毎年、元旦は関東周辺の山に泊まって初日の出と一緒に紅富士を楽しんでいました。
2023年の元旦は、今までとは趣向を変えて、富士山から周辺の山を眺めてみようと思い立ち、富士山五合目にある佐藤小屋で一泊して、山中で初日の出をお迎えしてきました。
厳冬期の富士山は初めてでしたが、運良く天候に恵まれて七合目まで登ってそこから初日の出を迎えることができました。
もし、冬の富士山がどんな感じになっているか、興味あるようでしたらこの記事で七合目の様子ならお伝えできるかと思います。
是非、最後まで読んでいってくださいね。
目次
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
山行の基本情報
日付:2022/12/31〜2023/1/1
天候:曇りのち晴れ
エリア:富士山エリア
コース概要:
(1日目)富士山駅〜北口本宮冨士浅間神社〜一合目「馬返し」〜二合目「御室浅間神社」〜三合目「見晴茶屋」〜四合五勺「御座石」〜五合目「佐藤小屋」
(2日目)五合目「佐藤小屋」〜六合目〜七合目〜五合目「佐藤小屋」〜スバルライン五合目〜スバルライン四合目「大沢駐車場」
難易度:体力☆☆、技術☆☆、危険☆☆
交通機関:
(往)富士急行線「富士山駅」からスタート
(帰)スバルライン四合目「大沢駐車場泉駅」から富士急バスで富士急行線「富士山駅」へ向かい、そこから帰路へ
概要
富士山(ふじさん)
富士山は、静岡県と山梨県に跨る標高3,776mの日本一高い山です。
大変人気の高い山で、毎年7月〜9月初旬の開山期間に訪れる登山客は、コロナ禍前で20万〜30万人、コロナ禍後でも7万人にもなるようです。
そのため、主要な四つのルートすべてにおいて、登山道や山小屋が良く整備されており、とても登りやすい山でもあります。
以下、夏場の富士山についてのまとめ記事です。詳しくはこちらをご確認ください。
山のブログ
山の情報|富士山登頂における主要4ルートの解説 | 山のブログ
2022年の富士山開山は、吉田ルートが7月1日、その他のルートが7月10日からとなりました。 あと数週間もすれば山頂までの道が開かれて、五合目から続くそれぞれの登山道に多…
ただし、厳冬期の富士山は夏場とは全く別物となります。
特に森林限界を超える高さまで登ると
- アイゼンの刃が通らないアイスバーンが広がっている
- 大の大人でも体が浮き上がるほどの突風が吹く
- 滑落してしまうと1,000m以上滑り落ち続ける可能性がある
といった非常に厄介な山になるようです。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
合計距離: 28541 m
最高点の標高: 2700 m
最低点の標高: 809 m
累積標高(上り): 2632 m
累積標高(下り): -1418 m
総所要時間: 02:49:50
Download file:
climbing-record-20221231.gpx
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
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ポチップ
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。
佐藤小屋前
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「佐藤小屋前」です。
佐藤小屋入り口前は、喫煙所兼展望所になっていて、河口湖界隈の市街地や御坂山地の山々を見渡すことができます。
夜になると、その市街地達が輝いてきれいな夜景も楽しむことができます。
六合目に向かう坂の前まで進めば、ギリギリ山中湖も見えるので、小屋にお泊まりの際は少し広く歩き回ってみると色々楽しいかと思います。
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六合目
今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「六合目」です。
吉田ルートは、この辺りから森林限界を越えて見通しが良くなっていきます。
ここからは、河口湖や山中湖周辺の市街地や山岳地帯の他、南アルプスの一部や八ヶ岳も見通すことができました。
富士山山頂への眺望にも恵まれているので、より安全に初日の出を迎えたいようでしたら、六合目で迎えると良いかもしれません。
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七合目
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「七合目」です。
今回の最高到達地点となる場所で、かろうじて初日の出が見える位置でしたが、朝焼けに染まっていく山中湖や河口湖界隈の山々と合わせて、今年最初の日の出を迎えることができました。
山頂への眺望は、本八合目まで続く山小屋達に半分くらい遮られてしまったので、そこのところは少し残念でした。
ここまで登るのであれば、もう少し頑張って本八合目まで登ってしまったほうが満足のいく初日の出を迎えることができそうです。
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注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、次の通りです。
泉ヶ滝からスバルライン五合目までの区間
今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間は「泉ヶ滝からスバルライン五合目までの区間」です。
夏場であれば、山中湖や河口湖を眺めつつのんびり歩ける遊歩道なのですが、冬場はかなり毛色が違ってきます。
谷側に傾くように降り積もった雪の表面が凍りつき、チェーンスパイクの短い刃がうまく刺さらない区間が続くようになります。
このため、転倒したら滑落事故に繋がる恐れがありますので、積雪の残る時期には通過しないことをお勧めします。
どうしても、通過したい場合は、チェーンスパイクより刃が長い、6本刃や10本刃のアイゼンを履いて、転倒時に備えピッケルも持参しておくと良いかと思います。
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今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
日中
- ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:なし
- アウター:ソフトシェル
- ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、中厚手の手袋
日の出前
- ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:厚手のフリース
- アウター:薄手のダウンジャケット
- ボトムス:中厚手の長ズボン、ダウンズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、中厚手の手袋、チェーンスパイク
今回の山行のコンディションは次の通りでした。
- 天候:曇りのち晴れ
- 気温:日中の時間帯で-1〜5℃、日の出前の時間帯で-15℃前後
- 活動場所:標高2,300〜2,700m未満
今回は、日中と日の出前でかなり気温差があったので、二つに分けてみました。
日中の気温は、登り始めから氷点下でそのまま佐藤小屋に到着するまでほぼ同じ気温をキープ。
森林限界をまだ抜けていないこともあり風も穏やかで、それほど着込まずとも問題無い状態で歩けました。
日の出前のタイミングでは、氷点下-15℃となかなかの寒さだったのでいつも以上に着込んでみましたが、正直着込みすぎて若干暑苦しさを感じる結果となりました。
アウターは上下ダウンではなく、レインウェアでも十分だったかもしれません。
以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
山のブログ
肌寒い冬場の関東圏低山へ登るときに着ていく服装を紹介します | 山のブログ
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山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、吉田ルートの一合目から登り始めるため富士急行線「富士山駅」からスタートすることとしました。
「富士山駅」までのアプローチは、次のとおりです。
- 「東京駅」から、JR中央線で「高尾駅」へ
- 「高尾駅」から、さらにJR中央線松本行きに乗り換えて「大月駅」へ
- 「大月駅」から、富士急行線に乗り換えて終点の「富士山駅」へ
途中のおトイレは「大月駅」「富士山駅」それぞれにあります。
場所的に、「富士山駅」の構内トイレをお借りするのが便利かと思います。
なお、夏場に設置されていた「馬返し」の簡易トイレは撤去されていましたので、いずれにせよ「富士山駅」で一旦はおトイレに入っておきましょう。
身支度は「富士山駅」改札出てすぐの待合室をお借りすると良いでしょう。
準備ができたら、最初の目的地「北口本宮冨士浅間神社」へと進んでいきます。
ちなみに、「馬返し」に向かう乗り合いバスは出ていませんでしたので、この時期はマイカー持ちでも無い限り「馬返し」までは徒歩かタクシーの二択になりますので、ご注意ください。
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1日目
富士山駅〜北口本宮冨士浅間神社
富士山駅にておトイレ、身支度を済ませたら駅正面の道を進みます。
そのまま車道脇の歩道を進んで、金鳥居(かなとりい)を潜って御師町を通過します。
大通りと交差する交差点に差し掛かったら左折してしばらく進むと「北口本宮冨士浅間神社」に到着です。
大きな鳥居を二つ潜って拝殿でご挨拶を済ませたら、拝殿右手から富士山方面へ向かって進んでいきます。
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北口本宮冨士浅間神社〜一合目「馬返し」
「北口本宮冨士浅間神社」を裏から出ると5分ほどの位置に大塚丘という「北口本宮冨士浅間神社」発祥の地があります。
なんでも、日本武尊が東征の折に立ち寄って富士山を遥拝していった丘なんだそうです。
小さなお社が建っているので時間に余裕があるようでしたら立ち寄っていくのも良いでしょう。
ただ、今では木々が生い茂って富士山を眺めることはできません。
大塚丘を通過して数分のところに「吉田口遊歩道」の入り口がありますが、凸凹して歩きづらいので、このまま車道を進んで「馬返し」まで向かうことにします。
以外と交通量がある車道なので、行き交う車に注意して進みましょう。
ほぼ中間地点に、中の茶屋がありますが10月末で営業を終えていますので、立ち止まることなく通過していくと、だいたい1時間30分ぐらいで「馬返し」に到着できます。
秋口までは設置されていた簡易トイレも撤去されて、大文字屋という茶屋も営業を終えています。
特に立ち止まるべきものはありませんので、そのまま登山道に進んでいきましょう。
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一合目「馬返し」〜二合目「御室浅間神社」
一合目の「馬返し」から本格的な登山道に入っていきます。
途中、凍りついている箇所もあるものの、まだまだ素の登山靴でも十分に登れる感じでした。
途中、崩れそうに傾いた鈴原神社を通過、30分ほど登っていくと二合目の案内が出ています。
左に目を向けると崩れ落ちた神社があり、向かい側に小さなお社となった「御室浅間神社」の山宮があります。
大して歩く距離では無いので、休憩ついでにご挨拶していくと良いでしょう。
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二合目「御室浅間神社」〜三合目「見晴茶屋」
二合目からも変わらず登山道が続きます。
林道細尾野線と交差してさらに登っていくと三合目「見晴茶屋」の跡地が見えてきます。
看板だけの空き地ですが、茶屋正面と思われる方向は一部のみ木々が開けており、河口湖界隈の様子を眺めることができます。
少し休憩を入れたいようでしたら、ここで下界を眺めつつ休憩していくのも悪くはありません。
ただし、大展望というわけでは無いので、少し休憩したら先を進んだ方が良いでしょう。
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三合目「見晴茶屋」〜四合五勺「御座石」
三合目「見晴茶屋」跡地を通過して山道を登っていくと、徐々に積雪量が増えてきます。
雪道になれていないようなら、そろそろチェーンスパイクやアイゼンを装着しても良いかもしれません。
また、踏み固められた山道から一歩足を踏み外すと、登山靴が埋まるくらい足が埋まってしまうのでご注意ください。
30分も進むと四合五勺「御座石」に到着です。
山小屋跡地の左側にある大きな岩壁が「御座石」のようで、昔は岩の上に祠が祀られていたそうです。
意外と周囲への眺望が悪い場所なので、岩を眺めたらそのまま通過してしまいましょう。
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四合五勺「御座石」〜五合目「佐藤小屋」
四合五勺「御座石」を通過すると、雪道にトレースが付き歩きやすくなっていきます。
おそらく「佐藤小屋」のスタッフが整備してくれているのだと思います。
感謝しつつ歩かせていただきましょう。
一度、林道に出て、登山道に戻ったら、「佐藤小屋」まで後少しです。
少し勾配の急な坂道を登り詰めると「佐藤小屋」正面に到着です。
小屋の向かいが、喫煙所兼展望所になっているので、小屋でチェックインを済ませたら外に出て眺望を楽しむと良いでしょう。
夜景もなかなかのものですよ。
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2日目
五合目「佐藤小屋」〜六合目
2023年元旦の富士山の日の出時間は午前6時54分です。
六合目で初日の出を迎えるのであれば午前6時に小屋を出ても十分間に合いますが、いつも通り午前3時に目が覚めてしまったので、夜景でもみながら日の出を待とうと午前4時に小屋を出ることとしました。
六合目へ向かう山道もスタッフの方によりトレースがつけられており、チェーンスパイクでも問題無く行き来できるようになっています。
ところどころ枝が邪魔で進みづらいところもありますが、30分ほど登れば「六合目」に到着できます。
ここからは東側に広がる、抜群に綺麗な夜景を眺めることができます。
このまま日の出までの1時間、明るくなりつつある東の空を眺めて待つこともできましたが、折角ならば、できるだけ高いところから初日の出を迎えたいと、更に上へ登ってみることとしました。
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六合目〜七合目
「六合目」を過ぎたあたりから森林限界を抜けて風を遮るものが無くなります。
このため、夜中に冷え切った空気が麓に向かって降り始めることで発生する強い風をもろに受けることになります。
この日は非常に穏やかな気候でしたが、それでも体を押されるような強風が吹くタイミングが何度かありました。
この強風によって積雪は吹き飛ばされてしまうのか「七合目」までの山道にはほぼ雪は無く、砂利道の中をチェーンスパイクで歩くという、なかなか体力を消耗する登りとなりました。
そんなキツめの登り坂を1時間ほど登り詰めて「七合目」に到着してみると、丁度よいタイミングで、東の空が輝きだし、この場所で2023年の初日の出を迎えることができました。
「六合目」よりは視界が狭いとは云え、標高2,700mから見下ろす景色は素晴らしく、赤く染まった下界に感動しつつ、元旦から最高の眺めを満喫できました。
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七合目〜五合目「佐藤小屋」
「七合目」での初日の出を楽しんだら、小屋の朝食に間に合うよう速やかに降っていきます。
「六合目」までは、ほぼ雪の無い道なため、ささっと駆け降りることができました。
「六合目」以降も、これと言って問題無く小屋まで戻り、無事に朝食には間に合うことができました。
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五合目「佐藤小屋」〜スバルライン五合目
小屋での朝食を済ませた後、そのまま「馬返し」までピストン下山するのは単調だと思い、スバルライン五合目へ向かうことにしました。
途中、ガチガチに凍った道を辿ってスバルライン五合目へ到着してみると、店も道もすべて閉鎖されています。
事前に調べた富士急バスのサイトには、運休の案内は見つけることができなかったので、あわよくば、「スバルライン五合目」から路線バスで帰れたらと思っていたのですが、どうやら、当てが外れてしまったようです。
回れ右して「佐藤小屋」に戻るのも面倒なので、どうせならスバルラインを歩いて降ってみることとしました。
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スバルライン五合目〜スバルライン四合目「大沢駐車場」
スバルラインの車道は、ほぼ雪かきがされていて普通に車道を歩いているのと変わりません。
結構良いペースで、御庭の駐車場を抜けて先へ進んでいきます。
大きく右に左に大回りしながら1時間ほど降っていくと、正面が賑やかになってきます。
スバルライン四号目「大沢駐車場」に到着です。
「スバルライン五合目」は閉鎖されていましたが、「大沢駐車場」までの道は開通しているようで、沢山のマイカーや観光バスが停車して大賑わいになっていました。
流石に登山格好をしているのは一人しかおらず、元から目立っていたのでしょう。
更に車道を下へ降ろうとしたところで、警備員の方に呼び止められてどこから来たのか質問されます。
「馬返し」から登って、こちらに降りてきた旨を伝えたところ、閉鎖中のスバルラインは歩いて通ってはダメと怒られてしまいました。
厳冬期の富士山で登山できるのは、吉田ルートのみなので後は路線バスで降るように言われたので、30分ほど周辺をブラブラしてからバスで「富士山駅」まで下山しました。
元旦から怒られてしまいましたが、良い勉強になりました。
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おまけ
前日はお風呂に入っていないので、是非とも温泉に立ち寄ってから帰りたいと思っていたので、この日は都留市駅から徒歩1分の「より道の湯」により道していきました。
以前立ち寄ったときには、ガラガラな状況だったのですが、行動制限無しのお正月ということで、結構な賑わいを見せていました。
それでも、広い施設がギュウギュウになるほどではなく、山での汚れを洗い流して、足を伸ばして湯船でゆっくりとしてきました。
元旦価格で1,200円となっていましたが、十分元を取って帰ってきました。
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まとめ
2023年、富士山山中で迎えた元旦の様子でした。
冬の富士山というと、非常に危険なイメージがありましたが、天候に恵まれれば一般的な冬山とあまり変わらずに登れることがわかりました。
ただし、冬の富士山の厳しさは本八合目から上が本番とも聞きます。
アイゼンワークやピッケルによる滑落停止をおさらいした上で、次回はもっと標高を上げたところまで登ってみたいと思います。
なお、お正月のスバルラインは車も人も侵入禁止のようですので、年越しを富士山でとお考えの際は、馬返しからのピストン登山でプランニングしてくださいね。
最後に、同じルートを無積雪時期に登った時の様子を載せておきます。
興味ありましたら、次の記事も読んでいってもらって、比較してみてくださいね。
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