「今度、3人でグループ山行に行くんだけど、ソロ用クッカーしかないんだよなあ」
そんなときは、2~3名の山行に丁度良いコールマン(Coleman)パックアウェイクッカーセットは如何でしょう?
わたしはこのクッカーを5年ほど使ってますが、ほとんど不満を感じず十分人に進められるクッカーだと思っています。
今回は、そんなパックアウェイクッカーセットについての商品レビューをしていきたいと覆います。
コールマン(Coleman)パックアウェイクッカーセットの特徴

まずは、このクッカーがどんなものなのかイメージしやすいように、商品仕様について述べていきます。
商品仕様
サイズ:フライパン/約直径16.5×4(h)cm、片手鍋/約直径15.3cm×9(h)cm(約1.7L)、収納時/約直径18.5×14(h)cm
重量:約480g
材質:本体/アルミニウム(ノンスティック加工)、ステンレス、シリコン
付属品:メッシュポーチ
引用:Amazon
次に、特徴についてです。
特徴
こげつきにくいノンスティック加工をしたアルミ製軽量クッカーセット
引用:Amazon
フライパン、フタ付き約1.7l片手鍋
外側は傷がつきにくいハードアノダイズド加工
内側はこげつきを防止するノンスティック加工
底部はごとくの上ですべりにくいスパイラル加工
にぎりやすいシリコンハンドル
メッシュポーチ付き

コールマン(Coleman)パックアウェイクッカーセットを使っていて良かった点

続いては、5年間このクッカーを使ってみて感じた良かったと感じた点をお伝えします。
- フタがフライパンになる
- 底面の滑り止め加工で安定しやすい
- 焦げ付き防止加工で素早く片付けできる
フタがフライパンになる
パックアウェイクッカーセットを使っていてよかった点の1つ目は「フタがフライパンになる」です。
直径16cmのフライパンだと単体で買うといい値段になっちゃいますし、100均のは作りが雑なので1~2回煩雑に扱ったら買い替えになるのでコスパ悪いんですよね。
このクッカー買っておけば、単体のフライパンが不要になるのでコスパがとても良いところ気に入ってます。
深さもそれなりにあるので使い勝手の面でもなかなか良いかと思います。

底面の滑り止め加工で安定しやすい
パックアウェイクッカーセットを使っていてよかった点の2つ目は「底面の滑り止め加工で安定しやすい」です。
山の中では、水平な場所って少なくて、休憩所に設置されている木のテーブルの上でも斜めになっていることがほとんどです。
こんな状態なので、底面の滑り止めがとても重宝します。
特に、炒めた料理を数人でつまむときに、バーナーの上においたまま食事できるので、手早く済ませることができてます。
調理終わったら、別の食器に移して食べればいいのでしょうが、食器の数が出ればそれだけ後始末に手間がかかりますし、むしろ盛り付けに無駄な時間をかけるくらいならそのまま提供してささっと食べてもらっちゃうほうが良いかななんて思ってます。

焦げ付き防止加工で素早く片付けできる
パックアウェイクッカーセットを使っていてよかった点の3つ目は「焦げ付き防止加工で素早く片付けできる」です。
この焦げ付き防止のおかげで、炒めもののときにつかう油が少量で済むので片付けが楽に素早くできます。
これが長期縦走のときに地味に有効で、食事から後片付けまでの時間が短縮できる=早立ちできることになり、次の到着場所で少し多めに休めるようになりました。


コールマン(Coleman)パックアウェイクッカーセットを使っていてイマイチだった点

残念ながら、このクッカーもいい面ばかりじゃありません。使っていてイマイチと思った点もあります。
ここからは、それらの点についてお伝えしてきます。
- 付属のメッシュポーチが小さい
- ハンドルについてるシリコンがゆるい
- 注ぎ口がない
付属のメッシュポーチが小さい
パックアウェイクッカーセットを使っていてイマイチだった点の1つ目は「付属のメッシュポーチが小さい」です。
これは、ポーチの中でクッカーのフタが開いたりしないようにという配慮なのかなと思わなくはないですが、わたしにとってはちょっと小さすぎる感じがしてます。
伸縮性のあるポーチを思った以上に引っ張って収納しないといけないので、都度、手間になってます。
縦走時は、利用するたびに出し入れしないといけないので、ここに手間を感じるとなると結構なストレスになってしまうのが正直なところです。

ハンドルについているシリコンがゆるい
パックアウェイクッカーセットを使っていてイマイチだった点の2つ目は「ハンドルについているシリコンがゆるい」です。
火傷防止につけてくれているハンドルのシリコン部分なのですが、ゆるめについているようで、握っていると左右どちらかに寄ってきてしまいます。
これに気が付かないまま調理しているとシリコン部に火が当たって溶けそうになるのが、とても危ないなと感じてます。
取っ払ってしまって軍手で利用するというのも手かもしれませんが、それもめんどくさいので今の所気をつけながら使うようにしています。

注ぎ口がない
パックアウェイクッカーセットを使っていてイマイチだった点の2つ目は「注ぎ口がない」です。
このクッカー、ふちが丸いので湯沸かししたあと、湯をポットに移すときに零しやすくなってます。わたしも何度となく地面に零してしまいもったいない思いをしました。
漏斗を使えば解消できることではありますが、山行でしかも重量をなるべく抑えたいテント泊では無駄なものは極力置いていきたいところです。
山の上では、水は貴重なのでなるべく零さずに使いたいのでこの点はマイナスポイントです。


コールマン(Coleman)パックアウェイクッカーセットの口コミ、評判

巷の口コミや評判はどうでしょうか。
Amazonのカスタマーレビューから高評価、低評価をそれぞれ抜き出してみます。
高評価コメント(★5つ)
大きさはソロで使うのに十分な大きさ。ラーメンも割らずに入ります。大きさ的にラーメン二個作れる大きさなので、連れがいてもいいかな。届いてすぐ、家でご飯を炊く練習をしました。ノンスティック加工のせいか、炊飯が苦手なのに上手に炊けました。蓋が軽いので、ケトルに水を入れて重りにしました。フタの中央の黒い部分は、シリコン製のヒートシールドと書かれたパーツ。炊飯の間に取っ手を倒してケトルを乗せていましたが、熱くなっていなかったです。フライパンは大き過ぎず、小さ過ぎず微妙に丁度いい大きさ(口径約16cm)。ただフライパンの取っ手は、押さえのパーツが無いために、勢いよく開くと外れてしまいます。調理中も急に外れないか、ちと不安です。そっと彼女の手を握るような優しさで取っ手を持つと大丈夫っぽいです。春になったらこの子とキャンプに行って、おいしい炊きたてご飯を食べたいです。早く春にならないかな…。14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
引用:Amazon
低評価コメント(★1つ)
2人キャンプとかなら、コンパクトになるのでいいのかな?
引用:Amazon
でも、フライパンのフッ素コートは1回の使用で剥げました。。軽く水で流しただけですが、焦げがついたかと思ったら、剥げてました。。
おしゃれですけど、耐久性が大問題かと。念のため、持っていきたいという人にしか向かない商品だと思います。
SNS界隈の声も拾ってみましょう。まずはTwitterからです。
なかなか高評価のようですね。Instagramではどうでしょう。
全部キャンプでの利用例になってるのが残念ですが、総じて皆さん満足しているようですね。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
3名程度のグループ山行にちょうど良いクッカーとして、コールマン(Coleman)のパックアウェイクッカーセットを紹介しました。
グループ登山のときの料理は、ソロ用クッカーを持ち寄ってそれぞれで調理して提供するスタイルでも全然対応できますが、やはりみんなで同じ鍋(クッカー)をつついた方が楽しいし、仲間意識も芽生えるものです。
持ち物が増えてしまうというデメリットもありますが、せっかくのグループ登山、少し手間暇かけてこのクッカーを使ってみるのはいかがでしょうか。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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