最近の登山者の方々、挨拶し返してくれる方が増えてきてわたし的にはとても嬉しいのですが、あなたの山行ではいかがですか?
特に、すれ違うトレランの方々が挨拶を返してくれることが多くなった気がします。
さて、登山での挨拶ですが、マナーだからということもありますが、わたしの場合、その他にも理由があって欠かさず行うようにしていす。
ここでは、そんな挨拶の理由についてお話していきます。
登山で挨拶することが大事な3つの理由

早速、登山で挨拶する大事な理由について3つお話していきます。
人としてのマナーだから
登山で挨拶をする大事な理由一つ目は、「人としてのマナーだから」です。
これは、説明は不要ですね。以上!
だけだとちょっと寂しいので、もう少しだけ主張させてください。
わたしの登山マナーの中で挨拶は一番大事なマナーだと思っています。
挨拶を取り交わすだけで、なんかその人と仲良しになった気持ちになるんです。
挨拶し返してもらうと、なんかとても嬉しくなります。
だから、すれ違った人たちにもそんな気持ちになって欲しくて、山登った時には積極的に挨拶してます。
勢いで、下山後に麓の方々にも挨拶しちゃうんですけど。まあ、そこは大目に見てやってください。
リスクヘッジのため
登山で挨拶をする大事な理由二つ目は、「リスクヘッジのため」です。
山行の9割は単独登山のわたしなので、自分がここを通ったということをなるべく多くの人に覚えておいてもらうために、積極的に挨拶しています。
人は、ただ通りすがった相手より、言葉を取り交わした相手をより覚えているものです。
一言でも良いので声をかけて、自分はここを歩いていたんだということを覚えてもらうようにしています。
グループ登山であれば、何トラブルがあった場合でも、複数人数で対応できますが、単独登山の場合はそうもいきません。
特に、滑落などで動けなくなった場合、携帯電話などの通信機器以外に助かるためには、人の記憶に頼らざるを得ません。
この時に、面倒くさがって挨拶もろくにしないままだったとすると、誰の記憶にも残らず、救助も来ないまま死を迎えるなんて事態に陥るかもしれません。
そもそも遭難するような状態にしないのが最善ですが、登山では何が起こるかわかりません。万が一の時のために挨拶しまくるのが良いでしょう。
情報交換のため
山で挨拶をする大事な理由二つ目は、「情報交換のため」です。
登山していると様々なことが起こり得ます。
特に山道の状況などは、その日、その日で全然違うことよくあります。
これら情報は、インターネットでもある程度拾うことできますが、より確実なのは、いまさっきその場所を通ってきた人に聞くことです。
挨拶をして、そこから山道の情報などを収集できれば、より安心安全な山行を楽しめるようになります。
山に来ている人はみんな良い人ばかりです。不安や疑問に感じたら挨拶のついでに聞いてしまうのが良いでしょう。
登山中の正しい挨拶の仕方

ここまで、登山で挨拶をする大事な理由をお話してきました。
ここからは、登山中の正しい挨拶の仕方についてお話していきます。
「挨拶なんてみんな同じジャン」
と思われるかもしれませんが、なかなかどうして挨拶し返したくなる挨拶の仕方があるんですよ。
相手の目を見つつ笑顔で挨拶する
基本的なことですが、これできてない人多いですよね。
山行中、特に登っている最中なんかだと、のぼることに必死で、人がいることに気がつかないような人をよく見かけます。
そして、挨拶する時も下を向いたまま、すれ違いざまにボソッと一言だけ挨拶していく方も多いです。
こういう状況の中で、しっかりと自分を見て笑顔で挨拶してくれる人にあったら、気持ちが良いですよね。そして、しっかり記憶にも残ると思います。
本当に基本中の基本ですが、相手を見つつ笑顔で挨拶するように心がけると、きっと良いことがおきますよ。
すれ違う時に道を譲りながら挨拶する
気持ちよく挨拶を返してもらえる方法の2つ目は、すれ違う時に自分から道を譲りながら挨拶するです。
よく、上り優先なんて聞きますが、譲り合いに上りも下もないって思うんですよね。
体力や気力に余裕のある方が譲ってあげれば良いだけだと、日頃から思ってます。
そして、道を譲りつつ笑顔で挨拶すれば、必ずと言っても良いくらい挨拶を返してくれます。
この方法もおすすめですよ。
まとめ
- 登山で挨拶する理由は、人としてのマナー、リスクヘッジ、情報収集の3つ
- 気持ちよく挨拶し返してもらう挨拶の方法は、相手を見て笑顔で挨拶する、道を譲りながら挨拶する
普段、街中で挨拶することなんてないですが、その反動からか山行中はすれ違う人ほぼ全てに挨拶しています。
なんというか、習慣になってしまっていて挨拶しないと気持ち悪いんですよね。
一人静かな山行も良いですけど、挨拶しまくって元気に登るのも楽しいですよ。
人気ルート登る時には、ぜひ実践してみてください。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
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