山行の記録|紅葉見納めに本栖湖と精進湖のあたりを歩いてきました

山行

11月下旬ともなると、たとえ関東圏でも山中の紅葉は枯れ落ちて冬の様相を帯びるようになってきます。

そんな中、山の麓であればもう少し紅葉を楽しめるだろうと、富士五湖でも人手の比較的少ない本栖湖周辺を歩いてきてみました。

ついでに、お隣の精進湖まで足を伸ばしてみたら、いろいろな富士山の表情を見ることができて充実感アップな1日にすることができました。

山中湖や河口湖の喧騒があまり好きではないあなた向けの静かでのんびりとした内容になっているかと思いますので、是非、最後まで読んでいってくださいね。

基本情報

まずは、今回の山行についての基本情報です。

山行の基本情報

日付:2021/11/20

天候:晴れ

エリア:本栖湖・精進湖エリア

コース概要:富士急バス「本栖湖」停留所〜石仏〜竜ヶ岳~浩庵テント村〜中ノ倉峠〜中ノ倉展望地〜パノラマ台~精進峠~富士急バス「パノラマ台下」停留所

難易度:体力☆☆、技術☆、危険

交通機関:

(往)富士急行線「富士山駅」から、富士急バス「本栖湖」停留所へ

(帰)富士急バス「パノラマ台下」停留所から、富士急行線「河口湖駅」へ

概要

本栖湖

本栖湖は、富士五湖のうち一番西側に位置しており、五湖の中一番深い深水をもつ湖で最大水深121.6mにもなります。

所在地は、山梨県の富士河口湖町と身延町に跨っています。

このため、富士急行線「河口湖駅」からの周遊バスや路線バス以外にも、JR身延線の「高波島駅」「下部温泉駅」「甲斐常葉駅」から飯富本栖湖線という町営バスを使っても訪れることができます。

本栖湖で有名なのは、1,000円札の裏面に印刷された富士山の撮影地「中ノ倉峠」で、湖畔からだけでなく、山道を登って辿り着く展望地から富士山への絶景を楽しむことができます。

また、南側には初日の出のダイヤモンド富士で有名な竜ヶ岳があり、湖畔でのキャンプに加えて登山にも適した観光地となっています。

少々、公共交通機関を使ったアクセスには難がありますが、その分、同じ富士五湖の山中湖や河口湖に比べて人の出入りが少なく、落ち着いたレジャーが楽しめるので、おすすめです。

ギャラリー

本栖湖入り口に立つ案内文。年季が入ってます。
本栖湖入り口の石碑。与謝野晶子の短歌が綴られてました。俗なわたしにはムツカシイ分野です。
西岸からの眺め。紅葉のいい時期に来れたようです。
中ノ倉峠に立つ案内。こちらは幾分新しいですね。
1,000円札裏の撮影地ということで有名な中ノ倉峠の展望地からの眺めです。天候に恵まれて富士山見れました。いつか、逆さ富士も拝んでみたいですね。

Instagramに動画を上げてみているので、動きある映像にも興味あったらみていってください。

竜ヶ岳

今回登った竜ヶ岳については、その先に続く天子山地の山々と合わせて、次の記事にまとめてます。気になったら、こちらも読んでみてくださいね。

精進湖

精進湖と、湖畔から見える「子抱き富士」については、こちらの記事に載せてます。気になったら、こちらも、是非。

今回の山行ルートと注意が必要と感じた区間

地図上での位置や標高は次のとおりです。

実際に歩いた軌跡は次のとおりです。

今回の注意したほうがよさそうな区間については次の点でした。

今回注意の必要を感じた区間

精進峠から山田屋前までの区間:滑りやすい砂状の九十九坂が続く区間です。折り重なっているので勾配は抑えられているものの、方向転換する際に谷側に体を向けた時、ズルッと滑る感覚を何度か味わいました。ここを降りで使う時には注意が必要でしょう。九十九坂を降り切った後に現れる堰堤を越える場所も対岸まで横切る必要がありますが、踏み跡が分かりづらく、初見では迷うかもしれません。最初に赴く時には、いつもよりも長めの時間設定にしておくと安心でしょう。

今回の山行での服装

今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。

同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。

  • ベースレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
  • ミドルレイヤー:厚手のフリース
  • アウター:ソフトシェル、レインウェア
  • ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
  • その他:手ぬぐい、ネックゲーター、手袋

先週、先々週と午後に入って肌寒さを感じるようになったので、今回は試験的に最初から薄手の長袖Tシャツで登ってみることにしました。

稜線に出るまでの登りで汗だくになってしまいましたが、その後は温度調整がうまくいって快適に下山まで過ごす事ができました。

バスを待つ間、精進湖の湖畔まで降りて写真撮影していたので、その時にはソフトシェルを羽織って過ごしましたが、水辺の寒い場所で無ければ長袖Tシャツのままでもいけそうでした。

ただ、午後に入ってからは風が出てきたことも影響してか、歩いていても日陰に入ると肌寒さを感じる山行となりました。

乗物移動のときは、長袖Tシャツ+厚手のフリース+ソフトシェルのモコモコ装備で、こちらは暑すぎず、寒すぎず快適に過ごせました。

今回のウェアの着合わせについて、具体的な製品名も含めて次の記事にまとめています。

あなたがこの界隈に山行に赴くときの参考にしてみてくださいね。

山行の記録

ここからは、今回の山行について述べていきます。

アプローチ

今回の山行は、本栖湖隣接の竜ヶ岳から富士山を眺めて本栖湖湖畔を一周、精進湖外環の尾根道を通って精進峠の撮影スポットで富士山を眺めて帰ってくるプランにしたので、竜ヶ岳登山口に近い富士急バス「本栖湖」停留所からからスタートすることにします。

東京駅からの乗り継ぎは、JR中央線で大月駅まで向かって、富士急行線に乗り換えて富士山駅で下車。富士急バス新富士駅行に乗って「本栖湖」停留所向かうという流れになります。

「本栖湖」停留所付近には公衆トイレがありますが、バスの乗車時間が1時間近くあるので、念のために富士山駅でおトイレに寄ってからバスに乗車すると良いでしょう。

富士山駅のおトイレの場所は、駅構内もしくは、バスの切符売り場の中にあります。

「本栖湖」停留所に着いたら、近くのベンチを借りて見繕いを済ませて、湖畔降り口を降りて行きます。

降りた先に、大きめの公衆トイレがあるので、念のために立ち寄ってから出発すると良いでしょう。

ギャラリー

東京駅から中央線で大月駅まで向かいます。途中の高尾駅の乗り換えがシビアなのでご注意ください。なお、高尾駅で乗り換える電車は同じホームに停車しているので、乗り換え自体はすぐです。しかし、短い6両編成のため、1号車、2号車の前には乗換え先の車両がありません。乗り換え後のスムーズな座席確保を狙うなら、このタイミングで3号車より後ろに乗っておきましょう。
この日は、絶好の登山日和で高尾駅での乗り換え&席確保が大混戦になったので、高尾駅では画像撮れませんでした。そんなわけで、大月駅の富士急行線乗り換え口までワープです。
手前に温度計がありました。6℃ぐらいでしょうか。日差しがあるので、言うほど寒くはありませんでした。
今日はこの子に乗って行きます。富士急線は沿線に富士急ハイランドパークがあるので、いろんなキャラクターとのコラボ電車が走ってて楽しいですね。
ぼんやり外を見てたら、富士山が覗いてくれてました。
反対側に移ってみたら紅葉も映ってました。
バスへの乗り換え駅「富士山駅」に到着です。まさに「富士山」ですね。
富士山駅からは、バスの乗車時間が長いのでおトイレを済ませてしまうのが良いです。構内のおトイレは改札手前の右にあります。
改札出て左折したら、さらに左折するとバスターミナルが見えてきます。
今回は、静岡側の「新富士駅行」に乗って「本栖湖」停留所で降りることになるので「のりば4番」に向かいます。
車道を渡って奥へ。
ここが「のりば4番」です。富士急ハイランドパークの観覧車やジェットコースターのレールが遠目で確認できます。
バスの待ち時間が結構あるので、駅構外のトイレの位置も確認しておきましょう。バスのきっぷ売り場の中にあります。
一つ目の自動ドアを入ってすぐを左折です。
この中にあります。確かウォシュレットでは無かったので、苦手な人は駅構内のトイレを使ってください。
バスが来たので乗り込みます。フロントガラス越しに、山中湖行きのグリーンラインの行列が見えました。グリーンラインの車両は小さいので、あの人数になると全員座れませんね。増発してくれれば良いのにと思いながら、こちらはしっかり座って出発です。
そして「本栖湖」停留所に到着です。
停留所を降りたら、手前の駐車場を本栖湖方向に進みます。
こんなベンチがあるので、ここで見繕いしてしまいましょう。その後は、右側に見える「湖畔降り口」から降りて行きます。
ここから湖畔に降りて進みます。
階段を降りると左手に見えてくる建物が公衆トイレです。
湖畔を進めば、この後も一箇所、二箇所おトイレありますが、ここは忠告に従って立ち寄っておきましょう。

富士急バス「本栖湖」停留所〜石仏〜竜ヶ岳

まずは、竜ヶ岳の登山口に向けて歩いて行きます。

湖畔の車道を進んでいくと、左手に竜ヶ岳への案内が立っています。

そのまま湖を眺めながら湖畔を進んでも到着できますが、今回は時間短縮を狙ってこの遊歩道を進んでいきます。

途中、本栖湖キャンプ場を横切っていくので、美味しそうな香りに後ろ髪を引かれますが、振り切るように前を向いて進んでいくと、一度車道に戻ります。左折して運動場を越えてすぐに2度目の遊歩道への入り口があるので見落とさないように注意してください。

2度目の遊歩道を道なりに進むと、竜ヶ岳の登山口を示すゲートに到着します。

ここから本番となります。

山道っぽい勾配のある登り坂を登っていくと、見晴の良い場所に展望台が設置されている場所に到着します。ここが石仏と呼ばれる場所です。富士山への眺望に秀でている場所なので、立ち寄って目の保養をしていくと良いでしょう。

石仏からは、ササに囲まれた九十九坂を使って高度を上げて行きます。視点に合わせて様相の変わっていく富士山の様子を楽しみながら1時間ほど登れば竜ヶ岳山頂に到着です。

山頂は、ササに囲まれてはいるものの富士山への眺望に優れた広い平地になっていて、たくさんの人が休憩できます。

天候に優れた週末ということで、今回もかなりの混雑っぷりだったので、休憩はせずに先に進むことにします。

ギャラリー

おトイレも済ませたので、先に進みます。
湖畔はまだまだ紅葉が盛りで目に鮮やかですね。
車道を進んでいくと
左手にこんな道が見えてきます。今回はこちらを進みます。
真っ直ぐ車道を進んでも登山口には到着できるので、好きな方を進んで大丈夫です。
林道っぽい道を進んで行きます。
このあたりは本栖湖キャンプ場の敷地内です。この日もたくさんのテントが立ってました。
公衆トイレです。ここも使って大丈夫なやつです。
さらに進んでいくと、左手にキャンプ場の売店が見えてきますので、通過します。
先ほどの車道と合流です。ここは左折します。
運動場が見えてきたら、少し進むと遊歩道への入り口が見えてきます。
車道と歩道の間の車止めが空いていて車が侵入できるようになっている場所があるので、そこを曲がって行きます。
こんなところを入って行きます。最初は見事に見落としてタイムロスしてました。
真っ直ぐ進むと、分岐が出てくるので「林道」と書いてある方向へ
突き当たりにゲートがありこの先が登山道になります。
と思ったら、もう少し先が登山道入り口でした。ここの右手が登山道入り口です。気を取り直して登って行きます。
尾根に出てしまえば強烈明るいのですが、登り始めは結構暗いです。
尾根に乗っかりました。日差しが眩しいです。
木々の隙間から富士山が見えました。
竜ヶ岳を見ながら登って行きます。
ササの生い茂った気持ちいい尾根道です。
ずっと富士山が追走してくれます。贅沢な山道です。
調子良く登っていくと矢倉というか、展望台というか、そんな木造物が見えてきます。
石仏という場所でした。この展望台っぽいやつの後ろ手に仏様がいらっしゃいます。ご挨拶してから先に進みましょう。
展望台からの眺めです。お父さんとお母さんが絵になってたので後ろから撮っちゃいました。内緒ですよ。
さて、残り半分。ささっと消化してしまいましょう。
ここからもササの道です。
九十九折りの登りが終わるとササの中の稜線を進んで行きます。
ここからも富士山が見えます。贅沢です。
振り返ると西湖やら山中湖やらも見えました。こちらも贅沢です。
こちらは南の方向に広がる樹海の風景です。やっぱり贅沢です。
そして、本栖湖側に目をやると、秩父の山々が見えました。どちらを向いても贅沢です。
湖畔からの登山道に合流したら、山頂まではあと少しです。ささっと登ってしまいます。
山頂に到着です。なんだこれはというくらい大繁盛してます。
邪魔にならないように、手早く記念撮影を済ませて先に進みましょう。

竜ヶ岳~浩庵テント村〜中ノ倉峠〜中ノ倉展望地

竜ヶ岳を通過したら、毛無山方面へ降って行きます。

途中の端足峠から右折して本栖湖の湖畔に降ったら、湖畔の車道を北上して中ノ倉峠まで向かいます。

途中、外環の尾根道に上がる道があるようなのですが、見つけることなく通過してしまいました。次回は尾根道を使って峠まで行ってみたいですね。

中ノ倉峠は、1,000円札の裏面に表示されている富士山の撮影地として有名です。

湖畔の駐車場からの眺めも良いですが、駐車場から登山道を30分ほど登ったところにある展望地の方が10倍眺めが良いので、是非、そちらまで足を運ぶと良いでしょう。

道中、なかなか勾配のある九十九坂を登ることになりますが、長さは短いので普段から山歩きしているようだったら、言うほど苦にならなはずです。

残念ながらこの日は風が出ていて逆さ富士は拝めませんでしたが、湖畔の紅葉と秋の青空に挟まれた富士山はシアワセな眺めでした。

ギャラリー

賑やかな山頂を後にして、まずは本栖湖に降ります。下山ルートは、こんな隙間を入って行きます。
隙間を通り過ぎると、案内が出てるのがわかりやすいですね。
こちらのルートもササの道です。
雨ヶ岳、毛無山を眺めながら降って行きます。
竜ヶ岳山頂から南側に回ると、南アルプスが綺麗に見えます。こちらも贅沢ですね
正面の緑の広場は、ふもとっぱらキャンプ場と思うのですがどうでしょうか。
ちょっと荒れ味な道です。蝶々サンバで通過ですね。
富士山もそろそろ隠れてしまいそうな位置です。一旦、ここでさよならです。また後ほどお会いしましょう。
モリモリ降っていくと
端足峠に到着です。ここから本栖湖方面へ降りて行きます。
本栖湖が見えました。湖面が鏡みたいです。
ここの下りもなかなか足に効きますので、急がずに降りましょう。
登山道という案内が立ってました。いや、それはわかっていますが、潔いですね。
高度を落とすにつれて紅葉もちらほら目につくようになってきました。暗いですけどね。
分岐まで降りてきました。県道本栖湖畔線という方に進みます。
針葉樹林の中を進むと
枯れた沢が現れるので、対岸に渡ります。
本栖湖畔でしょうか。そちらへ進みます。
ここからは平坦な道をキャンプ場に向けて歩きます。
本栖湖畔へ
キャンプ場が見えてきました。
サクッと通過して管理棟も通過します。
本栖湖の湖畔に出ました。ここからは左に折れて中ノ倉峠へ向かいます。
車道を道なりに進みます。
途中の湖畔からの眺めです。この日は本当に良いお天気でした。
湖畔はまだ紅葉が綺麗です。
紅葉越しの本栖湖です。良い感じですね。
紅葉越しの富士山です。こちらも良い感じです。
本栖湖越しの竜ヶ岳です。モコっとしてます。そして背後に富士山。志村ー。後ろ、後ろ。
対岸に中ノ倉峠のある湖畔が見えてきました。湖面に紅葉が映って綺麗ですね。
中ノ倉峠前の駐車場まできました。
ここからの富士山も良いですね。
もう一枚、紅葉と重ねて撮ってみました。どうでしょうか。
ちょっと時間が押してきたので、先に進みます。おトイレの近くまでいくと
中ノ倉峠への登り口がありますので、登って行きます。
ここの道も紅葉が綺麗でした。
ちょっときつめの九十九坂が続きますが、短い距離なので気合いで一気に登ります。
甲府方面の山腹も色づいて綺麗ですね。
中ノ倉峠の展望台に着きました。この日、逆さ富士はおあずけでした。
仕方ないので、湖畔の紅葉と一緒に松の木も合わせてみました。どうでしょうか。上手く撮れているでしょうか。
若いカップルさんが来たので、場所を譲ることにします。がんばれ。ちょーがんばれ。

中ノ倉峠展望地〜パノラマ台

中ノ倉峠の展望地でシアワセを堪能できたら、精進湖にあるパノラマ台まで向かいます。

ここは尾根道なので、アップダウンが少なめでパノラマ台直下までは比較的スムーズに向かうことができます。

今回は、少なからず紅葉が残っていてくれたので、色づく木々の合間から覗く本栖湖の青い湖面のコントラストが単調になりがちな道中を楽しませてくれました。

そんな穏やかな山行ですが、パノラマ台直下までくると趣が変わってきます。

以前、烏帽子岳を経由して登った時には割とあっさりと到着できたイメージがあったのですが、本栖湖側から登ると、ここに急坂の九十九坂が待ち受けていて、疲労が蓄積してきた足腰には結構効いてきます。

因みに、烏帽子岳経由の道中は、次の記事に掲載しています。興味あったら参考にしてくださいね。

さて、このなかなかの急坂を、半歩ずつじんわりと攻略していくとパノラマ台に到着です。

午後も14時をまわってガスっぽくなってきてはいましたが、そこは精進湖エリア随一の絶景地、寧ろ人の疎な中で、ステキな富士山の眺望をゆっくりと楽しむことができました。

ちなみに、古い地図にはトイレのマークがあったりしますが、2021年11月現在、そのような設備はありません。ご注意ください。

ギャラリー

それでは、馬に蹴られないうちにパノラマ台に向かいます。
途中にある分岐から「パノラマ台」方面へ登って行きます。
当分の間は、穏やかな稜線歩きが続きます。
また立ってました、登山道。これは、あれですか。界隈に作業道が多いことを示しているのでしょうか。
午後な明るさになってきましたが、まだまだ紅葉が綺麗です。
本栖湖はガスが掛かって見えなくなってきました。
そして、パノラマ台に近づくにつれて、勾配の急な坂が増えて行きます。
スラロームしているように大きく弧を描く九十九坂を上り詰めると
以前、精進湖を歩いた時に目についたひん曲がった案内がありました。
そのまま進んでいくと、パノラマ台に立つ東家が見えてきました。
パノラマ台に到着です。また、富士山見えてますね。よかった。
一歩引いた図です。以前登った時に眺めた、左手前に見える謎の樹海集落が懐かしいです。
精進湖の端っこも見えました。奥は河口湖、山中湖が見えるはずですが、ガスでぼんやりしてしまってます。
流石に、午後14時を回っていると、人がほとんどいませんね。ここも独り占めできました。

周囲を見渡した動画をInstagramに上げているので、こっちもよかったらみてみてくださいね。

パノラマ台~精進峠

パノラマ台を踏んだら、今回の山行最後のポイント精進峠に向かいます。

当初の予定ではパノラマ台からは、パノラマ台下のバス停まで降って、湖畔から子抱き富士を楽しんで帰る予定だったのですが、精進峠に展望地が二つあることが判ったので、今回はそっちにも寄り道してから帰ることにしました。

来た道を引き返して、分岐地点から三方分山方面へ向かいます。

意外なアップダウンをこなして精進峠の分岐まで到着したら、三方山方面に向かいます。

そうすると、最初の小ピークで湖方面に向かう分岐があるので折れて行き止まりまで進むと一つ目の展望地に到着します。

目の前に遮るもののない富士山への眺望、眼下には精進湖の静かな湖面と、素晴らしい眺めです。

午後も遅い時間だったこともあり、この秀逸な眺めを長い間独り占めすることができました。

残念ながら、もう一つの展望地への入り口は見つけることができずにタイムアップとなってしまいましたので、次回精進湖にくる時の宿題として楽しみに取っておこうと思います。

ギャラリー

それでは、最後の目的地「精進峠の展望地」に向かいます。
どうしてこうなった的に、ぶっ壊れた案内を確認して三方分山方面へ向かいます。
最初こそ、広くて穏やかな山道ですが
少し進むと、岩だらけのデコボコ道に変化します。
こんな長い降り坂もあります。
降ったら登ってを3度ほど繰り返すと
湖畔方面へ降る分岐が見えてきます。
地図的には、この鉄棒だけ残った場所が精進峠のようです。
ここから、三方分山方向にひとピーク登ると
こんな岩がある場所の右手に展望地に向かう分岐があります。ここは踏み跡もしっかりついているので注意してみてればわかるでしょう。
湖畔の方向へ進んでいくと
絶景の予感がする富士の裾野が見えてきます。
到着です。富士山に大室山、精進湖が並んで素晴らしいです。
横にも映してみました。縦に写すと奥行きが強調される写真になって、横に写すと広がりが強調される写真になるそうです。どうでしょうか。違って見えてるでしょうか。

ここの展望地もInstagramに動画を上げてるので、興味あったら眺めてみてくださいね。

精進峠~富士急バス「パノラマ台下」停留所

精進峠からの眺めも堪能できたところで、あとはバス停まで降って帰路に着くことにします。

精進峠まで戻り、三叉路の中の湖畔方面への降り坂に入ります。

少しの間、穏やかな降り道を降っていくと、急坂に張り付く永遠と続く九十九坂が見えてきます。

ここの九十九坂、折り重なって勾配を抑えているものの、砂地で滑りやすく駆け降りるには向いていません。

特に、折り返しで谷側に体が向くタイミングに滑りやすく、そのまま転げ落ちると大怪我に繋がるかもしれませんので、慎重に降るのが良いでしょう。

そんな難儀な坂を降り切ると、水の枯れ上がった堰堤に降り立つことになります。

ここからの踏み跡があまりはっきりしておらず、堰堤の対岸に向かっていることに不安を感じるかもしれませんが、その道が正解です。

堰堤の対岸の根元を直登し、その後に続く降り坂を進むと、子抱き富士への眺めで有名な山田屋ホテル前の湖畔に到着します。

湖畔前にも「山田屋ホテル前」と言うバス停がありますが、本栖湖・精進湖周遊バス(ブルーライン)だけが停まる停留所のためバスの本数が少ないです。

2、3分足を伸ばすと「パノラマ台下」と言うバス停が見えてきます。

こちらは、本栖湖・精進湖周遊バスだけでなく、河口湖駅〜新富士駅の路線バスも停まるので、こちらで待つ方が得策です。

ただ、湖畔や富士山の眺めからは外れてしまいますので、少し早めに到着して湖畔まで降りて小抱き富士への眺めを楽しんでから帰路に着くと良いでしょう。

ギャラリー

今回はバスの最終便まで時間に余裕があるので、ゆっくりめに降ります。
こんな感じに延々と続く九十九坂を降りて行きます。
明らかに通せんぼしている箇所もあります。
手前をUターン気味に折れると道が続いているので、道なりに降りて行きます。
こんな倒木もありました。ここもちょっと荒れ味な道ですね。ジグザクサンバで通過します。
降り坂を降り切ると、堰堤にたどり着きます。ここを対岸まで歩きます。
堰堤の付け根に向かって登ります。
滑りやすい急坂なので、補助のロープも活用するといいでしょう。
堰堤に登ると真ん中への道は行き止まりになっています。
逆側に降りていくのが正解です。
写真じゃ分かりづらいですが、結構、勾配がありますので滑ららないように注意して進みます。
しばらく道なりに進んでいくと、左手に廃屋が見えてきます。
その右手に鉄板の橋があるので渡ります。
橋を渡って、湖畔の方向へ降っていくと、集落の一角にたどり着きます。
基本は、湖畔の方向へまっすぐ降りていく形です。
富士山の頭が見えてきたら、ゴールは間近です。
精進湖の車道に躍り出ました。
右方向を見ると、山田屋ホテルがありました。
正面のバス停です。ここはバスの便が少ないので、もう少し先の「パノラマ台下」で待ちましょう。
その前に、正面の子抱き富士を眺めておきます。夕方に差し掛かり赤身かかってきた富士山が綺麗でした。
山田屋ホテルを通り過ぎて数分で「パノラマ台入り口」の大きな看板が見えてきます。
バス停に到着しました。河口湖駅行きの最終バスまで20分ほど時間があるので、湖畔に降りてみます。
湖畔からは、子抱き富士が綺麗に見えました。微かに湖面に逆さ富士が映っているような気がしますが、気のせいでしょうか。

Instagramに動画がありますので、気のせいかどうかの判定よろしくお願いします。

湖畔に紅葉もあったので合わせてみましたが、もう暗くて色合いがよく分かりませんね。
そろそろ、バスの到着時間なので停留所に戻ります。最後に夕日に染まった富士山を眺めて戻ります。
5分ほど遅れしたが、無事に河口湖駅行きの最終バスが到着、この後、河口湖駅より高速バスで新宿に帰りました。お疲れ様でした。

まとめ

紅葉も最終局面の11月中旬の本栖湖、精進湖の様子でした。

富士五湖の中でも交通の便があまり良くない、この二つの湖は観光地化の進んだ山中湖や河口湖と比べると人手も控え目で、比較的ゆっくりとした山行が楽しめます。

危険な箇所もほとんどなく、子連れで登られる方も結構いらっしゃいましたので、足慣らしの一環として、是非、一度訪れてみてくださいね。

それでは、ここまでお読みくださりありがとうございます。

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