山行の記録|初登頂の釈迦ヶ岳で360度の大展望を楽しんだ後に黒岳でガッカリして帰ってきました

山行

三つ峠から御坂山地を眺めると、黒岳の隣にとんがりコーンみたいにツンツンアタマの山が見えます。

釈迦ヶ岳という山で、前々から気になっていたのですが、ようやく初登頂の機会に恵まれました。

そうしたところ、山頂では360度の大展望が楽しめたので、欲張って黒岳まで足を伸ばしたところ、その頃までには、すっかり曇ってしまい、最後はガッカリな雰囲気になってしまいました。

そんな尻切れトンボな山行でしたが、釈迦ヶ岳山頂からの眺めは抜群です。

もし、興味あって登ってみたいなとお考えでしたら、本記事が参考になるかと思いますので、是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2023/1/21

天候:晴れのち曇り

エリア:河口湖エリア

コース概要:

富士急バス「桧峰神社前停留所」〜桧峰神社〜釈迦ヶ岳〜府駒山〜黒岳〜富士急バス「三ツ峠入り口停留所」

難易度:体力☆☆、技術☆☆、危険☆☆

交通機関:

(往)JR中央線「石和温泉駅」から富士急バスで「桧峰神社前停留所」へ向い、そこからスタート

(帰)富士急バス「三ツ峠入り口停留所」から富士急バスで富士急線「富士駅」へ向井、帰路へ

概要

釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)

「釈迦ヶ岳」は、山梨県笛吹市にある、標高1,641mの里山です。

エリアとしては、三つ峠で有名な御坂山地(みさかさんち)に含まれており、山頂の尖った特徴的な山容は一度見たら忘れることは無いでしょう。

山麓には登山口ともなっている桧峰神社(ひみねじんじゃ)があり、山頂はこの神社の奥の院でもあるようです。

主な登山ルートはこの桧峰神社から登るルートで、概ね4時間で行き来できる距離ですが、ガイドロープ有りの岩場も多く、登山初心者には少し難易度が高め山になります。

山頂からの眺めは絶景で、富士山はもちろん、南アルプスの山々や八ヶ岳、甲府盆地の街並みと全方位で楽しむことができるので、天気予報が快晴のタイミングを狙って、訪れるととても幸せになれます。

お試しくださいね。

黒岳(くろだけ)

「黒岳」は、山梨県の南都留郡河口湖町と笛吹市芦川町の境にある、標高1,793mの里山です。

河口湖から西湖、精進湖の北面に連なる御坂山地の最高峰となります。

また、黒岳という山名は至る所に存在しており、区別するために御坂黒岳(みさかくろだけ)と呼ぶこともあります。

主な山行ルートは、富士急バス「三ツ峠入り口」から登るルートで、概ね4時間で行き来できる距離となっています。

山頂からの眺めは皆無といってよく、全く期待できません。

代わりに南方向に200mほど下ったところの展望地が有名で、ここからなら富士山や河口湖への眺めが期待できます。

詳しくは、以下の記事にまとめていますので、興味ありましたら合わせてご覧ください。

今回の山行上でのポイント

地図上の位置と標高

今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。

「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。

ご自由にご活用ください。

合計距離: 14418 m
最高点の標高: 1797 m
最低点の標高: 615 m
累積標高(上り): 1829 m
累積標高(下り): -1430 m
総所要時間: 07:39:49
Download file: climbing-record-20230121.gpx

歩いた軌跡

続いては、GPSデータを元にした軌跡です。

市販の地図

今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。

本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。

わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。

ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。

5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。


おすすめ展望ポイント

今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。

展望の楽しめたポイント
  • 釈迦ヶ岳山頂
  • 黒岳の展望所
釈迦ヶ岳山頂

今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「釈迦ヶ岳山頂」です。

登ってる途中から、チラチラ眺めが良いポイントを通過していくので、とても期待が高まってしまうのですが、その期待を裏切らない大展望が得られました。

どの方向にも視界が開けているので、本格的に山座同定し始めるとかなりの時間楽しめるかと思います。

また、山頂は座りやすい岩がいっぱい転がっているので滞在するのにも適しています。

南アルプスや八ヶ岳の雄大な山並みや、甲府盆地に広がる街並みを眺めながらのランチが素晴らしく良さそうです。

お試しくださいね。

ギャラリー

釈迦ヶ岳山頂から山座同定してみます。まずは富士山です。
こっちは御坂山地の西部の皆様。
そして、南アルプス南部から中央部となる皆様。
南アルプス北部の皆様。
少し離れて八ヶ岳連峰。
秩父方面はごちゃごちゃしててよくわかりませんでした。
こちらは大菩薩連峰だと思うのですが、いつもと逆方向から眺めてるからか、どれがどれだかわかんなくなっちゃいました。
そして、これから縦走予定の黒岳に、奥のアンテナ塔が立っているピークが三つ峠といったところですね。
黒岳の展望所

今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「黒岳の展望所」です。

山頂から5分ほど南に降る必要がありますが、南と西に視界が開けた好展望な場所となります。

ここからは、富士山や河口湖周辺の他、十二ヶ岳、鬼ヶ岳、節刀ヶ岳と御坂山地西部の連なりを眺めることができます。

座るのに適した岩も転がっているので、滞在にも適していますね。

ただ、それほど広い場所では無いので、暖かくなるにつれて混雑必須にな場所になります。

あまりに混み合うようなら、気持ちを切り替えて、別の場所で一息入れるほうが良いかもしれません。

参考にしてみてくださいね。

ギャラリー

黒岳展望所からの富士山です。残念ながら雲の中に入ってしまいました。
こちらは、御坂山地の西部の山々です。左の足元に西湖も少しだけ見えてました。

注意した方が良さそうな区間

今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、次の通りです。

注意した方が良さそうな区間
  • 釈迦ヶ岳の山頂付近
  • 黒岳の展望所から御坂トンネル分岐までの区間
釈迦ヶ岳の山頂付近

今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間の一つ目は「釈迦ヶ岳の山頂付近」です。

釈迦ヶ岳の山頂付近は、太いロープが垂れ下がった急峻な坂道が続く地帯となります。

それぞれのガイドロープはしっかりと整備されているので、有効活用しつつ落ち着いて通過すれば事故にはならないでしょう。

ただし、すべての坂にロープが張ってあるわけでは無いので、そういった箇所を通過するときには慎重に行動する必要があります。

もし、あなたがストック持ちなら、こういった場所を通過するときには一旦畳んで、両手をフリーにしてから通過した方が安定するでしょう。

参考にしてみてくださいね。

ギャラリー

この上芦川への分岐を越えたあたりから険しさレベルが跳ね上がります。
右側が切れ落ちている岩場を進んだり
長いロープが垂れた登り坂をよじ登る必要があります。
結び元はしっかりしてるので、一安心といったところです。
その他にも、こんな虎柄のロープが垂れてる場所もありました。こっちは細くて不安だったので使わずに、手足だけでよじ登りました。
山頂を越えて、反対ルートも急坂続きで足元注意の看板が出ていました。
黒岳の展望所から御坂トンネル分岐までの区間

今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間の二つ目は「黒岳の展望所から御坂トンネル分岐までの区間」です。

展望所から、しばらくの間は細尾根を下っていきますが、途中からガイドロープだらけの急坂地帯に入ります。

釈迦ヶ岳のように足場が岩で安定してれば少し違うのですが、こちらは砂場で不安定です。

ガイドロープを活用しつつ、慎重に降りるのが良いでしょう。

また、靴紐が緩いと靴との摩擦が起こってマメになったり、靴との衝突で爪が割れたりするかもしれません。

このルートに限ったことでは無いですが、紐が緩く無いか確認したあとに降りると良いかなと思います。

ギャラリー

細尾根を通過すると、ロープの垂れた急坂地帯になります。
足元のコンディションが悪くて、砂地に枯れ葉と滑りやすいこと、滑りやすいこと。
30分ほど緊張を強いられる降り坂をクリアしていくと
ピンクのテープに「みさかトンネル」と書いた分岐地点がみえてきました。危ない地帯はここまでかな。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

山行中のコンディション

  • 天候晴れのち曇り
  • 気温:1〜5℃
  • 活動場所:標高1,600〜1,700m

行動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:なし
  • アウター:ソフトシェル
  • ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、中厚手の手袋

公共機関移動時の組み合わせ

  • ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:厚手のフリース
  • アウター:薄手のダウンジャケット
  • ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:薄手手袋

今回は、気温的には暖かい部類でしたが、途中から冷たい風が強く拭き始めたので防風着の代わりとして、中厚手の長袖Tシャツにソフトシェルを羽織った格好で山行を過ごしました。

特に、日陰になる箇所には積雪も残っており、それが周囲の気温を下げる要因になっていたかもしれません。

公共機関での移動の際は、体動かしていないので中厚手の長袖シャツ、厚手のフリース、薄手のダウンジャケットとフル装備でしたが、足元から上がってくる冷えに悩まされました。

次回は、ズボンも厚手のものを持っていこうかなと思います。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

ギャラリー

歩き始めの気温です。だいたい5℃ぐらいでしたが、風が強くて体感温度はもっと下でした。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、JR中央線「石和温泉駅」から、富士急バス富士山駅行きに乗り込み「桧峰神社前停留所」で下車してスタートすることとしました。

「石和温泉駅」までのアプローチは、次のとおりです。

  • 「東京駅」から、JR中央線で「高尾駅」へ
  • 「高尾駅」から、JR中央線松本行きに乗り換えて「石和温泉駅」へ

途中のおトイレは「石和温泉駅」構内か構外のものをお借りするのが、タイミング的にも良いでしょう。

桧峰神社の駐車場に公衆トイレがありますが、そこまで1時間30分ほどの距離となるので、バスの待ち時間を利用して、一旦済ませてしまいましょう。

また、道中に身支度を整えるのに使えそうなベンチは無いので、「桧峰神社前停留所」についたら地べたに店を広げて準備するほかなさそうです。

そして、ここで二つ注意事項です。

一つ目は、「石和温泉駅」ロータリー内には、富士急バスのバス停が2箇所ある点です。

正しいバス停は、駅南口の階段を降りた先にある路線バス乗車所です。

エスカレーターで降りた先の市営バス乗降所には停まらないのでご注意ください。

もう一つは、富士山駅行きの路線は2ある点です。

こちらは、十郎橋経由のバスが正解です。

上黒駒バイパス経由のバスは「桧峰神社前停留所」に停まりません。

こちらも合わせてご注意くださいね。

ギャラリー

東京駅からは中央線で高尾駅へ向かいます。ここでは高尾での乗り換えを考慮して、前より3番目の車両に乗っておくと良いです。高尾駅でお隣に停泊している松本行きは車両で短いので、あんまり前に乗ってしまうと、正面に乗り換え先の車両がなくて席の確保できないかもです。
高尾駅での乗り換えです。暖かくなってくると乗り換え時に熾烈な席取り合戦が繰り広げられますが、1月の寒い時期は全然余裕ありでした。
石和温泉駅に到着です。先頭車両に乗ってたので、かなりホームを歩くことになりました。初めての駅だし、しゃーない。しゃーない。
改札への階段をようやく発見です。前より4番目の車両あたりがベストポジションかな。次来る時はそのあたりで降りてみましょう。
駅構内のおトイレは改札を通過した先にありました。バス停は南口になります。
エスカレーターに乗らずに、階段で降りた方がバス停に近いので、階段を使います。
一階に降りたら、イオン方面へ。
この足湯の前に、富士駅行きの富士急バスが停車するバス停があります。
この路線バス乗降場に、富士山駅行きのバスが停車します。反対側に市営バス乗降場というのもありますが、そっちには停まらないので間違えないように。
駅にあったデフォルメ図で説明すると、石和温泉駅から階段を伝って一階に降りれば、右手「路線バス乗降場」前に出るので間違えないと思います。エスカレーターやエレベーターで一階に降りると左手「市営バス乗降場」前に出てしまうので間違えちゃうかもしれません。というのも、どちらの乗降場にも「富士急バス」のバス停が立ってるんですよね。行き先ちゃんと見れば良い話ですが、紛らわしかったのでちょっと詳しく書いておきます。
もう一つの注意点。同じ富士山駅に向かう路線も2つあります。「上黒駒バイパス」を経由しない方が正解です。確か、車内音声ガイダンスで「十郎橋経由」と言ってましたので、なんか違うようだったら、運転手に「桧峰神社前」に停まる便なのかを速攻で確認した方が良いでしょう。
そんなわけで、10分遅れで「十郎橋経由富士山駅行き」のバスが入ってきたので乗り込みます。
30分ほどバスに揺られて「桧峰神社前停留所」に到着です。ベンチとか気の利いたものは無いので、道端に店広げての身支度で我慢しましょう。

富士急バス「桧峰神社前停留所」〜桧峰神社

「桧峰神社前停留所」で身支度を整えたら、目の前の鳥居を通過して南方面へ向かいます。

途中で、交通量の多い上黒駒バイパスを横断する必要があります。

横断歩道などは無いので、注意して渡ってください。

その後は、ポイントポイントで掲示されている「桧峰神社」への案内に沿って進んでいくと1時間ほどで

「桧峰神社」に到着です。

境内には、笛吹市指定の大杉が立ってます。興味あったら眺めていくと良いでしょう。

なお、神社出て直ぐにある登山口は大栃山方面へ向かうルートになります。

「釈迦ヶ岳」に向かうルートは、少し離れた駐車場の先にありますのでご注意ください。

ギャラリー

桧峰神社への道は、バス停正面の坂を登っていく形になります。
この石柱を通過していく方向です。
道なりに歩いていくと右手に「桧峰神社」の案内が見えてくるので右折します。
そうすると、上黒駒バイパスに出るので渡った反対側の坂に向かいます。交通量多いので、左右しっかり見てから渡ってください。
ここの坂を登っていきます。
登り切ったら、ここを右へ
道中は、こんな感じに道案内が立ってるので、目安にすると良いです。
唯一間違い安そうだった場所。細い右側を進みます。
貯水槽の前を通過して
入山者へのお願いをちゃんと読んで先に進むと
閉じたゲートがありますので、右手の柵を開けて進みます。開け方は、ロープを外せば内側に開きます。通過したら忘れずに閉めてから先へ向かってくださいね。
ここから杉林の中を進みます。花粉症には試練の道かもですね。
途中にある愛宕社を通過して
真新しい立派な門も通過します。
しばらく進むと、こんな分岐が見えてくるので山道に入って進みます。
こっちに進むということですね。
杉林を進んでいくと
先ほど別れた林道と合流するので、そんまま道なりに進みます。
10分ほど進むと、木々の間から建物の影が見えてきます。建物の方に向かって枝道を進むと
桧峰神社前に到着です。
境内に入ってご挨拶したら、大杉も見ていきましょう。
これが大杉です。比較対象が無いので写真だけだと大きさがサッパリですが、かなり大きいのですよ。
全体像を撮るとこんな感じです。写真だとやっぱり微妙に大きさ伝わりませんね。撮影方法勉強せねば。
そして、神社を出て直ぐにある「釈迦ヶ岳第一登山道は遠回りのルートになるので、今回は使いません。
回れ右して橋を渡った先に
駐車場と公衆トイレがあって、その先にお目当ての登山口があります。
駐車場に掲げてあった案内地図です。こんな位置関係でした。というか、ここキャンプ場なんですね。ここでテント泊して早朝登山できるのかな。
そして、ここが公衆トイレです。普通に掃除はされているみたいでした。
そして登山口に到着です。閉鎖されているように見えますが
左を進むのが正解のようです。

桧峰神社〜釈迦ヶ岳

正しい登山道を見つけることができたら、そちらから登っていきます。

ここからの登山道は、尾根の北面を上り詰めていくことになるため、日差しがほとんど入らず、肌寒い中を歩くことになります。

ただ、急坂続きなのでそれほど寒さは感じないでしょう。

降りに使ったらちょっと怖そうな急坂が続く道を登り詰めて尾根筋に出ると、日差しが当たってポカポカと暖かくなります。

加えて、木々の間から富士山が見えて気持ちの面でもホットになれることでしょう。

そんな穏やかな尾根道を辿っていき、上芦川(かみあしがわ)方面へ降る分岐を通過すると、山道の雰囲気が一変、険しい岩場が続くエリアに入っていきます。

そして、ロープの垂れ下がった岩場や、片側切れ落ちた高度感のある場所を頑張って登っていくと上方に小さなお地蔵様が見えてきて、山頂に到着です。

苦労して登ってきたご褒美に、360度の大展望を存分に楽しんじゃいましょう。

ギャラリー

最初は、枯れた沢のような道筋を登っていきます。
そして、倒木が行手を遮る場所まで登ったら、傍へそれていきます。
少しずつ高度を上げて
沢を通過します。
先ほどよりも深い杉林を通過すると
そして、ほぼ直答に近い角度で尾根筋まで登り上げていきます。
尾根筋に近寄るにつれて、足元が白くなっていきますが、アイゼンが必要な積雪量では無いので、登山靴のままどんどん高度を上げていきます。
まずは、尾根筋まで登ってきました。日差しが当たるようになってポカポカ暖かくなってきました。
道中も細かなアップダウンがありますが、全然気にならずに楽チンで歩けます。
木々の間から富士山も覗き見してきて、いい感じにテンションも上がってきました。
が、10分もせずに大きく高度を下げる坂道に入っていきます。
ぐんぐんと降っていくと
上芦川への分岐が見えてきました。ここから尾根の反対側に降りられるので、エスケープルートとして記憶したら、先へ進みます。
どんどん急坂を登っていくと
途中から、こんな感じに南アルプスの山々を眺めることができます。
もっと上がると、今度は八ヶ岳連峰の様子を眺めることができます。
その後、片側切れ落ちた緊張する山道をゆっくりしっかり攻略していくと
上方に人の影がチラチラと目につくようになって
山頂に到着です。富士山見えてよかった。
釈迦ヶ岳山頂はこんな感じです。腰掛けるのにちょうど良い岩がいっぱい落ちてるので、休憩するには良い場所です。
反対側から山頂の広場を見下ろすとこんな感じです。赤枠で囲った場所、ちょうど山頂の看板の真裏になりますが、富士山が綺麗に見えるポイントになってます。
先ほどのポイントから眺めた富士山。こんな感じに末広がりな綺麗な富士山が見えるのでおすすめです。
足元の円盤は方位盤のようでしたが、すり減って詳しくは読めませんでした。
十分眺めを楽しんだら、お地蔵さんたちにご挨拶して先に進みます。また来ますねー。

釈迦ヶ岳〜府駒山

釈迦ヶ岳山頂での楽しい滞在を終えたら、登ってきた方向とは反対側へ降ります。

こちらの尾根は、登ってきた尾根よりは傾斜は緩いのですが、それでも一般的な登山道に比べれば険しく、ところどころにロープが垂れ下がっていて気は抜けません。

くれぐれも慎重に降るようにして下さい。

平なところまで降り切った後は、広くて気持ちの良い尾根道を歩けます。

今までが険しかっただけに、余計に穏やかに感じることでしょう。

ただ、この区間も片側切れ落ちている箇所もありましたので、油断しすぎること無いように通過しましょう。

府駒山(ふこまやま)山頂は、三角点はあるものの展望皆無です。

速やかに通過してしまいましょう。

ギャラリー

登ってきたルートとは反対方向に降ります。
こちらもロープ多めの急坂が続きます。
それでも、登りで使ったルートに比べると簡単なので、軽快に降っていくことにします。
ひと区切りつくところまで降ったら、今度は登り返します。
そうしていくと、足元に三角点のある案内が見えてきました。
ここが府駒山の山頂のようです。ただの通過点みたいで、気をつけてないと知らぬ間に通過してしまいそうです。何も無いので気が付かないまま通過してしまっても問題は無いんですけどね。

府駒山〜黒岳

府駒山を通過した後は、徐々に傾斜の増していく坂道を下っていくことになります。

途中に見えてくるすずらん群生地への分岐を通過して尾根筋を進むと、左手下方に林道が見えてきて、登ってきたのとは反対側の登山口に到着します。

林道を横断して反対側に黒岳への登山口があるので、今度はそちらに登っていきます。

ここからは、尾根の北面を登ることになるので、日差しが入らずに寒いです。

加えて、高度も上がってきているので雪も溶け切らずに足元のコンディションはあまり良くありません。

状況に合わせてチェーンアイゼンを装着するなどの対策を講じて下さい。

ただ、ここの登りはキツいところはほぼありません。

長いだけ登り坂を登るだけの区間となります。

そして、淡々と坂を登り詰めていくことで、黒岳山頂に到着できます。

この山頂は展望も何も無い場所なので、ささっと通過して展望所に向かってしまいましょう。

ギャラリー

府駒山を通過した後は、少しの間平地を進み
その後、徐々に高度を下げていく流れとなります。
途中、すずらん群生地への分岐がありますが、今回はスルーして真っ直に黒岳へ向かいます。
更に高度を下げると
林道が見えてきて
ゲート前に降りることができました。
そのまま、林道を横断して、反対側の黒岳への登山口に入っていきます。
こちらの登り口は北面を登っていくことになるので、最初こそ乾いた道ですが、徐々に積雪状態に変わっていきます。
そうはいっても、靴が埋まるほども積もっていないので、登りの方向からだったらアイゼン不要で通過できるでしょう。
こんな感じに登り一辺倒の坂道を登っていくと
積雪の深さが増してきますが
特に危険な箇所なく、御坂山地の主脈にあたる尾根筋に乗り上げることができます。
そこから5分ほど尾根筋をたどると
ちょっとした広場がみえてきて
黒岳山頂に到着です。
ここの山頂は開けた広場になっていますが、展望は全く無いので滞在向きではありません。南の方に5分ほど進むと展望に優れた場所があるので、そっちで休憩することとしました。
この案内の場所です。ちゃちゃっと進んで、休憩入れましょう。

黒岳〜富士急バス「三ツ峠入り口停留所」

黒岳山頂を通過して南方向へ5分ほど進むと、展望地に到着します。

富士山や河口湖への展望が得られる場所ですが、人気スポットでもあるので、混雑しているようなら通過してしまうのが良いでしょう。

展望地を通過してさらに南方向へ下っていくと、細尾根区間に入ります。

片側切れ落ちている箇所を何箇所か通過することになるので、足元に注意しつつ降っていって下さい。

更に降ると、今度は太いロープの設置された急坂区間に入っていきます。

一本一本のロープが長いので、緊張を強いられる時間も長くなります。

緊張しすぎてボンヤリし始める前に、適宜、休憩を挟んで降っていくと良いでしょう。

30分ほど降ると、ピンクのテープに「みさかトンネル」と手書きされた分岐地点に到着します。

ここからは、「みさかトンネル」方面に向かって降っていくことになります。

九十九折りの降り坂を降り切ると、今度は沢の両脇のトラバース道を降りていくことになります。

30分ほど進むと、車のエンジン音が聞こえてきて新御坂トンネルの真上に到着します。

道路まで降っていけば、今回の山行のゴール地点「三ツ峠入り口停留所」に到着です。

ここのバスも遅延しやすいようで、長い時で30分ほど遅延していました。遅れるのが普通と、おおらかに構えておく方が精神衛生上良いかなと思います。

ギャラリー

黒岳山頂から南方向に少し降ると、展望所に到着します。
この日は、富士山が雲に隠れてしまいましたが、代わりに綺麗な天使の梯子を堪能することができました。
西に目を向けると、少しだけ西湖の様子も見えますね。
更に西に目を向けると、十二ヶ岳の先に、鬼ヶ岳や節刀ケ岳も眺めることができました。
ここから更に南へ降っていきます。
ロープ、ロープ、ロープなロープ地獄に突入です。
ここは登りで使うルートで、降り向きでは無いですね。
苦労して降っていくと、御坂トンネル方面と広瀬方面への分岐が見えてきました。
今回は、「みさかは、みさかは」の御坂トンネルへ方向へ降りていきます。
大きく降って
階段も降って
大きいカーブの九十九坂を降り切ると
坂取沢との合流地点に降りてきました。昭文社の地図では登山口となっていますが、特に案内が出ているわけでもなく、以降も山道が続きます。
沢の両脇を渡渉しつつ進んでいきます。
途中に、崩壊地がありますが
綺麗に処理されているので、手間取ることはないでしょう。
そのまま沢を降っていくと
人工物が見えてきて
新御坂トンネルの上に出てくることができました。
そこから、車道に降りて
河口湖方面に5分ほど進むと
カエルがトレードマークの喫茶店のちょっと先にバス停があります。
今回のゴール地点「三ツ峠入口停留所」に到着です。ここも、時間通りにバスが到着した経験が無いので、定刻+30分ぐらい待つつもりで待機です。
だんだん日が落ちて、めっちゃ寒くなっていく中、20分遅れでバスが到着です。せっかちな性分なので、バスが遅れると先のバス停まで歩きたくなるのですが、この先のバス停まで30分は掛かるので、待っていて正解でした。お疲れ様でした。

おまけ

今回の山行は、富士山駅へ下山してきたので、帰路の途中、都留市駅で途中下車して「より道の湯」に文字通り寄り道していくことにしました。

この入浴施設は、作りはスーパー銭湯ですが、ちゃんとした天然温泉です。

加温はしているようですが、加水はしていないようなので、成分が薄まるようなことが無いのは嬉しいところですね。

この日もアルカリ性の高い美肌の湯で別嬪さんになってから帰宅しました。

「より道の湯」の詳細は、以下の紹介記事にまとめてますので、こちらも合わせて読んでいってくださいね。

ギャラリー

相変わらず、暗闇での威圧感が半端ない建物です。というか、でかい顔にも見えますね。
入口もこんな感じで、なんか倉庫みたいですが、内装はとても綺麗なスーパー銭湯(温泉)です。安心して立ち寄ってくださいね。
山行の汗も流して、お肌も綺麗になったところで、電車に乗って帰路につきました。お疲れ様でした。

まとめ

初登頂の釈迦ヶ岳から黒岳まで縦走したときの様子でした。

今回は、ただただ釈迦ヶ岳山頂からの眺めが圧倒的で、リピート必須な山がまた一座見つかったということで、大収穫の山行となりました。

山頂直下の急坂区間も、里山歩き慣れているならすんなり登れると思います。

もし未踏なようでしたら、今回の記事を山行に一度歩いてみて下さいね。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。