山行の記録|倉岳山〜高畑山〜九鬼山〜御前山と秀麗富嶽の4座を繋げてみました

山行

毎年1月から2月にかけての関東圏は、天候が安定していて空気が澄んでいることが多く、山頂からの眺めも遠くまではっきりと見通せる素敵な風景が期待できます。

標高も2,000mを超えるような山が少なく、スタート時点こそとても寒く感じますが、歩き始めてしまえば長袖Tシャツ一枚だけでも十分な日もあり、汗だくになる夏場に比べると、随分と山歩きしやすい期間とも言えますよね。

そんな知る人ぞ知る隠れた登山シーズンに、くっきりはっきりな富士山を眺めようと、今回は山梨県大月市の1,000m未満の低山を繋げて歩いてきてみました。

低山とは言え、頻繁に出くわすアップダウンに、両側が切れ落ちて高度感のある細尾根歩きなど、なかなか変化に富んでいて楽しいルートとなりました。

加えて、秀麗富嶽十二景の中の4座を繋げているので富士山をはじめ山頂付近から秀逸な眺めも楽しめます。

室内で過ごすことが多くなりやすいこの時期、週末ぐらいは手応えある登山ルートを歩いて体力維持に励みたいと考えているあなたにピッタリな内容になっているかと思います。

是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2022/1/15

天候:晴れ

エリア:大月エリア

コース概要:JR「梁川駅」〜倉岳山〜高畑山〜九鬼山〜馬立山〜御前山〜神楽山〜JR「猿橋駅」

難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往) JR中央線「梁川駅」 から、スタート

(帰)JR中央線「猿橋駅」から、帰路へ

概要

秀麗富嶽十二景

秀麗富嶽十二景は、名前の通り「美しくすっきりと富嶽(富士山)が見える十二の場所」として、山梨県の大月市が選定した富士への眺望に優れた山々を指します。

詳しくは、以前の登山記録にまとめてますので、そちらを読んでみてくださいね。

今回の山行ルートと注意が必要と感じた区間

地図上での位置や標高は次のとおりです。

Download file: climbing-record-20220115.gpx

実際に歩いた軌跡は次のとおりです。

今回の注意したほうがよさそうな区間については次の点でした。

今回注意の必要を感じた区間

九鬼山〜礼金峠の区間(山頂寄り):九鬼山から礼金峠方面に降るルートの中で、朝日小沢への分岐地点を越えたあたりから始まる、ザレ場地帯が今回のルートの中で一番手強い感じがしました。

尾根道中腹をトラバースする形の細い山道なのですが、ザレていてい滑りやすい上に、片側が急斜面でかなり深いところまで落ち込んでいて、転げ落ちたら、そのまま遭難だろうとなと思われる高さがありました。

危険地帯にはロープも貼ってあるので通過に高度な技術は不要ですが、高度感のある滑りやすい道は、常に緊張を強いられるので精神的に疲れます。

通過の際には、焦らず慎重に歩みを進めるようご注意ください。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

  • ベースレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:厚手のフリース
  • アウター:ソフトシェル、レインウェア、ダウンジャケット
  • ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、毛糸の手袋

今回は、風が少なかったこともあり駅をスタートするところから、長袖Tシャツとソフトシェルだけで歩き始めました。日が昇る前だったこともあり、耳や指先など身体の先端部分が痛いくらい凍えましたが、登山道に入って徐々に身体に負担が掛かってくると途端に解消されて、快適に活動することができました。

それでも、14時を過ぎてくると日差しも弱くなり、北風も出てきて、停滞すると肌寒さを感じるようになりましたので、ロングコースを歩くようなら、途中からもう一枚追加しても良いのかもしれません。

交通機関利用時は、長袖Tシャツに厚手のフリース、ダウンジャケットで移動しましたが、車窓開けっ放しの環境はやはり寒くて、なるべく風の当たらない席を選んで凌ぎました。

以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は梁川駅から直接スタート。そのまま、倉岳山に登頂し、高畑山、九鬼山、御前山と秀麗富嶽の4座を巡って猿橋駅へ下山するプランとしました。

都内からだと中央線快速で終点の高尾駅まで向かい、そこから松本行きの電車に乗り換えて梁川駅へ向かうこととなります。

梁川駅は無人駅となっていますが、他の大月方面の無人駅と作りが似ており、改札抜けて直ぐに待合室、そして少し離れた場所におトイレがあります。

今回は道中におトイレは無いので、ここでおトイレに立ち寄っておきます。その後、待合室で見繕いしてスタートとなります。

ギャラリー

東京駅から中央線で終点高尾まで向かいます。高尾からの乗り換えを考えると3号車両よりも後ろに乗り込むと良いです。高尾から出発の松本行きは向かいホームに停泊していますが、6両編成と短いので3号車両に1号車がくる形になります。もう一つ、4号車両も避けた方が良いでしょう。この車両はエレベータや待合室の前に停まるので、席取り合戦の猛ダッシュに巻き込まれる恐れがあります。折角の山行ですし、ゆっくり確実に乗り換えできるよう考慮してみてくださいね。
高尾駅で松本行きに乗り換えです。この日はガラガラで関取合戦にはならずにホッとしました。
梁川駅に到着です。この駅の改札は東京寄りだったのですね。松本行きの先頭車両に乗っていたので、ホームの端っこまで歩くことになってしまいました。
これから向かう、倉岳山方面を眺めつつ改札に向かいます。右から2番目のピークが倉岳山でしょうか。
この階段を登って、登った分の階段を降りると改札です。この登って降りてが今回の山行でのキーワードになります。
改札出てすぐに待合室があります。おトイレは構外にあります。
綺麗な待合室です。リフォームしたばかりなのでしょうか。ここで見繕いさせてもらいましょう。
おトイレです。こっちは昔ながらの建屋のようです。
念の為、周辺地図を見てから出発です。単純な道程みたいなので迷うことはなさそうです。
それでは出発しましょう。いってきます。

JR「梁川駅」〜倉岳山

梁川駅から信号に向かって降ったら、信号を渡って右に折れます。

直ぐに、梁川大橋への分岐があるので左折したら、あとは道なりに南へ向かって進んでいきます。

途中のお寺やキャンプ場を通り過ぎると、前触れなく倉岳山への登山口が現れます。

案内は向かって左、入り口は右となっているので、見落とさないようにご注意ください。

登山口からは月尾根沢という沢筋を遡っていきます。

沢筋の道というと、踏み跡不明瞭でわかりづらい印象がありますが、この道ははっきりしていて、目印のピンクのテープもいっぱいあって迷うことはありませんでした。

2度、3度の渡渉を繰り返しつつ高度を上げていくと立野峠に到着します。

ここから尾根筋を歩くことになるので、日差しが入って暖かくなります。

木々の合間からも大月の街並みが見えたり、なかなか気持ちの良い道を登っていくと最初のピーク倉岳山に到着です。

山頂にはベンチが一つあって休憩するのに重宝します。

この倉岳山は秀麗富嶽の9番山頂に数えられていて、少し遠目ではありますが富士山への眺望は抜群です。この日は、冠雪した綺麗な白富士を眺めることができました。

また、反対側の北方面には大菩薩連嶺の山並みと、眼下に広がる大月の街並みも楽しむことができます。

駅からバスを乗り継がなくてもお手軽に登れるのに、この眺望が得られるのはかなりコスパが良いのでは無いでしょうか。

ぐるっと一回り眺望を楽しんだら、次の目的地高畑山へ向かいます。

ギャラリー

トレイの脇を降って信号まで向かいます。
坂を降りて直ぐにある信号を渡ったら右に向かいます。
倉岳山・高畑山入口の案内に沿って左折です。
梁川大橋を渡って、道なりに南下していきます。真正面のピークが倉岳山のようです。
橋上から右手に目を向けると、朝焼けに染まった扇山が見えました。
お寺さまを通過して
キャンプ場の入り口もスルーしていくと
何もないところに登山口の案内が立っていました。カーブで見えなかったので、尚更にいきなり感が強く印象に残ってます。この案内の反対側の坂から登山道のスタートになっています。
こちらが反対側。このセメントで固められたところから入っていきます。
なんだかご立派な石碑が立ってました。甘利なんとかさんの歌付きです。地元の有名人なのでしょう。知りませんけど。
道中は、こんな感じの案内が盛んに立ってます。大月市、侮れませんね。
小橋を渡ったら、沢筋を遡っていきます。
初っ端から、こんな階段が出てくるので面食らいますが、以降は普通の山道です。
こんな感じのアルファ波たっぷり出てそうな沢の音を聴きながら歩いていきます。
穏やかではない看板も出ていました。日本の田舎も物騒になってきましたね。
沢筋の道に眼を戻します。沢の渡渉を繰り返す道は不明瞭なことが多いのですが、この月尾根沢の道は明瞭で迷うことはなさそうです。こんな渡渉を3度、4度繰り返しますが道を探すような場面には出くわしませんでした。
何故、ここにベンチが。といった場所にあるベンチを通過すると
今度は尾根へ出る道になります。
立野峠に到着です。木々に遮られて展望は期待できませんが、日向で気持ち良いところでした。ここから、明るい尾根道を進んでいきます。
峠での展望は無いのですが、尾根道の途中なら北方面の眺めを楽しめるところがありました。
立野峠から倉岳山までは、概ね3度に渡って勾配キツめの登りが続きます。まずは1登目。
続いて2登目。
そして3登目。見た目ほとんど変わらないので、精神的にキツめです。最初っから心折りにきてますね。
ポキポキと心が折れる音が聞こえながらも、山頂が見えてきました。
倉岳山山頂に到着です。苦労が報われた感じですね。
振り返ると、こちらも白くなった大菩薩連嶺の様子が見えます。青空に映えますね。
山頂には真新しいベンチも設置されているので、一息入れるには良い場所です。
まだ始まったばかりなので、休憩は入れずにそのまま出発です。富士山をさらっと一瞥したら次の目的地高畑山へ向かうことにします。

倉岳山〜高畑山

倉岳山から高畑山へ向かう道のりは、掛かっても1時間程度です。

かなりのご近所さんではありますが、途中で穴路峠まで降りてから登り返す必要があるので、相応に体力は必要です。

しかも、倉岳山山頂直下の長めの降り坂は膝に負担が掛かりやすいので、小股に丁寧に降りていくと良いでしょう。

峠からは鳥沢駅に向けての下山路が伸びているので、万が一の時はここからエスケープしてください。

峠からはいきなりの急坂で、まずは天神山まで一気に登り詰めます。

そこから、2度、3度に別れた登り坂を登っていくと高畑山山頂に到着します。

ここの山頂は、富士山の見える南方向への展望のみです。

ベンチも無いので、富士山を確認したら速やかに次の目的地九鬼山へ向かいましょう。

ギャラリー

次の目的地高畑山へ向かいます。
この区間は、倉岳山山頂直下の降りがなかなか厳しいです。
危険箇所は特に無いんですけど、勾配が急で長いんですよね。
落ち葉の下が砂地で滑りやすいのも、精神を削ってきていやらしい点です。
途中に平坦な道もあるので、全部が全部いやらしい訳では無いのが救いですね。
地道に標高を下げて行くと
穴路峠が見えてきました。
ここから鳥沢駅へエスケープできるので、万が一の時にはご活用ください。
峠を越えると、いきなり急登の登り返しが始まります。
1登目を登り詰めると天神山山頂へ到着です。
ここから少しだけ、北面の眺望が楽しめました。
そのあとは、2度、3度に分けて高畑山山頂まで登って行くことになります。
途中の穏やかな尾根道。こういう気持ち良い区間もあります。
登ったり、登ったり、そして登ったりすると山頂が見えてきます。
高畑山山頂に到着しました。午前中も半ばですが、まだまだ綺麗に富士山が見えていて安心です。
一緒に見える山々は、西丹沢の山々で正解でしょうか。西丹沢はほとんど登ってないので、何がなんだか状態です。どこかで集中的に登ってみたいですね。
反対側に目を向けると、秀麗富嶽の案内が立ってました。こっち側は眺望無しのようです。

高畑山〜九鬼山

高畑山を過ぎたら、次は九鬼山へ向かいます。

この区間は標準タイムで4時間と長丁場です。

細かいアップダウンが頻繁に現れるだけでなく、突坂峠から鈴ヶ音峠までの車道歩きもあるので、焦らず気長に歩くようにしてください。

また、この九鬼山の山中にはリニアの実験線が通っていて、トンネルへ出入りする時の音が頻繁に聞こえてきます。

最初は、航空機かと思っていたのですが、30分も経たないうちに次の通過音が聞こえてくるので、違うことに気がつきました。

結構耳に付く音量なので、静かな山行は期待しない方が良いでしょう。

このように書くと散々な山道とのイメージを持たれてしまうかもしれませんが、時折、富士山が顔を出したりもするので、それほど悪い道ではありません。

たまに現れる眺望を楽しみつつ、ゆっくりマイペースに歩いていくと良いかもしれません。

九鬼山山頂は、どちらかというと大菩薩連嶺の南部への眺めが秀逸です。

大月の街並みと、そのバックに聳える大菩薩の山々を楽しまれると良いでしょう。

富士山への眺望は反対側です。

辛うじて木々の間から眺めることができますが、これはこれで額縁の絵のように見えて面白いかもしれません。

ベンチも二つ備え付けられているので、大菩薩、富士山それぞれを眺めながら一服すると良いでしょう。

ギャラリー

次の目的地九鬼山までの道程は細かいアップダウンが続く長丁場となります。焦らずに進みましょう。
まずは岩場の通過です。木々に囲まれてはいますが、切れ落ちた細尾根となっているのでゆっくり一歩ずつ進みます。
岩場を通過すると、直下のゴルフ場が見えてきました。近いからゴルフ客の声も筒抜けな感じです。
その後、勾配軽めな坂を登ると
大桑山山頂の案内が立ってました。展望は無いので先に進みます。
ここから突坂峠まで、降り一辺倒に降っていきます。
どんどん降ります。
ガードレールが見えてきました。
突坂峠まで降りてきました。旺文社の地図と地名の漢字が異なっていますが鈴懸峠方面に向かいます。
そこの固い靴での車道歩きはなかなか骨が折れます。
途中に富士山が顔を覗かせてました。ここからも見えるのですね。贅沢。贅沢。
途中にチェーンの通行止めがありますが、跨いで奥へ進みます。
こんな看板が立ってるので気になりますが、急鬼山までの道には影響無しなので気にせずに進みます。
こんなカーブの道を進んでいくと
鈴縣峠側の登山口に到着です。ここから山道に戻ります。
九鬼山までの道のりはまだまだ遠いです。ここの区間もアップダウンが多いので、挫けずに歩き切りましょう。
まずはガッツリと登り坂を登っていきます。
そうすると、桐木差山の山頂の案内が見えてきます。狭い、展望無いと散々な場所なので通過していきます。
その後、軽く山頂から降ったのちに、登り返していくと
次の小ピーク高指山の山頂がありました。ここも展望無いので通過地点ですね。
しばらく歩きやすい平坦な尾根道を進むと
降り坂となり
また、登り坂となります。このあと、5回、6回アップダウンを繰り返すことになります。
時折、木々の間から富士山が見えるのが唯一の救いですね。
苦行のような尾根道を歩き切ると、禾生駅への分岐が見えてきます。ここまで来れば九鬼山も近いです。
2度目の駅方面への分岐を過ぎて
最後の1登を登り切れば
九鬼山の山頂に到着です。ここまでお疲れ様でした、大菩薩の山々を眺めながら一息入れましょう。
お社の後と思われる屋根の上に小さな狛犬たちが佇んでいたので、ご挨拶しておきました。
ホストっぽいのもあったのですが、開けてないので中身はわかりません。
富士山は反対側の木々の間から見えました。午後の時間帯に入ってますが、まだまだはっきりくっきりな富士山でシアワセです。
真新しいベンチが2つ設置されていたので、眺めを楽しみながらここで昼食を摂ることにしました。

九鬼山〜馬立山

九鬼山の山頂から馬立山へ進む区間は、今回の山行中での核心部になります。

まずは、朝日小沢方面と馬立山方面との分岐点まで続く区間にある両側が切り落ちた細尾根の通過です。ロープが張り巡らされているものの、結構弛んでいるので、あくまでも保険としての役割にしかなりません。

しっかりと腰を落として、木々や岩を掴みつつ通過してください。

分岐点を通過した後にも、砂地のトラバース区間が続きます。

ここは、谷側に傾斜した砂混じりの滑りやすい道を降って行く必要があります。

木々も少ないので滑り落ちたら、かなり下まで滑落することになるので、再び登ってくるのは困難です。

補助のロープも少し頼りない感じなので、この区間も慎重に、緊張を保ちつつ通過するようにしてください。

核心部を過ぎてしまえば、礼金峠までは穏やかな降り道です。

木々の間から展望もあるので、先ほどの緊張を和らげつつ降っていくと良いでしょう。

礼金峠からは、再び勾配のキツい急坂の登りが続きます。

この登りを登り詰めると馬立山の山頂に立つことができますが、この山頂も展望は皆無です。

停滞せずに、御前山へ向かってしまいましょう。

ギャラリー

九鬼山からは緊張を強いられる区間が続きます。
朝日小沢方面と馬立山方面との分岐点までは、ロープの張った降り坂を降ります。
この後に両側が切り立った細尾根を通過することになります。色々とヒュンヒュンしてしまいますね。
ヒュンヒュン地帯を通過して行くと、朝日小沢方面と馬立山方面との分岐点が見えてきます。ここを左手に降ります。
最初のうちは、優しい道なのですが
いつの間にか滑り落ちそうな斜面を歩く羽目になります。
この枯れ葉の砂地のミックスが怖い、怖い。
おっかない区間を通り過ぎたら、また優しい降り坂に戻りました。
ねじりん棒な枝を通過して、さらに降ると
西側に開けた場所に到着です。手前のピークは高川山でしょうか。
廃棄された鉄塔の脇を通過すると
今度は、九鬼山と富士山のコラボが見えました。午後も中盤になっていましたが、まだまだ富士山健在ですね。
この先は、先ほどまでとは打って変わって、歩きやすい尾根道が続きます。
どんどん進んでいくと十字路が見えてきました。
ここが礼金峠だったようです。十字路みたいに見えましたが、東西に続く2つは廃道のような雰囲気だったので、通れないかもしれません。
こっちが東側の道です。いきなり倒木祭りです。
こっちは西側です。歩けそうな雰囲気ありますが、足元はふかふかで踏み固められてないのが怪しい感じでした。
そのような訳で、予定通り猿橋駅方面へ進みます。
ここから馬立山までは、急坂の登りです。峠の後は必ずと言って良いほど「急坂の登り」が来るので慣れてきました。
ロープの補助も完備ですね。至れり尽くせりな感じです。
馬立山と田野倉駅への分岐まで登りました。後ちょっとで山頂です。
ここを登り詰めれば山頂です。
ようやく馬立山山頂まで到着しました。が、ここも展望無いんですよね。さあ、次、次。

馬立山〜御前山

馬立山を通過すると、今登った分だけ降っていくことになります。

そして、今度は降った分だけもう一度、登ることで沢井沢ノ頭に到着します。

ここも展望が無いので通過地点と割り切って良いでしょう。

その後、またまた降りることになりますが、ここでは登った分の半分くらいの降りで済みました。

そして、岩っぽい頭を持つピークに向けて登り詰めて行くことで御前山に到着します。

御前山の山頂は、今回辿ってきたピーク達の中では一番の展望に優れています。

岩場となった山頂からは、北面を除いた三方へ眺望が開けていて、富士山は勿論のこと周囲の山々を見通せて、とても開放感がありました。

特に南方は切り立った崖になっていて、低山ながら非常に高度感のある眺めを楽しめました。

ただ、展望が良いことイコール風もそのまま吹き付けてくるため、長時間の休憩には注意が必要です。

この日も夕方に差し掛かって北からの風が強くなってきたので、一回り撮影したらすぐに下山することにしました。

ギャラリー

まずは登った分と同じくらい降ります。
途中の道も落ち葉や砂利で滑りやすくなっているので注意して降りていきます。
降るだけ降ったら今度は登り返していきます。
踊り場でクールダウンしたら
さらに登ります。
てっぺんが見えてきましたね。
沢井沢ノ頭に到着です。「〜沢ノ頭」という地名は、沢の上流を更に登って尾根とぶつかる位置を指すんだそうです。西側に沢井という地名があるので、西側に広がる沢の頭なんでしょう。
ウンチクを述べてみましたが、展望は0なのでさっさとスルーします。今登ってきた道の半分くらいの高さを降っていきます。
菊花山方面は大月駅に通じているみたいです。エスケープに使えるかしらね。
もう少しだけ降ったら
登りに転じます。
てっぺんに岩っぽいのがあるので頂上かと思いましたが、フェイクでした。
あの南側が切り立った岩っぽいやつが本物の頂上です。
もう一つの大月駅への分岐をスルーして
あとは気合いで最後の1登をパスしていきます。
と思ったら、分岐地点でした。ここにきてまでも、心ポキポキ折ってきますね。今回のルートはSっ気全開です。
これがマジモンの最後の1登です。ここは気合で駆け上がります。気持ちだけですけどね。実際にはふらふら半歩ずつ登ってました。内緒ですよ。
御前山山頂に到着です。ちょっとくらくらしましたが、無事に登頂を果たせました。そういえば、奥多摩にも同じ名前の山がありましたが、どちらも気合いで登る漢の山でした。
すっかり夕方になってしまい、逆光甚だしいですが、まだまだはっきりくっきりの富士山が佇んでいました。ちょっと感動してしまいました。
ちょっと引いてみました。周囲の尾根とのコラボもいいですね。
今度はアップにしてみました。やっぱり逆光だと影になっちゃいますね。次は早朝に訪れてみます。
周囲も見渡してみましょう。こっちが南方面です。
これが東方面。
こっちが北方面。そして、西側の眺めを撮り忘れてしまいましたが、また来る理由ができたので良しとします。

御前山〜神楽山〜JR「猿橋駅」

御前山での眺めも堪能して、風も強くなってきたのですぐに下山していきます。

ここから猿橋駅までの下山ルートは、正面眼下に猿橋の街並みを眺めながら降りていくことになります。

特徴的な、中央自動車道の赤い橋が徐々に大きくなっていく様は、なかなか興味深いものがあります。

途中に神楽山という小ピークへの分岐もありますが、展望は皆無なので省略しても良いでしょう。

そして尾根道を降りて、林間の道を進むようになったら登山口は近いです。

そのまま林間の道を進み、人工的な階段を降れば登山口に到着です。

あとは、案内に沿って歩いて行けば猿橋駅の南口に到着できます。

大月駅前と同様に、猿橋駅前にも立ち寄れる入浴施設はありません。

途中下車も面倒なので、この日もこのまま帰ることとなりました。

ギャラリー

午後も遅くなってきたので、急ぎ、猿橋駅に向けて下山していきます。
先ほどの分岐を猿橋方面へ折れていきます。
この道は、正面に猿橋の街並みを眼下に収めながら降ることができます。
途中に神楽山への分岐がありました。初見なので寄り道して行くことにします。
疲労困憊ですが、この日最後のピークということで気合い入れて登ります。
山頂が見えてきましたね。
山頂に到着です。謎アンテナが激しく自己主張してましたが、展望無いようだったのですぐに本道に戻ることにします。
降って
赤い橋を眺めて
また降って
赤い橋を眺めて
何度か繰り返していくと、尾根筋を降りるルートに向かうことになります。
そそくさと林の中を降っていきます。
車道が見えました。ゴールは近いようです。
赤い橋もほぼ目線と水平になる位置まで降りてきましたね。
登山口を確認しました。
ひとまず、街には帰ってくることができました。あとは、駅まで向かって電車に乗ればミッションコンプリートです。
駅に向かって歩道を進みます。
車道と歩道が分離しますが、どちらからも駅に戻れるみたいです。今回は歩道を進んでみます。
車道の真下、畑の横を進んでいきます。
車道側はトンネルが見えてきましたが、歩道は直進です。
これはトンネルの上を歩いて行くイメージでしょうか。
違いました。トンネルの脇を進む形でした。
住宅地に入ってきました。
分離した車道と合流です。ここから奥の信号を渡って、反対側を逆走していきます。
道なりに進んでいくと
信号機が見えてくるので左折します。
猿橋駅南口の正面に出ました。
駅に到着です。日が落ちる前に到着できてよかった。
対して待つこともなく高尾行きの電車が到着したので、そのまま乗り込んで帰路につきました。お疲れ様でした。

まとめ

山梨県大月市の秀麗富嶽4座縦走の様子でした。

今回赴いた山々は全て1,000m未満の山なので、楽勝と捉えがちですが、案外、こういった手合いの方が手強い時があります。

旺文社をはじめとした一般に出回っている山情報だけではカバーしきれない部分に、短いながらタフな区間が含まれている場合があるので、書籍や地図だけでなく、近日、対象の山域に赴いている方のブログやSNS情報もマメに拾ってプランニングする癖をつけておくと良いかもしれませんね。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました