山行の記録|地元小中学校の遠足地「巣雲山」と江戸城石切場「ナコウ山」を繋げてみました

山行

ここ数週間、桜の花を追っかけていましたが、山の桜もひと段落ついてきました。

そこで、藪が生い茂る前に伊豆の気になる低山を巡っておこうと、今回は伊豆宇佐美からほど近い巣雲山(すくもやま)をメインに、宇佐美周辺の山々を散策してきました。

巣雲山は宇佐美の小中学校が遠足の目的地にしているくらい地元では有名な里山で、登山道の整備も行き届いて快適な山行を楽しめました。

引き続き、江戸城の石切場だったナコウ山にも歩を進めてみましたが、いつぞやの台風で荒れたままの箇所が点在しており、2度ほど正規ルートを見落としてしまい、ロスタイムの多い山行となってしまいました。

それでも、海に近いこともあり、潮風の気持ち良い山歩きにはなりましたので、高い位置から太平洋を一望するような山をお探しでしたら、かなりオススメな山々になりますので、是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/4/16

天候:晴れ

エリア:伊豆エリア

コース概要:

JR伊東線「宇佐美駅」〜大丸山〜巣雲山〜生仏の墓〜行者の滝〜比波預天神社〜ナコウ山〜離山展望台〜留田港〜留田浜辺公園〜宇佐美海水浴場〜JR伊東線「宇佐美駅」

難易度:体力☆☆、技術☆☆、危険☆☆

交通機関:

(往)JR伊東線「宇佐美駅」からスタート

(帰)JR伊東線「宇佐美駅」から帰路へ

概要

巣雲山(すくもやま)

「巣雲山」は、静岡県伊豆市にある標高581mの里山です。

13万1000年前に噴火した伊豆東部火山群のうち、一番北の火山列に連なる山で、スコリア丘と呼ばれる、無数の穴が空いた軽石状の火山岩が降り積もってできたピークです。

元々は火山を示すお鉢が山頂にあったようですが、伊豆東海岸からの侵食により地形を削られ、どこが火口だったのか不明なほど変形してしまったそうです。

そのためか、山頂は非常に穏やかな傾斜の広場となっており、地元の小中学校の遠足目的地として名の通った里山なんだそうです。

山頂からの眺めは、これがすこぶる秀逸で富士山への眺めは当然として、箱根山や天城山といった山への眺望、伊豆の東海岸の先に初島、伊豆大島といった海への眺望が楽しめます。

登山ルートは、直下を走る伊豆スカイラインから登るルートが一番短く、10分も登れば山頂に到着できるお手軽さを誇ります。

ただし、電車を使っての登山となると、巣雲山(阿原田)コースもしくは、巣雲山(峰)コースのどちらかを使うこととなり、往復5時間ほどの行程となってきます。

特に難所となる場所の無い割に、すこぶる展望の良い山なので、未踏なようでしたら、涼しい時期を狙って訪れてみてくださいね。

関連リンク

伊豆・伊東の観光ガイドサイトに、「巣雲山・みかんの花咲く丘・鎮守の森コース」ハイキングマップのPDFファイルが掲載されています。山行に赴く際には、こちらからダウンロードしてご持参いただくと良いでしょう。

大丸山(だいまるやま)

「大丸山」は、巣雲山(阿原田)コース途中にある標高503mの里山です。

このため、「巣雲山」登山と一緒に縦走しやすく、わたしも今回一緒にピークを踏んできました。

山頂からの眺めはほとんど無く、代わりに一段下にある富士見展望ひろばから、富士山や宇佐美の海岸線を眺めることができます。

正直、海への展望だけとれば「巣雲山」の山頂よりもこちらの方が優れていると感じます。

登山ルートとしては、巣雲山(阿原田)コースを登っていくのが主ですが、マイカー組であれば伊豆スカイライン上にある巣雲山阿原田登山口から10分ほどで登ってくることもできます。

そのようなわけで、「巣雲山」「大丸山」ともにマイカー組には優しいピークのようです。

関連リンク

「大丸山」のハイキングマップも、前出の「巣雲山・みかんの花咲く丘・鎮守の森コース」と同じです。山行に赴く際には、こちらからダウンロードしてご持参いただくと良いでしょう。

ナコウ山(なこうやま)

「ナコウ山」は静岡県伊豆市にある標高352.7mの里山です。

この後説明する「離山」と同じく、江戸城築城のための石丁場跡地で、ここから切り出された巨石が石船で江戸まで運ばれたそうです。

また、山頂には珍しい山名の由来について案内が出ていて、働いていた石工たちが、仕事の辛さに泣いた説、故郷を思って泣いた説があるといったことが書いてありました。

登山ルートは、台風の影響で荒れており場所によっては通行禁止となっているところもあるので、事前の情報収集は怠らないようにしておくと良いでしょう。

道中の展望は皆無に近く、唯一、山頂直下にある羽柴越中守の石切場跡から宇佐美の港町を眺めることができる程度でした。

このため、日本史に興味が無いようでしたら、あんまり面白みのある山では無いかもしれません。

関連リンク

「ナコウ山」のハイキングマップも、前出の伊豆・伊東の観光ガイドサイトからダウンロード可能です。

こちらは「石切場・旧街道コース」を選択ください。

離山(はなれやま)

「離山」も静岡県伊豆市にある標高154mの里山です。

「ナコウ山」と同様に江戸城築城の際の石切場となっており、山頂近くにその跡を残しています。

山中には、初島が正面に見える展望台があるとなっていますが、正直、とても展望台とは思えないほど見晴らしが悪いです。

木々の枝の隙間から辛うじて初島が見えますが、断崖絶壁のギリギリまで木々が生い茂っているので、崖ギリギリまで進んで木々をかき分けるのはビビりなわたしには敷居が高すぎました。

自撮り棒などで木々の間から、カメラやスマホを突き出してしまえば、もしかしたら凄い写真が撮れるのかもしれません。

登山ルートは、旧宇佐美トンネルの南側出口から向かうルート、海岸から津波緊急避難路を登るルートの2つありますが、どちらも台風の影響で倒木、倒竹が凄まじく、ぐいぐいと力を込めてかき分けないと進めない箇所が何箇所かありました。

「離山」も「ナコウ山」と同様に、歴史に好きで石に付けられた武家の刻印にロマンを感じないようでしたら、あんまり楽しいと感じる山では無いかもしれません。

関連リンク

「離山」のハイキングマップも、「ナコウ山」のそれと同じです。伊豆・伊東の観光ガイドサイトから「石切場・旧街道コース」を選択してダウンロードしてくださいね。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 23198 m
最高点の標高: 593 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 1952 m
累積標高(下り): -1954 m
総所要時間: 09:05:06
Download file: climbing-record-20230416.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、次の区間になります。

注意した方が良さそうな区間
  • 石切場(洞入)コース
  • 離山石切場から海岸線への下山路
石切場(洞入)コース

今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間の一つ目は「石切場(洞入)コース」です。

多分、おそらく、8割ほどは自業自得なんですが、途中で正規ルートを見失って、枯れた沢を山頂直下まで直登していました。

ずり落ちたとしても、泥だらけになるだけで命の危険は無かったのが唯一の救いでしたが、足場がふわふわで踏み固められていない箇所が続くので、常に破線ルートを歩いているような不安定さから、いつしか沢筋を強引に攀じ登ってしまっていました。

正直、破線ルート初心者には厳しめの道かなと思うので、ルートファインディングに不安を感じるようだったら石切場(白波台)コースの方から登り降りした方がよいでしょう。

ギャラリー

石切場(洞入)コースは石丁場遺跡を突っ切る形に「ナコウ山」まで続きます。
この石の奥に続く山道を進みます。
しばらく、日当たりの良い山道を進みますが
徐々に木々が頭上を覆い被して薄暗くなってきます。
途中から、枯れた沢の中を進みます。足元の石が増えてきて歩きづらい感じになってきました。
多分どこかで、左の尾根に出る道があったのだと思いますが、見落としてしまったことで、結構な急斜面を直登していくことになりました。
30分ほど登ると、木の枝や根っこに捕まらないと泥濘に足を取られて登れない感じになってきます。
強引に直登した結果、踏み跡しっかりの山道に合流できました。
多分、正規ルートなら、ゆったりな感じだったのかな。道迷いご注意くださいね。
離山石切場から海岸線への下山路

今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間の二つ目は「離山石切場から海岸線への下山路」です。

こちらについては100%事前の情報収集不足が祟った形となりますが、台風被害で通行禁止の区間にあたること、降りきった後に気がつきました。

実際、通行禁止となるのは納得の悪路で、途中から倒木と倒竹のオンパレード。距離が短いのが幸いして、強引に突っ切ることができましたが、もう一回通過するのは勘弁したいレベルに荒れまくっていました。

離山に足を踏み入れる場合は、竹林側を行き来するに留めるようにしてください。

ギャラリー

離山石切り場までもちょっと踏み跡薄いのですが、その先も薄いです。
ときたま、ガイドテープを見かけたのでルートは外してはいなかったはずです。
それでも、ところどころ倒れた木や竹が行手を遮って、不安感を煽ってきます。
ある地点までくると、完全に前方を木々で塞がれてしまいます。
地図を見る限りだと、もう一段降れば山道を抜けそうな位置だったので、強引に木々を掻き分けて進んでみると
村落の裏手に出ることができました。整備の手が入るまでは、この区間は通過しない方がよさそうでした。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。

展望の楽しめたポイント
  • 大丸山富士見展望ひろば
  • 巣雲山山頂展望台
大丸山富士見展望ひろば

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「大丸山富士見展望ひろば」です。

富士見展望ひろばとなっていますが、富士山を眺めるよりも、宇佐美の海岸線を見下ろす場として秀逸です。

「巣雲山」の山頂からだと、山頂の広場が広すぎて、山頂の展望台から眺めても宇佐美の街並みはみえません。

その点、この場所からであれば、宇佐美の街並みや海岸線、留田港(とまたこう)の様子も見下ろすことができました。

木の丸太で作った椅子や机も設置されているので、海を眺めてのんびりするのにはとても適しています。

「巣雲山」に登る時には、必ず立ち寄っておいてくださいね。

ギャラリー

「巣雲山」ハイキングコースを進んでいくと、どっこい処という案内が見えてきます。この付近から「大丸山」に入っていきます。
こんな案内図が立っているのですが、この中のB地点「富士見展望ひろば」からの眺めがとても良いんです。
芝生の植えられた山道を登ると
富士見展望ひろばが見えてきます。ここで振り返ると、宇佐美の海岸線を見通すことができます。
正面に、宇佐美の街並みに長さ1.5kmの宇佐美海岸を一望できます。
南方面には、伊豆大島が浮かんでいるのが確認できます。
北方面には、真鶴半島の先端が少しだけみえました。
振り返って、北へ1分進むと富士山も眺めることができます。こちらも忘れずにご確認くださいね。

Instagramに掲載した「大丸山富士見ひろば」からの様子も合わせてみていってくださいね。

巣雲山山頂展望台

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「巣雲山山頂展望台」です。

山頂の案内の横に建っている二階建てアパートくらいの高さを持った丸い展望台なのですが、遮るものがほとんど無い、360℃のパノラマを楽しめます。

非常に展望に恵まれた場所ではありますが、類似する眺めを持つ熱海の十国峠や玄岳に比べてしまうと、駿河湾や伊豆東海岸といった海岸線や市街地への眺めに数歩及ばず、惜しいなと感じてしまう眺めではありました。

反面、天城の山々への眺望は距離が近くなり、素晴らしくはっきりくっきり見えるようになっていました。

訪れる人が非常に少なく、他の人に気兼ねすることなくゆっくり眺めを楽しめるといった、大きなメリットと合わせて評価いただくのが良いかなと思います。

ギャラリー

「巣雲山」山頂は開けた広場になっていて、展望台が立っています。
展望台の麓に山頂を示す道標が立っていて、良い撮影ポイントになってます。
この高さからでも十分絶景なのですが、やっぱり展望台の上からの方が迫力あります。
ここからぐるっと1周、展望台の上からの眺めを載せていきます。まずは、沼津方面です。正面に沼津アルプスがあって、その奥に南アルプスの山並みが見えます。
裾野に雲がかかってますが、富士山も綺麗にみることができます。
熱海、箱根と続く伊豆スカイラインが走る東伊豆の稜線です。真ん中のピークはおそらく玄岳でしょう。
真鶴半島や相模湾の右側には
初島が少しだけ見えました。
残念ながら宇佐美の街並みは山頂の木々たちで見えませんでしたが
伊豆大島だけでなく、山々の隙間から特徴的な形の利島も確認できました。冬場の空気が澄んだ時期なら、もしかすると伊豆諸島の他の島々も見えるかもしれませんね。
そして、至近に聳える伊豆半島最高峰の天城山です。こんな感じに360℃の大パノラマを楽しめるので、天候の良い日に訪れたら最高な場所でした。

Instagramに載せた「巣雲山」山頂の様子も一緒にみていってください。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候晴れ
  • 気温:20〜26℃
  • 活動場所:標高0〜600m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

停滞時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:なし
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:薄手の手袋

今回は、スタートからゴールまで半袖Tシャツで活動しました。

気温は常に20℃を超えていて、いつもの山行だと汗が噴き出る状況でしたが、太平洋から噴き上がってくる強い潮風ですぐに汗が乾いてしまい、不快指数は低めな1日でした。

公共機関での移動の際も、気温は20℃越えをキープしていて、半袖Tシャツのままでも良かったのですが、季節感バクっている人として目立つのを避けるために、長袖の薄いTシャツを合わせて凌ぎました。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

スタート時点の気温は20℃を少し超えたところ。ここからグングン上がっていきました。
「巣雲山」を下山して正午を回った頃には25℃を超えてきました。なんだかんだ言っても伊豆はやはり暑いですね。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、JR伊東線「宇佐美駅」から直接スタートとしましたので、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。

  • 「東京駅」から、JR東海道線沼津行きに乗り込み、「熱海駅」へ
  • 「熱海駅」から、JR伊東線伊東行きに乗り込み、「宇佐美駅」へ

「熱海駅」からJR伊東線への乗り換えは、時間的な余裕があっても早めにホームに向かってしまって座席確保を優先した方が良いです。

眺めの良い海側のボックス席から埋まっていくので、ゆっくり座って海を見ながら移動したい時は速やかに移動してください。

「宇佐美駅」に到着したら改札出てすぐに待合場がありベンチが設置されているので、身支度はここをお借りして行うのがよいでしょう。

おトイレは駅を出て左手に公共のものがありますので、出発前にここで済ませてからスタートすると良いでしょう。

ギャラリー

東京駅から東海道線沼津行き始発に乗っていきます。
熱海駅で乗り換えなので、下車したときのホーム階段の位置を考慮して最後尾車両に乗り込みます。
熱海駅でお乗り換え
ホームを降りて
一番ホームのJR伊東線に向かいます。奥に綺麗なおトイレがありますが、JR伊東線は混雑しやすいので、座席の確保を優先した方が良いかと思います。最悪、車内にもおトイレありますしね。
伊東線伊藤行きに乗っていきます。
iPhoneのカメラだと、電光掲示板が崩れるんですよね。なんでだべ。回避方法知っていたら教えてください。
「宇佐美駅」に到着しました。都内からでもJR伊東線沿線の駅ならSuicaで自動改札から出られます。
改札を出てすぐに待合所があるので、こちらで身支度を整えるとよいでしょう。
公衆トイレは駅を出て左手にあります。
駅前の藤の花が見頃になっていました。遠目にみるとぶどうみたいでおいしそー。
身支度整ったら、宇佐美小学校、幼稚園方面へ進んでいきます。

JR伊東線「宇佐美駅」〜大丸山

「宇佐美駅」をスタートしたら、駅前の小さなロータリーを抜けてすぐを左に進みます。

小学校、幼稚園が見えてきたところでもう一度左折して踏切を渡ったら、巣雲山ハイキングコースの道案内に沿って、街中を進んでいきます。

以降は、この巣雲山ハイキングコースの案内を目安に進んで行くことになります。

見失わないようご注意ください。

市街地を抜けて、みかんの畑を通過して、どんどん高度を上げていくと鋪道から山道に切り替わって、まずは大丸山の入り口となる、どっこい処に到着です。

ここから、宇佐美の街並みと海岸線を一望できますが、もう一段上にある富士見展望ひろばからの眺めの方が数段上なので、休憩は入れずに先に進みます。

ボランティアによって植えられた芝生シートを踏んづけないように明るい山道を登っていくと、富士見展望ひろばに到着です。

振り返って眺める宇佐美の海岸線は陽の光が反射して、とても綺麗に輝いていました。

南に目を向けると、小さな手石島の先に大きな伊豆大島もうっすらと確認できました。

ここの展望ひろばには、丸太をぶつ切りにして作った椅子が無秩序に20台ほど並んでいるので、好きな椅子に腰掛けて眺めると良いでしょう。

また、富士見と名付けられている通り、海を背に1分進んだ先で富士山を眺めることもできるので、そちらも忘れずに確認してみてください。

富士見展望ひろばを抜けたら、一度降って、登り返すと「大丸」の山頂に到着です。

残念ながらこちらからの展望は期待できないので、記念撮影したら先へ進むのが良さそうです。

ギャラリー

JR宇佐美駅からスタートです。
駅前のタクシー乗り場を左折します。
バス乗り場を通過して
小学校が見える交差点についたら、ここも左折します。
幼稚園の黄色い建物を通過すると
踏切がありました。
踏切を潜ったら、まっすぐ進みます。
ハイキングコースの案内が随所に掲示されているので、それに沿って進みます。
街中を案内通りに進んで
干物屋さんを通過
正面に大丸山を望みながらどんどん進みます。
この分岐を右へ進み
Uターンするように登っていきます。
昨晩の雨で道路が湿っていたからか、磯ガニが通過していきました。
カニを見送ったら、改めて歩みを進めていきます。この分岐をまっすぐ進みます。
鋪道から山道に切り替わり、5分ほど進むと
「大丸山」の入り口にあたる、どっこい処に到着です。
ここから、宇佐美の海岸線を見通すことができます。
さらに先に進みます。
分岐がありますが、どちらからでも登れるみたい。今回は右から登ります。
分かれ道の案内が出てましたが、特にこの先に分岐は無かったのですよね。不思議。
丘の上に到着すると
そこが、富士見展望ひろばでした。
振り返ると、ここからも宇佐美の海岸線を見通すことができました。どっこい処よりも高い位置なので更に見晴らしが良い印象です。
足元には、丸太の椅子に丸田の長机が置いてありました。ちょっと配置が自由すぎるのが笑かしてくれます。
先ほどの場所から1分ほど奥に進むと
ベンチの先に富士山が見えます。
雲が晴れるまで待ってみました。雲海に浮かぶ富士山は秀逸ですね。
大丸山山頂に向かいます。
緑の簡易トイレらしき建物を通過して登っていくと
「大丸山」山頂の道標が出ていました。残念ながら何も見えないので先に進むことにします。

大丸山〜巣雲山

「大丸山」の山頂を通過して、5分ほど降り坂を降ると伊豆スカイラインとの合流地点に到着です。

2、3台の車が停車できそうなスペースがあるので、ここに車を停めて登るのが大丸山へ一番簡単に登るルートになるのだろうと思います。

ここからの道も整備されて歩きやすくなっているのですが、人通りはほとんど無く、その証拠に蜘蛛の巣や蓑虫の糸が頻繁に頭に絡みつく状態でした。

小さな枝で糸を払いながら進んで行くと、頭上を覆っていた木々が晴れて気持ちの良い空間に飛び出ます。

公園をお散歩するイメージで進んで行くと、高台の真ん中に二階建ての展望台と山頂の道標が見えてきて「巣雲山」の山頂に到着です。

展望台に上がらなくても360℃の大パノラマを楽しむことができますが、もちろん展望台に登った方が、更に視界が開けて絶景を楽しむことができます。

展望台の内側には、丸テーブルを囲む形に椅子が設置されているので、ここでお昼休憩を取るのも悪くありません。

のんびりゆっくり眺めを堪能してから、降るのが良いでしょう。

ギャラリー

「巣雲山」の縦走路に入っていきます。
降っていくと、足元にこのような竹の棒が定期的に刺さっていました。多分、芝生を植えるときに使うんだろうと思うので、うまく避けながらすすんでくださいね。
ググッと下がっていくと
伊豆スカイラインとの合流地点に着きますが、構わず山道をすすみます。
ながらかな登り坂をのぼっていくと
展望皆無な場所に、見晴台の案内が立っていました。昔は見晴らしよかったのかな。
ナゾの行き止まり看板を横目に進んでいくと
少々傾斜がきつい坂を登って
山頂の広場に到着です。
結構広い芝生地帯を通過すると
山頂の展望台がみえてきて
「巣雲山」山頂に到着です。
足元に地図らしきものがありましたが、ちょっと読み取れませんでした。
展望台に登ります。
展望台の中は、丸テーブルを中心にして椅子が設置されていました。
各方向には、こんな形の展望図があるので、山座同定も捗ることでしょう。
伊豆スカイライン側へ降りるとすぐにおトイレもあるみたい。次回はこちらもチェックしてみようかと思います。

巣雲山〜生仏の墓〜行者の滝〜比波預天神社

「巣雲山」での眺めを堪能したら、次の目的地「ナコウ山」に向かうべく、「宇佐美駅」方面へ降りていきます。

山頂の広場を抜けたら、登りに使った阿原田コースでは無く、峰コースを降りていくことにします。

チラッと伊豆スカイラインと触ったら、粘土質の滑りやすい坂を降って「生仏の墓」に到着です。

更に坂道を降ると、今度は「行者の滝」が見えてきます。

ここからしばらく沢沿いを進むことになり、羽虫が増えてくるので、春から夏にかけての時期は虫除けグッツを持っていくと快適に通過できるかもしれません。

少し湿った坂道を進んで行くと、鋪道に到着し、無人の家の並ぶ区間に入ります。

このあたりは別荘地のようなので、極力、枝道には入らない方が賢明です。

下手すると、他人の家の敷地に不法侵入してしまうかもしれません。

案内に沿って進んで行くと、登りで使った阿原田コースに合流して、「宇佐美駅」最寄りの踏切まで降ってくることができます。

そこから、駅とは逆方向に向かっていくと比波預天神社(ひはよてんじんじゃ)に到着です。

ご挨拶に立ち寄ってから先にすすむことにしましょう。

ギャラリー

真っ青な空を見上げたら、次の目的地「ナコウ山」へ向かうことにします。
来た道を少し戻って
この案内から峰コースに入ります。
「宇佐美駅」まで95分。なかなかの距離です。
乾いた山道を降って
伊豆スカイラインとの合流地点を通過すると
生仏の墓に到着です。説明文によると平家の落武者が生き埋めにされた場所なんだとか。夜中には訪れたく無い場所ですね。
更に10分も降ると、行者の滝がみえてきました。チョロチョロした滝ですが、マイナスイオンに癒されます。
ここから別荘地まで、沢沿いの道を降ります。
一回、渡渉して
橋を渡ると
道が鋪道に変わって
別荘地
巣雲台別荘地に入ります。
さくら山通りという通りを進みます。
海の見える別荘地とか憧れますね。
このコースも案内はいっぱいあるので、迷わないと思います。
自治会館を通過。
一方通行の道を降って
どんどん降ります。
別荘地を抜けると畑が見えてきました。
みかんもタワワに実っています。
この白いお花なんてやつだろう。いっぱい咲いてました。
手書きの可愛らしい地図を眺めて進みます。
見覚えのある分岐が見えてきました。
振り返ってみると、登りのときは、右に進んだアノ分岐でした。
そのまま道なりに降っていくと
踏切があるので通過します。
右に曲がれば「宇佐美駅」ですが、ここままっすぐです。
三叉路を左にいくと
消防署があって
大通りにぶつかるので、まっすぐ突っ切ります。
奥の道に入って
急坂を登れば
比波預天神社に到着です。
赤い屋根が印象的なこじんまりとした神社でした。
横にあった案内文を読んだら、ご挨拶して先に向かいます。

比波預天神社〜ナコウ山

「比波預天神社」でご挨拶を終えたら、学園台別荘地の入り口をかすめて、江戸城石丁場遺跡ハイキングコースを進みます。

砂防ダムを通過すると石丁場遺跡を一周するコース図が掲載されていますが、そこを直進して「ナコウ山」へ向かいます。

この辺りから、足元がふわふわと踏み固められていない道に入ります。

沢沿いと思われる、湿って小石がゴロゴロとした道を進んで行くと、左手にガイドロープが見えてきます。

今回は、そのロープを行き止まりを示すものと勘違いしてしまって、沢をまっすぐに直登してしまいましたが、おそらく、このガイドロープに辿って左折していくのが正規ルートだったのだろうと思います。

靴が泥だらけにはなったものの、特に怪我することもなく、改めて正規ルートと合流し、石切場の標石の案内まで着いたら、山頂直下の急坂を上り詰めて「ナコウ山」山頂に到着です。

ここの山頂は、展望は限りなくゼロなのですが、立派な方位盤が設置されているので、下山する方向がどちらになるのかを把握した上で降ると良いかと思います。

ギャラリー

比波預天神社の右脇っちょを進みます。
まっすぐは行き止まりに見えて、実は道があるので突っ切ります。
こんな感じの細道を歩きます。
宇佐美の街並みの奥に大丸山が見えました。
のらりくらりと街中を進みます。
ここからググッと坂を登って
学園台別荘地の左脇っちょを進みます。
運動場を通過して
江戸城石丁場遺跡ハイキングコースを進みます。
しばらく鋪道を登ると
砂防ダムがみえてきて
山道に突入です。
ダムの脇っちょの階段を登って
傷んだ木橋と、それを囲む赤いポールがみえてきたらまっすぐ進みます。
その前に、案内文が立っているので読んでいくと良いでしょう。
しばらくは、踏み跡がわかる道を進みますが
だんだん、足元が踏み固められていないふわふわしたものに変わっていき
倒木が増えてきます。
倒木を跨いで、跨いで進んでいくと
コースの案内が貼ってあったので、この道で問題なさそうです。
でもなー。普段は水が流れているんじゃないかというくらいの泥濘と石ころで歩きずらいんですよね。
しばらく進むと、こんなガイドロープが貼ってありました。多分、ここを左に進むと楽ちんだったんだろうなー。この時は行き止まりを示すロープと思い、直進してしまいました。
だんだんと傾斜が上がって
木の枝や根っこを掴まないと登れないくらいの傾斜になってきます。
絶対道を外したなーと思っているとガイドテープが貼ってありました。いや多分、これは、作業用の目印なんでしょう。
枯葉と砂地でずるずるに滑りながら、木々を掴んで体を持ち上げていきます。
普段使うことのない腕の筋肉を酷使してプルプルしてきたところで、正規ルートと思われる踏み跡と合流できました。
ゆったり湯めまちウォーキングコースだそうです。全然、そんな気がしないのは何でだろうなー。
ヘトヘトになりながら山道を進んでいくと、海への眺望に優れた場所に到着しました。
2倍ズームにするとこんな感じ。風がチョー強かったですが、休憩を兼ねて眺めを楽しんでおきます。
気を取り直して、石切場の標石を通過
最後の急坂をのぼれば
なにかの案内が見えてきて
「ナコウ山」の山頂に到着です。
展望図が置いてあったので、位置関係を把握しておきます。
富士山方向を見ても何も見えないので、今度は「離山」へ向かうことにします。

ナコウ山〜離山展望台

「ナコウ山」山頂を通過したら、「離山」への縦走路には進まずに、一旦、白波台別荘地に下山して車道から回り込むように進むことにします。

対象の縦走路は、台風で荒れ果てているという情報だけはネットで確認できたので、そのようにプランニングして進むようにしました。

白波台別荘地へ降るルートは全く問題なく通過することができ、旧宇佐美トンネルまで車道を進んでいきます。

トンネル手前に辿り着けたら、トンネルには入らずに右手に見える枝道からUターン気味に進むことで竹林区間に入ったあたりで、先ほど回避した離山への縦走路に合流し進んでいきます。

「離山展望台」と「離山石切り場」の分岐地点に立つ案内が見えてきたら展望台方面に5分ほど進むと、「離山展望台」に到着です。

正直、ここが展望台なのかと思ってしまうほど木々が生い茂った場所ではありますが、正面の断崖絶壁を覆う木々の隙間から、初島を確認することはできました。

もしかすると、ちゃんと整備されていた時期は、ここの木々も伐採してあったのかもしれません。

そうしたら、すごく眺めの良い場所なんだろうなあと思わせてくれる、そんな場所ではありました。

現実は展望台とは名ばかりの場所なので、数枚記念写真を撮ったら直ぐに下山することにします。

ギャラリー

降りは白波台別荘地へ降りるルートを使います。
先ほどの標石を通過して
道なりに降っていきます。
道中は、こんな感じの丸太の案内や
ゆったり湯めまちウォーキングコースの案内が掲げられていました。
わかりづらいですが、三叉路に到着です。事前情報によりここから「離山」に縦走するルートは台風被害で荒れているということだったので、別の道を進みます。
こっちの道を降ります。
降っていくと何かがみえてきました。
クサビ跡だそうです。
これがクサビの跡ってやつですね。
今度は、刻印石。
この㊁がついている奴で間違いないですね。
随所にペンキも付いていて、なかなか親切な山道です。
そして、給水タンクが見えてきて
民家の下を通ると
白波台別荘地に入ってきました。
対岸の伊東市街地に、大室山を眺めつつ坂を降ります。
T字路に着いたら左へ折れて
しばらくまっすぐ進んで
白いアパートの脇を進むと
眼下に港がみえてきました。
交通量のある道がみえてきたら
車に気をつけつつ進みます
30分ほど進む新宇佐美トンネルがみえてくるので、その手前を右折です。
しかし、行き止まりになっていたので途方に暮れていたら、手前の釣り屋さんが歩行者なら通過大丈夫と言ってくれたので、ロープを跨いで進むことにしました。
車の通らない道を進むと
旧宇佐美トンネルが見えた手前にある山道に入ります。
ここをググッと入って
しばらく進んでいくと
離山石切場への入り口がありますので、そこを進みます。
でかい石ころがゴロゴロしている中を進んでいくと
竹林に入って
しばらく、道なき道を尾根筋に向かって直登すると
ガイドロープの張った山道に合流できました。
ちょっとキツめな坂を登り切ると、展望台への分岐がみえてくるので、まずは展望台方面へ向かってみます。
歩きやすい尾根を降っていくと
正面が断崖絶壁の場所に到着します。多分ここが展望台なんだと思うのですが、木々に囲まれてお世辞にも眺めが良いとは言えません。
それでも、木々の間から眺めると、正面に初島を見ることができました。
3倍ズームでこれくらいです。ここでの眺めはこんなところでしょうか。後は、何も見えなかったので戻って、石切場コースから下山することにします。

離山展望台〜留田港

「離山展望台」と「離山石切り場」の分岐地点に一旦戻ってから、反対方向の石切場へ向かいます。

石切場自体は5分もすれば到着できるので問題はなかったのですが、その先の下山路が厄介でした。

いつのころかに発生した台風で荒れた状態のままになっていて、途中から倒れた木や竹で行手が見通せなくなる場所に出てしまい、色々と試行錯誤の上、強引に木々をかき分けながら、隙間を通過してなんとか漁村の一画に降ることができました。

その場所から留田港は目の前の距離だったので、堤防の先まで歩いてから、海岸沿いを「宇佐美駅」まで戻ることとしました。

ギャラリー

分岐までもどったら、離山石切場方面に向かいます。
この辺は道が明快で迷うことはありません。
すんなりと石切場まで到着できました。
ここにも刻印石がありました。
そして、GPS地図を頼りに下山開始です。
GPSの指し示す方向に合わせて進むのですが
何かのアンテナ線が横切っていたり
倒れた竹で足元受け尽くされていたりなかなかの悪路が続きます。
そのうち、進行方向が暗く成ってきて、枝や竹をかき分けないと進めなくなってきました。
強引にゴリゴリと進むと
ようやく漁村の裏手に出ることができました。
ここから家のある方向へ降って
見えてきた階段を降ると
街中に降り立つことができました。
振り返ると津波のときの避難路だったみたいです。
そのまま港まででたら
堤防に寄り道していくことにしました。
堤防に乗っかって先っちょまで進みます。
テトラポットの先に見える海が気持ち良いです。
堤防の先端が見えてきました。
先っちょに到着です。ここに登ってみたかったのですが、残念ながら閉鎖されていました。
日が落ちてきて、金曜ロードショー的なシチュエーションになってきたので、ささっと駅まで帰ることにします。

留田港〜留田浜辺公園〜宇佐美海水浴場〜JR伊東線「宇佐美駅」

堤防から戻って、海岸沿いを進みます。

ここからは、市街地の道なので、何も不安要素は無く、途中の留田浜辺公園や宇佐美海水浴場で海を眺めて、無事に「宇佐美駅」まで戻ってゴールとなりました。

ギャラリー

堤防からおりて海岸沿いの車道を進みます。
宇佐美漁港を通過していくと
砂浜に出られそうな階段が見えたので寄り道してみます。
風は強いですが、波はそれほど高く無く気持ちいです。正面の大きなビルは、伊東温泉のハトヤ系列のホテルみたいです。伊東にいくならハ・ト・ヤ。電話は良い風呂。とかいうCMをご存知でしょうか。知っているなら、あなたも昭和マンですね。隠しても無駄です。
先ほど歩いた堤防も見えます。意外と距離がありました。
砂浜を歩いて宇佐美駅方面へ進みます。
説明文があったので眺めておきます。
ここから石を積んだ舟が江戸に向かっていったみたいです。
ウォーキングコースもあるみたいです。
途中で車道に戻って駅へ向かいます。
でっかい案内が出ていたので、そこを右折です。
駅前商店街と思われるアーケードを通過すると
今回の山行のゴール地点「宇佐美駅」に到着しました。電車の時間に余裕がありましたが、なんだか疲れてしまったので、早々にホームに向かって椅子で休むことにしました。
ホームでぼんやりしていたら、ニュー踊り子号が通過していきました。青色で統一しているのが良いですね。一回乗ってみたいな。東京まで早いんだろうな。
おっかけで、普通車両が到着です。庶民なわたしはこちらで帰ります。

おまけ

本当だったら、宇佐美駅周辺の立ち寄り温泉を探して寄り道していくつもりだったのですが、道なき道を歩いたことで、なんだか疲れてしまったので、いつも通り、熱海駅で途中下車して、熱海駅前温泉浴場で体の汚れを落としていきました。

相変わらず、源泉掛け流しの名前に恥じない泉量で、ぶっとい蛇口からモリモリ注がれる熱湯を水道水で豪快に薄めながら入浴を楽しんでから帰宅しました。

この豪快さは泉量豊富な熱海温泉ならではといったところなんでしょうね。

熱海駅前温泉浴場については、次の記事に詳しくまとめてますので、こちらも読んでってもらえたら嬉しいです。

ギャラリー

今回もここ、熱海駅前温泉浴場に入らせてもらいました。見た目よりも泉質で勝負な施設なんですよ。
選挙期間中だからか、熱海駅前もザワザワしていました。

まとめ

地元では有名な里山、伊豆宇佐美の「巣雲山」「ナコウ山」を縦走したときの様子でした。

海へ山へ展望の気持ち良い里山をお探しでしたら「巣雲山」やその途中に登れる「大丸山」は、まず間違いなく満足できる山だと思います。

反面、「ナコウ山」やその先にある「離山」は、苦労の割に実りの少ないドM仕様の山になっていたので、「巣雲山」に登ったら、宇佐美の海岸線をチラッと眺めて帰ってくるのが良いんだろうなと思いました。

あなたの里山登山の参考になれば幸いです。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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