新調した登山靴の足慣らしに、今井浜海岸駅から三筋山に登り、稲取細野高原を経て伊豆稲取駅まで歩いてきました。
この日は、アスファルトからの照り返しが強く、途中で引き変えそうかと思うほどの暑さでした。
それでも、こまめに休憩を取り、水分を補給しながら進み、山頂で浴びた通り雨と、稲取細野高原で草花を揺らす潮風にたすけられながら下山しました。
この記事では、約19kmのルート、当日の道の様子、暑さへの注意点、服装や装備、トイレなど、実際に歩く際に役立つ情報を中心にまとめます。
あわせて、歩いた道をたどれるイラスト地図を掲載します。

当日の空気感は、短い映像にして残しています。
山行概要
今回の山行の概要をまとめておきます。
全体の流れを、はじめに軽く確認できます。
基本情報
- 歩いた日:2026/7/25(土)
- 空模様:晴れ。風のほとんどない日で、湿気がこもり、白いもやになって景色を隠してしまうような一日でした。
- ルート(登り):今井浜海岸駅 → 大池高原 → 風力発電管理用道路区間 → 三筋山
- ルート(下り):三筋山 → 稲取細野高原 → 伊豆稲取駅
- 行動時間:約7時間(休憩を含む)
- 歩いた距離:約19km
- 累積標高差:登り約900m/下り約910m
この日の服装
- 乗り物移動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:なし
- 活動中
- トップス:半袖シャツ
- ボトムス:薄手のズボン、厚手の靴下
- その他:薄手の手袋、ネックゲイター、てぬぐい
- 休憩中
- 活動中と同じ服装でした
この日の装備・食料の使用状況
- 水は持参した2Lをすべて飲み切りました。足を止めるたびに一口ずつ口に含んでいました。
- 暑さで食欲がなく、おにぎりは食べませんでした。行動中は、持参したのど飴を口にしました。
- 予備で持参した防寒着は使いませんでした。
アクセス
- 行き:伊豆急行線「今井浜海岸駅」
- 帰り:伊豆急行線「伊豆稲取駅」
トイレ
以下は、2026年7月25日に現地で確認した内容です。利用状況が変わる可能性があるため、出発前にも確認してください。
- 今井浜海岸駅:あり(構内にあります。トイレ利用であれば自由に行き来可能でした)
- 大池高原:不明(地図上にはトイレありとなっていますが、パラグライダー施設には立ち入っておらず確認できていません)
- 三筋山:なし
- 稲取細野高原:あり(第一駐車場をはじめ、数か所で確認できました。詳しい場所は現地掲載の案内板で確認してください)
- 伊豆稲取駅:あり(構外にあります)
コースの特徴
- 難易度:約19kmと距離が長いルートです。今回歩いた範囲では、両手を使って登る岩場や急な斜面はありませんでした。一方で、距離と行動時間が長く、夏は日陰の少なさやアスファルトからの照り返しも負担になります。体力や当日の気温を考え、余裕のある計画が必要なコースです。
- 危険箇所:車道を歩く区間が長いため、通行する車に注意が必要です。風力発電の管理用道路では日陰が少なく、この日は路面からの熱も強く感じました。
- 見どころ:風力発電管理用道路区間まで登った後の開けた景色、三筋山山頂、稲取細野高原の草原など。
- 向いている人:長い車道歩きが苦にならない人、海への眺めが好きな人、草原の中を歩くのが好きな人
コース詳細
スタートからゴールまでの流れを、区間ごとにまとめます。
分岐や道の様子も含めて、実際に歩いた順に沿って記録していきます。
スタート〜前半(今井浜海岸駅~大池高原~風力発電管理用道路区間~三筋山へ)
今井浜海岸駅で下車すると、一気に熱気が襲ってきます。
ホームのベンチを借りて準備を整えたら、額に滲む汗を拭き取るように、てぬぐいを鉢巻にして出発しました。
まずは、今井浜海岸まで下りて、海水浴客で賑わう海辺を眺めながら、民泊施設の点在する集落の中を進みます。
踏切を越えて、徐々に坂道の増えていく車道を進んでいくと、背中を流れる汗が増えていき、いつのまにかズボンもびしょ濡れになっていました。
少し頭もぼんやりしたので、休憩と水分の補給をこまかく摂るようにしました。しばらく休むと、意識がはっきりしてきたので、体調を確認しながら進みました。
大池高原入口の案内板までくると、車が数台連続で追い抜いていきました。
しばらく進むと、先ほど追い抜いていった車がパラグライダー施設の今井浜フライングスクールの敷地内に駐車しているのがわかりました。パラグライダーを楽しむ一行だったようです。
そのほかにも、たくさんの車が駐車していて、上空を見上げると、いくつかのパラグライダーが浮いていました。
空を眺めながら木の階段を登っていくと、小さなピークに到着しました。
東西南に視界の広がる場所で、パラグライダーの離陸準備が行われていました。
地面に広げられたパラグライダーを登山靴で踏まないよう通過しました。
風力発電の風車が立ち並ぶ管理用道路区間に入ると、直射日光に熱せられたアスファルトからの放射熱で体感気温がさらに上がったように感じます。
管理用道路には日陰が少なかったため、体調を確認しながら進み、三筋山山頂の芝生でまとまった休憩を取ることにしました。
記念撮影をすませて、芝生に大の字になって休んでいると、通り雨が降り出します。
汗でびしょ濡れだったこともあり、大の字のまま雨が通り過ぎるのを待ってから、稲取細野高原方面へと下っていくことにしました。
後半〜ゴール(三筋山~稲取細野高原~伊豆稲取駅へ下山)
山頂を後にして、木の階段を降ります。
さらに草原の中の舗装路を下っていくと、上空を2機のドローンが通過していきました。
そのまま、草原を眺めながら自分のペースを守って歩いていくと、第一駐車場まで到着しました。
イベント期間ではありませんでしたが、うっすらと音楽が聞こえてきます。
ブランコの前までくると、音楽を使った撮影が行われていました。
ツリーハウス村を通過してしばらくいくと、両足の小指が痛くなってきました。
新しい登山靴が馴染んでいないのだろうと、ペースを落とします。
痛みは少しおさまりましたが、疲労も感じはじめたので、そのまま伊豆稲取駅へ向かいます。
汗でずぶ濡れのズボンが不快だったので、電車で伊東駅まで移動し、共同浴場に寄り道してから帰宅しました。
見どころ
この日歩いていて印象に残った風景や草花をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残します。
風景・展望
この日は晴れてはいたものの、全体に白いもやがかかっていて伊豆諸島をはじめ海への眺めはありませんでした。
かわりに、風車群の下に浮かぶパラグライダーや、潮風にゆれる稲取細野高原の様子が目に止まりました。


季節の要素
今井浜海岸の歩道沿いに、細く裂けた花びらが特徴的な草花を見かけました。
写真に撮って、帰宅後に生成AIに調べてもらったところ、カワラナデシコが有力候補とのことでした。
花々の名前を調べたときの手順は、以前、「作り方の記録」としてまとめた、以下の記事に残しています。


名所・史跡・観光地
稲取細野高原は、秋口の「海すすき」が有名です。
わたしも何度も足を運んだ、すすきの名所ですが、夏場の緑の草原もとても目に優しい風景でした。


この日一番のひととき
山頂で大の字になって通り雨を浴びた時に嗅いだ草原の匂いが、幼少のころ、家族で出かけたピクニックで嗅いだ匂いと一緒でした。
注意点と装備
歩く前に気をつけておきたい点と、この日の装備を整理します。
季節や天候によって変わる部分もありますが、参考のひとつになればと思います。
注意点
今回のルートは約19kmあり、累積標高差も登り約900mあります。山頂の標高だけで負担を判断せず、行動時間と体力に余裕を持って計画する必要があります。
車道を歩く区間が長いため、通行する車に注意してください。また、日陰の少ない区間では、アスファルトからの照り返しを強く感じました。
この日は、持参した水2Lを下山までにすべて飲み切りました。必要な水分量は、気温、体調、歩く速さなどによって変わります。途中の補給場所を事前に確認し、余裕を持って準備するのがよいと思います。
歩行中に頭がぼんやりする感覚があり、休憩と水分補給の回数を増やしました。体調に変化を感じた場合は、山頂まで進むことを優先せず、引き返すことも含めて判断する必要があります。
装備
- 靴:登山靴
- 持参した服装:
- 肌着:半袖シャツ
- 中間着:薄手の長袖シャツ
- 外着:ウィンドブレーカー
- その他:防寒具(薄手のフリース)、雨具、薄手の手袋、薄手のズボン、厚手の靴下、ネックゲイター、スパッツ、てぬぐい
- 飲食料:水(2リットル)、昼食(おにぎり2つ)、行動食(のど飴)
- 主な持ち物:ヘッドライト、熊鈴、熊スプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)
- 重さ:8kgぐらい
まとめ
このコースが合いそうな人
- 長い車道歩きが苦にならない人
- 海への眺めが好きな人
- 草原の中を歩くのが好きな人
今回の山行のひとこと
秋冬には何度か歩いているコースですが、この日の暑さは歩くには厳しく感じました。
暑さに対する耐性も、若い頃とは違ってきているのかもしれません。
年齢に合わせて、歩き方や季節の選び方を変えていく。
その過程も記録に残していきたいと思います。
当日の雰囲気を残したnoteの記事も置いていきます。

また、イラスト地図の作り方は、別の記事で手順として整理しています。


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