東京の屋根、奥多摩エリアには様々な立ち寄り温泉施設があります。
中でも奥多摩駅から歩いて10分の好立地にある「もえぎの湯」は、入浴後にそのまま電車で帰路につけるということで、登山帰りの方や近隣の氷川キャンプ場から訪れる方など、たくさんの方々が訪れる人気の立ち寄り温泉施設となっています。
今回は、そんな奥多摩定番の立ち寄り温泉施設「もえぎの湯」を紹介していきます。
奥多摩の大自然で遊んだ後に、さっぱりできる温泉施設をお探しでしたら、今回の記事はきっと参考になるかと思います。
是非、最後まで読んでいってくださいね。
- すべすべ肌を目指している人
- 入浴後はあまり歩きたく無い人
- 大きなザックを担いできた人
- お風呂に入ったらサウナで整いたい人
- お風呂はゆっくりゆったり入りたい人
- コスパ重視の人
基本情報
まずは、基本情報です。
施設名:奥多摩温泉 もえぎの湯
住所:〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
電話:0428-82-7770
営業時間:
(4〜11月)10:00 ~ 20:00(受付終了19:00)
(12月〜3月)10:00 ~ 19:00(受付終了18:00)
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
湯船の種類:内風呂、露天風呂
無料設備:ボディソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー
有料設備:-
登山者向設備:大きなロッカー○、ザック置き場○、大きな靴入○、靴洗い場✖️
宿泊設備:✖️
駐車場:○(無料駐車場あり:約150台)
客層:単独、グループ、ファミリー、カップル
※最新情報、臨時休業については公式HPをご確認ください。
泉質情報
そして、一番気になるお湯情報です。
源泉名:奥多摩温泉・奥多摩温泉第2源泉の混合泉
泉質:ふっ素イオン、メタほう酸の項で温泉法の温泉に適合する。ただし、療養泉には該当しないので泉質名は無い(館内の温泉分析書より引用)
水素イオン濃度(pH):9.9
使用量(リットル/日):29
泉温(℃):21.8
飲用:×
泉質別適応症:療養泉に該当しないため、温泉法上の泉質別適応症も掲載無し
泉質の特徴
「もえぎの湯」は、環境省が定める鉱泉分析法指針に沿った分析により、温泉ではあるが、療養泉と認められるには至らない泉質だという結果が出ているようです。
療養泉では無い温泉は、療養効果の期待できる温泉とは認められず、有効な適応症を温泉分析書に掲載することができません。
そのため、効果は今ひとつなのではと思われがちですが、一概にそうとは限りません。
療養泉では無いものの、温泉としては認められる条件はクリアしていますので、相応の効果は期待できます。
特に、条件をクリアしている成分「メタほう酸」には、洗浄作用があり「ニキビ」に効くと言われています。
また、水素イオン濃度も9.9pHとアルカリ性を示しており、お肌の無駄な角質を溶かすクレンジング効果も期待できます。
このことから、「もえぎの湯」は以下のような特徴を持つ温泉とみなすことができます。
「もえぎの湯」の特徴
- 美肌の湯
各成分の主な効果
- メタほう酸:洗浄作用(美肌の湯)
- アルカリ性のお湯:クレンジング効果(美肌の湯)
湯船
「もえぎの湯」の湯船には、内風呂、露天風呂、足湯があります。
それぞれの特徴を見ていきます。
内風呂
まずは内風呂の特徴です。
広さは14、15名が足を伸ばして入れるくらいの大きさがあります。
湯船の片側にジェットバスの噴射口が3つほどと、中央に泡の噴き出るバイブラが設置されています。
これらを利用することでマッサージ効果が期待できるでしょう。
難点は、洗い場と湯船が近い点でしょうか。
このため、湯船から上がる時に人様のシャワーがかかってしまうときがありますので、その点は気をつけておくと良いでしょう。
露天風呂
続いては露天風呂の特徴です。
内風呂から少し奥まった位置にあるので、ちょっとした秘湯感を味わえます。
湯船の大きさは、大人が足を伸ばして8名くらいが入れるくらいなので、中程度の大きさでしょうか。
木造の屋根、湯船も、周囲の緑とマッチして、とても良い雰囲気があります。
このような露天風呂なので、入浴客のほとんどはこちらに入ってきますので、混雑することが多いのが玉に瑕といったところでしょうか。
鮨詰め状態になっている時は、無理せずに内風呂でゆったりするのも悪く無いので、柔軟に対応するのが良いでしょう。
足湯
「もえぎの湯」には、施設の外に足湯があります。
10名ぐらいが一度に座れる大きさで、足だけの入浴なので湯あたりなどを気にせずにのんびりと温泉を楽しむことができます。
入館者は無料で利用できるようなので、気になるようでしたら、帰り際に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
ちなみに、足湯は水虫が移るからヤダというご意見を聞くことがありますが、これは本当なのでしょうか。
わたしの認識だと、足湯自体は流れ湯なので湯に浸かりながら感染することはほぼないと思っております。
もし、感染するとしたら置いてあるマットだったりじゃないでしょうか。
しっかりと足裏を拭いておけば防止できると思うのですが、誤っているようでしたらご指摘くださいね。
関連リンク
「もえぎの湯」公式HPに、浴槽や館内の様子、泉質成分が掲載されていました。さらに詳しい情報が欲しい場合は、URLよりご確認ください。
料金
そして、次に気になる料金についてです。
大人:
入館料(3時間) 平日950円、特定日(年末年始/GW/8月/11月)1,050円、超過料金 1時間毎250円
子供(小中学校):
入館料(3時間) 平日550円、特定日(年末年始/GW/8月/11月)600円
※この料金表は2023/2/17時点のものとなります。最新情報は公式HPや直接お電話にてご確認ください。
入館料は平日祝祭日変わらず一定額ですが、繁忙期による割増があるので訪れる時期にはご注意ください。
その他、障害者割引であったり、幼児は無料になったりとお得な制度もあるようなので、事前に確認しておくとよいかと思います。
宿泊設備はありませんが、徒歩圏内に「氷川キャンプ場」がありますので、キャンプのついでに立ち寄るのも悪くありません。現に、そのようなグループ客は毎回のように見かけています。
お得クーポン
ちょっと絡め手からとなりますが、奥多摩町のふるさと納税の返礼品にもえぎの湯のサービス券があります。節税のついでに入手するのも賢い方法かなと思います。
- 奥多摩町公式HPふるさと納税(詳しくはこちらをご覧ください)
アクセス方法
「もえぎの湯」へのアクセス方法です。
最寄の駅やバス停から公共交通機関を使ったアクセス方法、クルマでのアクセス方法の順に説明します。
公共交通機関でのアクセス方法
まずは、電車、バスを使ったアクセス方法です。
最寄りのバス停、駅それぞれからのアクセス方法について載せていきます。
また、近隣まで高速バスが出ているようなら、そちらについても載せておきます。
最寄りバス停からのアクセス方法
「もえぎの湯」は、JR奥多摩線「奥多摩駅」から徒歩圏内となりますので、この項目は空欄です。
最寄り駅からのアクセス方法
「もえぎの湯」の最寄駅はJR奥多摩線「奥多摩駅」になります。
駅からは徒歩で10分の距離、奥多摩ビジターセンターを越えて、多摩川方面へ徒歩10分で到着できます。
最寄り駅からのアクセス方法
最寄り駅からのアクセスマップ
高速バスでのアクセス方法
「もえぎの湯」に直行できるような高速バスはありませんでしたので、この項目は空欄です。
関連リンク
公共交通期間の時刻、運行状況、運賃の確認に役立つリンクを掲載しておきます。プランニングの際にご活用ください。
車でのアクセス方法
続いては、車を使ったアクセス方法です。
わたしは非マイカー組なので、実際に車でアクセスしたことはありませんが、需要があるかもしれませんので、調べた内容を載せておきます。
「もえぎの温」への最寄りインターチェンジは圏央道「日の出インターチェンジ(以降IC)」とのことなので、以下のようなルートとなります。
最寄りICからのアクセス方法
最寄りICからのアクセスマップ
「もえぎの湯」を利用してよかった点3つ
「もえぎの湯」がどんな施設なのか大体わかったところで、実際に利用してみて、よかったなと感じた点3つを紹介します。
- 美肌効果が期待できそうな、ぬるりとしたお湯
- 奥多摩駅から乗り換え不要の立地
- ザック置き場が脱衣所にある
美肌効果が期待できそうな、ぬるりとしたお湯
「もえぎの湯」を利用してよかった点の一つ目は「美肌効果が期待できそうな、ぬるりとしたお湯」という点です。
先に述べた通り「もえぎの湯」は、水素イオン濃度9.9pHとアルカリ性の強い泉質です。
これは、余計な角質や油分を溶かして洗い流してくれるので、つるつるなお肌にしてくれる効果があります。
登山をはじめ、長い時間野外活動をしていれば、体に汚れが溜まるものです。
下山後すぐにこれらの汚れを取り除けるのはうれしいところかなと思います。
注意点として、長湯しすぎると必要な油分も流されてしまい、逆にお肌がカサついてくる点でしょうか。
これらを防ぐために、湯船から上がった後はシャワーでお湯を洗い流して、可能だったら保湿液を持参してケアしておくと良いでしょう。
奥多摩駅から乗り換え不要の立地
「もえぎの湯」を利用してよかった点の二つ目は「奥多摩駅から乗り換え不要の立地」であるという点です。
山の麓にある温泉施設へのアクセスは、路線バスを使うところが多いです。
このため、何も考えずに帰路に着いたら、乗り継ぎに時間が掛かってしまい、家についたら深夜帯になっていたなんていうこともありえます。
その点、「もえぎの湯」は奥多摩駅から徒歩圏内にあるので、JR奥多摩線だけを意識しておけば、良いので随分と楽になります。
お風呂上がりに、バスや電車を色々調べるのは面倒くさいので、この点は助かるのではないでしょうか。
ザック置き場が脱衣所にある
「もえぎの湯」を利用してよかった点の三つ目は「ザック置き場が脱衣所にある」という点です。
大抵の温泉施設は、大型ザック置き場を設けてくれるところはほとんどありません。
スペースの関係上致し方ないところですが、置き場を設けてくれているところでも、場所は施設の外だったり、入り口の通路脇だったりと、お風呂場からは結構離れたところであることがほとんどです。
このため、ザックから貴重品や着替え、化粧品などの小物を取り出して脱衣所に向かうことになるので、持参した手提げ袋や、アタックザックなどへの詰め替えが生じます。
そうすると、ザックの中に小銭入れや櫛などを忘れて、無駄な行き来が生じるシーンが出てきます。
全てわたし自身が悪いのですが、こうなると結構面倒臭いんです。
櫛を忘れた時には、手櫛だけでドライヤーで乾かすことになってしまい、なんかモジャモジャな頭で家まで帰ることになりました。
その点「もえぎの湯」では、大型ザック置き場が脱衣所内に設置されているので、そんなことも起こりません。
うっかりさんには、とても助かる親切設計な施設になっていました。
「もえぎの湯」を利用してイマイチだった点3つ
どんな施設でも、よかった点もあれば、悪かった点も存在します。
ここでは、「もえぎの湯」を実際に利用してみてイマイチだったなと感じた点3つを紹介します。
- 内風呂と露天風呂しかない
- 利用者数に比べて露天風呂の湯船が小さい
- 繁忙期の値段設定がお高め
内風呂と露天風呂しかない
「もえぎの湯」を利用してイマイチだった点の一つ目は「内風呂と露天風呂しかない」という点です。
コロナ禍の影響で、サウナ施設があっても使えないことが多かった昨今でしたが、だんだんと平常運行に戻す施設も増えてきて、お風呂のついでにサウナで心身整わせてから帰路に着くことも出来るようになってきました。
しかし、「もえぎの湯」には元からサウナ施設は無く、そのような楽しみ方はできません。
その点は、残念に感じます。
まあ、あったら、あったで常に混在していて、使えないかもしれませんけどね。
利用者数に比べて露天風呂の湯船が小さい
「もえぎの湯」を利用してイマイチだった点の二つ目は「利用者数に比べて露天風呂の湯船が小さい」という点です。
多分、他の温泉施設であれば、大人8名足を伸ばして入れるというのは大きい部類に入るんだろうと思います。
ただ「もえぎの湯」は、駅に近いだけでなく、氷川キャンプ場にも近いので、利用客がとても多いんです。
そして、利用者のほとんどは露天風呂に向かうので、露天風呂だけ常に人が溢れていて好きな時に湯船に入れない状況になりやすいんです。
この点が、せっかちなわたしにはマイナスに感じてしまいました。
ただ、回転率は悪くは無いので、30分も待っていれば空きが発生します。
あなたが気長に待てるタイプであれば、この点は問題にならないかもしれませんね。
繁忙期の値段設定がお高め
「もえぎの湯」を利用してイマイチだった点の三つ目は「繁忙期の値段設定がお高め」という点です。
ここ最近の物価高の影響もあって「もえぎの湯」の入浴料も値上げされました。
年末年始、GW、8月、11月の繁忙期間には、大人三時間で1,050円と、1,000円の大台を超えてきました。
泉質や立地は良い施設なので、ちょっと強気な価格設定にも目をつぶって利用させてもらいましたが、流石に1,000円超えてくると、気持ちが離れてしまうのは致し方無いかなと思います。
特に、今まで気にしないようにしてきた、館内全般に感じる手狭さや、湯船のバラエティの少なさなどが目についてしまってダメでした。
繁忙期以外の価格は950円なので、今後は、訪れる時期を考えて利用できたらと思います。
「もえぎの湯」とセットで楽しめる山
最後に、この施設とセットで楽しめる山を紹介します。
- 大岳山
- 川乗山
- 雲取山
大岳山
「もえぎの湯」とセットで楽しめる山は「大岳山(おおたけさん)」です。
この山は、東京都の奥多摩エリアにある標高1,266mの里山で、その特徴的な山容により古くからランドマーク的な存在として多くの方々に親しまれてきました。
山頂直下には、お犬様信仰(オオカミ信仰)の残る大嶽神社の本宮があり、狛犬の代わりに、可愛らしい姿のお犬様像が両脇を固めている様子を楽しむことができます。
山頂からの眺めは、南西方面への展望に優れており、富士山をバックに、奥多摩西部や丹沢の山々を眺めることができます。
主な登山ルートとしては、
- JR奥多摩線「奥多摩駅」をスタートし、愛宕神社出入口から鋸尾根を経由して山頂に至るルート
- JR奥多摩線「御嶽駅」「沢井駅」「軍畑駅」いずれかからスタートし、御岳山を経由して山頂に至るルート
- JR武蔵五日市線「武蔵五日市駅」から西東京バスで「軍道停留所」や「白倉停留所」まで向い、馬頭刈尾根を辿って山頂に至るルート
などが挙げられます。
この中で、一番最初の鋸尾根を経由するルートの登下山口から徒歩8分で「もえぎの湯」に立ち寄ることができます。
下山口から入浴施設へのアクセス方法
下山口から入浴施設へのアクセスマップ
川苔山
「もえぎの湯」とセットで楽しめる山は「川苔山(かわのりやま)」です。
この山は、東京都の奥多摩エリアにある標高1363mの里山です。
さまざまなレベルの登山ルートが存在しており、ビギナーからベテランまで多くのハイカーの方が訪れる人気の山になっています。
この山の山頂からは、雲取山を真ん中にして伸びる石尾根や長沢背稜の山々への眺めを楽しむことができます。
また、登山ルートの中には、川苔谷の渓谷を辿る道もあり、その最深部では落差40mを誇る百尋ノ滝を眺めることができます。
主な登山ルートとしては、
- JR奥多摩駅「鳩の巣駅」をスタートし、船井戸を経由して山頂に至るルート
- JR奥多摩線「奥多摩駅」から西東京バスで「川乗橋停留所」まで向い、川苔谷を辿って山頂に至るルート
- JR奥多摩線「奥多摩駅」から西東京バスで「東日原停留所」まで向い、天目山、蕎麦粒山、日向沢ノ峰と都県境線を辿って山頂に至るルート
などが挙げられます。
この中で、二番目、三番目のルートで下山したときに「奥多摩駅」から徒歩11分で「もえぎの湯」に立ち寄ることができます。
「鳩の巣駅」から「奥多摩駅」に一旦戻って立ち寄るということも可能ですが、帰路と逆方面の電車に乗るくらいなら、JR青梅線「河辺駅」まで進んで「河辺温泉」に立ち寄る方が、帰りが楽になるのでここでは述べないことにします。
「河辺温泉」の入浴施設については、別の記事にて紹介しています。興味ありましたら、こちらもご覧くださいね。
下山口から入浴施設へのアクセス方法
最寄駅から入浴施設へのアクセスマップ
雲取山
「もえぎの湯」とセットで楽しめる山は「雲取山(くもとりやま)」です。
この山は、東京都の奥多摩エリアにある標高2017mの里山です。
都内最高峰を誇る山で、奥多摩エリアにある山の中では人気、知名度共にひとつ頭の抜けた山となっています。
山中は難しいところはありませんが、それぞれの登山口からの距離が長いため、山中泊をして登るのが一般的です。
雲取山荘、三条の湯といった山小屋にて宿泊予約をしてから登ると良いでしょう。
山頂からの眺めは、北方面を除く三方に展望が開けており、富士山は元より奥秩父、奥多摩、丹沢と多くの山々を見通せるとても気持ちの良い場所になっています。
主な登山ルートとしては、
- JR奥多摩線「奥多摩駅」をスタートし、六ッ石山、鷹ノ巣山、七ッ石山と石尾根を辿って山頂に至るルート
- JR奥多摩線「奥多摩駅」から西東京バスで「鴨沢停留所」まで向かい、登り尾根を辿って山頂に至るルート
- 西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」から西武バスで「三峯神社停留所」まで向かい、霧藻ヶ峰、白岩山と辿って山頂に至るルート
などが挙げられます。
この中で一番目、二番目のルートで下山した時に「奥多摩駅」から徒歩11分で「もえぎの湯」に立ち寄ることができます。
下山口から入浴施設へのアクセス方法
最寄駅から入浴施設へのアクセスマップ
まとめ
- すべすべ肌を目指している人
- 入浴後はあまり歩きたく無い人
- 大きなザックを担いできた人
- お風呂に入ったらサウナで整いたい人
- お風呂はゆっくりゆったり入りたい人
- コスパ重視の人
- 大岳山
- 川苔山
- 雲取山
奥多摩駅から徒歩11分、好立地で良泉の定番温泉施設「もえぎの湯」の紹介でした。
山の麓によくある温泉のように、路線バスを乗り継ぐ必要なく良質の温泉に立ち寄れるのはとてもありがたいことです。
特に奥多摩駅周辺には、日帰りでの立ち寄り温泉は件数が少なく、ほぼ「もえぎの湯」一択です。
しかし、施設としては少々こじんまりしており、混雑期には閉口してしまうこともあるかもしれません。
加えて、昨今の物価高に逆らえず入浴料も値上げされて割高感も増しているのが正直な感想でした。
それでも、アルカリ性の高いぬるりとしたお湯は、あきる野市にある「瀬音の湯」や日の出町にある「つるつる温泉」に劣らない、美肌によく効く温泉です。
折角の良質な温泉ですので、繁忙期となる年末やGW、8月、11月を避けて、人の少ない時期を狙って訪れるようにしてみると良いかもしれません。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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