数年ぶりに筑波山を歩いてきました。
この日は、つつじヶ丘から女体山、男体山と巡り、筑波山神社へと下る道順で歩きました。
登山道は濡れて滑りやすく、二つの山頂もほとんど雲の中。展望には恵まれなかったので、天気の良い日に再訪することを二柱の夫婦神にお伝えして帰ってきました。
この記事では、当日の道の様子や注意点、服装や装備、トイレなど、実際に歩く際に役立つ情報を中心にまとめます。
あわせて、歩いた道をたどれるイラスト地図を掲載します。
数年前、栗駒山から眺めた鳥海山。
きれいな山容に惹かれて、いつか登りたいと思っていましたが、ようやく機会ができ、登ってきました。
高山植物に囲まれた鳥海湖、岩だらけの新山、高度感のある外輪山。そして最後は、眼下に広がる日本海。
初めての眺めの連続に、気づくと足が止まっていた、そんな山行となりました。
数年ぶりの東北遠征となった、夏の山歩きの様子を置いていきます。

山行概要
最初に、今回の山行の概要をまとめます。
基本情報
- 歩いた日:2026/8/15(土)
- 空模様:曇り、時々晴れ
- 気温:スタート時点で約25℃、山中でも約25℃
- ルート(登り):つつじヶ丘バス停 → 弁慶茶屋跡 → 女体山山頂 → 御幸ヶ原 → 男体山山頂
- ルート(下り):男体山山頂 → 御幸ヶ原 → 筑波山神社
- 行動時間:約3時間45分(休憩1時間を含む)
- 歩いた距離:約5.3km
- 累積標高差:登り約452m/下り約745m
アクセス
以下は、当日に利用した交通手段です。運行内容は変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
・行き:筑波山シャトルバス「つつじヶ丘バス停」(つくばセンターから約38分)
・帰り:筑波山シャトルバス「筑波山神社入口バス停」(つくばセンターまで約38分)
筑波山あるキップ
今回はつくばエクスプレスが企画している「筑波山あるキップ」を使いました。通常運賃よりも少し割安で訪れることができました。
・秋葉原からの通常運賃
秋葉原〜つくば間:2,560円(往復)
つくばセンター〜つつじヶ丘間:930円(片道)
筑波山神社入口〜つくばセンター間:770円(片道)
合計:4,260円
・筑波山あるキップ価格
3,560円
・差額
700円
トイレ
小見出し:トイレ
以下は、当日のトイレの状況についてまとめたものです。現地で立ち寄っていない場所については、その旨を記載しています。利用状況が変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- つつじヶ丘バス停:あり
- 弁慶茶屋跡:なし
- 女体山山頂:なし
- 御幸ヶ原:あり
- 男体山山頂:なし
- 筑波山神社:あり
- 筑波山神社入口バス停:不明(現地に立っていた「筑波山登山地図」にはトイレの印はついていましたが、立ち寄っていないので不明としています)
ルートの特徴
ここでは、今回歩いたルートの特徴をまとめます。
登りと下りに分けて、区間ごとの特徴、危険・注意箇所を詳しく載せていきます。
登り区間
つつじヶ丘バス停→弁慶茶屋跡
つつじヶ丘バス停から始まる、おたつ石コースを登ります。
ロープウェイのつつじヶ丘駅でもあるので、広い駐車場があります。
車の往来には注意が必要です。
トイレはバス停近くにありますが、身支度に使えそうなベンチは登山口近くまで移動しないとありません。
トイレを済ませたら、そこまで移動するのが良さそうでした。
登り始めは木の階段です。
東屋の建っている広場、つつじヶ丘高原まで続きます。
スタート地点からすぐの場所ですが、関東平野を一望できる展望地でもあります。
この日は、雲で覆われていたので、素通りしました。
その後は階段が減り、少しずつ高度を上げながらの山道となります。
30分ほど登ると、真新しい休憩小屋が建っています。
BENKEI HUとの表札が掲げてありました。
弁慶茶屋跡に由来した名前なのかもしれません。
弁慶茶屋跡→女体山山頂
休憩小屋を通過すると、白雲橋コースと合流して、女体山山頂へと登る道となります。
ここからは、奇石・怪石の名前や由来を説明する案内板が目につくようになります。
そして、足元も岩場が増え、不安定な箇所も多くなります。
今回は、雨後で足場が濡れており、さらに気を使って登る必要がありました。
女体山山頂は、関東平野を一望できる開けた岩場で、とても開放感があります。
この日は、雲に覆われて立ち止まる人は少なかったですが、数年前に登った時は写真撮影待ちの長蛇の列ができていました。
女体山山頂→御幸ヶ原
女体山山頂からは御幸ヶ原に向かって、山頂連絡路を進みます。
小さなアップダウンはありますが、総じて穏やかで幅広の道が続きます。
通過に迷う場所は特にありませんが、木の根や石が足元に多く、つまずかないよう注意が必要です。
御幸ヶ原は、南北に開放感のある大きな広場です。
東西には女体山と男体山を見上げることができ、どの方向にも視界が開けています。
今回は、南北は雲に覆われてしまっていたので、東西二つのピークを眺めて一息入れました。
大きな広場には、茶屋が連なっていて、ソフトクリームや串にささった焼き団子を楽しむ人の姿も多かったです。
御幸ヶ原→男体山山頂
御幸ヶ原から男体山山頂へと向かう道は、岩場の続く少し険しい道のりです。
よじ登るほどの傾斜はありませんが、足の置き場所は選ぶ必要があり、足元や少し先の岩の状態を確認しながら歩く必要があります。
雨後の訪問となったこの日は、さらに足元には注意を払う必要がありました。
山頂は展望台となっていて安全のための柵が張られています。
ベンチなどは無いので、滞在には向いていませんが、眺めは良好です。
以前、冬場に登ったときには、大きく視界が開けた西側正面に雪を被った富士山を見ることができました。
今回は、雲の隙間から麓の一部が見えただけとなってしまいました。
下り区間
男体山山頂→筑波山神社
男体山山頂から御幸ヶ原へ戻り、御幸ヶ原コースを下って筑波山神社へと向かいます。
終始、樹林帯の中を進む緑豊かな登山道です。
ただ、今回は雨後ということもあり、泥濘や大きな水たまり、小川のような水流ができている箇所もあり、足を取られないよう余計に気を使うことになりました。
登山口は、ケーブルカーの麓駅の近くで、筑波山神社裏手に位置しています。
ケーブルカーを下車した人たちとともに数分歩けば、境内に入ることができます。
参拝客に混じって、下山後と思われる登山客も多く滞在していたので、気負わずに参拝できると思います。
境内は広いので、掲げてある案内図を確認しながら参拝してください。
また、筑波山神社から筑波山神社入口バス停までは少し離れています。
この日停留所で確認したところ、バスの本数は概ね1時間に1本でした。
利用する場合は、事前に時刻表を確認して、少し余裕を持って行動すると安心です。
危険・注意箇所
今回のルートを歩いてみて、危険もしくは注意が必要と思った箇所をピックアップします。
・弁慶茶屋跡→女体山山頂:雨後は濡れた岩に注意
・御幸ヶ原→男体山:岩場が続き、足の置き場所を選ぶ箇所あり
・男体山山頂→筑波山神社:雨後は濡れた岩や木の階段に注意。今回は泥濘や水流もあり



当日の記録
ここでは、当日の記録として、歩いている最中の天候の変化やシーンごとの服装、持参した装備や食料の使用状況を載せていきます。
天候・コンディション
つくばエクスプレスを下車。つくばセンターでバスを待っている最中は、日差しを強く感じました。
つつじヶ丘バス停まで登ってくると、雲の中に入ってしまい、その後は日差しを感じることはほとんどありませんでした。
歩き始めは湿った空気がまとわりついて暑苦しさを感じたものの、山頂に近づくにつれて涼風が吹くようになり、暑苦しさも少し和らぎました。
下山して温泉に立ち寄った後、14時を過ぎたころから山頂方向を覆っていた雲も晴れて、きれいな双耳峰を見ることができました。
気温は、歩き始めから山頂に到着するまで25℃前後を保っていました。
実際に着ていた服装
- 乗り物移動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
- 活動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:薄手の手袋、ネックゲイター、てぬぐい
- 休憩中
- 活動中と同じ服装でした
持参した装備・食料の使用状況
- この日の使用状況として、持参した2Lの水のうち0.2Lほど飲みました。
- 持参したおにぎり4つのうち、2つはつくばセンターでバスを待つ間に食べました。残りの2つは食べることなく持ち帰り、帰宅後に夕食として食べました。
- 持参した行動食(のど飴)も、山中では食べませんでした。帰りのバス車内でも手をつけませんでした。
- 予備で持参した防寒着の類は使いませんでした。
見どころ
ここでは、この日歩いていて印象に残った風景や場所をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残していきます。
風景・展望
この日は、つつじヶ丘、女体山、男体山、御幸ヶ原それぞれの展望地での眺めはあまり得られませんでした。
そんな中、御幸ヶ原コース途中の男女川源流で見た小さな社と小川の音が記憶に残りました。



季節の要素
女体山から御幸ヶ原へと向かう道端に、少しだけ花が咲いている箇所があり、写真に残してきました。
花の名前には詳しくないので、ここは生成AIに可能性の高い候補を挙げてもらいました。
以下の花名は確定したものではなく、生成AIが挙げた候補として記載しています。
なお、花の名前を調べたときの手順は、以前、「作り方の記録」としてまとめた、以下の記事に残しています。





名所・史跡・観光地
信仰に関わる場所として、以下のようなものを見ることができました。
- 女体山山頂に、女体山御本尊
- 男体山山頂に、男体山御本尊
- 麓に、筑波山神社
白雲橋コースの各所に奇石・怪石を見ることができました。
数が多く、すべてを写真には残しませんでしたが、近くに立っている説明板を読みながらゆっくり登るのも良いと思いました。





装備と準備
ここでは、この日に持参した装備についてまとめます。
また、実際に歩いてみて、事前に準備しておいた方が良さそうなものについてもピックアップしていきます。
持参した装備
- 靴:登山靴
- 持参した衣類・予備の衣類:
- 肌着:半袖シャツ
- 中間着:薄手の長袖シャツ
- 外着:ウィンドブレーカー
- その他:防寒着(薄手のフリース)、雨具、薄手の手袋、薄手のズボン、厚手の靴下、ネックゲイター、スパッツ、てぬぐい
- 飲食料:水2L、昼食(おにぎり4つ)、行動食(のど飴)
- 主な持ち物:ヘッドライト、熊鈴、熊スプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)、モバイルバッテリー
- 重さ:約8kg
事前に準備しておくと良さそうなもの
- 御朱印帳:筑波山神社で直書きの御朱印をいただけます。希望する場合は、御朱印帳を持参すると良さそうです。
まとめ
雨後に歩いた筑波山の様子でした。
休憩を含めて約3時間45分、5kmほどの距離でしたが、岩場の登り下りがあったり、小川を渡ったりと、変化のある道を歩くことができました。
一方で、雨に濡れた登山道は滑りやすく、大きな水たまりや泥濘、流れ水など、気を使う場面が多かったように思います。
展望には恵まれず、眺めに惹かれて足を止めることはなかったので、関東平野を望む山頂からの景色は、次に訪問するときの楽しみに取っておきたいと思いました。
関連する記録
今回の山行について、別の形で残した記録もまとめておきます。
あわせて、記事を書く際に参考にしたサイトも掲載します。
この山行を別の形で残した記録
当日の雰囲気を残したnoteの記事は、以下に置いています。

当日の空気感を短い映像にして、以下に残しています。
イラスト地図の作り方は、別の記事で手順として整理しています。

参考情報
つくばエクスプレス「筑波山あるキップ」

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