登山初心者入門|こんな山服じゃ女子に笑われるなんて考えなくていいですよ

服装

ここ最近の登山ブームで、おしゃれなウェアが増えてきましたね。

アウトドア雑誌もファッション性が強くなってきましたし、登山系のSNSアカウントを見ても、センスの良いのウェアを着て楽しそうにしている男子や女子の映像が沢山アップされています。

こんな華やかな場所に、素人丸出しのダサい服装で赴いたら、ばっちりキメてる登山女子なんかに笑われるなんてビビってしまい、最初の一歩を踏み出すことに躊躇していませんか?

結論から言ってしまえば、例え全身アウトレット品のちぐはくコーデでも、山の中で失笑したりする人なんていません。

今回は、その理由について説明していきます。

私は、15年間ほぼ毎週、関東近隣の里山をメインに活動しています。

その中で、老若男女様々な登山者とすれ違って挨拶を交わし、山小屋や山頂で談笑しあったりしてますが、山の様子や持参している山道具について聞かれることはあっても、服装について聞かれたり、失笑されたりといった経験はありませんでしたので、一定量は信じてもらって問題無いと考えてます。

でも、やっぱり他人の目が気になるんだという場合、どんなコーデを心掛けると変に見えないかを3つのポイントにまとめて解説していきますので、最後までご覧いただければ幸いです。

この記事でわかること
  • 山中で自分の服装を笑われる心配をする必要がない理由がわかる
  • 山中で変だと思われない山コーデのポイントがわかる

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる3つの理由

引用:Unsplash

まずは、山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる3つの理由について説明していきます。

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる3つの理由
  • ガチなソロ登山者は、自分の山行以外には無頓着
  • グループで登山に来ている人達は、仲間との山行以外には無頓着
  • もし、興味を持たれたとしても、それはあなたの山での経験

ガチなソロ登山者は、自分の山行以外には無頓着

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる1つ目の理由は「ガチなソロ登山者は、自分の山行以外には無頓着」だからです。

単独で山登りに来ている人は、自分の山行に拘りを持っている人が多いです。例えば、全ルート踏破を目標に毎週入山している人だったり、山頂で美味しい山飯やコーヒーを楽しむのが目的の人だったり、綺麗な風景や旬な草花を写真に撮ってSNSで公開するのが生き甲斐になっている人だったりと、目的は様々ですが、一様に自分の目的に専念した登り方をしています。

このため、よほどのことがない限り、他人の服装なんかには無頓着ですので、ソロで山に来ているような人々の眼を気にする必要はありません。

グループで登山に来ている人達は、仲間との山行以外には無頓着

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる2つ目の理由は「グループで登山に来ている人達は、仲間との山行以外には無頓着」だからです。

仲間や恋人、ご家族と一緒の登山者は、今一緒に登っているメンツと山登りを楽しむということを目的としています。

このため、仲間内での会話やイベントに夢中になっているので、他人の服装に注意を払うことはほぼありませんので、グループで山登りをしている人々の眼も気にする必要はありません。

もし、興味を持たれたとしても、それはあなたの山での経験

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる3つ目の理由は「もし、興味を持たれたとしても、それはあなたの山での経験」だからです。

ソロな登山者も、グループの登山者たちも自分たちの目的や楽しみをメインにしていますが、他人に興味を持って接することも無くはありません。

ただ、場合によっては他の登山者に興味を持つことがあります。その場合はあなたの山での経験についてであることが多いです。

特に、行ってみたいと思っている山域やコースの様子や適切な服装や必要装備など、自分たちがこれから赴くために必要と思われる情報を収集するために聞いてくる感じです。

または、過去印象に強く残っている山域やコースについて賛同を得たく話題を振ってくる場合もあります。

何れにしても、着ている服装について突っ込んでくる人は少ないので、そういった点でも他人の眼は気にせずに堂々と構えていれば問題ありません。

山中で変だと思われない山コーデ3つのポイント

引用:Unsplash

どうでしょうか。

ここまでの内容で、山中で自分の服装が笑われる原因になることは無いと自信をもっていただけたでしょうか。

それとも、

「それはあなただからですよね?わたしの恰好は笑われるかもしれない」

そんな風に、やっぱり他人の目が気になってしょうが無いでしょうか。

もし、後者だとしたら、ここから説明する、山中で変だと思われない山コーデの3つのポイントについてお読みいただいて、安心してもらえたら幸いです。

山中で変だと思われない山コーデ3つのポイント
  • 山の服装の基本を忠実に守る
  • 適正サイズの服を着る
  • 同系統の色で服を揃える

山の服装の基本を忠実に守る

山中で変だと思われない山コーデの1つ目のポイントは「山の服装の基本を忠実に守る」です。

「基本と言われても…」と困惑するようでしたら、以下の記事に山での服装の基本についてまとめているので、こちらを参考にしてみてください。

最近のアウトドアブランドの服装はデザインもおしゃれなものが増えています。山服の基本であるレイアリングを忠実に守って季節に合わせた服を組み合わせていれば、少なくとも他人に笑われるような恰好にはなりません。

特にわたしが好んで使っているパタゴニア製品は、タウンユースとしても人気がありますので、こちらを羽織っていれば、ほぼ間違いは無いのと思います。

もし、興味ありましたら、次の記事からどんな感じになるかイメージしていただければ幸いです。

適正サイズの服を着る

山中で変だと思われない山コーデの2つ目のポイントは「適正サイズの服を着る」です。

これは、山の服装に限らず実践いただけたほうが良い点ですが、着心地が楽だからと全身ダボっとした大き目のサイズでコーディネートしてしまうと、ルーズすぎて野暮ったい印象を持たれてしまいます。

例えば、ひと昔前の長ランにボンタンの学生服を着た不良学生を思い浮かべてみてください。

正直、ダサいでしょう?

要は、そういうことです。

もし、自分の適性サイズが分からない場合は、アウトドアショップの店員さんに思い切って聞いてみるのが一番です。ほとんどのショップの店員さんは親切に説明してくれますよ。

同系統の色で服を揃える

山中で変だと思われない山コーデの3つ目のポイントは「同系統の色で服を揃える」です。

カラーコーディネートって、慣れないとすごく難しく感じますよね。

そんな場合、ショップのマネキンが来ているコーデを真似てしまうのも一つの手なのですが、そうしてしまうと、別の服と合わせるときにちぐはくな感じが出てしまう可能性があります。

山の服装は着合わせ「レイヤリング」が基本です。

このため、状況に合わせて様々な服を着合わせて対応することになります。

持ち合わせの服が増えれば増えるほど、着合わせたときの色味が合っているか気になってきてしまいます。

そんな状況に陥らないように、服装は同系統の色に統一してしまうことをお勧めします。

例えば暖色系が好きならば、赤や橙、黄といった色で統一してしまえば、どんな服を組み合わせても色の統一感が出て変にみえません。

少し極端かもしれませんが、わたしの場合は、ほぼオレンジで統一していてザックや手ぬぐいもオレンジにしています。ここまでしておけば、何も迷うことなく毎回の山行を楽しめます。

まとめ

山中であなたの服装を笑う人なんていないと言い切れる3つの理由
  • ガチなソロ登山者は、自分の山行以外には無頓着
  • グループで登山に来ている人達は、仲間との山行以外には無頓着
  • もし、興味を持たれたとしても、それはあなたの山での経験

山中で変だと思われない山コーデ3つのポイント
  • 山の服装の基本を忠実に守る
  • 適正サイズの服を着る
  • 同系統の色で服を揃える

山中で自分の服装を笑われる心配をする必要がない理由、そして、変だと思われない山コーデのポイント、この二つについて説明してきました。

自分の服装が笑われているかもと気になってしまう一番の要因は、その場を知らないことだと思います。一度でも山に出向いてしまえば、今回説明した内容がほぼ合っていることわかっていただけると思いますので、是非、勇気を振り絞って最初の一座に出向いてみてください。

それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。

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