人生百年時代、50代は人生の折り返し地点でまだまだ若いとか言われますが、実際にその年代になってくると、お肌はカサついて足腰は弱くなるし、だいぶ物覚えも悪くなってきちゃうものです。
それでも、まだまだ若いままでいたいと思うなら、東京都日の出町にある日帰り入浴施設「生涯青春の湯 つるつる温泉」に入りましょう。
ひと風呂浴びれば十年長生き、重ねて入れば若返るらしいので、何度も足を運べば肌はつるつるスベスベで、若い気分に浸れるかもしれません。
そして、歩いて30分の距離には日の出山への登山口もあるので、登山で体を動かした後に、温泉に入って汗を流すといった健康的な使い方をすれば、さらに体力的にも若返れるかもしれませんよ。
ぜひ、今回の記事を参考に運んでみることをお勧めします。
- 何時までも、つるつるスベスベな若い美肌でいたい人
- お風呂上がりも、ゆっくりゆったり過ごしたい人
- お風呂入った後、あんまり歩きたく無い人
- 寒い洗い場が苦手な人
- 露天からの景色を楽しみたい人
- ゴミゴミした雰囲気が苦手な人
基本情報
まずは、基本情報です。
施設名:生涯青春の湯 つるつる温泉
住所:〒190-0181 東京都西多摩郡日の出町大久野4718
電話:042-597-1126
営業時間:10:00~20:00(最終受付19:00)
定休日:毎月第三火曜日、そのほか年二回の設備点検休館あり
湯船の種類:内風呂、露天風呂、水風呂、サウナ
無料設備:ボディソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー
有料設備:フェイスタオル、バスタオル、ヘアゴム、歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、あわだてボール、スキンケアセット、レンタル館内着
登山者向設備:大きなロッカー✖️、ザック置き場○、大きな靴入○、靴洗い場○
宿泊設備:○
駐車場:○(駐車場あり)
客層:単独、グループ、ファミリー、カップル
※最新情報、臨時休業については公式HPをご確認ください。
泉質情報
そして、一番気になるお湯情報です。
源泉名:生涯青春の湯 ひので三ツ沢つるつる温泉
泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉)
水素イオン濃度(pH):10.1
湧出量(リットル/分):96
泉温(℃):27.4
飲用:×
泉質別適応症:自律神経不安定症、不眠症、うつ状態
※本来、「単純温泉」には含有成分による適応症は期待できない形だったと思っていたのですが、「つるつる温泉」の脱衣所に掲示されていた温泉分析書には、泉質別適応症が記載されていたのでそちらを引用いたします。
泉質の特徴
「つるつる温泉」は、水素イオン濃度がpH10.1とアルカリ度の高いお湯で、お湯を触るとヌルヌルとした触感が特徴の温泉です。
アルカリ度が高いお湯に入ると、クレンジング効果により、お肌の余分な皮脂や油分が落ちて美肌になると言われています。
ちなみに、近隣あきる野市にある「美肌の湯」で有名な「瀬音の湯」のpH値も同じく10.1です。
「つるつる温泉」も「瀬音の湯」に劣らない「美肌の湯」ということですね。
ただし、高いアルカリ性のお湯は人によっては油分が落ちすぎて、却ってカサカサ肌になってしまうかもしれません。
可能だったら、お風呂上がりには保湿系の化粧液や乳液で補填しておくのが良いかと思います。
これらから、まるっと以下のような特徴を持つ温泉とみることができます。
「つるつる温泉」の特徴
- 美肌の湯
各成分の主な効果
- 規定値に達する成分は含まれていないため、特別な効果は無し。ただし、アルカリ性の高い源泉にはお肌をツルツルにする美肌効果が期待できます。
湯船
「つるつる温泉」の湯船には、内風呂、露天風呂、水風呂、サウナがあります。
そして、和風な浴室「美人の湯」と洋風な浴室「生涯青春の湯」が、日替わりで男女入れ替わる仕様です。
それぞれの特徴を見ていきます。
内風呂
まずは内風呂の特徴です。
公式サイトによると広さ30平方メートルとのことでしたが、実際に入ってみたかんじだと20名くらいが入れる大きさがありました。
縁には段差があるので、段差に座ってゆっくり半身浴も楽しめます。
寒い冬の時期には、こちらで温まってから露天風呂に飛び出すのが良いかもしれません。
露天風呂
続いては露天風呂の特徴です。
6名か7名ぐらいが定員の大きさのお風呂で、足を伸ばさなければ10名ぐらい入れるだろう大きさがありました。
正面は森林となっていて、緑豊かな眺めを楽しみつつ入浴を楽しめるようになっています。
その分、展望は皆無で、開放的な気分でお風呂に入りたいというニーズには少々厳しいかもしれません。
あとは、車道が近いこともあって、稀に爆音を上げて走り抜ける車や単車の音が気になることもありますが、そこは仕方ないところでしょうか。
いつの日か、爆音撒き散らかす系の車両や単車が廃れて無くなってくれることを期待します。
水風呂
そして、水風呂の特徴です。
露天風呂のお隣、サウナ室の前にある2名入ったらギュウギュウな大きさの真水のお風呂です。
多分水道水なんだと思いますが、冷え冷えの水で満たされていて、サウナで温まった体を冷やすのに最適です。
また、少し離れたところにベンチが1基設置されているので、サウナ→水風呂→外気浴→ととのう、とサウナ定番の流れも作りやすいかと思います。
サウナ
最後は、サウナの特徴です。
温泉風呂を通過した先にある部屋で、10名ほどが座れる大きさがありました。
スーパー銭湯などによくあるテレビ備え付けのサウナではなく、大窓から見える森林の様子を眺めながら、静かに体を温めるという環境になります。
わたし的には、備え付けのTVでガヤガヤとバラエティ番組を垂れ流している環境よりは、大変好ましく思えました。
特に瞑想するのには、非常に捗る環境でしたので、一度、お試しくださいませ。
関連リンク
「つるつるの湯」公式HPに、それぞれの湯船の画像、成分表が掲載されていました。さらに詳しい情報が欲しい場合は、URLよりご確認くださいね。
料金
そして、次に気になる料金についてです。
入浴料は、平日も祝祭日も変わらず同じ価格です。
また、提携している会員サービスの会員証があれば、優待割引が効くようです。
もし、対象のサービスに入会しているようなら、後述の「お得クーポン」の欄をご覧いただき、うまく活用してくださいね。
また、午後6時以降の入館が割引になったり、15名以上だと団体割引になったりと、いろいろお得な制度があるようなので、一度、公式HPにて確認しておくと良いかもしれません。
入浴施設以外にも、宿泊コテージや食事処もあるようですが、ここでは割愛させてもらいます。
大人:
入浴料(3時間)860円、延長料金(1時間)220円、回数券(11枚)8,000円
子供(3歳から小学6年生まで):
入浴料(3時間)430円
その他:
フェイスタオル250円、バスタオル600円、ヘアゴム50円、歯ブラシ100円、カミソリ100円、ヘアブラシ100円、あわだてボール100円、スキンケアセット300円、レンタル館内着500円
※この料金表は2022/11/29時点のものとなります。最新情報は公式HPや直接お電話にてご確認ください。
お得クーポン
万人が利用できるものではありませんが、以下の会員サービスに入会しているようでしたら、そちらを経由した優待割引があります。
概ね100円引きになるようですので、もし、ご自身が会員のサービスありましたら、是非、活用くださいね。
アクセス方法
「つるつる温泉」へのアクセス方法です。
最寄の駅やバス停から公共交通機関を使ったアクセス方法、クルマでのアクセス方法の順に説明します。
公共交通機関でのアクセス方法
まずは、電車、バスを使ったアクセス方法です。
最寄りのバス停、駅それぞれからのアクセス方法について載せていきます。
また、近隣まで高速バスが出ているようなら、そちらについても載せておきます。
最寄りバス停からのアクセス方法
「つるつる温泉」の最寄りのバス停は「つるつる温泉停留所」となります。
場所は、目の前なので迷うことは無いです。
時間帯によっては、機関車型バス青春号が運行しているので、興味があったら時刻表を確認してみてください。
最寄りバス停からのアクセス方法
最寄りバス停からのアクセスマップ
最寄り駅からのアクセス方法
「つるつる温泉」の最寄駅はJR武蔵五日市線の終点「武蔵五日市駅」です。
徒歩で向かうと2時間近くかかるので、正直おすすめはしません。
特に暗くなってからは、市街地にでるまで暗闇を歩くことになるので危険です。
平日、祝祭日共に20時台が最終便となるので、その時間までには帰路につけるようプランニングしてみてくださいね。
最寄り駅からのアクセス方法
最寄り駅からのアクセスマップ
高速バスでのアクセス方法
「つるつる温泉」付近に停車する高速バスはありませんでしたので、この項目は空欄となります。
関連リンク
公共交通期間の時刻、運行状況、運賃の確認に役立つリンクを掲載しておきます。プランニングの際にご活用ください。
車でのアクセス方法
続いては、車を使ったアクセス方法です。
わたしは非マイカー組なので、実際に車でアクセスしたことはありませんが、需要があるかもしれませんので、調べた内容を載せておきます。
「つるつる温泉」への最寄りインターチェンジは圏央道「日の出インターチェンジ(以降IC)」とのことなので、以下のようなルートとなります。
最寄りICからのアクセス方法
最寄りICからのアクセスマップ
「つるつる温泉」を利用してよかった点3つ
「つるつる温泉」がどんな施設なのか大体わかったところで、実際に利用してみて、よかったなと感じた点3つを紹介します。
- 美白効果の期待できる肌触りよいお湯
- 休憩スペースが広く風呂上りゆったりできる
- 最寄りのバス停が目の前で歩く必要が無い
美白効果の期待できる肌触りよいお湯
「つるつる温泉」を利用してよかった点の一つ目は「美白効果の期待できる肌触りよいお湯」という点です。
泉質情報で述べた通り、「つるつる温泉」の泉質はアルカリ度が高く、大きな美肌効果が期待できます。実際に、湯船に浸かって肌を摩ってみるとぬるりとした肌触りを楽しむことができます。
アルカリ性の強いお湯は石鹸に近いクレンジング効果があると聞きますが、ほんとに石鹸で体を洗っているときのようにヌルヌルするので、それだけでも肌が綺麗になっていくような不思議な感覚を味わえます。
山行後の肌荒れが気になるようなら、絶対おすすめですよ。
休憩スペースが広く風呂上りゆったりできる
「つるつる温泉」を利用してよかった点の二つ目は「休憩スペースが広く風呂上りゆったりできる」という点です。
「つるつる温泉」は建物内が広くて、さまざまなところにゆったりと座れるスペースが設置されています。
わたしのお気に入りは、2階の階段前にある長椅子エリアで、玄関を見下ろしながら足を伸ばして寛ぐことができるので、ちょっとだけ開放感を味わえます。
そのほかにも、畳の敷かれた大広間や寝所、玄関ロビーの座席エリアなど、混雑していてもどこかで一息つけるスペースは確保できます。
このため、山行後はゆったり休みたいときには、特におすすめかなと思いました。
最寄りのバス停が目の前で歩く必要が無い
「つるつる温泉」を利用してよかった点の三つ目は「最寄りのバス停が目の前で歩く必要が無い」という点です。
玄関から徒歩0分に「つるつる温泉停留所」という名前そのもののバス停があります。
このため、雨が降っていたとしてもほぼ濡れることなくバスに乗り込んで帰れるのは、とっても便利です。
せっかく、お風呂で汗を流したのに、バス停までいっぱい歩いたことで、また汗だくになってしまうとか避けたいところだと思うので、この点はとても助かりました。
加えて、施設内の玄関ロビーや更衣室に、バスの時刻表があるのでバスの発着に合わせた滞在プランが組みやすい点もポイント高いかなと思っています。
「つるつる温泉」を利用してイマイチだった点3つ
どんな施設でも、よかった点もあれば、悪かった点も存在します。
ここでは、「つるつる湯」を実際に利用してみてイマイチだったなと感じた点3つを紹介します。
- 洗い場が寒い
- 露天からの景観がほとんど無い
- 浴室がだいたい混雑している
洗い場が寒い
「つるつる温泉」を利用してイマイチだった点の一つ目は「洗い場が寒い」という点です。
「つるつる温泉」の建物内は、休憩所だけでなく浴室もかなりの大きさがあります。
逆に広すぎて、洗い場で体を洗っているとどんどん体が冷えていってしまうんです。
特に冬場が厳しく、シャワーで濡れた髪の毛がすぐに冷え切って、ブルブル震えながら体を洗うのが定番になっています。
わたしと同じく冷え性だったら、この点はなかなか厳しいんじゃないかなと思います。
寒い日に訪れた時には、いつもよりも長くお湯に浸かっていくのが良いんじゃないかなと思います。
露天からの景観がほとんど無い
「つるつる温泉」を利用してイマイチだった点の二つ目は「露天風呂からの展望は皆無」という点です。
「つるつる温泉」の露天風呂は、和風と洋風が、男女日替わりで切り替わるシステムなのですが、どちらの露天風呂からも展望は期待できません。
このため、露天風呂での開放感を味わいたいといったニーズを満たすのはちょっと無理がありそうです。
それ以外は、広い浴槽、良質なお湯と良い面が揃っているので、景観以外のところで落とし所を見つけてもらうのが良いかなと思います。
浴室がだいたい混雑している
「つるつる温泉」を利用してイマイチだった点の三つ目は「浴室がだいたい混雑している」という点です。
「つるつる温泉」はかなり人気のある入浴施設です。
このため、広い浴室なのにほとんどのタイミングでゴミゴミしている感じがあります。
むしろ、広い空間だからか、気持ちがおおらかになって、声量も豊かにお話する方が結構いらっしゃって、静かにゆっくりとお湯に浸かるといったことは厳しいのかなと感じました。
ただ、あのヌルリとした泉質は非常に魅力的ではあります。
ゴミゴミとした感じの時には、サッと入って、サッと出てしまうようにすると良いのかもしれませんね。
「つるつるの湯」とセットで楽しめる山
最後に、この施設とセットで楽しめる山を紹介します。
- 御岳山
- 日の出山
日の出山
「つるつる温泉」とセットで楽しめる山の一座目は「日の出山(ひのでやま)」です。
「日の出山」は、東京都青梅市と東京都西多摩郡の境界にある標高902mの里山です。
山頂から東方面の眺めに優れており、関東平野を一望できる他、天気が良ければ筑波山や小田原のほうまで眺望を楽しむことができます。
そして、「日の出山」からの下山口にあたる、三ツ沢分岐から徒歩5分ほどで「つるつる温泉」に立ち寄ることができます。
下山口から入浴施設へのアクセス方法
下山口から入浴施設へのアクセスマップ
御岳山
「つるつる温泉」とセットで楽しめる山の二座目は「御岳山(みたけさん)」です。
「御岳山」は、東京都青梅市にある標高929mの里山です。
山頂には、狼信仰に縁の深い武蔵御嶽神社があり、山頂までケーブルカーが通っていることから、愛犬同伴でお散歩に立ち寄る方も多いため、あまり山の匂いを感じない場所となっています。
そして、ここから1時間程度で「日の出山」へ縦走することができるため、御岳山〜日の出山〜三ツ沢分岐と歩いて、そのまま「つるつる温泉」に立ち寄って帰るというプランがとても人気です。
下山口から入浴施設へのアクセス方法
下山口から入浴施設へのアクセスマップ
まとめ
- 何時までも、つるつるスベスベな若い美肌でいたい人
- お風呂上がりも、ゆっくりゆったり過ごしたい人
- お風呂入った後、あんまり歩きたく無い人
- 寒い洗い場が苦手な人
- 露天からの景色を楽しみたい人
- ゴミゴミした雰囲気が苦手な人
- 御岳山
- 日の出山
美肌効果抜群なアルカリ性温泉「生涯青春の湯 つるつる温泉」の紹介でした。
登山というアクティビティは、常にお肌を直射日光に晒す行為なので、多少ならずとも肌荒れが気になるものですよね。
そんな時は、この「つるつる温泉」のような美肌効果が期待できる温泉に寄り道して、汗を流すと同時にお肌のケアもしてしまうのが超おすすめです。
奥多摩界隈に登山に訪れた際は、是非、お立ち寄りくださいね。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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