山行の記録|ループ橋はもう見頃でした!伊豆河津で七滝と桜を楽しんできました

山行

2月も後半戦、そろそろ河津の桜が気になる時期がやってきました。

2023年は開花が遅れたこともあり、全体的に後ろにズレ込んでいると聞きます。

だったらということで、河津七滝(かわづななだる)の上流にある東海バス「水垂停留所」(みずたり)から踊り子ハイキングコースを降下しながら、満開のポイントを探してみようとゆるふわハイクに行ってきました。

結果、「七滝ループ橋」とその足下にある「上条の桜」で満開な桜たちを楽しむことができました。

ただ、河津桜はピンク色が濃いこともあって、五分咲きだった河津川沿岸の桜並木でも、ぜんぜん普通にお花見散策を楽しむことができました。

河津桜の本場「河津町」は伊豆半島の先端部付近にあるため、訪れるためには長旅をこなす必要があります。

このため、河津の桜まつりには行ってみたいけれど、何度も足を運べる距離ではないので、ベストなタイミングに訪れたいと考えてしまうかと思います。

そんなときは、この記事を読んでもらって、結構アバウトに訪れても十分楽しめること知ってもらえたら幸いです。

文末のおまけに、河津川沿岸のライトアップの様子も載せているので、是非、最後まで眺めていってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/2/18

天候:晴れのち曇り

エリア:伊豆エリア

コース概要:

東海バス「水垂停留所」〜初景滝〜大滝〜河津七滝ループ橋〜上条の桜〜伊豆の踊り子文学碑〜桜見晴台〜河津桜原木〜踊り子温泉会館

難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往)伊豆急行線「河津駅」から、東急バスで「水垂停留所」に向かい、そこからスタート

(帰)伊豆急行線「河津駅」から、帰路へ

概要

河津桜(かわづざくら)

「河津桜」は、東伊豆の河津町で見つかった早咲きで有名な桜の木です。

非常に早咲きなことが有名な桜の品種で、一月下旬には開花を迎えて三月上旬くらいまで、濃いピンクの大輪を楽しめる、息の長い桜です。

大島桜(おおしまざくら)と寒緋桜(かんひざくら)の自然交配種と言われていて、大輪の花を咲かせるところは大島桜、早咲きでピンク色が濃いところは寒緋桜の特色を引き継いでいるんだそうです。

「河津桜」の発見は昭和30年頃(1955)に、河津在住だった飯田勝美さんが河津川沿いで偶然見つけた桜の若木を持ち帰って、ご自宅の庭で育てたことが始まりなんだそうです。

当時は、飯田さんちの屋号からとった「小峰桜」という名前で呼ばれていましたが、その後の調査で新種の桜ということがわかり、昭和49年(1974)に「河津桜」と命名され、現在は「河津町」を代表する桜の木として指定されているようです。

この原木は今も健在で、開花の時期には鮮やかなピンク色の大輪を咲かせ、多くの人の目を楽しませてくれています。

そして、河津町では毎年2月になると、河津川沿岸の河津桜の並木道を会場に「河津桜まつり」を開催してくれています。

来場者数100万人とも言われる巨大イベントですが、ここ最近はコロナ禍の影響などで客足が伸びずに悩ましい状況なんだとか。

実際に足を運んでみると、本当に客足減っているのかと疑問なほどの混雑っぷりですので、できれば近くの温泉旅館に宿泊して、早朝や深夜帯にゆっくりお散歩する方が良いのだろうなと思います。

関連リンク

河津桜まつり公式HPのリンクを載せておきます。より正確な開花状況などの確認に活用ください。

河津七滝(かわづななだる)

「河津七滝」は、河津町の中心を流れる河津川上流の渓谷エリアにある代表的な七つの滝の総称です。

河津駅から天城峠行きの東海バスに乗車して「河津七滝停留所」で下車することで、一番手前の「大滝」から一番奥にある「釜滝」まで、片道1時間くらいの行程を楽しめる遊歩道を歩くことができます。

また、天城峠からコースタイムにして2時間10分の位置にあり、穏やかな林道を降れば到達できることから、天城峠から八丁堀をピストンした帰りに足を伸ばして寄り道する方も一定数いらっしゃいます。

ちなみに、逆回り且つ途中敗退ではありますが、「河津駅」から「二階滝」までなら遡行してみたことがあります。もし、興味ありましたら当時の様子を書いた、以下の記事もご参照ください。

話を戻します。

七つの滝は、一番落差の大きい「大滝」で30m、一番小さい「かに滝」で1m前後と大小さまざまな大きさをしていますが、総じて柱状節理(ちゅうじょうせつり)の柱型の岩肌の間を、流れ落ちていく、伊豆半島にあって、まさに伊豆らしい見た目の滝となっています。

ちなみに「滝」を「だる」と呼ぶのは河津特有の呼び方なんだそうで、

  1. 滝=水が垂れる(たれる)場所
  2. 滝=垂水(たるみ)
  3. 滝=だる

と変化したんだそうですよ。興味深いですね。

関連リンク

河津七滝観光協会HPのURLを載せておきます。もっと突っ込んだ情報は、こちらをご覧ください。

河津七滝ループ橋(かわづななだるるーぷきょう)

伊豆半島の先端にある静岡県下田市から半島の付け根となる沼津市までを繋ぐ国道414号線。

「河津七滝ループ橋」は、国道414号線の中でも急峻な地形となる天城峠を越える区間にあり、高低差40mを直径80mの二重ループで上り下りすることができる、国内でも珍しい形状の橋となります。

元々この場所には、九十九折りの国道が通っていたのですが、昭和53年(1978)に起こった伊豆大島近海地震で起きた崖崩れにより崩壊。その代わりに崖崩れに強いこの形の橋を作ったんだそうです。

ループ橋の足元には駐車場があり、約100本の河津桜の木が植林された桜の名所としても有名です。

歩行禁止とはされていないようですが、見た感じ交通量も多く、徒歩での通過はやめた方がよさそうです。

わたしは、ペーパードライバーなので、このループ橋を通過するがどれぐらい難しいのかわかりませんが、路線バスで通過するとそこそこの遠心力を感じます。

そんな普通とちょっと場所で、わざわざドライバーの方々に余計な緊張を強いるのはlあんまり優しく無いなと思うんです。

あなたも同じように感じていただけるようでしたら、河津七滝の方から踊り子ハイキングルートに迂回していくようにすると良いかと思います。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 14155 m
最高点の標高: 327 m
最低点の標高: -1 m
累積標高(上り): 909 m
累積標高(下り): -1217 m
総所要時間: 06:46:51
Download file: climbing-record-20230218.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。

展望の楽しめたポイント

  • 河津七滝遊歩道
  • 河津七滝ループ橋駐車場
  • 桜見晴台
河津七滝遊歩道

ここのところ、展望地じゃないところをあげる機会が多いですが、眺めを楽しめることには変わらないと思うので、構わず挙げていきます。

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「河津七滝遊歩道」です。

舗装された道を1時間ほどかけて登り降りすることで、「大滝」「出合滝」「かに滝」「初景滝」「蛇滝」「海老滝」「釜滝」とユニークな滝たちの滝見を楽しめます。

公式HPでは、伊豆の踊り子像の建つ「初景滝」を撮影ポイントとして推しているみたいです。

どれも魅力的なので、ご自身の推しの滝を見つけてくださいね。探してみてくださいね。

ギャラリー

山行で巡った順に七滝を乗せて行きます。まずは釜滝(かまだる)です。七滝の中で二番目に大きい滝で落差22mあります。
続いては、エビ滝(えびだる)です。滝の流れがエビの尻尾みたいに見えるからだそうです。本当はこの先にある吊り橋の上から眺めると形がわかるみたいなのですが、閉鎖されていたので、止むおえず違う角度から撮ってみました。これだとエビには見えないかなあ。
こちらは蛇滝(へびだる)です。滝の脇っちょにある柱状節理の六角模様が蛇の鱗に見えるから蛇なんだとか。こっちは、エビに比べると大分理解できる気がします。
七滝の中間地点にある初景滝(しょけいだる)。伊豆の踊り子の像が目印の華やかなイメージがある滝ですが、名前の由来となる逸話の方は、かなり殺伐としたストーリーのようです。なんでも、ここで修行していた「初景」という行者が、悪人に殺されて滝壺に落とされたことから、名付けられたのだとか。悪人の方は、末代まで呪われたそうで報いを受けたとのことですが、なんとも寒気のするお話ですね。
カニ滝(かにだる)です。こちらの名前の由来は、滝の流れで磨かれた岩がカニの甲羅にみえるからということらしいです。蛇の鱗とカニの甲羅、正直、違いワカンネっす。
最後は大滝(おおだる)です。七滝の中で一番大きい落差30mの滝です。滝壺の周囲が天城荘の露天風呂の敷地になっているので、至近まで近づくには入浴料を支払う必要がありますが、遠目でも十分大きさがわかるので安心して訪れてくださいね。

Instagramに七滝の「大滝」の様子を載せてます。こちらも楽しんでもらえたら幸いです。

河津七滝ループ橋駐車場

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「河津七滝ループ橋駐車場」です。

この駐車場には、ループ橋の内側に遊歩道が通っており、植えられている河津桜を眺めながらのお花見散策が楽しめます。

「河津七滝」の「大滝」の入り口から5分も歩けば到着できるので、こちらも忘れずに立ち寄っていくと良いでしょう。

見た目からしてユニークなループ橋と、ピンク鮮やかな河津桜のコンビは、映え要素万歳だと思いますよ。

ギャラリー

大滝入口停留所の付近から「河津七滝ループ橋」が見えてきます。
ループの内側は、無料駐車場と遊歩道が設置されているので、マイカーでふらっと寄り道していく人たちが多い印象でした。
遊歩道の上まで登ると「河津七滝ループ橋停留所」がありました。ここで降りて、ループ橋の内側をお花見しつつ降っていき、七滝の遊歩道に向かうというプランも悪く無いかもしれませんね。
「河津七滝ループ橋停留所」から見下ろした様子です。満開の桜がとても綺麗です。
こっちは、ループ橋の足元にある無料駐車場から見上げた様子です。こちらかの眺めも悪く無いですよね。
形の良さそうな房をアップにしてみました。河津桜は大ぶりの花びらなので、とても華やかです。
こちらの房は、満開までもう一息といったところでしょうか。あと数日したら見事に満開になることでしょう。
「河津七滝ループ橋」から徒歩5分の位置にある、もう一つの桜の名所「上条の桜」です。名前を聞くと「そげぶ」を思い出します。これも、もうネタが古いですかね。
この桜の木は車道沿いに生えているので、木の足元に愛車を停めて撮影する方が多いです。満開の桜に単車の組み合わせ、とてもいいですよね。羨ましいからこっそり撮っちゃいました。内緒にしておいてくださいね。

ループ橋の様子、Instagoramにも上げてるので一緒に見ていってくださいね。

桜見晴台

今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「桜見晴台」です。

河津川に沿って続いている河津桜のピンクの帯と河津の街並みを俯瞰することができます。

河津桜まつりの道順では一番遠い場所となっているからでしょう、見晴しの良い気持ち良い場所ですが、訪れる観光客が少ないため、ゆっくりできる場所となっていました。

ベンチも多数設置されているので、長居するにも適しています。

ここ以外に河津の街並みを俯瞰できる場所としては、駅前から登ることができる城山という場所がありますが、こちらは急坂を30分登る必要があります。

お手軽に良い眺めを味わいたい時には、こちらに立ち寄ってみるのが良いかもしれません。

見晴台のお隣には、涅槃堂(ねはんどう)というお寺があり釈迦入仏の様子を彫った寝姿像が祀られています。

わたしは仏像には詳しく無いので、いつもスルーしていますが、興味あったら寄り道していくのも良いでしょう。なお、入場料は2023年2月現在で200円だそうです。

ギャラリー

「桜見晴台」は、涅槃堂の案内を目印に進むと楽に到着できます。
高台に登ると、河津川沿いに伸びるピンクの帯を俯瞰することができます。
高台はこんな感じに休憩所になっているので、ベンチに座ってゆっくり眺めを楽しむこともできます。

Instagramに上げてるショート動画も一緒にご確認くださいね。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。

強いて上げるとすると、混雑する河津川沿岸の並木道での人との接触でしょうか。多くはありませんでしたが、缶ビール片手に歩いている方も少なからず見かけましたので、変なトラブルに巻き込まれたりしないようご注意ください。

注意した方が良さそうな区間
  • 特に無し

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候晴れのち曇り
  • 気温:14〜21℃
  • 活動場所:標高0〜200m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:無し
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:半袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • アウター:薄手のフリース、ソフトシェル
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:薄手の手袋

今回は、日陰の続く渓谷歩きの予定なので、半袖Tシャツに薄手の長袖Tシャツを合わせてスタートしました。

七滝をすべて訪問した後は、日差しある歩道歩きとなりましたが、穏やかな坂を降るだけのユルい散策だったので、長袖を脱ぐこと無く過ごせました。

公共機関での移動中は、これにフリースとソフトシェルを着合わせていましたが、こちらも別段寒さを感じることもなく快適でした。

伊豆方面は、もうダウンジャケットは不要な暖かさになっているようです。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、東海バス「水垂停留所」から、踊り子ハイキングコースを降って「踊り子温泉会館」まで行き、そこでお風呂を楽しで帰るプランとしました。

「水垂停留所」までのアプローチは、次のとおりです。

  • 「東京駅」から、JR東海道本線で「熱海駅」へ
  • 「熱海駅」から、JR伊東線に乗り継いで終点「伊東駅」へ
  • 「伊東駅」から、伊豆急行線に乗り継いで「河津駅」へ
  • 「河津駅」から、東海バス修善寺行きに乗り継いで「水垂停留所」へ

今回の乗り継ぎパターンで、おトイレに立ち寄るとしたら「河津駅」が最適です。

しかし、東京駅からJR東海道本線の始発で出発すると、「河津駅」に到着してから東海バスへ乗り継ぐ時間が3分しかありません。

東海バスは、電車遅延による乗り遅れにはできる限り融通を聞いてくれる、大変ありがたい運行会社ではありますが、流石におトイレに寄り道している時間までは待ってくれません。

従いまして、他におトイレ時間の取れそうな「熱海駅」で、おトイレに立ち寄っていくのが無難かと思います。

ただ、「熱海駅」から「河津駅」まで40分ありますので、途中不安を感じたら、電車内のおトイレをお借りするようにしてください。確か先頭車両にあったかと思います。

身支度については、「水垂停留所」で下車した後、「河津七滝めぐり入り口」の案内に沿って3分ほど進むとあずま家がありますので、そちらを使うと良いでしょう。

ギャラリー

「東京駅」からJR東海道本線沼津行きの始発に乗って行きます。
今回は「熱海駅」乗換なので、最後尾車両に乗って行きます。
予報が良かったので混雑するかと思ったのですが、そうでもなかったのでゆったり乗って行きます。
「根府川駅」の手前で、朝日が綺麗だったので一枚撮ってみたりする余裕もありました。
「熱海駅」でJR伊東線にお乗り換えです。出発まで10分ほど余裕があったので、席を確保した後におトイレ済ませておきます。
「伊東駅」で伊豆急行線に乗り換えて「河津駅」へ。この日はガスっていたので伊豆諸島の眺めは「おあずけ」でした。
「河津駅」に到着したら、ダッシュでバス停に向かいます。よかった。ちゃんと待っていてくれました。流石、東海バスですね。
ちなみに、のりばは3番になります。バスロータリーの一番左端になります。
ロータリー中央に「伊豆の踊子号」が停車していました。いいなー。アレ。乗ってみたいなー。
河津川の橋の上で信号待ちがあったので一枚撮ってみました。もうこれ満開でいいでしょう。
30分ほどで「水垂停留所」に到着です。七滝への遊歩道は道を挟んで反対側なので、車の往来に注意しつつ山行スタートです。

東海バス「水垂停留所」〜初景滝

「水垂停留所」を下車したら、車道の反対側に河津七滝に向かう入り口があります。

あずま屋を通過して、少々滑りやすい整備された階段を降ると、猿田淵へと続く分岐が見えてきます。

猿田淵は河津七滝には含まれていないのですが、透き通ったエメラルドグリーンの美しい淵です。

立ち寄る人も少なく落ち着いた場所なので、是非、寄り道していくと良いでしょう。

猿田淵を後にしたら、回れ道して「釜滝」へ向かいます。

滑りやすい階段を降っていくと、ベランダ風の展望台に降りることができます。「釜滝」の目の前になるので、ここから滝を鑑賞すると良いでしょう。

なお、ここからは滝壺まで降りられません。対岸に渡れば目の前まで降りていくことができそうなのですが、過去の台風の影響で吊り橋が落ちてしまっているので、2023年2月の時点では安全に到達することは不可能です。

諦めて、次の滝「エビ滝」へと進むこととなりますが、こちらも観覧用の吊り橋は安全性が確保できないのか閉鎖されています。

仕方が無いので、さっと見るに留めて先に進んでしまいましょう。

「蛇滝」からは、普通に滝見を楽しむことができます。

周囲が広範囲にわたって柱状節理の六角形模様となっていて、なかなか見応えある風景を楽しめることでしょう。

「蛇滝」越えて、長い階段を降りたら、七滝の中心部「初景滝」へ到着です。

催し物があったときのメイン会場になるらしく、大きく開けた場所でベンチも多数設置されています。

おすすめの撮影ポイントにもなっているので、写真を撮りながら少し休憩入れると良いでしょう。

ギャラリー

「水垂停留所」を降りたら車道を渡って反対側に向かいます。
河津七滝めぐり入口の案内が立っているので、それに沿って進みます。
車道の下をくぐって進むと
東家が見えてくるのでUターン気味にその前を通過して行きます。
途中で落石注意な区間を進むことになるので、天候不良のときにはくれぐれもご注意ください。
こちらをお借りして身支度してしまいましょう。
5分ほど山道を進むと
鋪道に変わります。
そして、結構急な階段をおりていきます。
階段の途中に分岐点があるので
まずは「猿田淵」方面へ向かいます。
途中から階段になっている珍しい吊り橋を渡ります。
ひらがな読みで書いてありましたが「だ」が多い橋です。
そのまま道なりに進んでいくと
樽田淵に到着です。
こんな感じに、エメラルドグリーンの水を湛える、静かな淵を眺めることができます。
今回は「猿田淵」から先には進まずに、きた道をUターン。「釜滝」へと向かいます。
階段の続きを降っていくと
踊り場から「釜滝」が見えてきました。
更に最後まで降り切ると
釜滝の滝壺を見下ろす展望台に到着です。
ほんとは、反対岸に渡って滝壺まで降りられるようなのですが、近年の台風の影響で吊り橋は落ちてしまったみたいです。
仕方が無いので、川沿いの道を降ります。
吊り橋の手前に分岐があるのでそちらへ進むと
「エビ滝」がみえてきました。
ここも、本当であれば吊り橋の上から「エビ滝」を鑑賞できるようなのですが、通行禁止になってたので、引き返します。
先ほどの分岐まで戻り、河津踊子滝見橋を渡ります。
橋の上から見下ろすと、「蛇滝」周辺の鱗っぽい岩を眺めることができます。
橋を通過して進んでいくと
「蛇滝」の上流が見えてきて
「蛇滝」の滝壺に到着です。
先へ進みましょう。
階段を降りていくと
眼下に広い空間が見えてきます。
七滝の中間地点「初景滝」に到着しました。ちょっと休憩したら先へ進みます。

初景滝〜大滝

七滝巡りも後半戦。お次は「かに滝」です。

滝周囲の岩がカニの甲羅に見えることから名付けられたということですが、柱状節理が作り出す模様は、蛇滝と似たり寄ったりで、正直、カニとも蛇とも見て取れてしまうように感じました。

この辺りは、命名した方の主観によるものなんでしょうね。

そして、遊歩道の終点となる売店が見えてきたら、残りの「出合滝」「大滝」と立ち寄っていきます。

「出合滝」は、二つの滝が交わる場所で、他の滝よりも特徴がわかりやすので見ていてなんか安心します。

残りの「大滝」ですが、入り口に建っていた「天城荘」は2023年1月に起こった火災により焼け爛れており、まだ復旧には至っていません。

そんな、生生しい建物を横目に急坂を下っていくことになりますが、「大滝」自体は水量豊かで変わらぬ迫力がありました。

焼失した建物にビビらずに訪れてみてください。

ギャラリー

「初景滝」から次の滝「カニ滝」に向かいます。
願掛けの岩みたいなのがありました。石を三つ投げて、一つでもしめ縄の内側に入れば「願望成就」なんだそうです。これをみて思い出したのが、ビルゲイツの逸話。ビルが学生の頃に、成功を祈願してゴミ箱に放った紙屑ですが、何度やり直しても入らなかったので「これだけ投げても入らないなら、わたしの願望も叶ったも同然だろう」とメンタルつよつよな解釈に切り替えたことで、アレだけの大成功を収めたんだそうです。まあ、要するに、三つとも全て外したということです。言わせんな。恥ずかしい。
恥ずかしいのでおトイレに立ち寄ってから先に進むことにしました。
気持ちも新たにトボトボ歩いてくと、対岸にグランピング施設のような何かが見えてきました。
カニ滝橋があったので、渡って確認してみました。
溶岩洞窟温泉という日帰りの入浴施設でした。なんでもシャワーも水道も無い、混浴の露天風呂が一つあるだけの施設なんだとか。これはアレですね。若い学生さんたちがキャーキャー言いながら入るような場所ということで理解しました。
そんなパリピな施設を後にして、カニ滝への分岐を降ります。
「カニ滝」に到着です。至近から見ても、周囲の岩がカニの甲羅に見えなかったのは、心が曇っているからでしょうか。
もやーっとしながら、売店前まで到着です。
なんか色々売ってて面白そうな売店の反対側を向くと
「出合滝」への入口があったので、降ります。
この辺の岩も特徴的ですね。
そして、二つの滝が出合う場所「出合滝」に到着です。
奥に向かうと、柱状の岩に囲まれた滝に続いていました。
青い滝壺を後にして、七滝最後の滝「大滝」に向かいます。
「大滝」入口前には満開の河津桜が立ってました。
木の根元に立って見上げるとこんな感じ。正直、桜の時期には早いかなあと不安に思っていましたが、全然そんなことなくバッチリ見頃でした。
しばしお花見したら「大滝」に向かって降下します。
ここの入り口に建つ「天城荘」ですが、一ヶ月前の火災で消失しています。まだ焼け爛れた建物の横を進みます。
露天風呂だけは健在なので、ここだけの営業のようです。
ちょっと焦げついている階段を降りて
急坂を降ると
大滝の展望台に到着です。意外とたくさんの人が訪れていました。
日帰り温泉の受付はここに移転したみたいです。こちらの露天風呂に入りたい時には、滝壺までお越しください。

大滝〜河津七滝ループ橋〜上条の桜

「大滝」を出た後、車道を数分進むと筒状のループ橋が見えてくるので、そちらへ向かいます。

橋の中心の無料駐車場から橋の中断へと伸びる遊歩道があり、道々、桜散策ができます。

ここは河津桜の木が100本ほど植えられていて、小規模ながら桜の名所にもなっているようなので、なかなかの眺めが楽しめるはずです。

ぐるっと遊歩道を巡ったら、今度はご近所にある「上条の桜」にも寄り道していきましょう。

こちらも桜の名所となっているので、見事な桜を楽しめるはずです。

ただ、車道沿いに立っているためか、木の麓に愛車を停めて撮影会をしている方が結構ないらっしゃいます。

大好きな愛車の撮影会ということで一人当たりの所要時間長めになっているので、順番待ちしているようだったら、適当なところで切り上げて先に進んでしまっても良いかもしれません。

この後は、少しだけ来た道を戻って踊り子ハイキングコースを辿ることとなります。

ギャラリー

「大滝」を後にして、先ほどパスしてきた急坂を登ります。
途中で、痛々しい焼失家屋が見えました。
焦げ臭いような錯覚を覚えつつ、大滝入り口まで戻ったら、今度は「河津七滝ループ橋」に向かいます。
見上げると、なかなかの迫力です。
遊歩道は短いながらも整備されていて、登り降りに不安はありません。
見上げれば河津桜
足元には菜の花と楽しいひと時を味わいます。
十分にお花見を楽しんだら「上条の桜」も見て行きます。
踊り子ハイキングコースへの分岐は一旦通過して
高架橋の下を進むと
「上条の桜」に到着です。
満開の桜の下を、丁度、東海バスが走り抜けて行きました。オレンジの線と桜のピンクが同じ系統の色味なので、よく合いました。

上条の桜〜伊豆の踊り子文学碑

上条の桜からは、車道を通って河津市街地まで向かうことができますが、徒歩で進むことを想定されている道では無いため、歩道が狭く危ないです。

このため、少し戻ったところにある、踊り子ハイキングコースへの分岐から進みます。

こちらの道は、村落の間を進む鋪道となっており、農家の軽トラックぐらいしか通りませんので、比較的安心です。

歩く距離も、若干短くなるので、河津七滝から河津駅まで歩くのであれば、この道を活用すると良いでしょう。

途中、今年2023年3月開通予定となっている河津下田道路の下を潜り抜けて、村落の中を進んでいくと、ハイキングコースの終点間際に「伊豆の踊り子文学碑」への脇道が見つかります。

5分もあれば寄り道できるので、立ち寄っていくことにします。

伊豆の踊り子の著者「川端康成」も滞在した老舗旅館「福田家」が見えてきて、その隣に文学碑が立っています。

文学には疎いので、感慨に浸るような感じにはなれませんでしたが、桜が綺麗な場所でもありますので、興味あったら立ち寄ってみてくださいね。

ギャラリー

「上条の桜」も愛でたら、河津市街地へ向かっていくことにします。
少し戻って、伊豆踊り子ハイキングコースというのか、踊子歩道というのか、そんな道を進みます。
この道の桜も満開で
振り返ると、ループ橋とのコラボが綺麗でした。
歩いていくと何かお墓のようなものが立っています。
室町時代の地元武将のお墓だそうです。
森林地帯に入って橋を抜けます。
そのまま歩道を進むと
民家脇の橋があるので、渡ります。
見事な桜がみえたところで「てつぼう」なる民宿がありました。有名どころなんでしょうかね。
案内が出ていたので右折すると
畑の広がる場所にでました。
道なりに進んでいくと
散り始めの梅の花が残っていて、少しだけ香が楽しめました。
梅の木たちを後に進むと、ほっそい吊り橋があり
渡った先には小ぶりな水力発電がみえます。
そして、その脇の階段を登ると、駐車場に出ました。
ここから二つに分岐しますが、どちらに進んでも大丈夫です。今回は上に進みます。
工事中の柵がありますが、気にせずに進んでいくと
先ほどの下の道と合流できました。上は泥道だったので、靴が汚れるのが嫌なら下の道を進むのが良さそうでした。
もう少しで開通の河津下田道路の高架下を潜って
同道路を眺めながら進んでいくと
国道414号線と合流しました。
ここからしばらく歩道を進みます。
小学校が見えてきたあたりで
「伊豆の踊り子文学碑」の案内が出ているので、ぐるぐる階段を降りて行きます。
階段を降りたらまっすぐに石畳を進み
川沿いの路地を入っていくと
「踊り子の足湯」なる場所があります。張られた水は冷たかったので、足湯としては機能してなさそうでした。
足湯を通過して、橋を渡った先に川端康成が滞在して「伊豆の踊り子」を執筆したという「福田家」旅館がみえました。
そして、旅館前を右折すると文学碑に到着です。
ここから先は行き止まりのようだったので、橋に戻って、河津市街地方面へ向かうことにしました。そして、ここの桜も綺麗でした。

伊豆の踊り子文学碑〜桜見晴台

文学碑を後に、河津市街地へ向けて引き続き降ります。

峰大橋の手前まで降りて来れたら、以降は河津川沿岸の桜並木で桜を愛でながら進みます。

このあたりは、駅から遠く、地元の方ぐらいしか歩いていませんが、桜の見事さは駅前周辺と変わりません。むしろ、菜の花も咲いていて、こっちの方が良いくらいです。

しばらく、人の少ない穏やかな桜並木を進み、赤い橋を通過すると「涅槃堂・桜見晴台」という案内が見えてきます。

そこから、車道に戻りしばし歩くと「桜見晴台」に到着です。

ここからは、河津川に沿って続く桜並木を見通すことができます。

ベンチもたくさん用意されているので、一息入れるには最適です。

隣接する「涅槃堂」は、桜まつり期間だけ涅槃像を公開しているみたいでした。

入場料200円らしいので、お金に余裕があれば立ち寄っていってもいいのかもしれません。

ギャラリー

橋を戻ったら、河津川の河川沿いを進みます。
しばらく河川を横目に進むと
正面が行き止まりになるので、国道414号へ逃げます。
「下佐々野停留所」を通過したら
河津川渓流歩道の案内を目印に、また河川沿いに向かいます。
車の往来が極端に少ない鋪道をすすんでいくと