平日に休みが取れたので、紅葉の見頃を迎えた赤城山を歩いてきました。
初めて訪れる山域ということで、今回は定番の駒ヶ岳から黒檜山を縦走するルートを歩きました。
帰りは、大沼のほとりにある赤城神社へ参拝。そこから覚満淵まで足を延ばして、草紅葉を眺めてきました。
風が強く、歩き始めは寒さを感じましたが、急坂の登り下りで身体が温まってからは、涼しい風を感じながら歩くことができました。
平日でも多くの人が訪れており、紅葉の季節らしい賑わいの中での山行となりました。
この記事では、当日の道の様子や注意点、服装や装備、トイレなど、実際に歩く際に役立つ情報を中心にまとめます。
あわせて、歩いた道をたどれるイラスト地図を掲載します。

山行概要
最初に、今回の山行の概要をまとめます。
基本情報
- 歩いた日:2026/10/22(木)
- 空模様:晴れ
- 気温:温度計を忘れてしまい未確認
- ルート(往路):あかぎ広場前バス停 → 駒ヶ岳登山口 → 駒ヶ岳山頂 → 黒檜山山頂 → 展望地
- ルート(復路):展望地 → 黒檜山山頂 → 黒檜山登山口 → 赤城神社 → 覚満淵 → スノーピークランドステーション赤城
- 行動時間:約4時間41分(休憩49分を含む)
- 歩いた距離:約7.4km
- 累積標高差:登り約578m/下り約559m
アクセス
以下は、当日に利用した交通手段です。運行内容は変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- 行き:関越交通バス「あかぎ広場前バス停」(JR前橋駅から関越交通バス「赤城山線直通バス」に乗車)
- 帰り:関越交通バス「スノーピークランドステーション赤城バス停」(関越交通バス「赤城山線」「富士見温泉線」と乗り継いでJR前橋駅へ)
赤城山フリー乗車券
今回は、関越交通が発売している「赤城山フリー乗車券」を利用しました。
前橋駅バス停からスノーピークランドステーション赤城バス停までの区間が乗り降り自由になるチケットです。
スマートフォンアプリ「乗換案内」からデジタルチケットとして購入できます。
大人料金は3,750円。
今回は、往路の「前橋駅バス停 → あかぎ広場前バス停」が1,850円、復路の「スノーピークランドステーション赤城バス停 → 前橋駅バス停」が2,000円だったため、通常運賃の合計3,850円と比べて100円分安く利用できました。
一方、前橋駅バス停とあかぎ広場前バス停の往復だけで利用すると、通常運賃は3,700円となり、フリー乗車券の方が50円高くなります。
また、「富士見温泉線」を走る日本中央バスはフリー乗車券の適用外となるため、利用するバスにも注意が必要です。
フリー乗車券を利用する場合は、予定している乗車区間と通常運賃をあらかじめ確認しておくとよさそうです。
トイレ
以下は、当日のトイレの状況についてまとめたものです。現地で立ち寄っていない場所については、その旨を記載しています。利用状況が変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- あかぎ広場:あり(あかぎ広場前バス停から道路を挟んで向かい側の駐車場に公衆トイレがありました)
- 駒ヶ岳山頂:なし
- 黒檜山山頂:なし
- 赤城神社:あり
- 覚満淵:なし
- スノーピークランドステーション赤城:あり(建物内にウォシュレット付きのとてもきれいなトイレがありました。また、5分300円のコインシャワーやコインロッカーといった設備もありました。なお、営業時間外の利用については直接施設にご確認ください)
ルートの特徴
ここでは、今回歩いたルートの特徴をまとめます。
往路と復路に分けて、区間ごとの特徴、危険・注意箇所を詳しく載せていきます。
往路
あかぎ広場前バス停 → 駒ヶ岳登山口 → 駒ヶ岳山頂
あかぎ広場前バス停から道路を挟んだ向かい側の駐車場敷地に、公衆トイレがあります。
ベンチの類は見つけることができなかったので、トイレを済ませた後に駐車場の一角で身支度を整えました。
水場も見つけることができなかったので、飲料水は事前に用意しておくと良さそうです。
車道脇の歩道を3分ほど歩くと、駒ヶ岳登山口の標識が見えてきます。
登山道は、最初のうちは傾斜の緩やかなつづら折りの坂が続きますが、徐々に傾斜と岩場が増えていきます。
道幅は大人2人が並んで歩ける程度はあり、今回は下山してくる人とのすれ違いで困る場面はありませんでした。
ただ、途中に見えてくる鉄梯子は大人1人が通過できる幅しかないので、通過中の人がいた場合は、少し待つ必要がありました。
稜線まで登り切ると、茅場の稜線が広がります。
風でうねる茅の先に、小沼や地蔵岳、前橋の街並みを眺めることができました。
そこから、稜線の道を登っていくと、片側が崖になっている区間が現れます。
注意を促すように案内板が立っており、ロープも張られているので、乗り越えないように進んでいくと、駒ヶ岳山頂に到着です。
山頂は広くはありませんが、前橋の街並みや大沼を一望できる場所になっています。
二人ぐらいが座れる細長い木材も置いてあり、一息入れることができました。
駒ヶ岳山頂 → 黒檜山山頂 → 展望地
駒ヶ岳山頂からは、鞍部まで大きく下ります。
鞍部から大きく登り返すと、花見ヶ原森林公園に下る道との分岐地点が見えてきます。
そちら側へ1分ほど進んだところに、展望地があり、ここからも眺めを楽しむことができました。
稜線に戻り、黒檜山大神の社を通過、黒檜山登山口へと下る分岐地点を通過すると、黒檜山山頂に到着です。
ここの山頂は広場になっていますが、ベンチなどはありません。
5分ほど進んだところにある展望地にも、ベンチなどはありませんが、こちらの方が展望には恵まれていて、今回はここで休憩しました。
復路
展望地 → 黒檜山山頂 → 黒檜山登山口
展望地から黒檜山山頂を通過、黒檜山登山口へと下りる分岐を進みます。
この区間も勾配が急なので、足元に注意しながら下りることになります。
岩場に入り、そこを下っていくと大沼への視界が開ける場所があり、朱色の啄木鳥橋や赤城神社の社殿を眺めることができました。
さらに岩場を下ると黒檜山登山口に到着です。
ここからは車道脇の路側帯を進みます。
黒檜山登山口 → 赤城神社
黒檜山登山口から赤城神社までは10分程度の距離です。
車の往来に気をつけながら、進んでいくと、神社の駐車場への入り口があります。
駐車場を横切って進むと、赤い拝殿があります。
大沼の沼岸まで進むと、周囲を紅葉に囲まれた沼の様子を眺めることができました。
赤城神社 → 覚満淵 → スノーピークランドステーション赤城
建て替え間もない真新しい啄木鳥橋を渡り、あずま公園を通過。覚満淵まで足を進めます。
この区間に入ると、車道と並走して幅広い歩道が敷かれているので、安心して歩けました。
覚満淵の入り口には、熊出没の案内板が立っていました。鈴を鳴らして歩く人も見かけました。
淵を一周する木道を歩きながら、草紅葉を眺めました。
スノーピークランドステーション赤城内の直売所でスノーピーク製品を眺めながらバスの時間まで過ごし、建物目の前のバス停から前橋駅へ向かいました。
危険・注意箇所
今回のルートを歩いてみて、感じた注意箇所です。
- 駒ヶ岳登山口から稜線までの急坂:岩場と鉄階段の続く段差の大きい坂なので、足を取られて転倒しないよう、足元に注意して歩きました。
- 駒ヶ岳山頂付近の稜線:片側が崖になっている区間がありました。崩れ落ちている箇所はロープで区切られているため、外側へ出ないよう注意が必要でした。
- 稜線から黒檜山登山口までの急坂:岩場の続く急坂で、下る時に足を滑らせないよう注意する必要がありました。




当日の記録
ここでは、当日の記録として、歩いている最中の天候の変化やシーンごとの服装、持参した装備や食料の使用状況を載せていきます。
天候・コンディション
一日を通して秋晴れの空でしたが、赤城山山域に入ると強風が吹いていて、半袖シャツだけで過ごすのは厳しい寒さでした。
温度計を忘れて正確な気温はわかりませんでしたが、薄手のダウンジャケットを着込んで歩いている人を数人見かけました。
実際に着ていた服装
- 乗り物移動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
- 活動中
- トップス:半袖シャツ、ウィンドブレーカー
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:ネックゲイター、てぬぐい、雨具
- 休憩中
- トップス:半袖シャツ、ウィンドブレーカー
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
持参した装備・食料の使用状況
- 食料:持参したおにぎり4つのうち、2つは行きの電車内で食べました。残りの2つは、帰りの電車内で食べました。
- 水:持参した2Lの飲料水には手をつけませんでした。
- 行動食:持参したのど飴には手をつけませんでした。
- モバイルバッテリー:容量10,000mAhのバッテリーの約65%を消費。撮影数は写真536枚、10秒ビデオ68本。移動中の稼働アプリはヤマレコ、YAMAP、Reliveの3つでした。
- 予備の衣類や装備:移動中は半袖シャツだけで十分でしたが、赤城山の山域に入ると強い風が吹いていてウィンドブレーカーを羽織って活動しました。
見どころ
ここでは、この日歩いていて印象に残った風景や場所をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残していきます。
風景・展望
駒ヶ岳登山口から稜線まで登りきった先にある茅場から、小沼や地蔵岳、前橋の街並みを眺めることができました。
駒ヶ岳山頂から、前橋の街並みや大沼を一望することができました。
黒檜山山頂の手前、南側の展望地からは、地蔵岳や小沼のほか、筑波山まで見通すことができました。
黒檜山山頂の奥、北側の展望地からは、沼田市の市街地の様子を眺めることができました。







季節の要素
今回は、展望と紅葉に目が向き、足元の花々には注意が向きませんでした。
代わりに、大沼の周りを彩る紅葉の様子や、覚満淵の草紅葉の様子を掲載しておきます。


名所・史跡・観光地
朱色の社殿が目に映える赤城神社が、大沼のほとりに佇んでいました。


装備と準備
ここでは、この日に持参した装備についてまとめます。
また、実際に歩いてみて、事前に準備しておいた方が良さそうなものについてもピックアップしていきます。
持参した装備
- 靴:登山靴
- 持参した衣類・予備の衣類:
- 肌着:半袖シャツ
- 中間着:薄手の長袖シャツ
- 外着:ウィンドブレーカー
- その他:防寒着(薄手のフリース)、雨具、薄手の手袋、薄手のズボン、厚手の靴下、ネックゲイター、スパッツ、てぬぐい
- 飲食料:水2L、昼食(おにぎり4つ)、行動食(のど飴)
- 主な持ち物:ヘッドライト、熊鈴、熊スプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)、モバイルバッテリー
- 重さ:約8kg
事前に準備しておくと良さそうなこと
今回、路線バスの移動には「赤城山フリー乗車券」を事前に購入して利用しました。
実際に運賃を確認してみると、乗車区間によっては通常運賃の方が安くなる場合もありました。
今回は往路と復路で異なるバス停を利用したため、通常運賃と比べて100円分安く利用できましたが、往復とも「あかぎ広場前バス停」を利用していた場合は、通常運賃の方が安くなります。
フリー乗車券を購入する場合は、予定している乗車区間と通常運賃を事前に比べておくとよさそうです。
まとめ
紅葉と強風の中を歩いた、赤城山の様子でした。
展望にも恵まれ、紅葉だけでなく、稜線や山頂からの眺めも印象に残る山行となりました。
大沼外周の山々を一周するロングルートもあるようなので、脚が動くうちに挑戦してみたいと思います。
関連する記録
今回の山行について、別の形で残した記録もまとめておきます。
この山行を別の形で残した記録
当日の雰囲気を残したnoteの記事は、以下に置いています。

当日の空気感を短い映像にして、以下に残しています。
イラスト地図の作り方は、別の記事で手順として整理しています。

参考サイト
山行計画を立てるときに参考にしたサイトを置いておきます。


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