毎年1月末から2月にかけて、熱海では早咲きの桜「あたみ桜」が花咲かせます。
今年も満開とのニュースが出始めましたので、今年最初のお花見歩きをしてきました。
前日の寒波の影響から花びらを散らせてしまった木もありましたが、まだまだ見頃な時期を楽しむことができました。
ついでに、そのうち行こうと思って後回しになっていた「十国峠」にも足を伸ばしてみました。
熱海駅から歩いて登ってみましたが、急坂で有名な熱海市街地だけあり、低山に登るのと同じくらい歩きごたえのある道中を楽しめました。
温泉の他にも色々と楽しめる熱海の様子に興味ありましたら、是非、最後まで読んでいってくださいね。
是非、最後まで読んでいってくださいね。
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
日付:2023/2/11
天候:晴れ
エリア:伊豆エリア
コース概要:
JR東海道本線「熱海駅」〜糸川遊歩道〜来宮神社〜岩戸山〜十国峠〜来宮神社〜日航亭・大湯
難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆
交通機関:
(往)JR東海道本線「熱海駅」からスタート
(帰)JR奥多摩線「熱海駅」から帰路へ
概要
あたみ桜(あたみざくら)
「あたみ桜」は、熱海市の木に選ばれている早咲きの桜の木です。
桜の中では、色が濃い部類で、見た目が鮮やかな印象があります。
また、この品種は開花のタイミングが異なる二種類の蕾がつくようで、長くお花見を楽しめるのだそうです。
開花の時期は、1月末から2月となります。
開花に合わせて熱海市では、市街地中心を流れる糸川を中心に桜祭りが開催されて、夜にはライトアップも実施されて、多くのお花見客が訪れますが、東京都内のお花見スポット等に比べると規模が小さく、歩けなくなるほどには混雑しないはずです。
お風呂の湯冷ましに歩いてみると楽しいと思います。
岩戸山(いわとやま)
「岩戸山」は、静岡県熱海市にある標高734mの低山です。
山頂からは、熱海の街並みや伊豆大島を眺めることができます。
お天気に恵まれていれば、天城の山並みや大室山、伊豆七島まで見えることもあります。
主な登山ルートは以下の三つです。
- 十国峠から縦走してくるルート
- 来宮神社から石仏の道を辿ってくるルート
- 伊豆山神社から住宅街を辿ってくるルート
一番メジャーで楽なのは、一番目の十国峠から縦走するルートになるようです。
十国峠までケーブルカーで登れば、さらに楽になるでしょう。
道中の展望が良いのは、二番目の石仏の道を辿るルートでしょうか。
途中から海への眺望が広がり、初島や伊豆大島の様子を楽しむことができます。
今回は、この二番目のルートで登っているので、道中の様子は以降の内容をご確認ください。
十国峠(じゅっこくとうげ)
「十国峠」は、静岡県の函南町にある標高770mの展望地です。
十国五島を見渡せる峠ということで、その名がついたようですが、名前負けしない360度全方位に大パノラマの広がる絶景地になっています。
なお、ここでいう十国は、伊豆、駿河、遠江、信濃、甲斐、相模、武蔵、上総、下総、安房を指しており、五島は、伊豆大島、新島、神津島、三宅島、式根島となります。
ピークに至るまでの主なルートは以下の四つです。
- 伊豆箱根バス「十国峠停留所」から十国峠ケーブルカーを利用するルート
- 姫の沢公園から園内を通過してくるルート
- 来宮神社から石仏の道を辿ってくるルート
- 伊豆山神社から岩戸山を縦走してくるルート
一番容易なのは、一番目のケーブルカーを利用するルートで、山頂駅到着が即登頂なので何も難しいことはありません。強いて上げれば、ケーブルカーや路線バスの運行状況を把握しておくことぐらいでしょうか。
二番目の姫の沢公園を通過するルートは、林の中を進むため展望には期待できません。代わりに森林浴を楽しみながら進むといった趣向のものになります。
展望重視なら、三番目の石仏の道を辿るルートがやっぱりおすすめです。
最後のルートは、辿ったことが無いので、いつか試して改めてレポしてみようと思います。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
最高点の標高: 781 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 1616 m
累積標高(下り): -1654 m
総所要時間: 07:45:01
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。
- 糸川遊歩道
- 石仏の道区間
- 岩戸山山頂
- 十国峠展望地
糸川遊歩道
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「糸川遊歩道」です。
厳密には、山行でも展望地でも無いんですけれど、満開の「あたみ桜」が目を惹く美しさなのは周知なので初っ端に紹介します。
場所は、熱海市街地のほぼ中央を流れる小さな川「糸川」に沿って設置された「糸川遊歩道」になります。
30分もあれば往復できてしまう短い区間ですが、たくさんの「あたみ桜」の木が植えられているので、ゆっくりとお花見しながら歩くのに適した場所です。
街中を流れる小川沿いの桜並木というと、目黒川の桜並木を想像させますが、残念ながら、そこまでの規模はありません。
その分、混雑も少ないので、のんびりと桜鑑賞できるのはとても良いところかなと思います。
早朝ならば、ほぼ人が居ないので、好きなように撮影スポットを探しまくれるのも楽しいですね。
是非、温泉や里山巡りとセットで赴いて欲しいスポットです。
また、満開の時期には「糸川さくら祭り」が開催されて、期間中は16:30から23:00までと長い時間ライトアップもしてくれるみたいです。
ライトアップの様子は、記事の最後に紹介しますね。
関連リンク
糸川桜まつりの開催期間は、熱海公式観光サイト「あたみニュース」にてご確認ください。
ギャラリー
石仏の道区間
今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「石仏の道区間」です。
この区間は、登り始めこそ木々や茅の中を進む、薄暗いルートなのですが、あるタイミングから海への視界が広がります。
まだ、標高が足りずに足元にあるはずの熱海の港は見えませんでしたが、初島や伊豆大島の他、霞かかっているものの三宅島や利島、新島を捉えることができました。
登り方面で使うと、頻繁に背後を振り返ってしまって進みが遅くなるので、降り方面におすすめなルートかなと思います。
ギャラリー
岩戸山山頂
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「岩戸山山頂」です。
この山頂からは、南東方面への展望が得られ、熱海の市街地や港の様子から、伊豆大島や初島、伊豆七島を眺めることができました。
その他、天城の山々、大室山、小室山も目視できますので、天気の良い日に来て探してみてくださいね。
また、山頂にはベンチ一組ありますので、海を見下ろしながらお昼を取るというのも悪く無いでしょう。
ギャラリー
Instagramにアップした動画も掲載しておきます。動きあるとまたちょっと違うので一緒に見てってくださいね。
十国峠展望地
今回の山行ルート上の展望ポイントの四つ目は「十国峠展望地」です。
峠の中心に立つ十国峠ケーブルカー山頂駅から全方位に対して大展望が得られます。
どちらを向いても、遮るもののない眺めが広がっていて、気をつけていないと何時間でも滞在できてしまう、とても魅力的な場所でした。
目玉はなんといっても富士山で、大きな「十国峠」の案内が立つ撮影スポットは、常に人だかりができていました。
なお、山頂駅建物二階からも展望得られますが、ガラス越しなのでクリアではありません。
建物手前をぐるっと歩きながら楽しむというのが正しいようです。
ギャラリー
ちょうど富士山が見えるように動画撮ってみたので、こちらも合わせて見ていってくださいね。
注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。
強いて上げるとすると、車道歩きが多いので車両に気を付けるくらいでしょう。
- 特に無し
今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
山行中のコンディション
- 天候:晴れ
- 気温:8〜16℃
- 活動場所:標高700〜800m
行動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
- アウター:ソフトシェル
- ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋
公共機関移動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
- アウター:厚手のフリース、薄手のダウンジャケット
- ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:薄手の手袋
今回は、歩き始めは街中でお花見の予定だったので、半袖Tシャツに薄手の長袖Tシャツを合わせてスタートしました。
しかし、市街地の中心を抜けて「石仏の道」に入るころには背中にうっすら汗が滲んでくるようになったので、以降は半袖Tシャツのみでの移動となりました。
2月でも伊豆の低山はもう春の気温になっているようです。
公共期間での移動は、フリースとダウンジャケットも加えましたが、都心に近づくにつれて寒さが増してきたようで、これぐらい着込んでおいた方が良い感じでした。
以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
ギャラリー
山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、JR東海道本線「熱海駅」から、そのままスタートすることとしました。
「熱海駅」までのアプローチは、次のとおりです。
- 「東京駅」から、JR東海道本線でそのまま「熱海駅」へ
今回は「熱海駅」スタートなので、おトイレも「熱海駅」構内で済ませるのが一番です。
東海道本線の電車内にもありますが、そちらは緊急用に割り切って使いましょう。
身支度は、熱海駅を出て左側にある足湯「家康の湯」の近くのベンチを使うと捗るかと思います。
長椅子になっているので、多少ごちゃごちゃとさせても人様の邪魔にならない感じに準備できますよ。
ちなみに、この足湯はわたしが熱海で一番ご贔屓にしている「熱海駅前温泉浴場」と同じ源泉からお湯をいただいているんだとか。その割に、適温なのは外気で冷まされるからなんでしょう。
「熱海駅前温泉浴場」については、以下の記事にまとめてますので、興味ありましたら一緒に読んでいってくださいね。
関連リンク
駅探の公式HPを載せておきます。プラン立案時の参考にしてくださいね。
ギャラリー
JR東海道本線「熱海駅」〜糸川遊歩道
それでは「熱海駅」を出発です。
まずは、西方面に駅ビル前を横切っていきます。
平和通り名店街というアーケード街を通過して、路線バスの通るクネクネとした坂道を降っていきます。
道なりに10分ほど降ると、御成橋という橋の袂に東海バス「本町商店街停留所」が見えてきます。
ここから、「糸川遊歩道」に沿って植えられた「あたみ桜」の桜並木に入ることができます。
ここから海岸線に向かって、川の両脇を濃いピンクの木々が続いていきます。
日中は観光客で賑わう通りですが、7時台だとまだまだ人は疎で、ゆっくりとお花見を楽しむことができました。
徐々に朝日が入ってきて色鮮やかに変化していく桜並木というのも、なかなか趣があって良いものです。
この時期、熱海に訪れるならちょっと早起きしてお試しくださいね。
多分、早起きするのが好きになれると思いますよ。
このまま海岸線に出てしまって、初島行きのフェリーを眺めながらモーニングコーヒーをいただくというのも、大変魅力的なのですが、今回は「十国峠」まで歩くつもりなので、誘惑を断ち切って「来宮神社」へ向かって進んでいきます。
ギャラリー
糸川遊歩道〜来宮神社
糸川遊歩道での桜鑑賞が終わったら、そのまま川を遡上して「来宮神社」へ向かいます。
さすがは、坂道で有名な熱海市街地といった急坂が続くので、意外と体力を使います。
少し息が上がってきたところで「来宮神社」に到着です。
御祭神の来宮大明神は、来福と縁起の神様とのことでカップルや女性に人気のある神社みたいです。
この日も朝から若いカップルの方々をよく見かけました。
また、もともとは「木宮」と呼ばれていたようで、参集殿の奥には樹齢2,000年を超える御神木「大楠」があり、国内でも屈指のパワースポットとして有名とのことです。
なお、この巨樹を一周すると一年寿命が伸びるんだそうです。
幸せいっぱいなカップルは、沢山グルグルしておくと良いかもしれませんね。
そんな感じに観光を楽しんだら、ここから本格的に歩き始めることとなります。
ギャラリー
来宮神社〜岩戸山
「来宮神社」の境内は行き止まりとなっているので、一旦、正面鳥居を出て、来宮温泉郷を抜けて北上します。
ここからの道もなかなかの急坂続きで、パワーを使います。
1時間ほど登っていくと「石仏の道」の案内板が見えてきます。
その後は、この案内に沿って山道を進んでいく流れとなります。
最初のうちは、木々や茅に囲まれた薄暗い道を登ることになりますが、30分も進むと海への眺望に優れた気持ちの良い尾根道に出てくれます。
登り方面だと、振り返らなければ眺めを楽しめないのが少々難儀しますが、少しずつ休みを入れながら登っていくのも悪くないでしょう。
途中で「姫の沢公園」からの分岐と合流し、さらに30分ほど登ると、「岩戸山」への分岐が見えてきます。
分岐に入ると、高い茅の道に変化します。
あとは、真っ直ぐに道を進めば「岩戸山」山頂に到着です。
山頂には、ベンチが設置されているので、熱海の港から出る初島行きのフェリーをのんびり眺めながらお昼を楽しむこともできそうです。
羽虫の増える夏場になる前に、訪れると良いかもですね。
ギャラリー
岩戸山〜十国峠
「岩戸山」山頂での眺めを楽しんだ後は、今回の山行でのメイン「十国峠」へ向かいます。
まずは、分岐まで戻って「十国峠」方向へ進んでいきます。
途中「日金山東光寺」というお寺さまを通過して、道なりに進んでいけば、すんなり「十国峠」に到着できるはずでしたが、魔が刺して、途中の分岐に入ってしまったところ、お寺様の墓地区間に出てしまいました。
あまり、よそ様の墓地をウロウロするのもよろしくは無いのですが、この場所からの展望が素晴らしく良くて、暫し滞在してしまいました。
その後は、正規のルートに戻り「十国峠」まで展望の良い尾根筋を歩いて、目的地へ到着です。
この場所は、ケーブルカーを使って歩くことなく登れるため、高所とは思えない街中の雰囲気。
40リッターザックを背負ったガチ登山者はわたしだけな感じでしたが、気にせず360度の大パノラマを楽しんで1時間ほど滞在していくこととなりました。
山頂駅にあるカフェの名物モンブランケーキが美味しそうではありましたが、ちょっと大きすぎて一人では食べきれないだろうと判断、そのまま下山することとしました。
あなたが、甘味好きの大食漢だったら是非挑戦してみてくださいね。
ギャラリー
十国峠〜来宮神社
「十国峠」からは、来た道を辿って帰るのも物足りないと考え「姫の沢公園」の中を通過することにします。
公園内となってはいますが、ほぼ山道と変わらない上に滑りやすい粘土質の地面も多く、なかなかの悪路です。
加えて、林間の薄暗い区間が続くので、展望を期待しての登山であれば「石仏の道」を往復した方が良いでしょう。
アスレチック遊具が至る所に設置されている子供ウケしそうな山道を1時間ほど降っていくと伊豆箱根バス「姫の沢公園停留所」に到着します。
ここから路線バスで熱海駅まで降れるので、時間帯が合うようだったらバスで下山が良いでしょう。
わたしは物好きなので、ここからも徒歩で降っていきます。
交通量の多い車道を降り、熱海市街地に向かう道を選んでいきます。
西熱海ゴルフコースを通過して、伊豆箱根バス「笹良ヶ台入口停留所」というところから、往路に使った道に合流、そのまま「来宮神社」まで降りることなりました。
せっかくなので「来宮神社」で下山のご挨拶をしていこうと立ち寄ってみましたが、凄まじい参拝客の行列に人酔いしてしまったので、遠くから目礼だけして退散することとなりました。
ギャラリー
来宮神社〜日航亭・大湯
「来宮神社」を後にした時点で15時を回った時間でしたので、十年ほどご無沙汰していた「日航亭・大湯」に立ち寄ってみることにしました。
「熱海駅」から向かうと結構な距離を歩くことになりますが、「来宮」からなら10分程度で到着できます。
途中、源泉から噴き出る煙や、熱海市街を見渡す高台からの眺めを楽しみながら、のんびりと進んで目的地へ到着です。
なんとなく、建物が傾いてそうに見えましたが、正面玄関の変な石門は健在で妙に懐かしく感じました。
ひとまず、今回の山行としてはここがゴール地点としました。
お疲れ様でした。
ギャラリー
おまけ
今回の「おまけ」は、十年ぶりに訪問した「日航亭・大湯」(にっくうてい・おおゆ)です。
名前からJAL絡みかと勘違いしたこともありましたが、そこは全然関係なく、昔からその名前の旅館だったということらしいです。
(なんでも、昔は日本航空(JAL)の熱海社員保養所だったことからその名が付いたという情報を見つけました。また行く機会があったらお店の方にでも聞いてみようと思います。2023/02/16追記)
残念ながら、旅館としては営業しておらず日帰り温泉施設に特化しています。
それでも、老舗旅館風の屋内休憩所は趣があって良い感じです。
湯船は内風呂と露天の二種類だけなので、物足りないように感じますが、どちらも長湯していると落ち着いてくるのがとても不思議な施設です。
この日も、結構混雑していたのですが、居心地が良くて2時間ほど風呂場でぼーっとしてしまいました。
「日航亭・大湯」については、次の記事に詳細をまとめているので、合わせてお読みくださいね。
長湯で芯から体が温まったところで外に出てみると、薄暗くなってきていたので、このままライトアップされているだろう「糸川遊歩道」の桜並木へ再訪することとしました。
ギャラリー
おまけ2
「糸川遊歩道」へ向かってみると、早朝とは異なり結構な人数の観光客が入っていました。
最初のうちは、まだ暗さが足りずに目立たなかったライトも、徐々に目立ち初めてなかなか綺麗な桜模様を楽しむことができました。
「あたみ桜」は、ソメイヨシノなどと比べて色が濃いからか、ライトアップされると余計に映える気がします。
この時期ならまだ日が落ちるのが早いので、17時台からライトアップされた桜を楽しめると思います。
1月から2月にかけて伊豆方面の山に訪れた帰りに、熱海温泉に寄り道しつつチラッと立ち寄ってみると楽しいかもしれません。
機会あったらプランニングしてみてくださいね。
ギャラリー
まとめ
熱海温泉街で「あたみ桜」を鑑賞して、「岩戸山」「十国峠」と歩いた様子でした。
伊豆熱海といえば温泉というのが鉄板のイメージですが、1月から2月にかけては「あたみ桜」でお花見を楽しむことができます。
そのほかにも、「岩戸山」「十国峠」といった展望に優れた里山での登山も楽しめたりと温泉以外の楽しみ方がたくさんある街だということわかっていただけたかと思います。
「あたみ桜」の見頃は2月中旬ぐらいだと思いますので、完全に散ってしまう前に遊びにいってみてくださいね。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
コメント