週末は晴天となり、夏日に近い暑さの一日でした。
河口湖の北岸で桜が満開とのことで、三つ峠から河口湖へ下るルートを歩いてきました。
登山口付近の「憩いの森公園」でも八重桜が見頃で、桜を巡る山行となりました。
本記事では、実際に歩いたルートの流れや注意点をまとめます。
今回のルートは、イラスト地図としても静かに残しています。

当日の空気感は、短い映像にして残します。
山行概要
今回の山行の概要を、先にまとめておきます。
全体の流れを、最初に軽く見ていただければと思います。
基本情報
- 歩いた日:2026/4/11(土)
- 空模様:朝から晴天。気温が高く風の強い河口湖畔でも半袖で十分な日でした。
- ルート(行き):三つ峠駅 → 憩いの森公園 → 三つ峠登山口 → 三つ峠山頂
- ルート(帰り):三つ峠山頂 → 木無山 → 母の白滝 → 天空の鳥居 → 河口浅間神社 → 河口湖北岸 → 開運の湯
- 歩いた時間:7時間くらい(小休憩込み)
- 歩いた距離:16kmほど(山道は10kmぐらい)
- 登り下り:1,000mくらい
シーンごとの格好
- 乗り物移動中:半袖シャツ、薄手長袖シャツ、フリースを重ね着。(フリースなくてもよかったです)
- 活動中:半袖シャツ。
- 休憩中:半袖シャツ。休憩中も半袖で十分な陽気でした。
アクセス
- 行き:富士急行線「三つ峠駅」
- 帰り:富士急行線「河口湖駅」
おトイレ
- 三つ峠駅:あり(駅構内)
- 憩いの森公園:あり
- 三つ峠登山口:なし
- 三つ峠山頂:なし(以前は使えた「四季楽園」裏のトイレはロープで閉鎖されていました。夏場開放されるかは不明)
- 母の白滝:なし
- 天空の鳥居:あり
- 河口浅間神社:あり
- 河口湖北岸:あり(一定間隔に点在)
コースの特徴
- ・難易度:初級者向け
- ・危険箇所:八十八大師から屏風岩の間。父の白滝、母の白滝付近。
- ・見どころ:三つ峠山頂からの眺め。天空の鳥居での富士山。憩いの森公園、河口湖北岸での桜。
- ・向いている人:静かな里山歩きの好きな人。桜と富士山を一緒に楽しみたい人。
コース詳細
スタートからゴールまでの流れを、区間ごとにまとめます。
分岐や道の様子も含めて、実際に歩いた順に沿って記録していきます。
スタート〜前半(三つ峠駅から憩いの森公園、三つ峠登山口を経て、三つ峠山頂へ)
朝の富士急行線は観光客が多く、早い便でも座れない混み具合でした。車窓から富士山が見える区間では、車内を移動する人も多く、やや混雑したまま「三つ峠駅」に到着します。
おトイレを済ませて、休憩室で身支度を整えたら、気分を整えて出発です。
1時間ほどの長い車道歩きの後に到着した「憩いの森公園」では、八重桜が見頃を迎えており、少し足を留めて雰囲気に浸ります。その後、30分ほどで三つ峠登山口に到着。そのまま、登っていきます。
股覗き、うま返し、八十八大師と各箇所を通過。少し足場の荒れた箇所を通り過ぎたら、屏風岩の麓にたどり着きます。ここはロッククライミングの名所のようで、この日も多くのクライマーが垂直の岩壁に挑戦していました。
階段の続く急坂を登り、大きな電波反射板の足元を登り切ると、「三つ峠」山頂に到着です。「開運山」というのが正式名称ですが、山頂の石碑も「三つ峠」となっているので「三つ峠」山頂と呼ぶことにしています。
山頂からは、目の前の富士山と河口湖市街地に加え、西側には御坂山地、その奥には南アルプスの長い尾根、さらに甲府盆地越しに八ヶ岳連峰まで見渡すことができます。この日、北アルプスまでは見えませんでしたが、南アルプスや八ヶ岳までは肉眼ではっきりと確認することができていました。
思っていた以上に滞在する人がいなかったので、しばらく雰囲気を味わってから「河口湖北岸」方面へと下っていくことにしました。
中盤(三つ峠山頂から父の白滝、母の白滝、天空の鳥居を経て、河口湖北岸へ)
「河口湖北岸」への道は、「木無山」から「母の白滝」方面へと下ります。
反対方向となる「天上山」方面に比べると、行き来する人が少なく、静かに森の中を下ることになります。熊との遭遇を避けるため熊鈴の携行が望ましい区間です。今回は静かな環境だったため使用しませんでしたが、状況に応じて対策を検討した方が安心です。
静かに淡々と道を下っていくと、林道との交差が続き、その後に見えてくる急階段を下り切ると、まずは「父の白滝」に到着です。一段下の「母の白滝」に比べると、横幅が狭く、その分、勢いに力強さを感じます。
滝の麓には小さな社が立っていて、水飛沫を少し浴びながら参拝したら、かなりしっかりとした階段を下って「母の白滝」へと向かいます。こちらは、横幅の広い滝で、滝下に立つと左右から包み込まれるような感覚があります。
滝から少し離れた位置に立つ社に参拝をしたら、ここからは車道を歩いて「天空の鳥居」に立ち寄ります。
「母の白滝」から「河口浅間神社」まで続く山道もあります。ただ降りるだけなら、そちらの方が距離が短いのですが、「天空の鳥居」には通じていませんので、この日は車道側を歩くこととしました。
真新しいキャンプ場を通過して、5分ほど下ると「天空の鳥居」に到着です。
河口浅間神社が富士山遥拝所として整備した場所で、富士山と河口湖を一望できる位置に赤い鳥居が立ち、写真を撮る人の多い場所になっていました。入り口で参拝料200円を払って、鳥居の前で富士山を遥拝。手早く撮影を済ませます。
車道を30分ほど下ると、河口浅間神社に到着です。大きな杉を眺めながら拝殿まで進み、下山の報告をしたら、大鳥居を出て「河口湖北岸」へと向かいます。
後半〜ゴール(河口湖北岸を散策した後、開運の湯へ)
河口浅間神社から河口湖までは路線バスで向かうこともできそうでしたが、1時間待ちとのこと。そのまま歩いて向かうことにしました。
小川に沿って伸びる農道を30分ほど進み、「河口湖北岸」に到着するととても多くの観光客で賑わっていました。
海外からの観光客と国内の観光客半々といったところでしょうか。様々な言葉が飛び交う中、背中の中型ザックが人に当たらないように気をつけながら湖畔の道を散策します。
数枚、富士と桜を写真に納めたら、河口湖大橋を渡り「開運の湯」で汗を流して、河口湖駅から電車に乗って帰宅の途につきました。
三つ峠から河口湖へ下るこのルートは、富士山の展望に加えて、滝や神社、桜の風景まで楽しめる春らしいコースでした。河口湖周辺は賑わいがありますが、三つ峠からの下りは比較的静かで、落ち着いて歩きたい方にも合っていると思います。
見どころ
この日歩いていて印象に残った風景や草花をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残します。
風景・展望
三つ峠山頂からの展望が大変良かったです。
富士山と河口湖市街地に加え、南アルプスや八ヶ岳、甲府盆地まで見渡せる展望が広がります。
賑やかさはありつつも、天空の鳥居からの眺めも秀逸でした。




季節の要素
この時期の河口湖北岸の桜は圧巻です。河口湖や富士山に向かって枝垂れ落ちてくる満開の桜は心に触れてくるものがあります。
憩いの森公園の八重桜も、花びらがかわいらしく目を惹くものがありました。


この日一番のひととき
この時期の河口湖北岸の桜は目を惹くものがあります。河口湖や富士山へと枝を伸ばすように咲く満開の桜は、春らしい華やかさがありました。
注意点と装備
歩く前に気をつけておきたい点と、この日の装備を整理します。
季節や天候によって変わる部分もありますが、参考のひとつになればと思います。
注意点
- 八十八大師から屏風岩の間。少し足元が不安定な箇所があり、通過の際には少し注意した方がよさそうでした。
- 父の白滝、母の白滝付近。足元が湿ってすべりやすく、急坂や急階段が続くので注意した方がよさそうでした。


装備
- 靴:登山靴
- 主な服装:
- 肌着:半袖シャツ
- 中着:薄手長袖シャツ
- 外着:薄手フリース
- その他:ウィンドブレーカー、雨具、薄手手袋、薄手ズボン、厚手靴下、ネックゲイター
- 飲食料:水(2リットル)、昼食(おにぎり2つ)、行動食(のど飴)
- 主な持ち物:ヘッドライト、クマスプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)
まとめ
このコースが合いそうな人
- 静かな里山歩きの好きな人。
- 桜と富士山を一緒に楽しみたい人。
今回の山行のひとこと
山麓の河口湖と比べ、山の中は人が少なく、落ち着いて静かな山行ができました。
この記録は、イラスト地図としても静かに残しています。

イラスト地図の作り方については、別にまとめています。


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