全然簡単!登山計画書の書き方

登山の計画を立てるのは楽しいですが、登山計画書を作るのは面倒そうに感じてしまい作らないまま山行に入る方が多いかと思います。

この記事では、そうした面倒くさがり屋の方々向けに、簡単に登山計画書を書く方法と登山計画書を提出することで得られるメリットについて紹介していきます。

目次

登山計画書の書き方

登山計画書の書き方は次の順番で書いていきます。

登山計画書の書き方
  • 行先とコースを決める
  • 日程を決める
  • 参加メンバーの情報を集める
  • 持ち物の分担を決める
  • 登山計画書を提出する

行き先とコースを決める

まずは、どの山に登りたいか、どのコースを辿りたいかを決めます。

ここで大事なことは、自分のレベルにあった山を選ぶことです。岩場の経験が浅いのに、鎖場だらけの山を選んでしまったり、コースタイム10時間を超えるようなコースを日帰りで踏破しようとしたり、はるかにレベルの高い山行を選んでしまうと、楽しいはずの登山もただの苦行になってしまいます。

ここは焦らずに、自分のレベルより少し難しめなコースを選ぶと達成感が得られて、充実した登山になるでしょう。

もう一つ大事な点として、エスケープルートを必ず設定することです。登山では何か起こるかわかりません。最悪、撤退しなければいけないシーンも出てくるかもしれません。その際の保険としてエスケープルートの設定は必須ですので忘れずに調べて置いてください。

日程を決める

どの山に登るか決めたら、次は日程を決めていきます。

日帰りで登れるのか、止まりになるのか、その場合は小屋泊まりなのかテントはくなのか、その辺りを決めていきます。日程が決まったら、日々の献立も決めてしまいましょう。

登山に持っていく荷物の中で、一番重くてかさばるのが食料です。それに、他の装備と違って食料は毎度購入して揃えないといけないので手間がかかります。

ここで、食料計画まで決めてしまって、あとは必要な分だけ購入するという状態にしておきましょう。

参加メンバーの情報を集める

コースや日程が決まったら、参加メンバーの情報を集めます。

単独行の場合は、自分の情報だけで良いですが、パーティーを組んでの登山では、参加メンバーの生年月日や住所、緊急連絡先などの情報も必要です。登山計画書に記載するということで、事前に聞いておくとスムーズに進めると思います。

それと、自分の情報も含めて、これらは個人情報になるので慎重に扱うようにしてください。

持ち物の分担を決める

コースどり、日程、参加メンバーが決まったら、持ち物の確認です。

どんな装備を誰が分担して持っていくか決めましょう。最初のうちは、自分一人できめないで参加メンバーと相談しながら決めていくと、忘れ物がなくなって良いかと思います。

登山計画書を提出する

作成した登山計画書は、コピーを家族や親戚に渡した後、警察署に提出することになります。提出方法について有名なのは、登山口にある登山ポストへの投函方法ですが、最近ではインターネットを使った電子申請であるとか、インターネット上でオンラインで提出する方法とか、便利な方法が増えています。

どんなところが可能なのかは、以下を参考にしてみてください。

電子申請可能な警察本部

山形県警察本部地域課

群馬県警察本部生活安全部地域課

埼玉県警察本部地域部地域課

山梨県警察本部地域課

長野県警察本部地域部地域課

石川県警察本部生活安全部地域課

福井県警察本部生活安全部地域課

静岡県警察地域課

鳥取警察本部生活安全部地域課

登山計画書を書くことで得られるメリット

これで、登山計画書の書き方がわかったかと思います。やっぱり面倒臭いなと思われた方、ちょっと待ってください。登山計画書を書くことは遭難予防以外にも色々なメリットがあるので、それらも考慮に入れて書くことにしてください。

遭難した時の初動が早くなる

一番大きなメリットはここです。登山計画書があることで、どの山のどのルートを探索するかの目安が付きやすく、すぐに動くことができるため、発見される可能性が格段に高まります。

トラブル対応がスムーズになる

登山計画書を作成するときにエスケープルートも一緒に設定しますので、何らかのトラブルは発生したときに、撤退ルートが明確で迷うことなく下山することができるようになります。

忘れ物がなくなる

事前に持ち物リストを作ることで、忘れ物をなくすことができます。逆に、不要なものを減らせるので荷物の軽量化にも良い面もあります。

最近の遭難事情

最後に最近の遭難事情について見てみましょう。警察署の情報によると、統計を取り始めた昭和36年以降で最大の数値になっているようです。

遭難発生件数

引用:警察署「平成30年における山岳遭難の概況」

遭難の原因

引用:警察署「平成30年における山岳遭難の概況」

遭難の原因は、通年どおり道迷いによるものが多い傾向にあるようです。滑落や転倒などでは無い分、救護が間に合えば救えた命が多かっただろうことを考えると、登山計画書の提出の重要性がより増したという結果かと思います。

まとめ

  • 登山計画書に書く内容は、ある程度テンプレート化できる。
  • 提出先には、オンラインで提出できるところもありよりお手軽になってきている。
  • 登山計画を書くことで、様々なメリットを享受できる。
  • 最近の遭難状況をみても登山計画書の重要性は増してきている。

登山は自然と向き合うアクティビティです。何が起こるかわからない分、しっかりと計画を立てて行動することが、不測の事態に対応するため大事なことだと思います。登山計画書を作成して無理なく楽しい登山ライフを過ごしてください。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

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