シ紅葉の時期、山形の月山へ登ってきました。
毎日アルペン号で早朝の姥沢駐車場へ向かい、沢沿いの旧道から牛首を経て、月山神社へ参拝。その後は月山山頂まで足を延ばしました。
稜線から鳥海山を眺めたあとは、紅葉した月山の山肌を眺めながら姥ヶ岳へ。最後は月山ペアリフトを利用して下山しました。
この記事では、当日の道の様子や注意点、服装や装備、トイレなど、実際に歩く際に役立つ情報を中心にまとめます。
あわせて、歩いた道をたどれるイラスト地図を掲載します。

山行概要
最初に、今回の山行の概要をまとめます。
基本情報
- 歩いた日:2026/10/4(日)
- 空模様:曇り、ときどき晴れ
- 気温:スタート時点で約9℃、稜線上では約9℃
- ルート(登り):姥沢駐車場 → 牛首 → 月山神社 → 月山山頂
- ルート(下り):月山山頂 → 牛首 → 姥ヶ岳 → 月山ペアリフト「山頂駅」
- 行動時間:約4時間11分(休憩60分を含む)
- 歩いた距離:約9km
- 累積標高差:登り約928m/下り約579m
アクセス
以下は、当日に利用した交通手段です。運行内容は変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- 行き:登山バス毎日アルペン号月山<往復夜行>「姥沢駐車場」(東京・竹橋から約7時間)
- 帰り:登山バス毎日アルペン号月山<往復夜行>「姥沢駐車場」(東京・竹橋まで約8時間、温泉施設での休憩を含む)
毎日アルペン号
今回は、まいたびの登山バス「毎日アルペン号」の月山往復夜行1泊2日のツアーを利用しました。
東京の竹橋駅直結の毎日本社ビルから前日深夜22時30分に出発、翌朝5時30分に姥沢駐車場に到着し、早朝から行動できました。
帰りは日帰り温泉施設に立ち寄る行程となっており、長時間のバス移動前に汗を流すことができました。
トイレ
以下は、当日のトイレの状況についてまとめたものです。現地で立ち寄っていない場所については、その旨を記載しています。利用状況が変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- 姥沢駐車場:あり(水洗の公衆トイレがありました。)
- 牛首:なし
- 月山神社:あり(隣接する山頂小屋の奥にありました。バイオトイレでしたが、通電しておらず、この時期使ってよいのかはよくわかりませんでした。出入口には、1回100円の案内とチップ箱が設置されていました。)
- 月山ペアリフト「山頂駅」:あり(休憩小屋の奥に水洗トイレがありました。ここにはチップ箱は設置されていませんでした)
- 月山ペアリフト「山麓駅」:あり(駅建物内1階にウォシュレット付きのきれいな水洗トイレがありました。)



ルートの特徴
ここでは、今回歩いたルートの特徴をまとめます。
登りと下りに分けて、区間ごとの特徴、危険・注意箇所を詳しく載せていきます。
登り区間
姥沢駐車場 → 牛首
姥沢駐車場は、公衆トイレはあるものの、ベンチや東屋といった滞在できるところがありません。路線バスの停留所に長椅子があったので、今回はそちらを借りて身支度を整えました。
リフト山麓駅手前の分岐まで車道を歩いたら、分岐を右に曲がって進んでいくと、樹林帯の登山道に変わります。
木道と露岩の坂道を登っていくと、徐々に視界が広くなっていき、牛首に到着します。
ここは、姥ヶ岳からの道との合流地点で、長椅子が設置されていて、一息入れるのに適していました。
牛首 → 月山神社
牛首を通過すると、露岩の多い急坂区間になります。
所々にマーキングされていて、迷わないような配慮は感じましたが、マーキングが薄くなり、気づかずに通過してしまった箇所がいくつかありました。
急坂を登り切ると、稜線上の高台に月山神社の社殿が見えてきます。
奥には、鳥海山が聳え立っていて、絵になる景色でした。
月山神社で参拝を済ませて、社殿の外に出ると、近くには休憩に適した露岩の広場があり、たくさんの登山者が腰を下ろして寛いでいました。
時間に少し余裕があったので、弥陀ヶ原へと続く稜線を北に歩いてみることにしました。
上日川峠 → 福ちゃん荘
上日川峠には、甲斐大和駅から出発する路線バスの停留所があります。
自家用車用の駐車場もあり、ここをスタート地点とする登山者が増えていきます。
また、福ちゃん荘に至るまで登山道と林道が並走していて、どちらからでも上り下りが可能です。
なお、登山道側は粘土質の硬い坂道なので、下りで使う時には滑って転倒しないよう注意が必要です。
林道側は作業車が通過するので、その分の注意が必要となります。
月山神社 → 月山山頂
10分ほど稜線を進むと、多くの登山者が分岐した先にある高台に登っていきます。
何かあるのかとついて行ってみると、高台の上に月山山頂の木の標識と一等三角点がありました。
南側には、先ほど参拝した月山神社の社殿と石垣が見えています。
北側に目をやると日本海の海岸線と田園地帯の広がりの先に、雲に浮かぶように鳥海山が佇んでいました。
とても絵になる眺めでしたが、風が強くて長居はできず、惜しみつつ稜線へと下りました。
下り区間
月山山頂 → 牛首
月山山頂の高台を下り、少しだけ北方向へ進んでみると長く続く木道が見えてきました。
そのまま弥陀ヶ原まで歩いてみたかったのですが、地図アプリで確認すると、往復で3時間ほどかかるようだったので、引き返すことにしました。
月山神社を通過、露岩の急坂を、落石させないように気をつけて下りたら、牛首からは姥ヶ岳へと進んでいきます。
牛首 → 姥ヶ岳
姥ヶ岳へと続く縦走路は、草原のなかを進んでいきます。
足元の草紅葉や、パッチワークのように色づいた月山の山肌を眺めながら、起伏の少ない道を進むと、姥ヶ岳山頂に到着しました。
山頂の奥からは、日本海がよく見えたので、木道に座って眺める人に混じって、お昼休憩をとってから、リフトの山頂駅へ向かいました。
姥ヶ岳 → 月山ペアリフト「山頂駅」 → 月山ペアリフト「山麓駅」 → 姥沢駐車場
リフトの山頂駅に向かって、木道と階段を進みます。
朝に登ってきた山道を歩く小さな人影を見下ろしながら、下っていくと、紅葉に囲まれた山頂駅とリフトが見えてきます。
リフト前に居た係員に、「山頂駅から乗るときは現金のみ」と言われて、手持ちの現金で料金を支払い、そのままリフトに乗り込みました。
風は無かったものの、汗で濡れた衣類が冷えて途中から寒くなってしまいましたが、震えが来る前に山麓駅に到着。
そのまま、姥沢駐車場まで戻りました。
危険・注意箇所
今回のルートを歩いてみて、感じた注意箇所です。
・姥沢駐車場から牛首へ向かう旧道:姥沢と並走して樹林帯を登る山道となっていて、所々に設置された木道や露岩が濡れているものが多く、滑らないように注意が必要でした。
・牛首から月山神社へ向かう露岩の急坂:ルート上には目印がありましたが、薄くなっているものもありました。実際に目印を見落として登りづらい場所へ入り込んでしまったため、周囲を確認しながら適切なルートを選ぶ必要があると感じました。


当日の記録
ここでは、当日の記録として、歩いている最中の天候の変化やシーンごとの服装、持参した装備や食料の使用状況を載せていきます。
天候・コンディション
登り始めは、稜線も雲の中に隠れてしまっていましたが、標高が上がるにつれて雲を抜けて晴れ間の広がる一日となりました。稜線での風が強く、停まっていると肌寒さは感じましたが、行動中はむしろ涼しくて心地の良い気候で、気温は9~10℃と安定していました。


実際に着ていた服装
- 乗り物移動中
- トップス:半袖シャツ、薄手の長袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
- 活動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:ネックゲイター、てぬぐい、雨具
- 休憩中
- トップス:半袖シャツ、薄手の長袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
持参した装備・食料の使用状況
- 食料:持参したおにぎり4つのうち、2つは行きのバス内で食べました。残りの2つは、姥ヶ岳山頂の展望地でお昼休憩しつつ食べました。
- 水:持参した2Lのうち0.5Lを消費。昼食時に飲んだ分だけで、行動中はほとんど口にしませんでした。
- 行動食:持参したのど飴には手をつけませんでした。
- モバイルバッテリー:容量10,000mAhのバッテリーの約90%を消費。撮影数は写真561枚、10秒ビデオ54本。移動中の稼働アプリはヤマレコ、YAMAP、Reliveの3つでした。
- 予備の衣類や装備:天候が急変することなく、特に利用したものはありませんでした。
見どころ
ここでは、この日歩いていて印象に残った風景や場所をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残していきます。
風景・展望
牛首を通過したあとの急坂や、月山山頂付近の稜線から、日本海や鳥海山を眺めることができました。
帰路では、月山山頂から姥ヶ岳へ続く稜線上に広がる紅葉の様子や、リフト山頂駅へと向かう木道から風になびく草紅葉を眺めることができました。





季節の要素
道中で見かけた花を、写真に残してきました。
花の名前には詳しくないので、ここは生成AIに可能性の高い候補を挙げてもらいました。
以下の花名は確定したものではなく、生成AIが挙げた候補として記載しています。
なお、花の名前を調べたときの手順は、以前、「作り方の記録」としてまとめた、以下の記事に残しています。



名所・史跡・観光地
風の強い稜線に、山城のように石垣を巡らせた月山神社本宮が鎮座していました。


装備と準備
ここでは、この日に持参した装備についてまとめます。
また、実際に歩いてみて、事前に準備しておいた方が良さそうなものについてもピックアップしていきます。
持参した装備
- 靴:登山靴
- 持参した衣類・予備の衣類:
- 肌着:半袖シャツ
- 中間着:薄手の長袖シャツ
- 外着:ウィンドブレーカー
- その他:防寒着(薄手のフリース)、雨具、薄手の手袋、薄手のズボン、厚手の靴下、ネックゲイター、スパッツ、てぬぐい
- 飲食料:水2L、昼食(おにぎり4つ)、行動食(のど飴)
- 主な持ち物:ヘッドライト、熊鈴、熊スプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)、モバイルバッテリー
- 重さ:約8kg
事前に準備しておくと良さそうなこと
1泊2日の長距離バス移動は、若い頃に比べて疲れが残りやすく感じるようになりました。
今後は山行そのものだけでなく、帰宅した翌日を休息に充てるところまで含めて計画しておこうと思います。
まとめ
初めて歩いた秋の月山の様子でした。
樹林帯を抜けたあとの急坂が、思いの外、きつかったですが、登り切った先の月山山頂からの稜線や、姥ヶ岳へと続く縦走路からの紅葉がとてもきれいで、また違う季節に訪れたくなりました。
そして、甲信越の紅葉は縦に伸びていくけれど、東北の紅葉は、絨毯のように横に広がっていくのだなと、そんな印象を受けました。
再訪の際は、羽黒三山を巡る信仰の道を歩いてみたいと思います。
関連する記録
今回の山行について、別の形で残した記録もまとめておきます。
この山行を別の形で残した記録
当日の雰囲気を残したnoteの記事は、以下に置いています。

当日の空気感を短い映像にして、以下に残しています。
イラスト地図の作り方は、別の記事で手順として整理しています。

参考サイト
山行計画を立てるときに参考にしたサイトを置いておきます。

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