山行の記録|一足早い春をお届け!伊豆河津で満開の桜と七滝を眺めてきました

山行

日本の春を彩る優しい色合いの国花「桜」。

その桜の中でも早咲きで有名な河津桜ですが、名前の由来ともなっている伊豆河津町の桜たちが見頃になったとのことだったので、少し遠出して眺めてきました。

河津川の河川敷を、のんびりと桜を眺めて歩くだけも十分楽しめますが、「ナントカとヤマヤは高いところが好き」とよく言われるように、わたしも高所からの眺めがないと物足りなく感じる西壁の持ち主なので、今回は河津駅近郊の「城山」と、桜並木の上流の「涅槃堂・見晴台」の二つの高台に登りつつ、河川敷でお花見を楽しむプランを考えてみました。

そして、考えを進めていくうちに、河津川の上流には河津七滝があることに思い至り、どうせなら滝のあるところまで遡行してしまおうというプランに変更して実行に移すことにしました。

「お花見も楽しみたいけれど、やっぱり高いところからの眺めが無いとね」という山屋な性格をお持ちのあなたにもバッチリ対応できる内容になってます。

是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2022/3/5

天候:晴れ

エリア:伊豆エリア

コース概要:伊豆急行線「河津駅」~城山〜河津駅〜河津川河川敷〜涅槃堂〜河津七滝ループ橋〜河津七滝〜猿田淵〜東海バス「二階滝停留所」

難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往) 伊豆急行線「河津駅」からスタート

(帰)西日本バス「二階滝停留所」から、伊豆急行線「河津駅」へ

概要

河津桜

河津桜(かわづさくら)は、大島桜(おおしまさくら)と寒緋桜(かんひさくら)が自然に異種交配して生まれた日本原産の桜と言われています。

由来は、1955年に河津町の飯田勝美さんという方が河津川の川沿いに生えていた原木を偶然見つけ、自宅に持ち帰って庭先に植えて育てたのが最初なんだそうです。その後、学術調査を経て1974年に現在の名前「河津桜」として命名されたそうです。

特徴は、ピンク色が鮮やかな大輪の花を咲かせる点、とても早咲きな点が挙げられます。

発祥の地で且つ本場となっている伊豆の河津町では、全国の桜シーズンに先駆けて2月初旬から大規模なイベントを開催していて、多くのお花見客が訪れる観光スポットになっています。

関連リンク

河津桜まつりの公式HPを載せておきます。最新の現地の様子はこちらにてご確認ください。

ギャラリー

河津桜の花びらです。濃いピンク色が綺麗です。
発祥の地となっている伊豆河津町の河川敷には、説明文も立っていました。
毎年、2月から3月にかけての期間、河津町では桜まつりを開催しており河川敷に植えられた約800本の河津桜が咲き乱れる様子を楽しむことができます。
菜の花とのコラボも秀逸なので、是非、一度足を運んでみてください。

城山

伊豆急行線「河津駅」から歩いて5分ほどの位置に登山口のある、河津の街並みを見下ろす標高161mの展望豊かな高台です。

戦国時代初期には、この場所に河津城が建てられていたようですが、北条早雲の伊豆攻略の際に、火攻めにより陥落してしまいました。

その際に、麓から迫る火の手を消すために大量に備蓄していた兵糧米を流して鎮火しようとしたようです。すごい発想ですよね。

残念ながら消し止めることはできなかったようですが、その名残なのか、山頂には米俵を模したギミックが置いてありました。

山頂は小さな公園となっていて、海側に突き出た位置に展望台が備え付けられており、そこからの眺めが絶景です。

天城峠から続く河津川沿線の様子が海に注ぐところまで通して眺めることができます。

特に桜の時期には、河川敷に沿って広がる鮮やかなピンク色の帯が見事な眺めを楽しませてくれます。

山頂まで30分ほどの登り一辺倒な山道を登る必要がありますが、その苦労に見合った眺望を楽しむことができるでしょう。

ギャラリー

城山の山頂は展望に優れた公園になっています。
特に海側に設置された展望台からの眺めが絶景です。
まずは、街を見下ろした様子。桜まつりの時期は、河津川の河川敷を彩るピンクの帯を楽しむことができます。
そのほかにも、対面に聳える天嶺山への眺めや
遠く海岸線に浮かぶ伊豆諸島の様子も楽しむことができます。
山頂には、米俵をモチーフとしたギミックが立っていたりもします。

河津七滝

河津七滝(かわづななだる)は、伊豆河津町にある河津川上流の渓谷の中にある名の通っている七つの滝を合わせた名前です。

それぞれの滝の名前やスペックが河津町公式HPの観光案内ページに掲載されていたので引用しておきます。

 1.釜滝(落差22m・幅2m)
 2.エビ滝(落差5m・幅3m)
 3.蛇滝(落差3m・幅2m)
 4.初景滝(落差10m・幅7m)
 5.カニ滝(落差2m・幅1m)
 6.出合滝(落差2m・幅2m)
 7.大滝(落差30m・幅7m)

河津町役場HP「河津七滝観光ページ

敷地内は長さ850mの遊歩道になっていて、それぞれ特徴的な滝壺の様子を楽しむことができます。

七滝以外にも、大きな吊り橋が2本あったり、長い木組みの階段があったりと、ちょっと体を動かすのにも最適です。

最奥の釜滝の先にも遊歩道は続き、猿田淵を越えて踊り子歩道に入り、天城峠まで登っていくこともできますが、かなりの長丁場となるので軽い気持ちで先に進むのは、猿田淵までにしておいた方が無難でしょう。

敷地内は舗装されていない道を進むことになるので、登山靴とまでは行かないまでも、厚底のスニーカーなどで赴くようにしてくださいね。

関連リンク

改めて、河津町役場公式の観光HPを掲載しておきます。詳細はこちらをご確認ください。

ギャラリー

現地にある河津七滝全体図です。全長850mの遊歩道の各所に七つの特徴的な滝が点在しています。
七滝中最大落差を誇る「大滝」です。
本流との出合い部分にある「出合滝」です。
周囲の岩の模様がカニの甲羅に見えることから命名された「カニ滝」です。残念ながら、2022年2月現在は、過去の台風の影響で甲羅に見立てていた箇所は崩れて無くなってしまったそうです。
伊豆踊り子像がシンボルの「初景滝」です。
周囲の岩の模様が蛇の鱗に似ていることから名付けられた「蛇滝」です。
流れ落ちる滝の流れが、えびの尻尾に見えることから名付けられた「エビ滝」です。
大滝に次ぐ落差を誇る「釜滝」です。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

まずは、今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高を示します。

合計距離: 20748 m
最高点の標高: 620 m
最低点の標高: -3 m
累積標高(上り): 2031 m
累積標高(下り): -1452 m
総所要時間: 07:09:06
Download file: climbing-record-20220306.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。

おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは2箇所です。

展望の楽しめたポイント2箇所
  • 城山山頂
  • 涅槃堂見晴台
城山山頂

今回の山行ルート上の展望ポイント1つ目は「城山山頂」です。

前出の内容と被りますが、山頂に設置された展望台からの眺めが秀逸です。

天城峠から続く、河津川の様子を上流から海に注がれる河口まで通して眺めることができるので、桜の時期に訪れると河津桜のピンクに染まった河川敷を辿り見ることができます。

海への眺望にも優れているので、河津駅近くに来たら、是非登ってみてください。

30分で登頂できるお手軽さの割に、素敵な眺めが楽しめますよ。

ギャラリー

山頂の公園に設置されている展望台からの眺めです。
眺めその2です。
眺めその3です。
眺めその4です。
こっちは海岸線への眺めです。空気が澄んでいる日には、伊豆七島まで眺めることができるみたいです。
涅槃堂見晴台

今回の山行ルート上の展望ポイント2つ目は「涅槃堂見晴台」です。

河津川河口から続く、お花見ウォーキングコースも上流の端っこ近く「峰小橋」から徒歩5分ほどの位置にある「涅槃堂」。

お釈迦様が涅槃に入る際の横になった姿を模した像が祀られているお寺様ですが、ここの敷地内に河津川河川敷を見下ろす丘があり、桜の様子を眺める絶好の見晴台となっています。

「城山山頂」よりも高さは低いですが、その分、街や川に近くて鮮明に様子を眺めることができます。多くのベンチが設置されていますので、河口から遡って歩いてきて疲れた脚を休めるには最適です。

歩いてきた河川敷の桜達を遠目に見ながら、一息入れるには最適な場所になっていますよ

ギャラリー

見晴台からの眺めです。街から近いので、街の様子がよくわかります。
見晴台からの眺めその2です。
見晴台からの眺めその3です。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間はありません。

敷いてあげれば、交通量の多い車道を歩くので行き交う車に注意するといったところでしょうか。

注意した方が良さそうな区間
  • 今回はありません。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

  • ベースレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:厚手のフリース
  • アウター:ソフトシェル、レインウェア、ダウンジャケット
  • ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋

今回、活動中には薄手の長袖Tシャツとソフトシェルの組み合わせで歩きました。初っ端の城山の登り坂以外、急坂と呼ばれるような道は皆無で汗をかくほどの運動量ではなかったのに加えて、風が激しかったので、いい感じの風除けになってました。

交通機関利用時は、長袖Tシャツに厚手のフリース、ダウンジャケットのフル装備にしたところ、こっちは大失敗。

日の出前や夜間では適切でしたが、日が上がってからは暑くて、暑くてダウンは早々に脱いでしまいました。

嵩張ることも考えると、ダウンジャケットを止めるか、フリースを薄手に切り替えた方が良い時期に入ってきたようです。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回の山行は伊豆急行線「河津駅」からスタートして、城山に登った後、河津川を桜見しながら遡行して、七滝で滝を見て帰ってくるプランとしました。

東京駅からは、JR東海道線で熱海駅へ、熱海駅からはJR伊東線に乗り換えて終点伊東駅に向かいます。

伊東駅からは、私鉄伊豆急行線に乗り込んで河津駅で下車する流れになります。

特急踊り子号を使えば、東京から直通で向かうこともできますが、庶民の山遊びには贅沢品なので使わない方法で向かうことにしています。

河津駅は広い割には無人改札のようで、カードリーダーでの精算が基本となりますが、駅員さんも詰所にはいらっしゃいますので、直接精算が必要な時には呼び出してあげてください。

おトイレは、駅南口を出て直ぐにありますが、桜のシーズン中は電車が到着する度に行列ができます。

並びたくない場合は、電車内のおトイレも活用してください。2号車側についているはずです。

また、駅構内に待合用の椅子がたくさん設置されています。身支度は、これらをお借りると良いでしょう。

ギャラリー

東京駅からJR東海道線沼津行きに乗り込みます。この日は寝坊して出発2分前に辛うじて乗り込めました。何十年ぶりでしょうか、駅のホームを走ったのは。一つ言えるのは、ハイカットの登山靴は駅構内を走るようには出来ていませんね。
熱海駅到着です。ここで伊東線に乗り換えます。寝坊で調子が崩れて、この日は最寄りのドアとか調べ忘れてました。しゃーないですね。次回、次回。
熱海駅の伊東線ホームへ向かう人並みです。以前、秋口に乗った時にはこんなに混雑していなかったのですが、時期的にわたしと同じく河津桜目当ての方々だったのかもしれません。
伊東駅では、同じホームのお隣に乗り換え車両が止まっていました。乗り換え時間2分と、こちらもギリギリだったので撮影もままならないまま乗車します。
先頭車両に入ってみたら、展望車両となっていて、有料席と勘違いして立ち去ってしまいました。どうもこの車両は伊東急行線のリゾート21というイベント車両だったようで、全席自由席だったようです。次回乗る機会があったら、先頭車両に乗ってみたいと思います。
こちらが一般車両。海側の席が窓を向いていて海岸線の眺めを楽しみながら移動できます。これも後で知ったのですが、この車両はキンメ電車というらしく、各車両で沿線の町の特産品を紹介をしているみたいです。今度乗り込んだら、全車両回ってみたいと思います。
キンメ電車とは伊豆高原駅でお別れして、通常車両で河津駅まで向かいます。またね。
伊豆大川駅か、伊豆北川駅か忘れちゃいましたが、入江の先に大室山のお椀みたいな山頂が見えました。あの山は歩いて登れないので、一度行ったっきりになってますが、眺めはとても良いのでおすすめの山ではあります。
この日は気温が高くガスっぽかったですが、伊豆大島が辛うじて見えました。
河津駅に到着です。大量に人が降りたので、ちょっと人が少なくなってから撮影です。改札を出て南口を左折するとおトイレがあります。最初の目的地「城山」も左折した先に進んでいくことになるので、身支度したら南口から外へ出ます。
ロータリーのマップをお借りして説明すると、こんな感じです。城山へは、おトイレを越えてさらに左に進む感じです。
おトイレの入り口です。あまり広くは無いので、電車が止まる度に下山客で列ができます。並びたく無い時は、電車内のおトイレで済ませてしまいましょう。

伊豆急行線「河津駅」~城山

身支度ができたら最初の目的地「城山」に登っていきます。

南口改札を出て、おトイレを通り過ぎて、更に東に向かって歩きます。

十字路が見えてきたら左折して、高架下を通過、河津駅で一番高い建物と思われるマンション前の十字路に案内が出ているので、そちらへ入っていきます。

しばらく、車道を進んでいくと行き止まりの住宅の先に登山口につながる道が通じているので進んでいきます。

穏やかな登り斜面を少し進むと、登山口を示しているだろう案内が出ています。

登山口を抜けてから暫く日陰の道を登っていくと、開けた場所に到着します。

この場所から山頂まで、急な登り坂、階段と続きますが、普段から山遊びしているようなら距離も少ないし大したことはないでしょう。

山頂手前には小さな広場があり、海側の開けたところに木組みの展望台が備え付けられています。

ここからの下界への眺めは抜群なので、是非、その場に立ってみてください。

山頂は、もう一段高い位置にある広場です。

こちらには展望は無く、真ん中に山頂碑の代わりなのか米俵のギミックが置いてありました。

今一度、下段に戻り、眼下の様子を一瞥したら、一旦、河津駅へ戻ることにします。

ギャラリー

城山の登山口へ向かいます。まずは南口のおトイレ前を直進です。
駅のロータリーを抜けていくと
十字路が出てくるので左折します。
高架下が見えてくるのでくぐります。
でかいマンションの脇にある十字路から登山道に進みます。
十字路に立つ案内に沿って曲がっていきます。
民家の道を進みます。
最初のトラップです。引っかからないように。
みかんがいっぱい実ってました。
食べ頃な感じですが、捕まっちゃうので食べちゃダメですよ。
パッと見、行き止まりのようなところにバンバンぶっ込んでいきます。
バンバン進みます。
この辺りからは立派な登山道ですね。
案内が出てきました。言われるがままに進んでいきます。
最初こそ日陰の道ですが、この辺りから日差しが入って明るくなってきます。
パッと視界が開けます。伐採されている高台の一番上が山頂です。
この辺りから少々忙しくなります。急坂を登って、階段を登って。
あと80mだそうです。
もう一段階段を登ると
海に向けての視界が開けます。
今井浜海岸と思われる街並みの奥に城ヶ崎と思われる海岸線、そして海の先には伊豆大島が辛うじて見れました。
この手前の高台は何でしょうね。気になりましたが道を見つけることができず、ナゾな出っ張りでした。
どんどん登っていくと櫓の正面みたいな、柵と門が見えてきました。
門を潜って先に進むと、反対側の視界が開けて河津町の街並みを眺めることができました。街を挟んで反対側にある高台は天嶺山です。
河津川と周囲の街並みを上流にたどって行ってみます。
河川敷の両脇にピンクの帯が広がっていますね。
更に目で追いかけてみると、峠の方へ向かってずっと続いて行ってました。
海の方向には展望台が設置されていました。
改めて、河口を見下ろしてみます。
峠に向かって伸びる河川敷の様子も改めてみてみます。サイコーですね。
もう一段上に行ける階段がありました。
登ってみると、米俵のギミックが置いてありました。多分ここが山頂なのでしょう。こちらの展望はゼロでした。
下段を見下ろしてみると、この場所も桜満開なことがわかります。
一段降りて桜を見上げた図。サイコーですね。
河津城跡の説明文がありました。ここで麓から火攻めにされたら白旗掲げるしかないですね。それでは、火攻めにされる前に下山します。

城山〜河津駅

一旦、城山から河津駅に降って、改めて河津川に向かいます。

海への眺めに気を取られて転ばないように注意しながら、階段を降り、坂を降っていきます。

途中に分岐路のようなところもありますが。作業道に通じているだけのようで、暫く進むと行き止まりになっていました。

登ってきた道を淡々と降るのが正解のようです。

山道から車道に出て、大きなマンションの前を左折、今度は北口方面からのルートを探るつもりで、直ぐに駅方面へ右折します。

小規模な桜並木を抜けると駐車場が見えてきますので、通り抜けてしまいます。

そのまま駅方面に向かうと、河川敷に向かう案内が立っていることがわかるはずです。

信号が切り替わるのを待って交差点を渡って、そちらへ向かっていくことにしましょう。

ギャラリー

海を眺めながら元来た道を降ります。
階段を降って
急坂を降ると
分岐っぽい場所に着きますが、左は行き止まりなのでまっすぐ進みます。
ちなみに、真っ直ぐ進むとこんな感じになって進めませんでした。
新緑の時期になったら気持ちよさそうな山道を降ります。
車道に戻ってきました。どんどん降ります。
例のデカいマンションまで降りてきたら左へ折れます。
北口方面からも来れるのか確認のため、手前を右に曲がってみます。
駅の北側に沿って真っ直ぐ進むと
駐車場が見えてきました。道なりに進むと大回りになる感じだったので、駐車場の真ん中を突っ切ってしまいます。そのまま駅方面へ。
駅の北口に出ました。こちらからも城山に向かうことができるのがわかりました。後は、真っ直ぐに南口に出てから河川敷方面へ向かいます。
ここを通り過ぎます。
駅の南側に出て直ぐにある交差点を渡って、真っ直ぐ進むと河津川の河川敷に出られるようです。

河津駅〜河津川河川敷

河津駅の南口から交差点を渡ったら、線路沿いに河津川へ向かいます。

線路沿いから既に、尋常じゃない本数の河津桜が植えてあって足元の菜の花のとの対比が抜群です。

ここだけでも、小規模な桜スポットと言われても納得してしまう規模です。

伊豆急行線とのコラボ撮影にも最適なようで、撮影ポイントとなっている場所には、カメラを構えた沢山の人だかりができていました。

時刻表を見て、時間帯が合いそうだったらコラボ撮影狙ってみるのも良いでしょう。

暫く線路沿いを進むとT字路に差し掛かります。

どちらに進んでも河川敷には出られますが、一旦、左に折れて河口側に向かってみます。

河口に向かっての河川敷は、ライトアップ場所に選ばれるくらい見事な桜のアーチが出来上がっていて、その下を歩いて鑑賞することができます。

ただし、駅近でもあることから半端無い人混みとなります。入り口を覗いてみて、色々厳しいようだったらスルーして別の場所に向かった方が安全かもしれません。

この日も入り込むのは遠慮させてもらい、上流に向かって遡行を始めます。

沢山の観光客の中をのんびりと進んでいきます。

途中、菜の花とのコラボ区間や河辺に降りられる区間、ちょっとした休憩に適している階段区間など、様々なシーンで、様々な人たちが思い思いに桜を楽しんでいました。

屋台も沢山出ていましたが、利用されている方は半分にも満たない感じでしょうか。

情勢的に致し方ないところなのでしょう。わたしも手出しはしませんでした。お金落とさずにすみません。

そして、1時間ほど上流に向かって歩いていくと、涅槃堂へ通じる分岐が見えてきたので、そちらへ向かい見晴台の様子を確かめることとしました。

ギャラリー

歓迎ありがとうございます。まずは鉄道沿線を進んでいきます。
初っ端から、こんな感じです。ワクワクしてしまいますね。
何にも無いような場所に人だかりができてました。なんでも、あと数分で電車がここを通過するので撮影待ちなんだそうです。良く動画で上がっているような、駅員さんと撮り鉄さんとの殺伐としたやりとりみたいなのは皆無で、始終、和やかな雰囲気なのが印象的でした。
彼らの邪魔にならないように、少し離れた場所から試しに撮ってみました。黒船電車さんの凛々しさが2割マシになった気がします。自画自賛。自画自賛。
河川敷に出る手前にあるT字路まできました。ここから河口に向かって左折してみます。
既に絶景な感じがヒシヒシな河川敷が近づいてきました。
館橋に到着しました。ここから河口までの道が凄い桜のアーチになっているんです。
チラ見しました。奥の混雑ぶりに諦めました。
対岸線の桜でも十分に楽しめます。水面に映ったピンク色も素敵ですよね。
翻って橋と一緒に撮ってみました。赤い橋の色とも合いますよね。
アップでも一枚。型落ちなiPhoneXのカメラでも被写体が良いと綺麗に撮れるので、カメラ素人には大変助かっています。
橋に戻って、橋上から撮ってみました。すごい桜の量です。
次回来る時には、この中を歩いてみたいですね。
桜を見上げつつ、河川敷を遡行していきます。
こういうの大事ですよね。食べ歩きもほどほどに。
菜の花とのコラボ区間に入ってきました。黄色とピンク色とか普段着で着合わせる勇気は持てないですが、お花で見ると可愛らしく見えるから不思議です。
折角なので、菜の花のアップも撮ってみました。
こちらは桜をバックに一枚。

こっちは桜の方をめいんにしてみました。いい感じ。いい感じ。
そして、遊歩道の様子。パンパンな40リッターザックに登山靴のガチ登山な出立ちなのはわたし一人だけでした。邪魔でしたよね。すみませんでした。
河辺に降りられる箇所があったので降りてみました。水が透明でびっくりです。
河辺から桜たちを見上げてみました。開放感が気持ちよかったです。
登山靴を良いことに、そのまま泥濘化した道をガシガシ進んでいきますが、流石に進めない位置まできたので遊歩道に戻ります。
遊歩道に戻って暫く進むと、桜の木の隙間から赤い橋が見えてきましたが、名前確認するの忘れちゃいました。
そんな名も知らない橋の上から上流方面を眺めてみました。結構上流まで歩いてきたつもりだったのですが、まだもう少し桜の道は続いているようでした。
通して歩くと疲れるだろうから、こういったところで小まめに休憩入れるのも良いかもしれませんね。
更に進んでいくと、おトイレの前に案内図が出ていましたので、確認してみると結構進んできていたことがわかりました。次の目的地としていた涅槃堂も近づいてきたので、曲がる場所を見落とさないように進みます。
引き続き遊歩道を歩いていくと色合いが濃いお花を見つけました。
寄ってみたら、梅のお花でした。桜と梅のコラボとか贅沢ですね。
意外な組み合わせにルンルンしてたら、涅槃堂への分岐に到着しました。
ここから、車道に出て少し戻ると涅槃堂です。そのにある見晴代からの眺めが良いとのこと、楽しみに進みます。

河津川河川敷〜涅槃堂

河川敷から車道側へ出て、次の目的地「涅槃堂見晴台」へ向かいます。

少しだけ、河口方面に戻ることになりますが、大した距離ではありません。

車の往来に気をつけつつ反対側に渡り、入り口から敷地内に入ります。

まずは、涅槃像の祀られている本堂に向かいます。

丁度タイミングよく本堂の扉を開けてくれていたので、寝姿を拝見させてもらい見晴台へ向かいます。

見晴台へは、5分も掛からずに向かうことができます。竹林の中の階段を登っていくとすぐに視界が開けて長椅子が沢山設置されている斜面にたどり着きます。

この場所が見晴台となっています。

いつもなのかわかりませんが、強風の中、鯉のぼりが全力疾走で旗めいていました。

ここでご飯と撮っている方も結構いらっしゃったので、良い昼食ポイントかもしれませんね。

ギャラリー

駐車場を横切って車道側に向かいます。
この歩道を反対に渡って進みます。
涅槃堂入り口です。案内に沿って進みます。
まずは、涅槃堂の寝釈迦さまを拝みにいきましょう。
タイミング良く、扉が開いていました。寝ている姿のお釈迦さま像は珍しいとのことです。
付近に立っていた案内板。お釈迦さまって80歳まで生きたのですね。かなり長寿だったのですね。
案内板を通過すると開けた場所に向かう階段が見えてきます。
良いこと書いてありました。今日も前向きに頑張っていきましょー。
階段を登り切ると、鯉のぼりたちが元気に空を泳いでいました。強風でちょっと頭おかしいレベルの激しさでしたが。
正面からの眺望はこんな感じです。すぐ目の前が遊歩道なので、風でぐわんぐわん揺れる桜の木の様子が垣間見えました。
見晴台に設置されていた説明文。川沿いの桜の木は800本植えられているそうです。もっと本数あるように見えましたが、それぐらいなのですね。
見晴台の様子。疎らに設置された長椅子に座って、のんびり眺めを楽しむことができます。ここでお弁当広げるのもありですね。

涅槃堂〜河津七滝ループ橋

涅槃堂からは、一旦、遊歩道に戻り上流の折り返し地点まで進みます。

峰小橋の赤い橋までは、多くの観光客が歩いていますが、それよりも上流に向かうと、地元民と思しき人かランニングしている人ぐらいしか通らなくなります。

それでも、桜の木や菜の花は健在で、まだまだその素敵な色合いで楽しませてくれます。

車道とぶつかってからは楽しかった桜の遊歩道も終了です。

ここからは天城街道を通って、特徴的な見た目の橋「河津七滝ループ橋」まで向かいます。

天城街道は、交通量かなり多くて、ひっきりなしに車が走っていきますので、フラついて接触を起こすようなことがないように進んでいきます。

途中に「鉢の山」登山口へ向かう林道であるとか、「観音山」登山道へ向かう車道であるとかの分岐を通過していくと、河津七滝入口を示す大きな看板が出てきます。

看板に従って入り口を入っていくと、河津七滝ループ橋の根元に出ます。

ここは無料の駐車場になっていて、ループ橋を見上げながら散策するちょっとした遊歩道が設置されており、河津桜の木も沢山生えていますので、絶好のお花見スポットになっています。

ループ橋に河津桜という組み合わせも、他では見ることも無いので、素通りするのはあまりに勿体無いです。

十分に楽しんだ後、七滝巡りに向かうようにしましょう。

ギャラリー

河川敷の遊歩道に戻りました。ここから改めて上流に向かって遡行していきます。
この場所は、ライトアップの対象のようですね。河津川沿いには、桜まつりの期間中にライトアップされる場所がいくつかありますが、遊歩道のほとんどは真っ暗です。車で巡るなら良いですが、徒歩で巡る場合は少々度胸が必要なのでそのつもりで赴いてくださいね。
上流に向かいます。この辺りはまだ観光客の往来がありますが、人数はかなり減ってきます。
峰小橋の赤い姿が見えてきました。あの橋の上からの眺めも良いようなのですが、今回は撮影忘れてしまいました。
峰小橋を通過すると、観光客の往来はほぼゼロとなり、地元民と思われる人か、ランニングしている人ぐらいしか歩いていない状態になります。
それでも、河津桜の木は点在していて所々で眺めを楽しめます。
川の様子がこんな感じになってきたら遊歩道も折り返し地点です。
遊歩道の折り返し地点からは、天城街道に続く車道に出ていきます。
当分の間は、歩道が設置されているので安心に通過できます。どんどん進んでいきましょう。
峰大橋前の交差点をまっすぐ突っ切って進みます。
交差点間際にあったバス停「筏場」。修繕寺から天城峠を経由して河津駅に向かうバスの最終は17時台だったはずですが、ここでは18時台が最終のようです。どこかで合流してくる路線があるみたいですね。
河津七滝まではここから5.5km。2時間ぐらいの距離でしょうか。
ガソリンスタンドに目をやると、レギュラーリッター164円になってました。マイカー持ちには辛い世の中です。
佐々野川遊歩道なる案内が出ていました。
入り口まで行ってみると、鉢ノ山の案内が立っていました。どうやらこの遊歩道に沿って進むと鉢ノ山の登山口に行けるようです。この山、興味あったんですよね。今度登ってみましょう。
バス停の案内が倒れていました。この日の強風具合がハンパ無いのがわかる一コマです。
そんな倒れたバス停を後に進んでいくと、バターどら焼なる和菓子が売ってました。地元の銘菓でしょうか。
もっと進むと、今度は生フルーツサンドだそうです。生じゃないフルーツサンドってどんなんだろう。
そして、湯ヶ野温泉への入り口が見えてきました。本当であればこの入り口を入っていくのが正解だったようです。この日はスルーして天城街道を爆進してしまいました。
爆進することで、遠回りになったみたいです。渋滞気味な交通量で車の速度が遅かったのが助かりました。ビュンビュン飛ばして来られたらちょっと怖かったかもしれません。
気になる日帰り温泉の案内がありました。
お隣にはお寺さまが立っていました。この施設、もとは宿坊だった旅館がやっている入浴施設みたいです。岩盤浴と合わせて時間制限無しで1,000円の設定。源泉かけ流しなので妥当なラインでしょうか。
バス停も近いし、天城峠の帰りに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
このお寺さまを過ぎたあたりから、歩道の割合が激減していきます。交通量はほぼ変わらずなので、車との接触に注意しながら歩きます。
でっかい通路を作っていました。どこに通じるようになるんでしょうね。
わさび漬けのお店。そういえばこの辺りは水が綺麗なのでわさびの名産地でもありましたね。
観音山への分岐も発見しました。こちらの山も気になっていたので、鉢ノ山と繋げて歩くプランを立ててみましょう。
ほっそい歩道を歩いていくと、前方にやっとループ橋が見えてきました。
でっかい入口の看板がたっているので見落とさないとは思いますが、ここを右折していきます。
なんか色々ワチャワチャしているところを進みます。
わさび丼の聖地だそうです。知らなかった。
少し進むと、先ほど別れた天城峠線が上の方にみえてきました。
桜の木の下で撮影している人が居たので覗いてみると
ああ、これは言わねばならない。「その幻想をぶっ
中二病が発症したので、ちょっと落ち着いてから再開します。ループ橋がみえてきました。下からみると圧巻の眺めです。
そして、湯ヶ野温泉からの道とも合流です。歩いてみてわかりましたが天城街道は、徒歩で歩く道じゃないですね。
ループ橋の真ん中にも桜や菜の花が植わっていました。
ループ橋を見上げてみた図。ここからの眺めも悪くありません。
ループ橋の真ん中は、無料駐車場と、短い遊歩道が設置されていました。
遊歩道を中腹まで登って見上げた図。でかい建物なのが伝わりますか。
河津桜とあわせてみたり。
橋をバックに桜のアップを撮ってみたりと、なかなか楽しめる場所でした。
ただ、まあなんというか。イチャラブな方々が多かったので、早々に退散することにしました。死因が馬に蹴られたとかイヤすぎるし。

河津七滝ループ橋〜河津七滝

河津七滝ループ橋を過ぎると、河津七滝の観光地に入ってきます。

一気に人口密度が上がりますが、桜まつり会場ほどではありません。

そんな中、まずは七滝最大の落差を持つ大滝へ向かいます。

ここは「天城荘」という温泉旅館の敷地内で、滝つぼ周辺は露天風呂区間になっていて旅館客以外は立ち入り禁止です。少し遠目に設置されている展望台から眺める形になります。

遠くからでも大きさは伝わるもので、なかなかの迫力があるので見ておいて損はありません。

続いては、出合滝。

本流と支流が出合場所で、支流側の滝がそうみたいです。その名前に見立てて「出会い」運を上げてくれるとかなんとか書いてありました。

遊歩道から外れているのは、この二つの滝までで、ここからは猿田淵まで続く遊歩道の中を歩いていくことになります。

流石は観光地と言えるほど、道は整備されていて歩きやすくすいすいとすすめます。

その中を、カニ滝、初景滝、蛇滝、エビ滝、そして最後の釜滝と、それぞれに特徴的な滝の様子を楽しみながら散策できます。

なかでも初景滝は、伊豆の踊子の像が立っている人気の撮影スポットになっているので、写真待ちの行列ができていることがあります。

記念撮影にこだわりが無いようだったら、うまくすり抜けてしまってください。

また、道中に2カ所ほど吊り橋が架かっているところがあります。確か搭乗数は最大5人だったはずなので、通過の際は行き交う人々に注意を向けて重量オーバーにならないように通過するようにしてくださいね。

ギャラリー

ループ橋から案内の方向に歩きます。
大滝入口というバス停を通過していくと
進行方向左手に七滝茶屋というお休み所があります。この手前に大滝への入り口があります。
こんなところです。
降っていくと、レトロな感じのタイルが貼り付けてあります。
結構、下の方まで降っていきます。
七滝最初の一つとなる「大滝」は、天城荘という温泉旅館の敷地内にあるので、至近まで降りることはできません。
一番奥まで進むと、それ以上は温泉客以外立ち入り禁止の案内と柵が見えてきます。一般旅行者は右手の展望台から眺める設定のようです。
展望台からの眺めです。手前に温泉施設があって、その奥に大滝が見えました。遠目でしたが、七滝最大の落差がある滝です。なかなか迫力がありました。
iPhoneの2倍ズームでこんな感じです。前日に雨が降ったわけでもないですが、十分な水量が流れ落ちていました。
車道に戻る途中で、ループ橋をみることもできました。
大滝入り口に戻りました。横には大黒天の石像が立ってました。
七滝七福神だそうです。それぞれの滝にいるみたいなので、ついでに探してみます。
隠居の桜を通過して
出会茶屋というお店が見えてきたら、その正面に2つ目の滝「出合滝」への入り口があります。
ここを降ります。
階段を降っていくと、いい雰囲気の場所に出てきます。
下流に進んでいくと
出合滝に到着です。
その奥に、七福神の一体がいました。ここは弁財天のようです。
出合滝は、本流に合流する支流の滝になります。
車道に戻ったら、茶屋の前にある案内板の前を右折します。まっすぐの橋は違うので、間違って進まないようにご注意ください。
こんな道を進むと
カニ滝への降り口があります。
降りていくと、丸テーブルにベンチという組み合わせの休憩場が見えてきます。
七福神の布袋さまがいました。
その奥にひっそりと流れてるのが「カニ滝」です。以前は、滝の周囲の岩に見える柱状節理の模様が、蟹の甲羅に見えたようですが、台風で崩れてしまったようで、現在は、ちょっと蟹には見えそうにないですね。
本道に戻って先に進みます。途中にある隠れ家レストラン「ひぐらし」。七輪椎茸とか唆られますね。
先に進むと橋が見えてきます。
かに滝橋だそうです。ここは渡らないのが正解です。道なりに進みましょう。
川の対岸にグランピング施設が見えました。ここでのんびりできたら癒されそうですね。
大岩成就だそうです。100円で3つ石を摘んで、河辺にあるしめ縄で囲まれた的に載せるゲームです。
的は結構小さいので難しいかもしれません。やってないのでわからないんですけどね。
通路の端っこまできました。ベンチの先に「初景滝」があります。
七福神も無事に見つけられました。
初景滝です。伊豆踊り子像があ流からか、人気の撮影スポットになっています。この日は、化粧しっかりはっきりな着物姿のおねいさんが、長い間撮影をしていました。
ここからは、木組みの階段を登ります。きつそうに見えますが、なかなかきついです。
こんな階段を登って
平坦になった道を、もっと先に進んでいくと
七福神像が立っていました。
ここには福禄寿がいました。財運アップをお願いしておきましょう。
そして、その横には蛇滝の看板がありました。
蛇滝はわかりやすいです。滝の周囲の岩模様が蛇の鱗に見えるからだそうです。確かに鱗に見えますね。
蛇滝を過ぎると、河津踊り子滝見橋という名前の吊り橋がありました。
なかなか高度感のある橋で、スリルがあります。
橋を渡り切ると、T字路に差し掛かります。まずは、向かって左に向かうと
エビ滝の案内が見えてきました。
ここの七福神は、恵比寿さまでした。
エビ滝もわかりやすいですね。滝の様子がエビのしっぽに見えるからなんだそうです。確かに見える気がします。
そして、こっちは行き止まりなので、先ほどのT字路に戻って反対側に進みます。
渓谷のようなところを進んでいくと
釜滝の説明文が見えてきて
正面に落差22mの釜たきが見えてきます。大滝に次ぐ落差で、なかなかの迫力です。残念ながらここの七福神さまは見かけませんでした。次来た時に見つけてあげたいですね。
これで、河津七滝は全て網羅しました。次は210段と説明のあった木組みの階段を登り、猿田淵へ向かいます。

河津七滝〜猿田淵〜東海バス「二階滝停留所」

河津七滝巡りも終えて、観光客も目減りした中を猿田淵に向かって歩きます。

まずは、木組みの長い階段を登っていきます。

釜滝を見下ろしながら徐々に高度を上げていくと猿田淵を見下ろすテラスに到着です。

椅子の設置は無いので立ち見となります。

暫し佇んだ後、ここからは川の流れから離れます。

登山等というよりも林道と言った方がよさそうな幅広な道を進んでいくと、巨木の並ぶ区間に到着します。「宗太郎杉林道」という場所のようです。昔、ここを開発した方の名前を取って命名されたとか。

杉並木を通り過ぎてしばらく歩くと、天城街道との交差地点にさしかかることになります。

ある意味、今回のルートで一番危険な場所だったかもしれません。

途絶えることなく行き交う車を縫って渡るには、少々危険を伴います。

手を上げても気づくことなく止まって貰えない状況が続きましたが、5分ほど経過した後になんとか車の途切れ目を見つけて駆け足で渡ることができました。

ここを渡ってしまえば、後は勝手知ったる踊子ハイキングコースに乗り入れます。

ここからも林道チックな道が続いて行きます。

予定では、このまま天城峠まで登りきってしまおうと考えていたのですが、時間ギリギリになってきたので、この日は手前の「二階滝停留所」に降ってバスで戻ることにしました。

渋滞で送れること10分、無事にバスに乗り込むことができ「踊り子温泉会館前」まで戻ることができました。

ギャラリー

それでは、210段の階段を登っていきます。
脇を見ると釜滝がまだ見えていました。
どんどん登ります。
吊り橋が見えてきましたね。
滝々段々橋というみたいですね。
登ったら降る、自然の法則です。
2段の滝が注ぎ込む淵が見えてきました。
猿田淵に到着です。
淵というだけあって、深そうです。
淵の周りには何もないので、そんなに長く滞在できる場所ではないので、更に上流に向かいます。
ここから、踊り子歩道、旧天城街道に向けて右折です。河津川とはここでお別れです。ここまで付き添ってくれてありがとうね。また遊びに来るね。
先ほどより穏やかになった階段を進みます。
山道っぽくなってきました。
そう思ったのも束の間で、林道に出てきました。二階滝駐車場を目安に進みます。
廃屋の脇を通り過ぎると
公衆トイレがありました。こっちは使えそうです。
ここから旧天城トンネルまでは5.5kmだそうです。わたしの足だと2時間掛かる計算です。この時点で15時なので、このまま行ったら天城峠の最終バスには間に合わない計算です。仕方ないです。今日は一つ手前の二階滝停留所から帰ることにします。
注意事項の看板が見えてきたところから
立派な杉林に突入です。
ここが宗太郎杉林道のようです。
杉林道を通過すると東屋がありました。
特に休憩を入れる必要もないだろうと先を進みます。
わさびの栽培地が見えてきました。
わさびの沢を通過すると火の用心の赤い垂れ幕が見えてきて
林道の終着点に到着です。ここからは、階段を登って先に進みます。
上方の橋の上を車が走る様を見ながら進みます。
小さい木橋を渡って
次に赤い鉄橋を渡ります。
こっちは足元スケスケでちょっとおっかなかったです。
少し降っていくと
2本目のスケスケ鉄橋が登場です。
2本目なので、スムーズにパスしてしまい、二階滝駐車場に向けて進みます。
車の音が激しくなってきました。
天城街道との交差地点に到着です。ひっきりなしに車の往来があって容易に渡れない注意すべき場所でした。
なんとか反対側に渡れました。こっち側には横断注意の警告文がありました。
階段を登っていきます。
旧天城街道にでました。
ここからは一本道です。どんどん進んでいくと
二階滝駐車場へ降る分岐がありました。ここを降ります。
駐車場が見えてきました。
この駐車場には、あずま屋や公衆トイレがあるので、バス待ちしやすい場所です。
駐車場の出入り口です。
こっちがバス停です。時間を確認すると後10分しないでバスが到着するようでした。
実際には渋滞の影響で、さらに10分遅れでの到着となりました。山梨方面のバスだと30分遅れることもよくあったので10分遅れぐらいなら優秀な部類ですね。

おまけ

この日は、前に来たことのある「踊り子温泉会館」に再訪してお風呂をいただきます。

河津川隣接という立地から、桜まつりの時期は混みあうようで時間設定3時間とされてしました。前は違った気がしたのでシーズン特有かもしれません。

入浴施設は、内風呂、外風呂、ジャグジーにサウナ風呂と、よく見るスーパー銭湯に似た構成です。

お値段は大人一人1,000円という設定。観光地であること、お風呂では無く温泉であることを考えると普通な設定でしょうか。

外風呂からは、隣接する河川敷の桜が少しだけ見えて、得した気分で入浴を楽しむことができました。

そして、入浴後暗くなった頃、ライトアップ対象となっている温泉前の桜の風景を楽しみます。

流石に19時を回ってくると人通りもまばらでゆっくりと桜鑑賞を楽しむことができました。

その後は、暗やみの中となりましたが河川敷を歩いて駅まで向かい、伊豆急行線に乗ってギリギリその日中には帰ることができました。

ちなみに、河津駅から東京駅まで向かう最終便は20時40分。これを逃すと御前様どころではなく、その日は伊豆にお泊りするしか無くなります。

24時間開いている漫画喫茶とかも無い場所なので、下手すれば街中遭難になりますので、夜桜鑑賞を狙う場合は、電車時間にはくれぐれもご注意くださいね。

ギャラリー

お風呂目的で、踊り子温泉会館前で下車します。
バス停から少し進むと、踊り子温泉会館への分岐があるので、左折します。
なんとなく河川敷に目をやると、夕方になってちょっと雰囲気が違った桜に見えたので、少しだけ散策してみます。
夕方の方が、ピンクの色味が強く見えるのは気のせいですかね。
別の角度からアップを撮影です。悪くないですよね。
河の方にも降りてみました。遠くまで続く桜並木は圧巻でした。
夕方のお花見も終わったので、温泉で温まることにします。
しっかり長湯して18時過ぎたところで、河川敷に戻ります。雰囲気出てますね。
こちらも見事です。
アップにしてみた図です。悪くないですね。
ライトの色も色々あって
こんな赤っぽい色や
こんな白っぽい色がありました。
ライトアップされている区間は限られた短い区間で、他は真っ暗です。
ポツポツと立っている街灯を頼りに進みます。
河川敷から離れて、朝、黒船電車を撮影したあたりに差し掛かりました。
街灯に映し出される菜の花も綺麗でした。
駅前の踊り子像まで戻ってきました。
駅に入って電車を待つこと10分。
伊東行きの電車が到着しました。こちらに乗り込んで、乗り継ぎ、乗り継ぎ、地元まで借りました。お疲れ様でした。

まとめ

伊豆河津の桜と七滝の様子でした。

早咲きの河津の桜は全国的に人気で、例年2月から3月にかけては河津川河川敷に観光客が溢れてごった返しになります。

そんな時は、城山や涅槃堂見晴台など高所からの眺めを楽しむのも悪くありません。

一般の方々は、登り坂を嫌って河川敷に向かうので、人の往来も限定的な静かなお花見を楽しめることでしょう。

眺めに飽きたら、人が空いてくるだろう昼時を見計らって河川敷に降りていくという手段も取れます。

唯一の難点は、標高が低すぎて登り足りないところでしょうか。

そこは、歩行距離を稼いで気持ちを満足させる方向でプランニングしてみてくださいね。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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