山行の記録|見頃迎えた高尾梅郷でお花見散策をした後に陣馬山まで登ってきました

山行

今年はちゃんと梅の花を見ていないことに気がついたので、都心からほど近い高尾で梅林散策をしてきました。

ちょっと満開までは後数日かかりそうでしたが、要所、要所では十分に楽しめる状況の中お散歩することできました。

今回は、そんな高尾梅郷(たかおばいごう)でのお花見風景をまとめてます。

後半は、ついでに歩いた陣馬山の様子も書いてますので、梅花のお花見と山遊びを一緒に楽しめる場所をお探しだったら、いい感じな内容になっているかと思います。

是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/3/4

天候:晴れ

エリア:高尾山エリア

コース概要:

JR中央線「高尾駅」〜遊歩道梅林〜関所梅林〜荒井梅林〜天神梅林〜湯の花梅林〜するさし梅林〜木下沢梅林〜小仏梅林〜景信山〜堂所山〜陣馬山〜JR中央線「藤野駅」

難易度:体力☆☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往)JR中線線「高尾駅」からスタート

(帰)JR中央線「藤野駅」から帰路へ

概要

高尾梅郷(たかおばいごう)

「高尾梅郷」は、JR中央線「高尾駅」北口から出ている「小仏停留所」行きのバスの路線上に点在している梅林たちを束ねたエリアの総称です。

エリア内には以下の8つの梅林があり、総数にすると1万本の梅の木があると言われています。

  • 遊歩道梅林(ゆうほどうばいりん)
  • 関所梅林(せきしょばいりん)
  • 天神梅林(てんじんばいりん)
  • 荒井梅林(あらいばいりん)
  • 湯の花梅林(ゆのはなばいりん)
  • するさし梅林(するさしばいりん)
  • 木下沢梅林(こげさわばいりん)
  • 小仏梅林(こぼとけばいりん)

この中での一番人気は木下沢梅林で、敷地内には上中下と三段になった遊歩道が設置されていて、そぞろ歩きしながら総本数1,200本と言われる紅白の梅の花を楽しむことができます。

なお、この木下沢梅林は特別開放期間中しか立ち入ることができません。

普段は高い柵で閉鎖されていますので、ご注意ください。

また、わたし的に気に入った場所として荒井梅林もお勧めな場所です。

ここは、中央自動車道の高架下にある小高い丘になっていて、JR中央線やその周囲の村落の様子を見下ろしつつお花見が楽しめます。タイミングがよければ電車と梅の花を合わせて撮影もできそうな感じがしました。

「高尾駅」から「小仏停留所」まで2時間程度で散策できたので、高尾山に遊びに来たついでに立ち寄ってみるというのが良いかなと思います。

関連リンク

各梅林へのアクセス方法や開花情報は、八王子公式HPに掲載されています。URLを貼っておきますので、お散歩に訪れるときにご活用ください。

景信山(かげのぶやま)

「景信山」は、東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある標高727.1mの里山です。

人の名前のような山名から、戦国時代にこの場所を守っていた横地景信という武将の名前から採ったなどの説があります。

山頂に、景信小屋という茶屋があり、たくさんの椅子が設置されていて休憩するのに適しています。

しかしながら、富士山への眺望の他、関東平野を一望できる素晴らしい眺めである点や、最寄りのバス停「小仏停留所」からコースタイム1時間で登れてしまう点から、お昼時になると展望の良い場所はほぼ埋まってしまうくらい人気のスポットになっています。

関連リンク

登山ルートを記したハイキングマップが、八王子公式HPに掲載されています。URLを貼っておきますので、山行のプランニングにお役立てください。

陣馬山(じんばさん)

「陣馬山」は、東京都八王子市と神奈川県相模原市の境にある標高854.8mの里山です。

戦国時代に武田軍が陣を張った場所だったことで、このような名前になったという由来があります。

山頂から360度の大パノラマを満喫できるということで、都内でも人気のあるピークの一つとなっています。

また、山頂には売店やおトイレがあり、眺めを楽しみながらゆっくり滞在しやすいのも助かります。

登山ルートは複数あり、代表的なものは以下の通りとなります。

  • 和田尾根(わだおね)ルート
  • 一ノ尾根(いちのおね)ルート
  • 栃谷尾根(とちやおね)ルート
  • 奈良子尾根(ならこおね)ルート
  • 奈良本(ならもとおね)ルート
  • 与瀬(よせ)ルート
  • 新ハイキングルート
  • 高尾山縦走ルート

お手軽に登るのには、麓まで路線バスの通っている和田尾根ルートもしくは、新ハイキングルートをつかうのが良いようです。

また、標準コースタイム4時間と距離はありますが、高尾山からの縦走ルートの人気が高く、特にトレラン勢が好んで使っているようです。

関連リンク

各登山ルートを記したハイキングマップが、藤野観光協会公式HPに掲載されています。URLを貼っておきますので、山行のプランニングにお役立てください。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 26258 m
最高点の標高: 861 m
最低点の標高: 170 m
累積標高(上り): 1854 m
累積標高(下り): -1804 m
総所要時間: 10:17:38
Download file: climbing-record-20230304.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。

展望の楽しめたポイント
  • 荒井梅林
  • 木下沢梅林
  • 景信山山頂
  • 陣馬山山頂
荒井梅林

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「荒井梅林」です。

高尾梅郷の8つある梅林の中では、見晴らしに優れた場所です。

小高い丘なだけなので関東平野が見渡せるといったことは無いのですが、足下の中央線沿線の集落や電車の行き来を眺めながら、お花見ができるので開放感はなかなかのものがあります。

また、頭上を大きな中央自動車道が走っており、見上げて眺めるのも面白いんです。

この日の梅花は5分咲きといったところで見頃まで今ひとつといったところでしたが、梅の木の本数を考えると満開の時には絶景を拝めるのではとワクワクさせてくれる場所でした。

また、機会見つけて訪れたいと思います。

ギャラリー

「荒川梅林」は小高い丘にあって、ちょっとだけ眺めが良い場所です。
梅の花の様子はこんな感じです。5分ぐらいでしょうか。まだ蕾が目立っていました。
周囲に目を向けると、こんな感じにJR中央線を見下ろしつつ梅の花を眺めることができました。
ぼんやりしてたら電車が来たので咄嗟に撮ってみました。アレだ。多分、ちゃんと撮影したらもっともっと良いのが撮れそうなので、撮り鉄マンよろしくお願いします。でもでも、くれぐれも畑に入らないように。
東方面もなんか良い感じに開けてて気持ち良い空間でした。
木下沢梅林

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「木下沢梅林」です。

高尾梅郷の8つある梅林の中では最大規模を誇る場所となります。

上中下と三段になった遊歩道のうち、上段の梅はほぼ咲き揃ってきていて、梅の花に包まれる素敵な空間が広がっていました。

中央自動車道が真横を走っているので、ちょっと走行音が耳障りではありますが、それを補って余りある景観なので、特別開放期間には是非訪れてみてくださいね。

ギャラリー

木下沢梅林の園内図です。梅園内は結構な広さがあって、上中下段と開花状況が違うようなので、長い期間お花見を楽しめます。
まずは下段からです。5分咲きといったところでしょうか。
枝を見上げてズームにしてみましたが、蕾の方が多い感じでした。
続いて中断です。ここも半分くらいままだ蕾といったところです。
木下沢梅林は、中央自動車道に隣接しているので、騒音がちょっと気になるのが玉に瑕でしょうか。
最後に上段に登ります。
ここは開花がかなり進んでいて、8分咲きといったところでした。
紅白の花と青空がとってもマッチしています。
枝によっては、こんな感じに満開状態のところもありました。
一通りぐるっと登ったので、丘のてっぺんにある管理棟から車道を伝って入り口まで降りました。この車道から見上げる梅の花もなかなかよかったですよ。
景信山山頂

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「景信山山頂」です。

ここからは、富士山と相模湖、そして東京市街地の様子を眺めることができます。

空気が澄んでいれば、スカイツリーやランドマークタワーも目視できるようですが、この日は暖かくガスが出ていて見分けはつきませんでしたが、東京市街地に非常に近いため、見応えある都市風景を楽しめます。

是非、名物のきのこ汁を啜りながら、この景色を眺めに訪れてみてくださいね。

ギャラリー

景信山は、富士山が見える南面と都心部が見える東面への眺望に優れています。それぞれ、地図上ではこんな感じに見晴らしの良いポイントが散っています。
まずは、富士山への眺望に優れた南面の眺めです。富士山はすぐわかるかと思いますが、左どなりのとんがっている山は丹沢山塊の大室山で、手前の湖が相模湖かなと思います。
左に視点をずらし過ぎましたが、右端ギリギリの一番高いピークが蛭ヶ岳、左に独立して見える綺麗な三角形のシルエットが丹沢大山ですね。これは間違いないと思います。手前にうっすら宮ヶ瀬湖も見えますね。
そして都心部です。ガスが出てしまってぼんやりですが、神奈川の相模湾方面への眺めになります。
少し東にずらして、東京湾方面。どこかにランドマークタワーがあるはずですが、ちょっとわかりませんでした。
そして東京都の都心部方面。冬の空気が澄んだ時期なら、スカイツリーや筑波山まで見通せたはずなのですが、残念ながらちょっとボンヤリでした。
陣馬山山頂

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「陣馬山山頂」です。

景信山と同様に、富士山や東京市街地への眺めに秀でた場所ですが、さらに内陸に寄っていることもあり、奥多摩や丹沢といった山地への眺めにも秀でています。

山頂は、シンボルとなっている白馬の像を中心に広い丘のようになっているので、歩き回ってそれぞれの方面を楽しむ形になるかと思います。

プランニングの際は、少し滞在時間を長く見積もっておいて、ゆっくり歩き回ることをお勧めします。

ギャラリー

陣馬山は、山頂中央に立つ白馬の像を中心に360℃視界の開けた気持ち良い場所です。
現地には展望図も設置されているので、こちらで山座同定を楽しむのが良いでしょう。
そのようなわけで、ぐるっと展望を見ていきます。まずは南西にあたる富士山方面です。
こちらは西方向。多分、奥秩父から奥多摩にかけての山々が見えてると思います。
そして北方面は、奥武蔵から埼玉の市街地にかけての眺めが楽しめます。
北東方面は都心部ですね。
最後は南東方面です。遠くに丹沢の山々が見えてました。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。

強いて挙げるとすれば、梅林巡りの際に狭い車道を路線バスが行き来するので、その往来に気をつける感じでしょうか。

注意した方が良さそうな区間
  • 特に無し

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候晴れのち曇り
  • 気温:0〜19℃
  • 活動場所:標高0〜800m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:無し
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

停滞時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:薄手のフリース、ソフトシェル
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:薄手の手袋

今回は、高尾駅からスタートして午前中は街中を歩く予定だったため、最初から半袖Tシャツでのスタートとなりました。

梅林巡りの最中は運動量が少なかったので涼しいくらいでしたが、山道に入ってくると運動量が増して半袖Tシャツでも背中に汗が滲んでくる暑さとなりました。

陣馬山山頂でのお昼休憩では、汗冷えしそうだったので薄手の長袖Tシャツを合わせましたが、20℃を超える気温だったので、むしろ途中から暑く感じてました。

公共機関での移動の際は、日の出前、日の入り後で気温がグンと下がっていたので、薄手のフリースやソフトシェルを追加して移動することとなりました。

高尾周辺は、ほぼ都内と同じに考えてウェアをチョイスしてしまっても問題なさそうですね。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

スタート時点の気温は0℃。無風の街中スタートなのでいうほど寒くはありません。
陣馬山でお昼休憩したときの気温は20℃超。風がありましたが、むしろ無風だったら暑すぎたかもです。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、JR中央線終点「高尾駅」からスタートとしたので、「東京駅」からのアプローチは次のとおりでです。

  • 「東京駅」から、JR中央線で「高尾駅」へ

今回は乗り継ぎ無しで、駅からのスタートとなりましたので、「高尾駅」でおトイレに立ち寄りました。

場所は、一番ホームの大月よりの端っこにあります。

もしくは、北口改札を出て左折した先にもあるので、気づかずに北口改札を抜けてしまったら左に折れてください。

また、左折したところにベンチが設置されているので、身支度はそのベンチをお借りすると捗ると思います。

諸々準備できたら、出発しましょう。

ギャラリー

東京駅から、JR中央線高尾行きで終点まで向かいます。高尾は先頭車両側にホームを渡る階段があるので、先頭車両に乗り込むと良いでしょう。
「高尾駅」に到着したら、大月方向に見える階段でお隣のホームへ向かいます。
振り返ると松本行きの甲府へ向かうJR中央線が止まってました。
ここまで運んでくれたオレンジの車両にお礼を言っときます。今日もありがとねー。
駅構内にあった気になるポスター。吉野梅郷も何年も行ってないなー。また行ってみなきゃですね。
北口改札のあるホームに降りると
すぐのところにおトイレへの入り口があります。高尾のおトイレは綺麗なので、ここで済ませていくと良いですよ。
北口改札を抜けて
外にでたら、真っ直ぐ進めば甲州街道、左に曲がれば身支度に便利なベンチとおトイレがあります。
このベンチをお借りして身支度すると良いと思うんですよ。
身支度が整ったらスタートです。いってきますねー。

JR中央線「高尾駅」〜遊歩道梅林

JR中央線「高尾駅」の北口をスタートしたら、まっすぐ直進して甲州街道を左に進みます。

しばらく進むと、JR中央線の高架下が見えてくるのでそのまま潜ってまっすぐ進みます。

西浅川の交差点を通過して、さらに進むことで小仏川沿岸の遊歩道が見えてきます。

「遊歩道梅林入り口」と案内が出ているので、案内に沿って遊歩道を進んでいくことで「遊歩道梅林」に到着です。

この梅林は、遊歩道に沿って梅の木が植えられているので、歩きながらのお花見を楽しんでくださいね。

ギャラリー

JR高尾駅北口から真っ直ぐ進むと
甲州街道にぶつかるので左折します。
黙々と真っ直ぐに進みます。
高尾ハンバーグ。気になります。
JR中央線の高架下を潜ったら
西浅川の交差点が見えてくるので、反対側に渡りつつ真っ直ぐに突っ切っていきます。
またもや興味深いポスターが。ちょっと眺めてから先へ進みます。
そうすると、遊歩道梅林入口の案内が出ているので右折します。
ここを真っ直ぐ進んでいきます。
河川敷を真っ直ぐに進んでいくと
徐々に梅の木が増えてきて
「遊歩道梅林」に到着です。
ここは河川敷の遊歩道の両脇に植えられた梅の木を楽しむ趣向となっています。
ちょうど朝日付近だったので、朝日を浴びていい感じな梅の花が見れました。
こちらも綺麗ですね。やっぱり、早起きはおトクなんですね。
このまま河川敷を進むのが正しいみたいなんですが、お散歩していたお母さんに病院の脇を抜けた方が「関所梅林」に近いと聞いたので、そちらへ曲がって進んでみます。

遊歩道梅林〜関所梅林

「遊歩道梅林」をそぞろ歩いていくと、前方右手に駒木野病院が見えてきます。

そこまで進んだら、右に折れて旧甲州街道まで進みます。

旧甲州街道に出ることができたら左に折れてまっすぐに進みます。

車の往来に注意しつつ10分ほど進むと小仏関所跡という説明板の立つ公園に到着します。ここが「関所梅林」となります。

公園内にはベンチが設置されているので、座ってお花見を楽しんでも良いでしょう。

ギャラリー

病院の向かって右折したら、敷地の端っこの抜け道みたいなところへ進みます。
本当にここ抜けられるのかなと思ったのですが、ダメだったら戻ればいいかと進んでみます。
おお。本当に抜けられました。
真っ直ぐ進んでいくと
駒木野橋の前に到着です。さらに先へ進むと
道に梅の花が突き出ている公園っぽいのが見えてきました。
小仏関跡があったので、ここが「関所梅林」で間違いですね。んー近道になったのかな。ちょっと微妙かもしれません。
見上げてみると、ここはまだまだ蕾の方が多かったです。3分先といったところでしょうか。
代わりに変わったお花が咲いていました。最近覚えたサンシュユという中国の植物です。葉っぱよりお花の方が先に開くんだとか。面白いですよね。

関所梅林〜荒井梅林

「関所梅林」を後にしたら、旧甲州街道を小仏方面へ進んでいきます。

荒井停留所が見えてきたところで、右折して中央自動車道方面に進んでいきます。

JR中央線を潜ってすぐを左折したら、道なりに丘を登っていくと「荒井梅林」に到着です。

この丘の上でからは、JR中央線を走る電車たちを見下ろして眺めることができます。

また、見上げることで中央自動車道を眺めることもできます。

残念ながら、座る場所は無いので長いするのには向いていません。

一通り眺めを楽しんだら、丘を降って「天神梅林」に進んでしまいましょう。

ギャラリー

「関所梅林」を後に、次の目的地「荒井梅林」に向かって車道を歩きます。
人様のお庭でしたが、梅林が見頃になっているのを見つけました。
黄色い梅の花も可愛いですよね。
どんどん歩いていくと、また人様の庭先ですが、満開に近い梅の花が。この辺りは道端にも梅の木が沢山あって歩いているだけで楽しい、楽しい。
ここはほぼ満開でした。
人様の庭先にあまり長い時間佇んでいるのは、ちょっと失礼かなと思い始めたので先に進みます。
そうすると「荒井梅林」への案内が立っていたので、案内に沿って右折します。
中央自動車道の足元に向かって進んでいくと
JR中央線の高架下をくぐり
ちょっとした坂道に入ります。
山のぼらーには余裕な坂をクリアすると
三叉路がありました。ここから八王子城山に行けるみたいですが、目的は梅林なので真っ直ぐ進みます。
そうすると「荒井梅林」の看板前に到着です。
ここも5分咲きくらいでしたので、あと2、3日した後の方が良さそうかな。
あ、でも枝を選べば、見れなくは無い感じかもしれません。

荒井梅林〜天神梅林

「荒井梅林」を後にして、JR中央線に架かる踏切を通過したら、旧甲州街道に戻ることができます。

そこまで戻ることができたら、「天神梅林」に進むために、一旦、東方向に戻ります。

そして、荒井停留所が見えてきたら、その少し手前にある梅郷橋を渡るとすぐの位置に「天神梅林」があります。

この梅林は、丘を登る傾斜上に位置していて、ちょっとした坂を登りながら梅を楽しむ感じになります。

丘の上には、梅林の名前の元となっていると思われる天満宮があります。

祭られているのは、学問の神様である菅原道真公です。

頭がよくなるように、是非、ご挨拶に立ち寄っていくのが良いでしょう。

ギャラリー

「荒井梅林」の次は、少し戻った位置にある「天神梅林」へと進みます。
一旦、「荒井梅林」を通過して、蛇滝口バス停へと降ります。
ちょっと怖い二段の踏切を通過して
坂道を降りると
何やら物騒な慰霊碑の案内がありました。
案内文によると、戦時に起こった民間人虐殺に対する慰霊碑があったみたいです。気がつかなったな。
そして蛇滝口バス停までおりてきたら
東に戻るように旧甲州街道を進みます。
道端に満開のアセビが生えてました。真っ赤なアセビは久しぶりに見ました。
さらに進むと
今度は紅梅が咲いていました。赤色つながりで演技良さげです。
そして、梅郷橋を渡ってすぐのところに
「天神梅林」がありました。
ここには、名前の由来になったであろう高尾天満宮が立っています。
本来ならば梅の桜に埋め尽くされた坂道と思われますが、
咲いているのは3割程度。まだ1週間くらい経たないとこの梅林は楽しくは無い感じです。
天満宮は、高台にありますが、梅の木に視界を遮られて展望はほぼありませんでした。
横に由来についての案内が出ているので、興味あったら読んでいくと良いでしょう。

天神梅林〜湯の花梅林〜するさし梅林

「天神梅林」でお花見兼、お参りを済ませたら、旧甲州街道まで戻って、西方向へ進みます。

頭上に圏央道が見えてきたところで、高尾梅の郷まちの広場という案内が見えてきます。

ここは、高尾梅郷のちょうど中間地点に当たる場所で、休憩に適したベンチやおトイレが設置されています。

広場の中にも梅の木が植えられていますので、ちょっと一息入れていくのも良いでしょう。

高尾梅の郷まちの広場を通過して、旧甲州街道に沿って進んでいくと、左側に梅の木々が見えてきて「湯の花梅林」に到着です。

9時ごろ到着したのですが、時間が早すぎたのか入り口は閉まっていたので、外側から眺めるにとどめて先に進んでいきます。

そうして、10分も進むと左手にするさし橋が見えてきます。

橋を渡って右側すぐに、摺指まちの広場(するさしまちのひろば)の入り口が見えてきます。

ここの広場内が「するさし梅林」となります。

残念ながら、ここも時間が早すぎたようで入り口は閉まっていましたので、外から眺めるにとどめて先に進むことにします。

ギャラリー

「天神梅林」を後にして「湯の花梅林」へ向かいます。
今度は、圏央道方面へ向かって進んでいます。
圏央道のちょうど真下に、休憩に適した高尾梅の郷まちの広場があります。ここはベンチやらおトイレやらが整った公園になっているので、一息入れていくのも良いでしょう。
広場を通過して
蛇滝への分岐を通過してしばらく進むと
左手に梅がたくさん見えてきます。
この辺りが「湯の花梅林」になります。実は、最初通過した時にここが「湯の花梅林」だとは気づかなかったんですよね。
時間が9時台で早過ぎたからか、入り口と思われた柵の部分は閉まっていたのでそのまま通過して、見えてきたするさし橋を渡ります。
この橋ですね。
橋を渡った右手に「するさし梅安」のある摺指まちの広場への入り口がありましたが、ここも閉まっていました。
柵の隙間から覗いてみましたが、ここの開花の進み具合は3割といったところ。見頃までには1週間ぐらい後になりそうでした。

するさし梅林〜木下沢梅林

「するさし梅林」を後にしたら、また旧甲州街道に戻って西へ向かいます。

自家製ドーナツののぼりが気になる、するさしのとうふ店を通過して、釣り堀を左に眺めつつ進んでいきます。

20分ほど進み、JR中央線の高架下を潜ったら、右折して道なりに登ると「木下沢梅林」の入り口に到着です。

到着したときは10時前だったためか、まだ空いておらず、周囲をタラタラと歩きながら時間を潰すこととなりましたが、本数1,200本といわれる梅林の様子は外側から眺めても、なかなか壮観で言うほど手持ち無沙汰になるようなことはありませんでした。

そうこうしているうちに、開演時間となり梅林の中を散策します。

敷地内の遊歩道は鋪道ではありませんが、しっかりと整備されているので、危なげなく歩くことができます。

上段までゆっくり鑑賞しながら登ったら、あとは中央自動車道側の車道からお暇すると無駄なく一周できるかと思います。参考にしてみてください。

ギャラリー

なんか2連敗したみたいになっちゃいましたが、気を取り直して「木下沢梅林」に向かいます。
八重寒紅(やえかんこう)というのでしょうか、八重咲きな紅梅が見事な軒先を通過していきます。
狭い通路に路線バスがかなりの量通過していきます。小仏行きとなっているバスは、登山客でほぼ満席状態で、高尾山域の人気度の高さが伺えます。
通過しいく中で、また気になる看板がありました。
自家製おからのドーナツだそうです。奥多摩檜原村にあるちとせ屋を始め、最近の豆腐屋さんはスイーツに力を入れているみたいですね。
チラチラと豆腐屋さんを見返しながら進むと、今度はミツマタの花が植えられている軒先を見つけました。この街道沿いはいろんなお花を見ることができて、なんか得した気分になります。
裏高尾停留所を通過して
釣り堀の様子を見下ろしながら先へ進みます。
ぐぐっと左にカーブしていくと
高尾山へ裏手から登っていく日影林道への分岐が見えてきました。入り口に登山届けポストがあるので、これを目安にするといいかもしれません。
特急あずさの通過していく下を進み
年季の入ったレンガ造りの高架下を潜り抜けると
「木下沢林道」への分岐が現れるので右折します。
ちょっとした坂を登っていくと、中央自動車道・八王子ジャンクションのアーチが見えてきます。
そして高架下を潜ってすぐのところに
「木下沢梅林」の入り口がありました。ちょっと時間が早くてしまっていたので、周囲を散策しながら開演を待ちます。
奥に進んでいくと、梅林を見上げる形でも楽しむことができます。これなら開放期間外でも楽しめるかもしれません。
ボンヤリと梅の花を見上げて待つこと30分
ようやく開園したようなので、入園してお花見散策を楽しむことができました。よかった。よかった。

木下沢梅林〜小仏梅林

「木下沢梅林」を後にしたら、最後の梅林「小仏梅林」に向かいます。

向かう時に右折してきたT字路を今度は直進していきます。

小仏川沿って進むと、川沿いに梅の木が並んで見えてきます。

このあたりが「小仏梅林」となるようです。

林というほど梅の木が生い茂っているわけでも無いので、ここで良いのか不安に感じますが間違いは無いようです。

ただ、こぢんまりとはしていますが、この「小仏梅林」が高尾梅郷発祥の地になるのだそうです。

パラパラと見える梅の花を眺めながらまっすぐ進んでいくと、梅郷の終点となる小仏停留所に到着です。

お花見散策はここまでとして、ここからは更に直進して景信山へ向かうこととします。

ギャラリー

「木下沢梅林」を後にして、この日最後の梅林「小仏梅林」に向かいます。
振り返って八王子ジャンクションを眺めてみると
えらい長蛇の列が出来上がってました。さすがは行楽シーズンといったところでしょうかね。
分岐地点まで戻ったら、真っ直ぐに小仏方面に向かいます。
梅の里停留所を通過
大下停留所も通過したあたりから
河川に沿って梅の木が増えてきます。この辺りから「小仏梅林」になるみたいです。
ここもまだ蕾の方が多い感じですね。来週から本番といったところだと思います。
このあたりで特急あずさが通過してくれると、絵になりそうです。しばらく待っていると
路線バスの方が来ちゃったので、ガードレールにピッタリ寄りつつ、どさくさに撮影しちゃいます。と思ったら、眼下をあずさが通り過ぎていきました。なんてーことだ。
気を取り直して先に進みます。変電所っていうのでしょうか。透明怪獣ネロンガが喜びそうな建物を通過していくと
小仏停留所に到着しました。ここまでで高尾梅郷はオールクリアです。お疲れ様でした。引き続き、山行計画に移っていきます。

小仏梅林〜景信山

小仏停留所から「景信山」登山口に向かって進みます。

「小沸山寶珠寺」(こぼとけさんほうしゅうじ)を通過、道なりに坂を登ると右手に登山口が見えてきますので、そこから山道に入ります。

何度かの階段道をクリアしていくと、小下沢(こげさわ)との分岐地点に出ることになります。

ここを景信山方面に10分ほど登れば、「景信山」山頂に到着です。

ここからは都心の街並みがとてもよく見えるので、立ち止まって眺めを楽しんでから次に進むのが良いでしょう。

ギャラリー

小仏停留所を通過して車道を進みます。しばらくするとお寺様がみえてきます。ここは巨木的な何かの木が有名らしいんですが、よく知らないので通過します。あとで調べてみたところ「小佛のかごの木」(こぼとけのかごのき)というのだそうです。
かごの木を後に、スラロームを登っていくと、右側に「景信山」へ通じる登山口があっぱ口を開けてました。そうそう、「あっぱぐち」って東京では通じないんですよね。地元福島から上京してきて直ぐの頃、かれこれ三十年前になりますが、学校で口に出したら、周囲から興味深々に言い寄られてオイシイ思いができました。今じゃネットでちょこっと調べればわかっちゃうので、そういう点は昔の方が良かったのかもしれませんね。
そんな登山口を進むと、最初のうちは階段三昧で
後にキツめの坂道となります。
坂道を登り切ると、小沢下への分岐が見えてきて、尾根筋にのっかります。
そこから10分、15分登ると
山頂のおトイレ前に到着です。
ほぼほぼ「景信山」の山頂ですが、まずは、富士山を眺めに高尾山方面に進みます。
景信茶屋の登りを通過していくと
富士山見えました。この日最初の富士山への眺望で、なかなかテンションあがります。
この周辺は景信茶屋のベンチがいっぱい並んでいて、人もいっぱいくつろいでます。
タラタラと歩いて、今度は都心側の風景を楽しみます。ちょっとぼんやりですが青空がキレイで気持ちよかったです。
この時点で正午を回ったので、急ぎ、陣馬山へ向かうこととします。

景信山〜堂所山

「景信山」山頂での眺めを楽しんだら、「陣馬山」へ向けて進んでいきます。

まずは、大きく降って尾根筋に沿って進んでいきます。

ポイントポイントに巻道が設置されているので、ラクに進みたい場合は巻道を進むと良いでしょう。

しばらく進んでいくと、「堂所山」山頂に向かう分岐にぶつかるので、そちらに向かいますが、特に展望の優れたピークではありません。

疲れているようでしたら、スルーして巻道を進んでしまってください。

「堂所山」山頂にはベンチがあるので、休憩しても良いですが、陣馬山まで1時間とちょっとの距離なので、このままぶっ通しで進んでしまうことにします。

ギャラリー

午後の時間に突入したので、ちょっと早足気味に進みます。
まずは階段を降ります。
前日雨があったのか、泥濘が滑りやすくて難儀する道を降ると
ちょっとした階段があって
さらに降っていきます。
途中で、中央自動車道を見下ろすことができました。梅林巡りでは見上げて歩いていたので、ちょっと感慨深いですね。
陣馬山までの縦走路は、まき道が充実しています。今回は、時間掛けたくなかったので、オールまき道で進みます。
まき道は総じて、こんな感じの並行道なのでスイスイ進めます。
見上げると尾根道が見えますね。あそこまで登って、降ってはやっぱり時間かかりそうです。
一旦合流して
また、分岐してを繰り返していきます。
そうすると、地図が掲示されている分岐がみえてきました。
地図をみると「堂所山」へは、ここの急坂は避けられないみたいです。
距離は10分程度なので、寄り道していくことにしました。急坂を登り切って
分岐を右に進めば
立派な山頂碑がお出迎えしてくれます。
ただし、ここは展望がよろしくありません。ベンチがありますが、休憩入れることなく立ち去ることにします。

堂所山〜陣馬山

「堂所山」山頂直下の急坂を降ってしばらく進むと、南側が伐採された眺めの良い尾根道に入ります。

おそらく防火帯として伐採しているのでしょう。尾根のてっぺん部分だけを伐採しているので南側の眺めはそれほどよくはありません。

それでも、明るく歩きやすい道なので気持ちよく進むことはできるかと思います。

途中で、新ハイキングルートとなる陣馬高原下バス停への分岐を通過して進んでいくと、ベンチのある賑やかな場所に出られます。

この場所が明王峠で、概ね堂所山と陣馬山の中間地点となります。

そして、ここから登りに転じて坂道を30分ほど登ることで「陣馬山」山頂に到着することができます。

「陣馬山」の山頂は、シンボルの白馬像を中心に草原のような広場になっていて、四方に展望が広がります。

多数のベンチにおトイレ、茶屋と休憩するのに絶好の場所になりますので、展望を楽しみながらゆっくり休憩を入れられるように、予めプランニングしておくと良いでしょう。

ギャラリー

さて、この日最後のピーク「陣馬山」に向かいます。しょう
消防用水の脇を通過して
先ほど登ってきた坂道も通過します。
反対側に当たる坂道から降っていき
こっちがわの地図の前を通過です。
伐採された尾根が見えてきました。
振り返ると、都心方向が少しだけ見えていました。
アップにしてみましたが、ガスでぼんやりです。残念。残念。
明るい道ではあるので気を取り直してバンバン進みます。
ちょっと進み過ぎて、相模湖への下山道まで来てしまったので、一旦戻ります。
正規ルートに戻れたので、「陣馬山」方向に進みます。
陣馬高原下バス停への分岐をスルーして
穏やかな縦走路を進みます。
廃屋がみえてきたところで
明王峠に到着です。「陣馬山」までのルートの大体半分は踏破したことになります。
特に疲れてないし、ガスって展望も無いしなので先に進みます。
懐かしい感じの奈良子峠の案内を通過。
たったか進みます。
ここも陣馬高原下バス停へ下れる分岐でした。何も考えずに直進していきます。
階段道を登っていくと
栃谷尾根への分岐が見えてきて
さらに階段を登ります。
こんな賑やかな場所にも熊出没するんですね。山地開発の影響でしょうか。
ようやく白馬が見えてきました。最後のひと登りです。
「陣馬山」山頂に到着しました。にょきっと立っている白馬像も讃えてくれています。
「陣馬山」は神奈川景勝50選の一つなんだそうです。
振り返ると、かろうじて富士山も確認できました。
ちょっとなんか気持ち良い気温だったので、少し長居することにしました。
珍しく茶屋でけんちん汁なんかをたのでみました。インスタント風な無難でおいしいお味でした。
ゆずサイダーも一緒に頼んでみたのですが、水分&水分はやめた方がいいことがわかりました。あ、サイダーも美味しかったんですよ。

陣馬山〜JR中央線「藤野駅」

「陣馬山」山頂での眺めを堪能したら、今回は栃谷尾根を降って下山することにします。

このルートは、登り返しが全く無い降り一辺倒のルートになるので、靴紐を緩めにしているようなら、少し締め直しておいた方が良いかもしれません。

そして、30分ほど降りに降ることで栃谷の集落まで降りてくることができます。

栃谷の集落には、陣馬の湯として日帰り入浴サービスをしてくれている旅館が二つありますので、時間に余裕があるなら立ち寄っていくと、山行での汚れを洗い落とすことができるでしょう。

入浴料1,000円(2023年3月現在)とお安くはありませんが、ここから藤野駅までお風呂に入れる場所は存在していないので、お財布と相談しつつ寄り道するかご検討ください。

栃谷の集落からは20分ほどで「陣馬登山口停留所」まで下山することができ、更に30分車道脇を歩いていけば、JR中央線の「藤野駅」に到着です。

「藤野駅」構外には、観光案内所があり郷土品が購入できます。

電車時間に余裕があったら、ここでお土産を物色しながら時間を潰すのも悪く無いと思います。参考にしてみてくださいね。

ギャラリー

お腹がガボガボなので、汗を出してぬいてしまおうと、早足で降ります。
栃谷の集落までは概ね40分ぐらいでしょうか。
永遠と降り一辺倒に降っていきます。
九十九坂風な降りを進み
なだらかな坂道を進むと
人工物が見えてきて
お社の前に到着しました。両脇をきつねさんが堅めていたいたので、金比羅様なのかな。ご挨拶して先に進みます。
段々と人工物が増えていき
栃谷集落の茶畑エリアに出てきました。
一本だけ生えていた河津桜の木が見頃を迎えていて
なかなか楽しい時間をプレゼントしてくれました。
しばしの写真撮影会を終えたら、茶畑を通過して集落へ入っていきます。
道も鋪道に変わり家々の間を縫うように進みます。
そこらじゅうに、陣馬の湯への案内があるので、これなら迷わないですね。
隙間を抜けて
どんどん降ります。
大体迷いそうなところには案内が出ているので、そいつを探して進んでいくとよいでしょう。
ひとんちの前を通過して
ショートカット道に入ります。
そうすると、こんどはひとんちのお墓の前に出ます。
ちょっと、集落を抜けてしまった感じの場所を降っていくと
案内が立っていて
旅館陣渓園に到着です。ここで、一旦、お風呂をいただきます。沸かし湯でしたが、男客はわたしだけだったようで、貸切お風呂を堪能できました。
お風呂を出たら、陣馬登山口バス停まで進みます。
もう一つの陣馬の湯「陣谷温泉」がありました。帰ってからネットで調べてみたら、こちらは檜のお風呂だったみたいです。次回はこっちに入ってみよう。
陣馬登山口の案内が出ているので、それに沿って進みます。
20分から30分ほど降ると
車の往来が増えてきて
登山者カード用ポストがたっている大通りまでおりてくることができました。
ここにも満開の梅の木がありますね。
振り返ると陣馬山登山口の立派な石碑が立ってました。
バス停は直ぐ近くにあったのですが、時刻をみると次のバスまで1時間以上あったので、「藤野駅」までは歩いて行くことにしました。
途中に見事なすだれ梅を見つけてしばし鑑賞タイムに入ります。
こんな感じに8分咲きでちょうどいい塩梅に見頃です。
アップにすると花びらが八重になってました。これなんて品種なのかな。梅はいっぱい品種があってこんがらがります。
悶々しながら先にすすむと「藤野駅」まで1.1キロの案内がありました。
ガッツリ登り坂を登ると、トンネルがあります。
ここを抜けて行くのですが
奥に進むほど、トンネルの大きさが小さくなっていくので、対抗車には注意が必要です。特に、2台すれ違い付近に差し掛かったら、一旦、立ち止まってどちらかやり過ごしてから行動する方が危なく無いかと思います。
トンネルを抜けて、踏切を渡ったら、右折していきます。
線路から西に目を向けると、「藤野駅」が小さくみえてきました。
線路沿いを5分も進めば
今回のゴールJR「藤野駅」に到着です。
ホームに入って、ラブレターを眺めつつ登り電車を待ちます。
中央線快速東京行きが入ってきました。この日は、このまま居眠りしながら帰りました。

おまけ

今回の山行では、過去一度も寄り道したことがなかった陣馬の湯を試していくことにしました。

念の為、陣馬山山頂から営業中であるか電話で確認しての訪問となります。

立ち寄ったのは、旅館陣渓園(りょかんじんけいえん)。

栃谷集落の端っこにある旅館です。

こちらのお風呂は沸かし湯で内風呂一つだけという、ちょっとこぢんまりとした浴室でしたが、家のユニットバスよりも大きな湯船にのんびり一人で浸かることができたので、まあまあ良かったのかなと思います。

ただ、これで1,000円というのは、正直、再訪は厳しいかなといったところでした。

次回訪れた際には、もう一つの旅館、陣谷温泉も試してみたいなと思います。

ギャラリー

集落からちょっと離れているので隠れ家チックでちょっとワクワクする場所でした。

まとめ

高尾梅郷でお花見散策をした後に、景信山から陣馬山まで縦走してきたときの様子でした。

高尾の梅林たちは、街中にありますが、結構広範囲に分散しているので、これらを通しで歩くだけでも、なかなかの良い運動となります。

反面、標高が低くて眺望を楽しむには、少々物足りなさを感じてしまうと思います。

そんなときは、陣馬山や景信山、高尾山などに登ってしまうことをお勧めします。

これら高尾界隈の里山たちであれば、下山ルートが多数あるので、自分の体力に見合ったルートをプランニングできることでしょう。

梅の花の開花時期になったら、是非、高尾界隈でお花見と登山を組み合わせた欲張りプランを楽しんでみてくださいね。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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