山行の記録|日の短くなった秋口に沼津アルプスから葛城山まで繋げて歩いてみました

山行

伊豆稜線歩道の山々や愛鷹の山々から沼津方面を見ると、大抵の場合目につく山々として沼津アルプスというのがあります。

沼津の市街地の南に位置して、東西に広がる形で伸びる小さな山々の連なりなのですが、最高峰の鷲頭山の山容がてっぺんがとんがっている特徴的な姿で、一度これと確認できれば、2度目は直ぐに見つけることができる大変わかりやすい山々です。

そんな沼津アルプスですが、11月下旬になって紅葉が見頃との噂を聞いたので、天気の良い週末を狙って赴いてみました。

取り付き口となる香貫山は、沼津駅からバスで10分、徒歩でも30分と交通の便が良く、低山のわりに急勾配のアップダウンの続く骨太な登山が楽しめることが人気で、関東圏からも結構な登山客が訪れると聞きます。

関東圏の里山遊びにマンネリ感を感じ始めたあなたにも新しい刺激になると思います。

本記事を最後までお読みいただいて、次回以降のプランニングに役立ててもらえたら幸いです。

なお、今回は試験的にご近所の葛城山まで繋いで歩いてみましたが、残念ながら日暮れ過ぎの下山となってしまいました。そんな、失敗例も掲載してますので、反面教師としてお読みください。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2021/11/27

天候:晴れ

エリア:伊豆エリア

コース概要:JR東海道本線「沼津駅」〜香陵台公園〜香貫山〜芝住展望台〜横山~徳倉山~鷲頭山~太平山〜多比~内浦〜発端丈山~葛城山〜伊豆箱根鉄道駿豆線「田京駅」

難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆

交通機関:

(往) 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」 からスタート

(帰)東海バス「修善寺虹の郷」停留所から、 伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」 へ

概要

沼津アルプス

沼津アルプスは、静岡県沼津市にある伊豆半島西の付け根に並ぶ静浦山地の6つのピークを繋げ、整備した登山道です。具体的には以下の山々で形成されています。

  • 香貫山
  • 横山
  • 徳倉山
  • 志下山
  • 鷲頭山
  • 太平山

整備されているのが地元の有志の方々というところに頭の下がる思いがします。

それぞれの山の標高はさほど高くはなく、最高峰の鷲頭山で392mと東京都の高尾山よりも100m近く低い連なりとなりますが、なかなか激しいアップダウンが続く玄人向けの山道で、全くの登山初心者には向きません。

それでも、各峠から市街地に降るエスケープルートが豊富にあるので、自分の体力、コンディションに合わせて道程を調整しやすい面もあります。気負わずに、挑戦してみることをおすすめします。

低山の連なりではありますが、点在するポイントからの展望は大変に素晴らしく富士山への眺望をはじめ、沼津の市街地や港、伊豆半島西側の山々の様子とバラエティーに富んだ眺めで楽しませてくれます。

代表的なビューポイントとしては以下のような箇所が点在しています。

  • 芝住展望台(香貫山)
  • 香陵台公園(香貫山)
  • さざなみ展望台(志下山)
  • 奥駿河パノラマ台(志下山)
  • きらら展望台(志下山)
  • 小鷲頭山山頂(鷲頭山)
  • 鷲頭山山頂(鷲頭山)

個人的には、芝住展望台、奥駿河パノラマ台が秀逸で外せない場所かなと思います。

一般的なスタート地点となる香貫山登山道へのアクセス方法は、JR沼津駅から東海バスで10分の「黒瀬」停留所から赴くか、JR沼津駅から30分歩いて直接赴くか、どちらかになります。

なお、沼津アルプス南端の大平山から、更に西方向に進んだところにある大嵐山(日守山)、茶臼山まで繋いだルートとして「奥沼津アルプス」という登山道も設定されていますが、こちらは私有地を通過することになる為、原則通行禁止です。

たとえ、現地にコース案内などが出ていたとしても、土地所有者からは通行しないで欲しいという意向が示されていること念頭に、行動いただくのが良いのだろうと思います。

以前呟いたツイートに、当時の地元管轄の函南町役場からの回答メールを貼り付けていたのが残っていたので、エビデンスとして掲載しておきますね。

ギャラリー

香陵台公園に建つ五重塔と富士山の眺めです。
香陵台公園の展望台からの沼津市街地の様子です。
香貫山山頂はこんな感じです。眺望はあまり期待できません。
芝住展望台です。ここからの眺めは沼津アルプス屈指のパノラマなので是非、立ち寄ってください。
横山山頂です。ここは展望0なので通過点ですね。
徳倉山山頂は広場なのですが、木々に囲まれて展望はほぼ期待できませんが、唯一、山頂表札の後ろに富士山が見える時があります。
さざなみ展望台からは海への眺望が素晴らしいです。
さざなみ展望台併設の志下山山頂の案内です。
奥駿河パノラマ台です。ここからの眺めもとても気持ち良いのでおすすめです。
きらら展望台です。春先に訪れた時は、草ぼうぼうで展望無しだったのですが、冬場はこんな眺めが楽しめます。
小鷲頭山山頂からは、沼津の湾岸がよく見えます。
沼津アルプス最高峰の鷲頭山山頂です。うっすらと駿河湾の対岸線が見えます。
太平山山頂は広々としていて、社が建っています。ベンチもあるので、伊豆の国方面の街並みを眺めながら一息つくのも良いでしょう。

一番おすすめのビュースポット「芝住展望台」からの眺めをインスタグラムに上げてます。こちらもお楽しみください。

今回の山行ルートと注意が必要と感じた区間

地図上での位置や標高は次のとおりです。

Download file: climbing-record-20211127.gpx

実際に歩いた軌跡は次のとおりです。

今回の注意したほうがよさそうな区間については次の点でした。

今回注意の必要を感じた区間

多比峠~多比口峠の区間:この区間は両脇が切れ落ちていて、万が一バランスを崩して滑落すると大怪我に繋がるので通過の際には慎重さが必要です。しかし、岩場という岩場がセメントでがっちり固められているので、足元はとても安定しています。よそ見や上の空で通過しない限り大事故にはならないと思われますが、くれぐれも油断しないよう足元に集中して通過するようにしてください。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

  • ベースレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:厚手のフリース
  • アウター:ソフトシェル、レインウェア
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、手袋

今回は、歩きはじめから日暮れまでの間、薄手の長袖Tシャツで過ごしました。

今回は最高地点でも「葛城山」の452mだったので、道中で汗をかくことが多かったですが、日が暮れてからは、無風だったのが良かったのか丁度良い暖かさとなってくれて最後まで歩き切れました。

乗物移動のときは、フル装備でしたが足元がスースーしていたので、次回は着替えのズボンは中厚手にしてみようかと思います。

今回のウェアの着合わせについて、具体的な製品名も含めて次の記事にまとめています。

あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回は、沼津駅からバスに乗らずに直接、香貫山登山口に赴いてスタートすることにしました。

東京から沼津行きの東海道本線に乗車して、終点「沼津駅」まで向かいます。

沼津駅にて、念の為、おトイレを済ませたら、南口改札を抜けてバスターミナルを通過してすぐの十字路を東方向へ折れて直進して行きます。

一度、橋を渡り更に西へ向かうと、一般住居の隙間に香貫山への登山口の案内が立っています。

沼津駅から向かった場合、顔を横に向けないと読めない位置にあるので、通り過ぎないように注意しましょう。

なお、この辺りはGPSのアンテナがばっちり立っていますので、GPS頼りに進んだ方が捗るかもしれません。

見繕いは登山口を入って5分ほど登った先の「香陵台公園」で行うことをおすすめします。景色を眺めつつ見繕いすることで、登山への期待で気持ちも高まることでしょう。

ギャラリー

東京駅から東海道本線沼津行きに乗って行きます。今回間違えて最後尾車両に乗っちゃいましたが、沼津駅で降りるときは1号車に乗った方が捗ります。
国府津駅停車中に日の出が見えました。日が差すとやはり明るいですね。
沼津駅到着です。ホーム中盤の階段へ向かいます。
階段降りて南口改札へ。今回は駅から歩くので乗り換え時間意識しないで良いのが助かりました。
お手洗いは南口改札にむかう階段の途中にあります。
改札前の通路が結構長いんですよね。
東京からSuicaで入った場合、沼津駅での精算は有人改札で行っていただく必要があります。熱海駅を跨ぐとJR東日本とJR東海道で管轄を跨いでしまうので、自動改札が対応できないんだそうです。
改札を出たらバスロータリーを突っ切って行きます。
真っ直ぐ
真っ直ぐ
左に曲がって
また、真っ直ぐです。
信仰方向右手に沼津アルプスの山々が見えてきました。
警察署前まで来たら右折して橋を渡って行きます。
渡ります。
振り返ると、住宅街の合間に富士山が見えました。早朝はくっきりですね。
橋を渡ったら、交差点を左へ向かいます。
交差点を左へ向かいます。(大事なことなのd
黒瀬停留所まできました。大体30分くらいの道のりでした。バスの待ち時間含めても、バスで来た方が早いみたいです。
バス停を真っ直ぐと東へ向かうと、右手に小降りの看板が出てます。見落とさないように。
沼津駅方向からだと隠れた位置になりますが、目立つ案内も立ってました。
入り口を越えて登って行きます。
一度車道を横断して、更に上へ。
公園に到着です。塔だけに「とうちゃく」です。昭和ばんざいですね。
公園の見晴らしの良い場所にベンチ群があります。そこで身繕いしましょう。
富士山にはどうしても目が行ってしまいますね。
休憩所が空いていました。半年前に訪れた時は閉まってたので廃屋と勘違いしました。大変失礼しました。
休憩場の反対側から進んで行きます。
車両止めの手前を登って行きます。
その前に、ここまででおトイレ済ませてなかったら、ここで済ませていくと良いです。
車道からも向かえるようですが、今回は山道ルートの左手から登ります。次回は右手に行ってみましょう。

香陵台公園〜香貫山〜芝住展望台〜横山

香陵台公園から香貫山へのルートには、大きく次の二つがあります。

  • 尾根筋から直接山頂を目指す登山道ルート
  • 芝住展望台を経由する車道ルート

今回、調査不足により車道ルートがあることを把握できていなかったので、登山道ルートを進んで行きます。

香貫山山頂まで、様々な踏み跡がありますが、山頂方向の案内通りに進めば、どのルートでも最終的に山頂に到着できるようなので、気の向いた道を辿って登って行くで問題ありません。

ただ、香貫山山頂は展望には恵まれていないので、芝住展望台へ寄り道することをおすすめします。

山頂から芝住展望台に向かうには、一度車道まで降りてから逆方向に戻っていく形になります。

折角、進んだ道を戻るのはちょっと無駄に感じますが、展望台からの眺めはそれだけの価値がありますので、時間が許す限り寄り道していくと良いでしょう。

展望台での眺めを楽しんだら、車道を「新桜台」方向に進みます。途中で、山道に入ることになりますので、入り口を見落とさないように進んで下さい。

新桜台からは降りに転じて八重坂峠まで向かうこととなります。山道と車道を何度も行き来するので、初見では正しい道なのか不安になるところもありますが、要所要所に案内は出ていますので、ここも見落とさないように進んで下さい。

八重坂峠にある横山への登山口からは、勾配の急な登り坂を登って行きます。補助のロープが張ってあるので、うまく使いながら上り詰めれば横山山頂に到着です。

ここの山頂も、香貫山以上に展望に恵まれていない場所なので、記念撮影したらすぐに移動してしまいましょう。

ギャラリー

緩やかな階段からスタートです。
色づいた木々もありました。
小ぶりな階段が続きます。
夫婦岩を越えて
水飲み場を越えて
緩やかな上り坂を登ると
最初のピーク香貫山山頂に到着です。昭文社の地図だとここに360度展望のマークがついている様に見えますが、芝住展望台のことを指しているんだろうと思います。
辛うじて、裏手の木々の合間から沼津の市街地が見えました。
あまり楽しくないので降りてしまいます。
車道と交差する部分で地図を睨んでたグループに横山への道を伝えたら、右に折れて展望台へ向かいます。
展望台の案内に沿って車道を進みます。
特徴的なトイレを目安に階段を登ってきます。
こいつトイレだそうです。
展望台に到着です。眺め良いですが何か。という強者感が漂ってきますね。
本当に眺めは良い場所です。まずは、沼津の港と西伊豆の海岸線への眺望です。
こっちは、駿河湾沿岸への眺望です。沿岸のカーブが綺麗です。奥に冠雪した南アルプスも覗いてますね。
富士山への眺めです。タイミング悪くてっぺんに雲が張り付いてしまいました。
箱根方面への眺望です。目を細めれば山頂のロープウェイ駅が見えそうです。
これから向かう、沼津アルプスの山々です。奥に淡島も見えました。
展望台脇に立つオブジェです。
富士山のジオラマがありました。目の前のパノラマと見比べてみるのも面白いですね。
読み物を読んだら、先に進みましょう。
もと来た道を戻り
桜台の案内の方向へ向かいます。
ちょっとした階段を登って
歩道を進みます。
はい。大事にしますね。
東屋がありますが、あまり展望はよろしくないです。春には桜が綺麗な場所みたいなので、春用の東屋でしょうかね。
一度、車道まで降って行きます。
少々、勾配のある階段を下ると、林道に出るのでぐるっとUターンして進みます。
砂利道を降って
さらに下ると
間違いやすい分岐が見えてきます。ここの山道っぽい道は違う道なのでスルーしてください。
車止めを越えてアスファルトの道を降って行きます。
水道局か何かの敷地を通過して
スラロームを降っていくと、2本目の案内が立っているので、そこを入って行きます。
縦走ルートと書いてあるやつを目安に進んでください。
車道が見えてきました。
車の往来に気をつけながら横断してきます。
車道渡ったら道なりに進みます。
ここの車道歩き少し長いので、途中不安になりますが、案内が出ているので、そいつを見落とさなければ問題ないです。見落としちゃったらGPS頼りに復帰してください。他力本願も時には大事です。
鷲頭、徳倉、感じで手書きすると画数多くて面倒ですよね。わかります。わかります。
ここからは短いですが、急坂天国です。虎がらのロープ好きには堪らないですね。
謎のピンボケの中、荒い木々の根っこをパスして行きます。
更に急坂を登り切ると
横山山頂に到着です。ご褒美の展望はナッシングな場所なのでネクストへゴーします。ルー語風に書いてみましたがどうでしょうか。

横山~徳倉山

横山を通過したら、今度は勾配の急な降り坂に入ります。

登りの時も大変でしたが、降りは更に大変です。滑りやすい粘土質の道に、足を引っ掛けそうな木の根が多数足元を張っていますので、転ばないよう慎重に降ってください。

無事に降り坂を通過できると横山峠に到着し、それ以降はまた登りに転じます。

最初のうちは穏やかに登って行きますが、徐々に勾配が急になっていき、最終的には急坂の階段道に変化します。この階段を登り切って、横に2つ並んだ祠が見えてきたら徳倉山の山頂まであと少しです。

止まってしまうと動き出すのがキツくなるので、そのまま山頂まで上り詰めてしまいましょう。

徳倉山の山頂は北方面に一部開けており、丁度、富士山の山頂が見えるようになっています。うまく位置取りすれば、山頂の表札と富士山が一緒のフレームに収まるので頑張って記念撮影してみてください。

ギャラリー

ネクストにゴーして行きます。
まずは登った分だけ降ります。沼津アルプスは一つずつのピークが独立している感じで、登ったら降りるを繰り返していく行程です。規模は小さいですが、南アルプス縦走に似てますね。
一度平坦になったら
再度、降って行きます。
地面の土質が変わったところで
横山峠に到着です。ここは真っ直ぐ進まずに右折して行きます。
右折したらすぐを左折です。F1のシケインカーブみたいな感じですね。
ここを上がります。
ちょっと急なので注意です。
ここからも勾配のある坂道を登ります。
鎖付きの急坂が見えてきました
坂道が階段に変わりましたが、相変わらず急ですね。
階段を登り切ると、穏やかな登りに変わりました。
二つ並んだ社を通過すると
空が見えてきて
徳倉山の山頂に到着します。山頂案内のバックに富士山が見えるはずなのですが、雲で隠れちゃいましたね。残念です。

徳倉山~鷲頭山

徳倉山山頂からの降りは、横山からの降りに比べれば勾配穏やかですが、それでも、一般的な里山に比べると急です。ここも慎重さを求められるので、補助のロープなども活用して転ばないように注意しつつ降ってください。

志下坂峠を通過し、穏やかになった尾根道を進んでいくと前方が明るくなり、沼津の港への展望が広がります。

以降、志下峠に到着するまでの間、前方の鷲頭山、右手の沼津の港を眺めながら歩くことになります。この区間は沼津アルプスの中でも屈指のパノラマ区間になりますので、是非、天候の良い時に歩いてみてください。

志下峠を過ぎると、鷲頭山山頂までは登り一辺倒の急坂続きとなります。ここの勾配は横山の急坂よりも急なので、場所によってはよじのぼる感じになりますので、途中でバテないよう、スローダウンしてゆっくり登るようにしてください。

鷲頭山の山頂からは、駿河湾への眺望が素晴らしいです。

沼津アルプス最高峰ということもありますので、素敵な海への眺望を楽しみつつ一息入れると良いでしょう。

ギャラリー

富士山見えなかったので次に向かいます。
十字路が見えてきますが、香貫台分岐ってやつです。直進します。
香貫台分岐の案内です。「沼津港グルメ街」が気になりますね。
手書きの案内。味がありますね。
その横に文字びっしりの説明文も立ってました。こちらも詳しくて良いですね。
葉っぱの色付いた木々を潜って行きます。
朝日でキラキラです。
いきなり、生々しい戦争の跡地が出てきました。
本土決戦なんてあったら、我々生まれてなかったんでしょうね。感慨深い場所です。
続いては馬頭観音様です。
農耕家畜の供養のために建っているそうです。南無、南無。
当時は見晴らしの良い場所だったのかもしれません。今は少し木々が鬱陶しいかもですね。
開けた空間にたどり着きました。しおみち広場という場所の様です。
広場を突っ切って進みます。
平坦な道を進むと
目の前の視界が開けます。
進行方向に鷲頭山、淡島が見えてきました。
斜め右に目を向けると、真ん中に浮かぶ「瓜島」が特徴的な静浦漁港が見えてきました。
気持ちの良い海への眺めを楽しんだら、先へ進みます。
少々急な坂道を降ると
十字路に到着します。ここが志下坂峠です。真っ直ぐ進みます。
峠に立つ案内です。鷲頭、書きづらいですよね。わかります。わかります。
こんな坂を登って
明るい坂道を登っていくと
前方の視界が開けてきます。
さざなみ展望台に到着です。沼津アルプスでも一位二位の海への展望地です。
西伊豆や駿河湾の眺めが絶景です。
実は、ここは志下山の山頂でもあります。
さざなみに癒されたら沼津アルプス最高峰鷲頭山に向かいます。
途中にある「奥駿河パノラマ台」です。ここからの眺めも秀逸です。
西伊豆方面もバッチリですね。
鷲頭山を眺めながら南下して行きます。
一度、馬処峠まで降りて登り返すと
き☆らら展望台が見えてきます。前回春先に訪れた時には背の高い草木に覆われて何も見えませんでしたが、本当はこんな眺めだったのですね。失礼しました。
きららちゃんを越えたら、林間の道に戻って行きます。
ぼたもち岩がありました。ぼたっとしてます。
ぼたもち岩の辺りが志下峠だった様です。ワシズ山へ向かいます。
中将宮だそうです。
説明文立ってました。
ここから急坂が続きます。
今までよりも勾配が急で、場所によっては手も使って登ったほうが安定します。
小休止を挟んで登りきると
まずは、小鷲頭山に到着です。バックにみえる駿河湾が素晴らしいです。個人的には鷲頭山山頂よりこっちの方が綺麗に見えるイメージです。
先ほどの急坂ほどではないですが、それでも勾配のある坂を登ると
鷲頭山山頂に到着です。山頂はちょっとした広場になっていて、社が一つ建っています。
みかんの木も生えていて、実がいっぱいでした。
山頂からの展望です。ここからも駿河湾への眺望がすばらしいのですが、少し高くなったことで沼津市街地が木々の間に入っちゃったのが少し残念です。

鷲頭山~太平山

沼津アルプス最高峰の鷲頭山山頂を踏んだら、最後のピーク太平山へ向かい降って行きます。

途中で、木々の間から沼津や三島の市街地の様子を眺めることができますが、他の山々と同じく、ここの下り坂も勾配が急で滑りやすいので、よそ見はほどほどにして進むようにしてください。

無事に多比峠まで降れたら、今度は両側が切り立った細尾根が続くようになります。周囲を木々が囲んでいるのであまり高度感を感じませんが、滑落したら大怪我につながりそうな高さはあります。ここでも、足元に集中して進むようにしてください。

無事に多比口峠まで到着できれば、太平山の山頂まではあと少しです。

残りの登り坂を気合いで登り切ってしまいましょう。

太平山の山頂は、展望はほとんどありません。ベンチの前から辛うじて伊豆の国市市街地への眺めが楽しめるくらいでしょうか。

そして、ここから大嵐山、茶臼山と西へ続く奥沼津アルプスというルートがある旨の案内が出ていますが、このルートは途中で私有地を通ることになります。

見ていると通過していく登山客が多くいますが、この区間を管轄している函南町役場からの解答は2021年3月現在で「通行禁止」です。

直接メールで問い合わせた結果なので間違いありません。

立ち入る際はそのつもりで対応してくださいね。

ギャラリー

鷲頭山を後にしたら、次は沼津アルプス最後のピーク太平山へ向かいます。
太平山へ向かう区間は、北方向の木々の合間から沼津や三島の町並みが見える場所が多くあって歩いていて飽きません。
その代わり、滑りやすい降り坂や、左右の切り立った細い尾根が待ち構えているので、そのつもりで歩くことにしましょう。
町並みの更に先には、箱根の山々も見えますね。
お隣の大平山も覗いています。
分岐に出ました。多分ここが多比峠でしょう。
多比口峠・大平山方面へ右折していきます。
ここから岩場かつ細尾根を辿ることになります。
木々に囲まれているので高度感はあまりないですが、切り立って危険そうな場所もチラホラ出てきます。
それでも足元はセメントでガチガチに固めてあるので、ガチ安定なのが助かりますね。
アップダウンもそれほどないので、焦らず落ち着いて通過していきましょう。
写真だと分かりづらいですが、左側は滑落すると這い登るのに難儀しそうな崖になってます。こんなところを数カ所通過すると
多比口峠に到着しました。
多比口峠の案内です。ここから大平山をピストンして、海側の多比に降っていく予定です。
まずは直進して、短い急坂を登っていきます。
坂を登りきって、少し進めば
大平山山頂に到着です。
大平山は地元読みだと「おおべらやま」らしいですね。
奥沼津アルプスのルート案内がありました。手書きで味がありますが、通っちゃだめと言われているので、引き換えして多比から下山します。
木々の合間から見える町並みは、方向的に伊豆の国市でしょうか。
案内の後ろにもいろいろ書いてありました。「沼アのハイライト、ときめきの・・・」続きがきになるクダリですね。

太平山〜多比~内浦

大平山まで登ったことで、沼津アルプスの主要なピークは踏破しました。

ここからは、試験的な山行に入ります。沼津アルプスの南に、有名な伊豆三山と呼ばれるエリアがあります。

この二つのエリアを繋げて日帰りできるかというのにチャレンジしてみます。

まずは、伊豆三山のうち沼津アルプスに一番近い発端丈山に向かうことにします。

多比の登山口から海岸線に降り、そこから海沿いを南下して内浦小学校隣接の登山口から登って行くことにします。

多比までの降り道は途中までは山道ですが、一定距離進むと車道に変わって行きます。

膝への衝撃が厳しくなる反面、地面が安定するので、トレランシューズなどを履いていると捗るかもしれません。

そのまま多比まで降って海岸線を南下し、内浦小学校まで進むことになりますが、この海岸線からの眺めもなかなかのもので、天候に恵まれれば、正面からは淡島、横には駿河湾、振り返ると沼津アルプスの山々に後ろに富士山とワクワクする眺めが楽しめます。

距離的に1時間30分ほどの長さになりますが、眺めを楽しみながらなら歩きることできるでしょう。

内浦小学校が見えてきたら、発端丈山登山口までは残り30分といったところです。

これからの急坂に備えて、体力維持しつつゆっくり向かうと良いでしょう。

ギャラリー

きた道を戻って、多比口峠に戻ります。
さっきお話したので、峠までワープです。多比まで30分だそうです。沼津アルプスは町から近いので、下山は楽ですね。
それほどきつくない降り坂を降っていきます。
平坦になってきたので、このまま行くのかと思いきや
なかなか急な林道を降ります。
途中の分岐は多比方面へ
更に急な舗道を降っていくと
一般道に出ました。
多比・バス停方面へ更に降ります。
民家の脇を降りていきます。
途中、おトイレがあったので、必要によりお借りしましょう。
すっかり住宅街な道を海岸線に向かって降りていきます。
交通量の多い道が見えてきました。
国道っぽい道に出たら、左手に折れて進みます。
ここから、普通の車道歩きなので行き交う車に注意しながら進んで下さい。
多比停留所に到着しました。第一部の沼津アルプス縦走はここまでです。ここからは第二部の発端丈山・葛城山縦走に入ります。
まずは、バス停を通過して発端丈山の登山口まで向かいます。
トンネルを通過します。
どうも脇に歩行者ようのトンネルもあったみたいです。よく見ないとだめですね。
トンネルを抜けてすぐの交差点を右折して
海岸線を南下していきます。
この道も海への眺望が気持ち良いです。
郵便局を通過して進んでいくと
淡島がみえてきました。
海の水もキレイですね。
伊勢エビ、サザエ、アワビ、唆られる看板です。
漁港から、歩いてきた沼津アルプスとバックに富士山がみえました。漁船と山々という組み合わせも珍しくて面白いですね。
淡島への遊覧船乗り場です。カエル館に目が行きますね。気になる。
丁度、船が通過していきました。満員御礼ですね。
淡島を横目に進んでいきます。
この界隈で一番高いだろうマンションを過ぎて
コンビニを過ぎていくと
市街地がみえてきます。
内浦小学校に向かう道へ入っていきます。
ここを真っ直ぐ進むと伊豆の国市街地に着くのですが、今回はそこまでは行きません。
内浦小学校を通過して少し進むと
発端丈山へ向かう分岐が現れますので右手に入っていきます。
こんな案内が立っているので、間違えることは無いでしょう。
真っ直ぐ進んでいくと
分岐にぶつかるので左折します。
真ん中に案内が立っているので、ここも間違えることは無いでしょう。
どんどん進んで、枯れ葉の絨毯になってきたら
発端丈山の登山口に到着です。
ここから意外な急坂が続きます。

内浦〜発端丈山

発端丈山登山口からは、最初から急坂が続きます。

ここまでの疲労も手伝って、なかなか登り切るまで難儀しますが、山道自体はしっかりと整備されていて歩きやすいです。

休み休みでも大丈夫ですので、ゆっくり確実に高度を上げて行きましょう。

発端丈山山頂まで登れたら、360度全方向見渡すことのできる展望が待っています。

急坂を登り切ったご褒美として、じっくりと堪能してから次のピークに向かうことにしましょう。

ギャラリー

取り付きからなかなかの急坂を登り、少し平坦になった道を進むと
登り本番に入ります。ここからロープ責めの急坂続きなので、焦らずゆっくり登ります。
こんな橋をわたり
頂上への案内を横目に登っていきます
見頃には少し早いですが、色づいた木々も出てきました。
写真じゃ伝わらないのが口惜しい急坂が続きます。
沼津アルプスといい、伊豆三山といい、沼津方面の低山はなかなか骨のある区間が多くて楽しいです。
足がプルプルしてきたところで前方が開けてきました。
発端丈山の山頂に到着です。
ここの山頂からの眺めはいつも最高です。
この日の駿河湾は波が穏やかでキレイでした。
これから向かう予定の葛城山もしっかりみえています。
南方向奥には天城山も見えました。
ここまでノンストップだったので、ベンチ代わりの石に座って一息入れます。次は本日最後のピーク葛城山です。

発端丈山~葛城山

発端丈山の次は、伊豆三山最高峰の葛城山へ向かいます。

この区間は、葛城山山頂直下までは、穏やかなアップダウンが続く林間の道になります。

そして、葛城山への分岐を曲がると林道に突入します。

林道からは、木々の合間から富士山が見えたりするので、時々周囲の状況を確認しながら進むと良いでしょう。

再度、登山道に戻ってからは急坂が待っています。

ここも慌てず急がず、じっくりと登り詰めて行きましょう。

葛城山の山頂は、一言で言うと「観光地」です。

山頂までロープウェイで登れてしまうので、一般の観光客が多数行き来するエリアになっています。

山頂前の道のりも、公園のようにさまざまなルートに分かれていますので、現地に立つ案内マップを把握して、効率よく山頂まで向かっていければ良いですね。

山頂には展望台が立っていて、富士山を正面に、全方向への展望が楽しめます。

ただ、この展望台は手狭で5、6人も乗れば一杯です。

待っている人が居るようでしたら、あまり長い時間滞在しないように譲り合いの精神で行きましょう。

山頂からの眺めを確認したら、最後のピーク城山へと行きたいところですが、この時点で時計は16時30分。丁度、日が沈む時間です。

ここからは暗くなる一方なので、最短ルートで下山することとしました。

ギャラリー

この日最後のピーク葛城山に向かって進んでいきます。
最初の分岐は真っ直ぐ進みます。
長瀬方面の案内の上を通っていきます。
要所、要所にこのような案内が立っているので安心ですね。
案内に沿ってすすんでいきます。
山道をどんどん進んでいくと
足元に分岐を示す案内が出てきます。ここを左手に向かいます。
こんな看板が立っていたら正解の道です。
ここから、結構な高さ降下していきます。
針葉樹林帯を進んでいくと
林道に出くわすので、今度は林道を進んでいきます。
すっかり夕方になってきましたが、富士山がまだキレイに見えますね。
夕日に当てられて、紅葉もキレイです。
葛城山への取り付きとなる山道がみえてきたら、入っていきます。
ちょっと荒れてますが、ここしか登る口が無いので進んでいきます。
九十九折の坂を登っていくと
葛城山頂のボードウォーク区間にいきなり飛び出ます。
ボードウォークの紅葉もいい感じに染まってきてました。12月初旬ぐらいになったらもっと見頃になりそうですね。
日が暮れをバックに撮ってみましたが、寧ろ暗くなってしまいました。
時間も押してきてたので足早に展望台に向かいます。
夕焼けで一面オレンジ色になってました。
天城山方面もいい色に染まってます。
恋人の聖地からの眺めもいい感じです。
富士山アップにするとこんな感じ。夕暮れ時も悪くないですね。
駿河湾も入れてみました。
だんだん足元が暗くなってきたので、素早く山頂を踏んで下山しましょう。
山頂方面に登って行きます。
お地蔵さんも夕焼けに染まってますね。
なんかシュールです
そして三角点に到着です。
山頂からはこんな眺めでした。
夕焼けで紅葉が更に燃えてます。
こんな額縁があったので撮ってみましたが、日が暮れるのが早くて暗くなってしまいました。
葛城山には山頂ロープウェイというのがありました。これで下山できるみてみることにします。
エラい人が並んでるので、予定通り駆け降りて下山することにします。
次ゆっくりきた時に乗ってみますね。
ロープウェイ乗り場前の碧テラスです。日中は青空が綺麗な場所なんでしょうね。
さて、本格的に日が暮れてしまいそうなので、もう下山します。

葛城山〜伊豆箱根鉄道駿豆線「田京駅」

葛城山から最短で下山できるルートは、ロープウェイで伊豆の国市に降りるルートなのですが、かなりの行列が出来ていたこともあり、次に早く下山できる田京駅へ降るルートで行くことにします。

頂上広場の南側にあるアスレチック遊具の真ん中を突っ切って、ロープウェイの真下を通過し、舗道に出る頃には足元もうっすら暗くなってきます。

その後、木々の間を抜けて舗道を足速に降りて行きますが、途中からは完全に足元が見えなくなってしまいました。

舗道歩きに移っていたので、足元は安定していて転ぶことはなかったですが、登山は日暮れまでに下山するセオリーは外してしまいました。

それでも、ハンドライトやヘッドライトを複数携帯していたので明かりには困りません。今回はお手軽なハンドライトを使って足元を照らしつつ街灯の灯る住宅地まで降りてきました。

住宅街まで降ってこれれば、後は交通の往来に注意しつつ駅まで向かうのは造作もありません。

暗闇の中うっすらと見える、葛城山を振り返りつつ田代駅まで向かい、三島駅を経由して帰路に着くことができました。

日帰りの山行であっても、何らかの明かりを携帯することは大事なこと再確認できた山行となりました。

ギャラリー

一番距離の短い、田京駅方面への下山ルートは、アスレチック広場を抜けて南下していく形になります。
遊具の間を降って行きます。
途中の紅葉が見事でした。
この辺はまだ山頂の公園敷地内なのでしっかりした道です。
三島方面の市街地も灯火がついてきました。
iPhone補正で写真は明るいですが、足元かなり暗くなってきてます。
ちょっと早足で降りて行きます。
明るいとこの辺りの紅葉も綺麗なんでしょうね。
本日最後の富士山です。今日もありがとうございました。また来週末にお会いしましょう。
鋪道まで降りれました。これで一安心です。
いい感じに勾配が急なので、駆け降りて行きます。
ここから、もう真っ暗になってしまったのでハンドライトで照らしながら降って行きます。
片手が塞がってしまったので、写真撮る機会なく麓まで降り切ってしまいました。まあ、真っ暗で意味ないからいいですよね。
民家の間を大門橋に向かって歩いて行きます。
大門橋が見えてきました。
流石にここまで降りてくると交通量がすごいです。
橋を渡って、立体交差を通過します。
消防署も通過です。
踏切が見えてきました。駅ももうすぐの合図です。
踏切途中から田京駅ホームが見えました。ゴールまで後少し。
線路に沿って進んでいくと
田京駅に到着しました。
切符を買って、対面のホームに渡ろうとしたところに、丁度良いタイミングで三島行きの電車が入ってきたので飛び乗って帰路につきました。お疲れ様でした。

まとめ

日の短くなってきた秋口に歩いた、沼津アルプスから葛城山縦走の様子でした。

今回は、日暮れまでの下山に間に合いませんでしたが、普段からライトを複数持参していることが功を奏しました。

情報収集も大事ですが、日頃からザックに入れておく装備の精査も大事な点です。

あなたのザックの中身も、定期的に見直してみると良いかもしれません。

次の記事にわたしが普段持ち歩いている装備についての紹介をまとめてます。

もし、興味ありましたら覗いていってくださいね。

それでは、ここまでお読みくださりありがとうございます。