした。

それでも、帰りの路線バスを待つ間、照り続ける直射日光であらためて汗まみれになっていました。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

下田駅スタート時の気温は34℃ぐらい。直射日光が痛いくらいの快晴でしたが、市街地を抜けて海に面してからは、潮風でクールダウンしつつ歩くことができました。
須崎遊歩道のど真ん中「細間の段」での気温も34℃。14時ぐらいになっていましたが、暑さ一定でバテバテになるほどではありませんでした。
「爪木崎停留所」で帰りのバスを待っている最中、16時近辺の気温を36℃。海の近くは夕方になるにつれて気温が上がる感じなのでしょうか。水は保温効果ありますしね。案の定、黙って座っていると乾き切ったはずの汗も吹き出してきてました。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、伊豆急行線「下田駅」からの歩いてスタートすることとしましたので、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。

  • 「東京駅」から、JR東海道本線沼津行きに乗り込み、「熱海駅」へ
  • 「熱海駅」から、JR伊東線伊東行きに乗り込み、終点の「伊東駅」へ
  • 「伊東駅」から、伊豆急行線下田行きに乗り込み、終点の「下田駅」へ

今回は、下田駅からスタートということで、おトイレの時間も身支度の時間もシビアではありません。

乗り継ぎの電車に間に合うように、それぞれの駅や電車内のおトイレをお借りしてすすみました。

身支度は、下田駅を出てすぐにあるバスターミナル前のベンチの一つをお借りしました。

諸々、準備が整ったらスタートしていきます。

ギャラリー

東京駅からJR東海道本線沼津行きの始発に乗り込みます。熱海駅のホーム階段は概ね8号車両付近だったはずなので、後ろより車両に乗り込んでおくと良い感じです。
7月下旬だと、午前5時でも電車を待つ間に汗が滲んできます。東海道本線、早くきてくれー。
到着早々に乗り込んで、車内空調で体を冷やします。始発なのに車内を冷やしてからホーム入りしてくれるJR東日本に感謝です。
熱海駅に着いたので、伊東線に乗り換えます。
いそいそと一番のりばへ急ぎます。おトイレ行きたいですが、座席確保を優先してスルーです。
窓際を確保できたので、荷物で場所取りしておトイレへ。帰ってくる頃には立ち乗り多数の混み混み状態になっていました。さすが夏休みシーズンですね。
終点伊東駅で、お隣の伊豆急行線へ乗り換えます。意外にも伊東で降りる方が多く、伊豆急行線の混雑具合は軽減していました。
東側の窓際は直射日光当たってとても眩しい時間帯でしたが、ブラインドを閉めるのは勿体無い景色でしたので、目を細めながらがっつり見入っていました。
終点の下田駅に到着です。青春18きっぷでここまで来たので、有人窓口で改札を済ませて外にでます。
関所を潜る前に、念の為、構内のおトイレに立ち寄っておきます。
ようこそ下田市へ。何度も下田駅へ足を運ぶようになったので、この案内図にもようやく見慣れてきました。
案内図を左へ進み、東海バスのりばへ向かいます。
山の朝市にそそられましたが、すでに終了間際で売り物残ってませんでした。あらやだ、残念。

伊豆急行線「下田駅」〜道の駅「下田みなと」

最初のポイントとなる、道の駅「下田みなと」へと向かいます。

市街地を横切って稲生沢川いのうざわがわを渡ります。

道なりに進んで、武ヶ浜停留所が見えて来たら、港の方へ右折していきます。

市場のような建物がみえてきたら、道の駅「下田港」に到着です。

お魚の直売店や、魚介類系の定食屋などの前を通過すると大型船舶の波止場があり、その手前で湾内を眺めることができます。

旅客船や漁船を一通り眺めたら、さらに先に進むことで、黒船観光線の停泊所があります。

海上保安庁の警備船も止まっていたので、外見だけ確認して先に進んでいきます。¥

ギャラリー

身支度できたところで、スタートです。交差点を渡って
道の駅の方向へ進みます。
立体交差点まで来ましたが、どうも、道路を渡らない方がよかったみたいで、改めて反対側に戻ります。
橋を渡る途中
ジェットスキーを水上に下ろしているところに遭遇しました。クレーンで釣って下すのですね。意外と大変っぽい。
道に沿って進んでいくと
「武ヶ浜停留所」が見えて来ました。ここから港方面へ折れていきます。
漁港の事務所っぽい建物が並ぶ中進んでいくと
道の駅に到着です。
直売所にしては綺麗な建物だなと前を横切ります。
定食屋もありました。とれたてのお魚が食べられるのかしらね。
そして下田バーガー。なんかすごく懐かしい響きです。金目鯛のフライを挟んでるんでしたっけね。
製氷所なるでっかい建物の横に
太田型船舶の波止場がありました。近寄れなかったのでスルーです。
端っこまでいくと、海上保安庁の船と黒船が並んで停泊してます。
黒船クルーズを終えた人々に逆らって停泊所までいくと
なかなか立派な黒船遊覧船が停泊していました。
お隣の海上保安庁の船もかっこいい感じです。それにしても日の丸はお船に掲げるとすごく映えますね。

道の駅「下田みなと」〜弁天島

道の駅「下田みなと」から黒船の停泊所まで進んできたら、隣接するまどか浜海公園の中を通過します。

みさご島や犬走島を横目に園内をすすみます。

滑り台のある遊具エリアを抜けると、しばし湾内の細い道をすすみ、玉泉寺を通過したら「弁天島」に到着です。

斜交層理と呼ばれる斜めに交差している縞模様の岩壁を眺めたら、島の真ん中にある下田龍神宮にご挨拶したら、ハリスの小径遊歩道に向かいます。

ギャラリー

道の駅を通過したら、隣接するまどか浜海遊公園へと入ります。
南国風の植物が生える遊歩道を進むと
ちょうど、黒船遊覧船が出航していくところでした。
港内にある、毘沙子島や犬走島を眺めつつ進んでいくと
坂本龍馬の像が立っていました。そういえば、下田は龍馬ゆかりの土地でしたね。
遊具エリアを通過して
公園を後にします。
至る所に貼ってあった警告文。世紀末はもう終わったはずなのに、日本はどんどん世紀末化していく感じがします。
のこのこと海岸線を歩いていくと
小学生の描いた絵を使った、下田の説明が掲載されていました。二十枚ほどなので、結構な枚数ありましたね。
読み進めていくと、弁天島がみえてきました。
直進ルートは、祭事の真っ最中だったので、一旦、車道に回り込むことにしました。
住吉大明神なる大旗が掲げてあり、和太鼓の音が心地よく響いていました。
ぐるり回り込んだら弁天島の方へ進みます。
神社が見えたので立ち寄ってみると
開運下田龍神宮なる神社でした。弁天島という名前から弁天様を祀っているものと思っていたので意外でした。
訪問のご挨拶をして、島を一周してみることにしたのですが、
浜辺に降りる道は竹の棒で通行禁止にされていて通れません。
コンディション的には歩けそうだったのですが、無理せず戻ることにしました。
代わりに、反対側の斜交層理と呼ばれる珍しい地層を見学していきます。
この斜めになった縞模様がそうなのですが
縞模様のそれぞれがかなりえぐれてて、放熱版みたいになっていました。
振り返ると、祭事も佳境に入って来たようで
神事さんがお神輿前で、何か紙吹雪のようなものを撒いていました。

弁天島〜ハリスの小径

「ハリスの小径」へは、下田港に設置されてる堤防下の遊歩道を歩いていきます。

一瞬だけ、車道にでますが、直ぐに「ハリスの小径」の道標が出て出てくるので、見落とさずに右折します。

公園の遊歩道のような道を進んでいくと途中から山道に変わり、腰ぐらいまで育った雑草の中を進んでいくことになります。

この時期、羽虫などがすごいかと思ったのですが、思ったよりも個体数は少なく、代わりに蜘蛛の巣がびっしり張っていて、蜘蛛たちが羽虫類を駆除してくれていたのだろうとありがたく感じる点がありました。

反面、蜘蛛の巣を払い落としつつ進むこととなったので、ずいぶんとペースダウンしてしまいました。

テトラポットの並ぶ作業場まで来ると「ハリスの小径」も終了です。

ここからは、内陸の車道に戻って進んでいくことになります。

ギャラリー

弁天島を後にして、遊歩道「ハリスの小径」へと向かいます。
ちょっとだけ、弁天島を振り返って
南国風な小径を進みます。
堤防を上がる階段があったので登ってみましたが
こじんまりした砂浜があって行き止まりのようだったので戻ります。
まっすぐ進んでいくと
行き止まりが見えて来ました。
引き返さないといけないかとビビってましたが、車道へすり抜ける場所がありました。
少しだけ車道を進むと
ハリスの小径への入り口を発見です。
港の東岸に沿って遊歩道が伸びています。
面白い形の小島というか離れ磯というか、そんなのを横目に先へ進みます。
平和の碑を通過して
蝉の鳴き声が半端ない中を進んでいくと
鋪道が終わって獣道っぽくなっていきます。
道は明瞭ですが、蜘蛛の巣が多くてちょっと難儀します。
背伸びをすれば、堤防の外側の景色もみれます。
さっき出航していった黒船が帰って来たみたいです。
雑草がモリモリな区間を通過すると
大きな広場に到着です。
テトラボットの並ぶ方へ進んでみると
吉田松陰の碑なるものがありました。
反対側へ進もうと思いましたが、ガッチリ柵が閉まっていて無理そうです。
横から侵入も対処ずみのようで、仕方ないで内陸へ進むことにしました。

ハリスの小径〜恵比寿島

「ハリスの小径」を通過したら、住宅街を登っていきます。

路線バスの走る大通りに合流し、須崎方面へと進んでいくと「爪木先入口停留所」が見えて来ます。

「爪木崎停留所」の最終便に間に合わなかった時は、最悪、ここまで歩いて戻ってくる必要があるので、周囲の様子を把握しておきます。

GPSマップ上の位置も押さえた上で「恵比寿島」へと降っていきます。

途中で「州佐里崎すさりざき台場遺跡」へ寄り道してみようと分岐を進んでみましたが、行き止まりになっていたので引き返して「恵比寿島」へと向かいます。

広々とした磯で遊ぶ海水客がみえてきたところで「恵比寿島」へ到着です。

島の外周に設置された遊歩道を一周したら、須崎遊歩道へと進みます。

ギャラリー

内陸に向けて登ります。
民家を通過して
路線バスの通る大通りへ合流です。
対岸の爪木崎入口停留所を通過して
三叉路を右へ進みます。
恵比寿島の案内がありました。
多分おそらく、ここをまっすぐの意味の案内板だったと思われますが、バッチリ間違って右へ進みます。
間違ったご褒美に、私設の見晴台を発見
いきなり現れた像の置物が呪術的でしたが、おかしなことは何も起こらずに下田港への眺めを楽しめました。
車道に戻って進んでいくとT字路が現れました。
右に折れてみました。
下田港を見下ろしつつ進んでいきます。
反対側が開けて
遠目に神子元島が見えました。あの島にも一度は上陸してみたいですね。
どんどん進んでいったのですが、いきなり行き止まりになってしまったので、来た道を戻ります。
T字路まで戻ったので、恵比寿島への正規ルートに戻ります。
謎のアンパンマンに見送られながら坂道を降ります。
徐々に海への眺望が広がって来たところで
「恵比寿島」が見えて来ました。
早速、橋を渡って島巡りをしてきます。
橋の下をみると、青く透き通った海水が気持ちよさそうです。
島に渡ってすぐに立っている案内板。周囲を一周する周遊路の他に、内陸を一周する道もあるようです。
階段を登って内陸に入れるようでしたが、まずは、外周を見て回ることにしました。
コンクリでガッチリ固められた鋪道を進みます。
千畳敷と呼ばれる、広い広い磯が広がっていて、かなり沖の方まで海水客が出ていました。
どんどん進んでいきます。
南の端っこまできてみました。ここもかなりの広さの磯が広がってます。
はるか遠くの方では、普段着のまま釣りをしている人もいたので、陸続きにたどっていけるのでしょう。
なんかちょっとあそこまでいくのは面倒だったので、高台に登って、内側の周遊路に向かいます。
こっちは、舗装されていない道で、水着で入るのはやめた方が良いくらい雑草が生い茂ってました。
普通に登山装備なので、苦も無く進みます。
時々、藪漕ぎっぽく雑草をかき分けて進むと、神社がありました。鳥居を読むと恵比寿神社となっていました。
入口の説明文によると、昔は祭祀場だったのだとか。
見上げると、隣に灯台のようなものが立っていたので、そちらへ向かってみます。
須崎恵比寿島指向灯だそうです。灯台のように、ぐるぐると光が回るのでは無く、航路を示す方向に向けて灯りを灯す役割みたいです。
登ってみたかったのですが、入口はしっかり鍵がかかっていて入れないので、南岸に戻って、残りの外周を回ります。
ガサガサと道を進んで
南岸の展望所に戻って来ました。
良い天気だなーと一回りに眺めたら、逆側の外周を歩きます。
こちら側は、日陰だからか甘利ターフやテントがなくて歩きやすいです。反対側は、道の至る所をテントが埋めていて、正直邪魔でしかなかったので助かります。
脱ぎ捨てられたサンダルとか、落ちたタオルとか踏まないようにといった気遣い不要となった分、周囲の様子を観察しつつ進みます。
改めてみると、すごい模様です。
入口の案内図まで戻って来ました。
橋を渡って本土に戻ります。
一度振り返って島全体を眺めたら、本日のメインディッシュ須崎遊歩道へと向かいます。

恵比寿島〜細間の段

「恵比寿島」を後にしたら、須崎港へ向かって車道を進みます。

数々の民家や民宿を通過して「須崎海岸停留所」に到着したら、バックに立っている案内図でこれからの道のりを確認しておくと良いでしょう。

そのまま小白浜を通過して漁港の端っこまで到着したら、ここからは遊歩道を進みます。

少しずつ、高度を上げていき、樹林帯をぬけたところで「細間の段」を見下ろす高台に到着です。

まずは、この高さからの眺望を楽しんだ後、「細間の段」と呼ばれている踊り場へ降りて、あらためて絶景を楽しむと良いでしょう。

ギャラリー

「恵比寿島」から戻ったら、須崎港へ向かいます。
おトイレを通過して
天草干す広場も通過です。
ここも夏祭りしているのでしょうか。でかい旗が立っていました。
そして10分ほどでバスの停留所に到着です。
ここから須崎遊歩道に入ります。
江戸城を作るときに行き来していた千石船を繋ぐための石だった御影石というのが飾られていました。
普通に交通標識みたいな立派な道標が立っているので、ちょっとびっくりしましたが、矢印に沿って進みます。
漁船を眺めながら進みます。
さらに漁船を眺めながら進みます。
真新しい道標。なんでも、この海岸コースはできて間もないんだそうです。
ここから遊歩道に入ります。
足元スケスケの橋を渡って
整備された石畳の道を進みます。
この辺りも海への眺めがとても秀逸です。
しばし、海を眺めて進んだら、樹林帯に入っていきます。
この辺りから舗装された道はなくなり、山道を進みます。
この辺売地なんですね。行政の持ち物だと思ってたのですが意外です。いくらぐらいなのかしらね。
T字路にでました。
小さな案内板によると、左に進むと岩場コース、右に進むと海岸コースのようです。
海岸コースに向かって右折します。
しばし樹林帯を歩くと、海への展望が広がります。
階段をどんどん降っていくと
案内が立っていて
「細間の段」に到着です。
頑丈そうなベンチに机が設置されていましたが、直射日光に当てられてめちゃめちゃ熱くなっていました。携帯の座布団あるのでなんとか座れましたが、直に座るとお尻がジンジンするかもしれません。
周囲は、こんな感じにマーブル模様の火山岩になっています。
ところどころに、マグマの通り道が固まったと思われる長細い岩脈が見て取れます。富士山の宝永火口の上部にもこんな感じの岩脈がありましたね。十二薬師岩でしたっけ。あちらと規模は段違いですが、似たようなものなのでしょうか。
正面の岩礁も赤茶けていて火山岩なんだろうなあ。
カニランテ様の白骨が転がっていました。結構、形状が残っているもんですね。
30分ほど長居してしまいました。十分楽しんだので、先に進みます。

細間の段〜田ノ尻

「細間の段」で絶景を楽しんだら、あらためて林道まで登って「爪木崎」方面へと進んでいきます。

石丁場跡地と思われる、長方形に切り出された穴が目立つ石畳を通過し、樹林帯のアップダウンを30分ほど進んでいくと、白亜の灯台が見えるベンチの前まで到着です。

ここからは、入江状になった海岸線を回り込むように進んでいくことになります。

ギャラリー

十分楽しんだと思いましたが、遊歩道まで戻って振り返ってみると、もう少し見てまわりたい気持ちが沸々と湧いて来てしまうので、未練を断ち切って先に進みます。
午後に入ってさらに青さをました空にテンションが上がります。
しばらく進んでいくと、石畳の広場に到着しました。
降りる前に上から眺めてみると、なかなかの広さがあります。
端っこに、「細間の段」の踊り場が少しだけ見えるので、あっちからも見えていたみたいです。
降りてみると、このあたりが石丁場跡だったようです。「細間の段」の案内板に、昔は石を切り出していたと書いてありましたが、切り出した後が無かったので不思議に思ってましたが、こちらがそうだったようです。
こんな感じの四角い切出し後がいっぱいありました。
切り出した後に溜まった海水には小魚がいっぱいいて、見ていて結構面白かったのですが、あまり長居もできないのですぐに切り上げて先へと進むことにします。
海岸近くまで降ると、また鋪道が敷かれていますが
樹林帯に近づくにつれてそれもなくなり
普通に山道となりました。
木漏れ日の中、道標に沿って歩きます。
木造の階段が出て来て
登り切って、しばし進むと
ベンチが設置されていました。
ここから「爪木崎灯台」がよく見えます。
灯台だけじゃなく、太平洋に浮かぶ島々もよく見えていました。
先ほど通過してきた石丁場跡も眺めたら、先へ進みます。

田ノ尻〜俵磯〜爪木崎灯台

入江状の海岸「田ノ尻」を進んでいくと、船着場が見えて来ます。

ここから、遊歩道と車道とに分かれますが、どちらを進んでも「爪木崎」には到着できます。

歩きやすい方をチョイスして進んでいきましょう。

遊歩道の起終点に到着したら、せっかくなので、周囲の観光スポットを周回してから帰路に着くことにします。

まずは、俵磯のある西へ回り込むように設置されている遊歩道を進みます。

途中から、舗装された道を外れて踏み跡に沿って海岸線へと降りていきます。

海岸いっぱいに広がる柱状節理の岩壁たちを通過して、舗装路まで戻ったら「俵磯」の展望所に到着です。

六角形の柱がびっしり詰まった岩壁を眺めたら「爪木崎」の突端にある灯台まで歩を進めます。

途中にある展望広場を通過して、先っちょまで歩けば「爪木崎灯台」に到着です。

灯台の入り口はしっかりネジが打ち込まれていて登れないので、裏側に回って海を眺めることにします。

ここからの眺めも十分に絶景ですよ。

ギャラリー

ゴツゴツした岩場を通過します。
ごっそりと削られている岩がありました。
波にえぐられてという感じでは無いので、冷水破砕岩というやつでしょうか。
軽石みたいな穴も空いていたのでやっぱり火山関係なんだろうなあ。
興味深い地形を見ながら進んでいくと
また穴ボコが空いていました。
これはなんとなく人工っぽい感じですがどうかなあ。
チラチラと岩場を眺めつつ進んでいくと
赤土の裂け目がありました。崩れて来そうな裂け目だったので、なるべく近寄らずに離れます。
小さな浜辺を通過すると
遊歩道の道標が出ていましたが
車道が並行していたので、そちらへ進んでみます。
大学の研究棟の前を通過
高台まで登っていくと
須崎遊歩道の東側の端っこに到着です。
バスの時間まで1時間ほど余裕があったので、灯台にも足を運ぶことにしました。
なんかご立派な門を通過していくと
北側に池の段ビーチが見えて来ましたが、そちらは後回しにして
南側の道を進みます。
途中で道順を外れて
海岸線に降りていくと
柱状節理な火山岩がいっぱいな海岸線に到着しました。
なかなかの奇観を楽しみながら道なき道を進みます。
しばらく進むと、登り坂に入ります。
ここもかなりの雑草地帯でしたが、かき分けかき分け進んでいくと
道標が見えて来て
俵磯の展望ポイントに到着です。
案内文の横から見下ろすと
ちょっと影になってしまいましたが、六角形模様が秀逸な俵磯を見下ろすことができました。
目をあげると、灯台もかなり近いところに立っています。
そうして、道なりに進んでいくと開放的な眺めの広場に到着です。
振り返ると、遠く神津島の方にたくさんの積乱雲が発生しているのが見えました。
ベンチを通過して進んでいくと
ハートマークのフレームが立っていて
恋する灯台なる案内板が立っていました。カップルにはウケが良さそうですね。というか、日本ロマンチスト協会なんて組織があるのですね。これは、ロマンティックが止まりません。
そして、恋する灯台に到着です。すごく恋してそうな見た目ですね。知らんけど。

爪木崎灯台〜池の段ビーチ〜東海バス「爪木崎停留所」

「爪木崎灯台」裏手からの眺めを堪能したら、「爪木崎停留所」まで戻ります。

その前に、東側へ回り込むように降って「池の段ビーチ」を覗いていきます。

流石は夏休みシーズン、小学生ぐらいの子供連れのファミリー層が大変

に多く、子供たちのはしゃぐ声が大きく響き渡っていました。

「池の段ビーチ」を後にしたら、駐車場奥にある「爪木崎停留所」まで向かってゴールです。

もしバスの時間に余裕があるようでしたら、バス停の待合ベンチで待つか、周囲の展望を眺めてウロウロしているとそのうち所定の時間になると思います。

ギャラリー

キュンキュンしてそうな灯台を後にして、「池の段ビーチ」に向かいます。
階段の上からでもすごい綺麗なビーチの雰囲気がムンムンしてきます。
あんまり近くで撮影すると盗撮を疑われるので、遠目から一枚。
沖の方も海水が透明でとてもきれいです。
波も穏やかで、海水浴するには良い場所でした。
門まで戻って、バスの停留所まで進みます。
でかい魚の置物があるなと思ったらゴミ箱でした。
案内所を通過して
駐車場を回り込んだところに
「爪木崎停留所」がありました。
ちょっと時間があったので、最後にもう少しだけビーチを眺めておきます。
ようやくバスが到着したので乗り込みます。午後16時のバスですが、これが最終便です。めちゃめちゃ早いですよね。
下田駅に到着です。さすがに汗がすごいので、お風呂に立ち寄っていくことにします。

おまけ

今回は、下田駅から徒歩5分の「いづみ荘」というところの日帰り入浴サービスを使わせてもらいました。

先に言ってしまうと、再訪はちょっと厳しいサービスレベルでした。

理由は、以下の通りです。

  • フロントで何度も大声を出さないと従業員が出てこない
  • エレベーターが無く、4階まで階段で登り降りする必要がある
  • 脱衣所に空調がなく蒸し暑いため、湯上がり後に再度汗まみれになる
  • 浴室内のイス、桶が黒カビで汚れてて、衛生面に不安がある
  • 給湯施設が壊れていて、一つはお湯しかでないし、別の一つは水しかでない

温泉と聞いていたので、成分分析表が張り出して無いか探してみたのですが、脱衣所やお風呂場近くには無く、かと言って、また大声で何度も呼び出すのは正直勘弁だったので、問い合わせすることなく撤収しました。

唯一のプラス点は、浴室から見える寝姿山への眺めで、これはとても秀逸でした。

入浴料500円と格安なので、その点を考えると致し方無いのかもしれませんが、同じ価格帯でも相応のサービスレベルを保って営業している入浴施設はたくさんあります。

下田駅周辺にも「昭和湯」という格安温泉施設があるので、わざわざこちらの施設を選んで再訪することはないかなと正直感じてしまいました。

ちょっと上から目線な言い方になってしまいますが、今後良くなることに期待といったところでしょうか。

「昭和湯」については、次の記事に詳しくまとめています。気になったら、こちらも見ていってくださいね。

ギャラリー

いづみ荘の外観です。浴室から見える寝姿山の景観はとても良かったんですが、その他の点がなかなかに厳しい施設でした。
お風呂を出て、下田駅から伊東駅へ向かったら、あとは高崎線直通電車で爆睡して帰りました。お疲れ様でした。

まとめ

南伊豆の「下田駅」から、海岸線を通って「恵比寿島」を周回。その後、須崎遊歩道を通って「爪木崎」まで歩いてみた様子でした。

今まで歩いた南伊豆の遊歩道の中で、一番文明の匂いのする遊歩道で、「爪木崎」に近づくにつれて石畳でしっかり舗装された道や階段が増えていき、ちょっと大きめの公園をお散歩している感覚で歩くことができました。

「細間の段」がある中間地点まで来ると、流石に山道のアップダウンが続くので登山靴かそれに類したものがよさそうですが、厚底のスニーカーでも通過することもできそうではあったので、軽装でサッと歩いてパッと帰るというプランも悪くないかもしれません。

是非、機会を見つけて歩いてみてくださいね。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次