先週、波勝崎モンキーベイから子浦日和山遊歩道を通って子浦漁港まで歩きましたが、メインスポットの一つ、ころばし地蔵への道を間違えてしまい、そのまま時間切れで帰路に着くことになりました。
それが、どうにも気になってしまったので、連続訪問となりましたが今週も同歩道を歩いてくることにしました。
ついでに、子浦のお隣にある穴場的なシュノーケリングスポット落合海岸の様子も覗いてきてみました。
全長10kmにも満たない非常に短いルートだったので物足りなさを感じるものと思っていたのですが、名勝に指定されている伊豆西南海岸を見通せるスポットが多数存在していて、むしろお腹いっぱい充実したお散歩を楽しむことができました。
真夏に歩くのは暑すぎですが、9月に入って気温が下がったころなら、素晴らしく見通しの良い海への眺めを楽しめる場所になるかと思います。
アップダウンもそれなりにあるので、海を眺めながらのトレーニングルートをお探しでしたら、満足できるんじゃないかなと思います。
是非、今回の記事を最後まで読んでいただき、参考にしてみてくださいね。
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
日付:2023/8/26
天候:晴れ
エリア:伊豆エリア
コース概要:
東海バス「子浦停留所」〜子浦三十三観音〜鏡鼻の展望所〜ころばし地蔵〜ひよみの灯跡〜落居口〜落居海岸〜東海バス「子浦停留所」
難易度:体力☆、技術☆、危険☆☆
交通機関:
(往)伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から、東海バスで「子浦停留所」へ向かい、スタート
(帰)「子浦停留所」から、東海バスで終点「下田駅停留所」へ向かい、伊豆急行線「下田駅」から帰路へ
概要
子浦日和山遊歩道(こうらひよりやまゆうほどう)
「子浦日和山遊歩道」は、静岡県南伊豆町にある子浦漁港から落居口停留所までの間を歩く、全長約2kmの遊歩道です。
道名にでている日和山のピークは通過せずにその周辺を通過する形となります。
それ何にアップダウンはあるものの、普段から山歩きしているようなら1時間かからずに通過できる程度の道です。
ただし、舗装された道では無く、場所によっては不安定な岩礁地帯を通過したり、生い茂った草木をかき分けたりするシーンも出てくる遊歩道なので、グリップ力のある登山靴やトレッキングシューズで歩くことをおすすめします。
また、短い区間ですが見所は多く、次のようなスポットが点在しています。
- 三十三観音:半洞窟上になった場所に西国三十三箇所の観音霊場を模した石仏が安置されている。覆い被さってくる岩壁が迫力があり、且つ不安を感じさせる霊場。
- 鏡鼻の展望所:鏡鼻と呼ばれる、入り江に迫り出した小さな岬の先端にある展望所。思いの外広い場所で、コンクリートで出来たベンチが設置されてある。
- 地蔵鼻のころばし地蔵:地蔵鼻と呼ばれる小さな岬の先端に安置された三体のお地蔵様。この地蔵を転がすことで海を荒らして、船出した客たちが戻ってくる様にと、昔の遊女たちが幾度となく転がしたという逸話がある。
- ひよみの灯跡:昔の灯台であるひよみの灯が立っていた跡地。遊歩道中随一の展望を誇る場所で、対岸の妻良漁港から沖に向かって出港していく漁船を見通すことができる。また、地層を断ち切りマグマが上昇したことで出来た岩脈「龍崎の蛇くだり」を至近に眺めることの出来るスポットでもある。
歩くだけなら短期間に通過できてしまうと思いますが、海への距離がとても近いので、景観を楽しみながらゆっくり周囲に目を向けながら進むことをお勧めします。
関連リンク
南伊豆町の公式HPに「子浦日和山遊歩道」のルートマップがありましたので載せておきます。PDFファイルとしてダウンロード可能なので、訪れる際は印刷して持参していくと何かと重宝することでしょう。
落居海岸(おちいかいがん)
「落居海岸」は、静岡県南伊豆町の子浦の北側に位置する石がゴロゴロとしている砂利浜です。
子浦から、長いトンネルと海の上に掛かった橋を通過して到着することができます。
目の前に宇留井島、北方向に波勝崎を見通せる青く透き通った海面が特徴的な海岸で、近年人気の出てきた穴場的なシュノーケリングスポットになっているようです。
特に、橋の下にある小さな漁港は、防波堤とテトラポットに囲まれて波が穏やかなことから、子供連れのグルームにも安心して楽しめる海水浴場となっています。
注意点としては、港外に出ると状況が一変するところでしょう。
そもそもが、自然の入江などが無く、太平洋からの波がそのまま到達する海岸なので、テトラポットなどで守られていないと、強くて早い潮の流れに持っていかれる可能性があります。
加えて、漁村はあるものの、ライフセーバーが常駐しているような場所ではありませんので、アクシデント発生時には、自力でなんとかする腹づもり赴く必要がありそうです。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
最高点の標高: 115 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 552 m
累積標高(下り): -551 m
総所要時間: 04:37:45
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。
- 鏡鼻の展望所
- ひよみの灯跡
- 宇留井大橋
鏡鼻の展望所(かがみはなのてんぼうじょ)
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ鏡鼻の展望所」です。
子浦の漁港から歩いて20分ほどで到着できる岬の上にある展望所ですが、岬の上が思いの外広い空間で、入り江の隅々まで見通せる大変楽しい場所になっています。
お向かいさんにあたる地蔵鼻との間には、シュノーケリングに適した底浅の海が横たわっていて、泳いでいる人やシーカヤックに乗っている人などが行き来している様子を眺めることもできます。
背の低い木々に隔てられてますが、コンクリートで出来たベンチも設置されているので、海で遊ぶ人たちをのんびり眺めて過ごすには適した場所になるでしょう。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
ひよみの灯跡
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つひよみの灯跡」です。
ひよみの灯とは昔の灯台という意味で、灯台を建てられるくらい視界が開けた高台だということできます。
実際に、この場所からは妻良のある入り江の南側を全体を見通せる素晴らしく展望の良いポイントとなっています。
高台のピークにベンチが2基、「落居口」側に一段降ったところに机付きのベンチが1組設置されているので、漁港を行き来する船舶を眺めて、ゆったりと過ごすのに最適な場所になっています。
どこを外しても良いですが、この場所だけは外さないよう訪れてくださいね。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
宇留井大橋(うるいおおはし)
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「宇留井大橋」です。
落居海岸へ向かう直前にある大きな橋なのですが、ここから波勝崎や宇留井島への眺めが秀逸です。
そして、橋の下を見下ろすことで、コバルトブルーに透き通って海底まで見通せる海面の様子を確認することができます。
海面に浮き輪で浮かんでいる人を真上から眺めることの出来るスポットって珍しいと思うので、注意しつつ少し乗り出して眺めてみると面白いかと思います。
ただ、飛び込むには高さがありすぎるので辞めた方が良いです。
というか、立ち入り禁止になってしまいそうなので、むしろやらないでくださいね。
ギャラリー
Instagramにアップしたこの場所のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、以下のとおりです。
- ころばし地蔵付近
ころばし地蔵付近
今回の山行ルート上の注意区間の一つ目は「ころばし地蔵付近」です。
前回も注意する区間に上げさせてもらいましたが、ころばし地蔵のある地蔵鼻へと向かう枝道は、滑りやすい急坂で、かつては石階段だったと思われる石が傾いてとても滑りやすい状況になっています。
後からつけられた木の階段が途中からついているので、それほど長くは無いものの一定量の注意は必要です。
浅瀬まで降りてきた後も、オーバーハングしている岩壁の下を通過したり、海側に切れ落ちた細道を辿ったりと、10分ほどの距離ではありますが、慎重に行動したほうが良さそうなポイントが多数存在していました。
また、夏場は木々が生い茂っていて、通過する人も少ないことから蜘蛛の巣やミノムシがびっしりな小道です。
虫が苦手なようなら、秋冬に訪れた方が良いかもしれません。
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今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
山行中のコンディション
- 天候:晴れ
- 気温:30〜38℃
- 活動場所:標高0〜200m
行動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋、帽子
停滞時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋
公共機関移動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:薄手の手袋
今回は、スタートからゴールまで半袖Tシャツで活動しました。
近年の日本は地殻変動でも起きたのかというくらい暑い日が続いていますが、この日も38℃とちょっとアタマおかしい気温でのスタートとなりました。
風の入らない樹林帯は蒸し暑く、サウナに入っているときのように腕や首の表面から汗が吹き出していましたが、ひよみの灯跡付近まで登っていくと強い潮風が吹いていて湿った衣類を乾かしてくれました。
こういうコンディションだと、速乾性のある化繊の衣類は助かります。
お風呂に入るまで衣類のニオイが気になりましたが、毎週、山に海に汗をかきにきているので、汗腺は衰えていないはずと自分に言い聞かせておきました。
この日も、電車やバスの車内は空調全開にしていただけていて、10分もいると肌寒くなってしまい、薄手の衣類を羽織って凌ぐこととなりました。
この温度差は逆に体調崩しそうに感じたので、残暑の厳しい時期であっても防寒防風の衣類を一枚、ザックに入れておくことをお勧めします。
以下の記事にわたしが里山登山(最近は海辺のウォーキングが多いですが)に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
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山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、東海バス「子浦停留所」からのスタートとしましたので、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。
- 「東京駅」から、JR東海道線沼津行きに乗り込み、「三島駅」へ
- 「三島駅」から、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り込み、終点の「修善寺駅」へ
- 「修善寺駅」から、東海バス松崎行きに乗り込み、終点の「松崎バスターミナル」へ
- 「松崎バスターミナル」から、東海バス下田駅行きに乗り込み、「子浦停留所」へ
乗車時間、料金ともに、下田駅経由の方が良いのですが、バスの便数が少なく到着が11時30分近くになってしまいます。
このため、30分早く到着できる修善寺駅経由のアプローチを取ることとしました。
なお、このアプローチを取る場合、東海バス全線フリーパス2日券を購入しておくとICカードで乗り換えていくよりも300円程度、割安で移動できます。
運賃気にせずに、途中下車できるようにもなりますので、うまく活用してください。
スタート直前のおトイレや身支度は「子浦停留所」から徒歩3分にある五十鈴川水門脇の駐車場で済ませるのが良いでしょう。
この場所には、公衆トイレやベンチが備え付けられているだけでなく、自販機もあるので、飲料水を忘れた時の補充にも便利です。
注意点としては、自販機にゴミ箱が付いていないため、購入したペットボトルや空き缶は持ち帰る必要がある点でしょうか。
ペットボトルならばキャップが付いているので液ダレなどの心配は無いですが、缶ジュースを購入してしまうと、ビニール袋に入れて持ち帰るなどの配慮が必要になりますのでご注意くださいね。
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東海バス「子浦停留所」〜子浦三十三観音
「子浦停留所」から駐車場に移って準備を終わらせたらば、海岸線外側の車道に沿って出発です。
民宿街を通過してゲートを潜ると子浦漁港に到着します。
子浦漁港は入り江の内側にあるので、比較的波が穏やかです。
水の透明度も高いので、浅瀬に集まる小魚たちを肉眼で確認することができます。
漁港を通過して堤防の根元までくると、子浦日和山遊歩道の案内図と遊歩道の入り口が見えてきます。
急坂の階段を10分ほど登っていくと、落居口へ直行する道と「子浦三十三観音」に立ち寄る道の分岐点に到着します。
ここで落居口方面へ進んでも、後で三十三観音方面に登ることができますが、覆い被さる様に現れる大迫力な岩壁を眺めてみたいならば、ここは三十三観音方面へ直進しましょう。
半洞窟上の岩壁の下を5分も進めば石像の並ぶ三十三観音の中心部分に到着です。
設置されている祠にご挨拶してから先に進むと良いでしょう。
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子浦三十三観音〜鏡鼻の展望所
「子浦三十三観音」を通過したら、しばし幅広の樹林帯の道を進みます。
そうして、展望所と書かれた分岐点がみえてきたら、展望所方面へと進みます。
先ほどまでの幅広の道から一転して、海へと切れ落ちた断崖と岩壁に挟まれた狭い小道を進むことになります。
海面までの距離はさほどでは無いですが、ここで海に落ちてしまったら泳いで漁港まで戻ることになりかねないので、滑り落ちない様に注意しつつ通過してください。
片側を占める岩壁が消えて正面が明るくなってきたら、コンクリート製のベンチに到着です。
ここからの眺めも悪く無いのですが、眺めの本番はベンチを超えた先にあります。
ベンチ前の眺めに満足してこの場で立ち去ることのない様ご注意ください。
突き当たりまで進むことで、子浦漁港や妻良漁港を一望できる絶景ポイントに到着できます。
じっくりと堪能してから、この場を後にしましょう。
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鏡鼻の展望所〜ころばし地蔵
「鏡鼻の展望所」の枝道から本道に戻って10分ほど進むと、今度は「ころばし地蔵」へ向かう分岐地点が見えてきます。
こちらの枝道は、細くは無いですが急勾配の降り坂となっています。
以前は水平に設置されていたであろう石階段も、斜めに傾いて場所によっては石の滑り台のように感じる場所もあります。
転ばない様に慎重に降っていってください。
坂を降り切ると、真新しい木橋があり海抜0mの浅瀬に降りることができます。
海から入り込んだ波のほとんど無い場所なため、シーカヤックやシュノーケリングなどマリンスポーツを楽しまれている方々の休憩ポイントとして活用されている場合があります。
お互い邪魔にならないように譲り合いつつ通過しましょう。
浅瀬を通過すると、目測ですが高さが10mぐらいあるオーバーハングした岩壁に挟まれた谷間に到着します。
ここで真っ直ぐ進むと、赤い灯台が間近に見える岩礁地帯に到着できますが、こちら側に出てしまうと「ころばし地蔵」のある地蔵鼻の先端部分には到着できません。
谷間の手前で逆方向に回り込む様に進むことで三体の「ころばし地蔵」の立つ地蔵鼻の先端部分に到着です。
ここからは、先ほど滞在していた鏡鼻の展望所を見上げることができます。
どんな土台の上に立っていたか観察してみてから先に進むとよいでしょう。
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Instagramにアップした地蔵鼻のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
ころばし地蔵〜ひよみの灯跡
「ころばし地蔵」を後にしたら、来た道を戻って本道を進みます。
樹林帯の登り坂を登っていくと、目の前の視界が開けて草原地帯に入ります。
その場所で振り返ることで、入り江の出入り口付近を眺めることができますが、眺望の本番はもっと登ったところにあります。
木の階段を2、3通過して、木のベンチの二つ並ぶ地点まで登り着いたら、そこが「ひよみの灯跡」になります。
ここまで登ると、入り江の入り口だけでなく妻良漁港や龍崎の蛇くだりとい言われる岩脈も眺めることができます。
非常に見応えのある眺めなので、是非、足を止めて眺めていってくださいね。
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ひよみの灯跡〜落居口
「ひよみの灯跡」から「落居口」までは、廃屋の中を進むことになります。
途中、宇留井島を真正面に眺めることのできる場所があり、その地点を越えると観音像が現れて、遊歩道の反対側の起終点「落居口」へ到着です。
この地点には、峠の茶屋という名前の売店がありますが、2度訪れて2度閉店状態でした。
このまま、ピストンして「子浦」まで戻ってもよかったのですが、どうせなら未踏の地を踏んでこようと「落居海岸」へ降ることとしました。
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落居口〜落居海岸
「落居口」からの道のりは、長い車道歩きとなります。
まずは「子浦」へ向かって降りていくと、「落居」へと向かう分岐が現れるので、そちらへ折れるとすぐに丸山トンネルが口を開けています。
長いトンネルを抜けると、すぐに宇留井大橋を渡ることとなり、橋を渡り切った先の集落を通過すると、落居海岸に到着です。
この海岸は、シュノーケリングの穴場となるほど透明感があり、肉眼で海底まで見通すことができます。
ベンチなどは設置されていませんので、長居するのにはあまり向いてはいませんが、波勝崎や宇留井島への眺望も素敵な場所ですので、立ち止まって海を眺めてから「子浦」方面へ戻るのが良いでしょう。
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Instagramにアップしたの漁港内のプチ動画です。一緒に眺めていってくださいね。
落居海岸〜東海バス「子浦停留所」
「落居海岸」を後にしたら、後はゴール地点「子浦停留所」まで戻ります。
大橋、トンネルと通過して、分岐を子浦方面に折れていくと、子浦の集落に入って最終的には、子浦の海岸線に到着します。
そこからは、海岸線外側の道を辿り、五十鈴川水門を渡って進むと「子浦停留所」に到着です。
バスの到着時刻に余裕があったら、先ほど通過した五十鈴川水門脇の駐車場で、おトイレを済ませて、砂浜で波音を聞きながらバスが到着するまで過ごすのも悪くありません。
乗り遅れない様気をつけつつ、海岸からの眺めも楽しんでいってくださいね。
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おまけ
今回は、加納停留所で途中下車して下賀茂温泉銀の湯会館に立ち寄っていくことにしました。
こちらの施設は町営の温泉施設ですが大人一人1,000円と民営施設並の価格設定となっています。
それほど、お財布にやさしくない反面、湯船の種類は豊富で、内風呂、露天風呂、イベント湯に寝湯、ミストサウナまで楽しむことができます。
湯上がり後も、二階の畳部屋で横になって寛ぐこともできます。
これら施設を時間制限無く使えるので、そう考えると1,000円の値段設定でも損では無いだろうと思います。
最寄りのバス停まで10分ほど歩く必要があるのが少々面倒ですが、下賀茂温泉街まで来る機会があったら、一度、利用してみてくださいね。
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まとめ
子浦日和山遊歩道の未踏地を踏んで、穴場のシュノーケルスポット落居海岸まで歩いた様子でした。
子浦周辺は、都内からのアクセスがよろしく無く、移動に半日は掛かる陸の孤島なためか、観光客が控えめで、非日常感を味わうには最適です。
ほぼ現場での思いつきで訪れてみた落居海岸も、訪れる直前に長いトンネルと長い橋を通過する必要があることから、陸の孤島的なイメージが強く、更なる非日常感を味わうことができました。
日頃からストレスフルな職場で、気疲れハンパない暮らしているようでしたら、週末に一人訪れてみると、結構ストレス発散になると思います。
一度、試してみてくださいね。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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