山では様々なことが起きます。急な天候不良や暴風、標高差による気温低下、体力の消耗による転倒や怪我などなど。いざという時に備えて様々な装備を持って行きたくなりますが、人一人が持てる装備は限られてきます。
登山の装備ということで、基本装備やウェア、緊急対応用の装備、必須ではないけどあったら便利な装備という3項目で紹介します。
合わせて、装備を整える際の注意事項や装備をレンタルする方法も紹介します。
登山に持っていく装備リスト
登山に持っていく装備について、次の3つのカテゴリで紹介します。
基本装備
まずは、これがないと始まらない的な登山をする上で、必ず持っていく基本装備についての紹介です。
- 登山靴
- ザック
- レインウェア
- 水筒
- 食料(通常食、行動食、非常食)
- 地図
- コンパス
- タオル
- ティッシュペーパー
- 防水バッグ、ビニール袋
- 日焼け止め
- 虫刺され
- 筆記用具
- 腕時計
緊急対応装備
トラブル発生に備え、次の装備も持っていくと安心です。
- 救急セット
- 携帯電話、無線機
- 健康保険証
- ツェルト、エマージェンシーシート
- 笛
- 細引き
- ヘッドライト
- ライター
- ナイフ
便利グッツ
必須ではないですが、あると何かと便利なグッツ類です。自分が持てる重量と相談して持参すると良いでしょう。
- 腕時計
- 着替え
- 防寒具
- ゲーター
- 充電器
- カメラ
- 折りたたみ傘
- 軽アイゼン
- トレッキングポール
装備を準備する際の注意事項
装備を準備するに当たって注意しておくことについて述べて行きます。
重量オーバーに注意する
装備はあればあるだけ便利になりますが、自分が持って歩ける重量には限界があります。持ちすぎて重量オーバーになってしまうと、疲労がたまりやすくなって、最悪な場合、立ち往生してしまう結果にもなりかねません。必要以上の装備を持つのは控えて、厳選した装備だけで望むようにしましょう。
衣類は乾きやすいものにする
綿の衣類は着心地が良いですが、一度濡れてしまうと乾くまでに時間がかかります。濡れたままの衣類を長期間着ていると体温が奪われて、最悪の場合、低体温症を引き起こしてしまいます。登山に着てく服は、化繊のものを準備するようにしましょう。
持ちものリストを用意しておく
予め持ちものリストを用意して、忘れ物がないように準備しましょう。また、持ちものリストを作る段階でむだな装備も除外できます。
装備をレンタルする方法
最初から全てを準備するとなると、金銭的に大変です。
そこで、最近増えてきているアウトドアグッツのレンタルショップを活用するのも賢い方法です。
最初は、レンタル品で揃えて、本当に必要と感じた装備だけ、購入するようにすると金銭的な損失を抑えることができて賢いと思います。
代表的なレンタルショップは以下のようなお店があります。
まとめ
- 基本装備をベースに緊急時に必要な装備や便利グッツを徐々に足していくようにすると良い
- 重量オーバーや乾きにくい服装をやめる
- 先に持ちものリストを準備しておくと忘れ物防止になる
- レンタルショップを活用するのも賢い方法
初心者になればなるほど、不測の事態に備えて持ち物が増えてしまう傾向があります。その結果、自分が背負って歩ける重量がオーバーしてしまい、バテバテで下山するといった状況に陥りやすいです。
自分が持てる範囲を考えて、最初は必要最低限の装備にして、徐々に自分にあう装備を足していくようにすると良いでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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