南伊豆の海岸沿いはだいたい歩いたので、今度は西伊豆の海岸線を歩こうと、田子にある燈明ヶ崎遊歩道から堂ヶ島遊歩道を通過して、大浜海水浴場まで歩いてみました。
代表的な展望スポットへの道が軒並み台風で通行止め、堂ヶ島のトンボロも潮位が高くて渡れず仕舞いと、前調査不足の散々な散策になってしまいましたが、途中に見える青い海に心を癒され、最終的にはすっきりさっぱりと帰ってくることができました。
一番の絶景ポイントには到達できなかったものの、海を眺めて歩きたいといったニーズにはマッチしている遊歩道なので、そのようなルートお探しでしたら、今回辿っている道が良い感じかもしれません。
ぜひ、最後まで読んでいただき、参考にしてみてくださいね。
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
日付:2023/9/2
天候:晴れ
エリア:伊豆エリア
コース概要:
東海バス「田子上停留所」〜大田子海岸〜田子瀬浜海水浴場〜堂ヶ島トンボロ〜天窓洞〜亀岩〜安城岬〜大浜海水浴場〜東海バス「大浜停留所」
難易度:体力☆☆、技術☆、危険☆
交通機関:
(往)伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から、東海バスで「田子上停留所」へ向かい、スタート
(帰)「大浜停留所」から、東海バスで終点「修善寺停留所」へ向かい、伊東箱根鉄道駿豆線「修善寺駅」から帰路へ
概要
燈明ヶ崎遊歩道(とうみょうがさきゆうほどう)
「燈明ヶ崎遊歩道」は、静岡県西伊豆町にある海岸線を巡る遊歩道です。
田子停留所から浮島停留所までの約3.2kmを歩く、約1時間の散策ルートになります。
途中までは車道を歩きますが、田子瀬浜海水浴場から浮島海水浴場までの間は山道となるので、しっかりとグリップの効いた靴で赴くことを推奨します。
名前の由来は、灯台の前身「燈明堂」があった場所ということのようです。
遊歩道には展望に優れたポイントがいくつか設定されており、田子や堂ヶ島を見通せる絶景を目にすることができるようです。
今回訪れた際には、台風の影響で通り抜け不可となっていたため、これら絶景を確認すること叶いませんでしたので、通過可能になったら再訪して確かめたいと思います。
関連リンク
西伊豆町の公式HPに「燈明ヶ崎遊歩道」のルートマップがありましたので載せておきます。
残念ながらPDF化はされていないようなので、画面のスクリーンショットなどで対応するのが良いかなと思います。
URLをメモして、スマホで眺めれば良いと思うかもしれませんが、伊豆の海岸線は結構入り組んでいるので、瞬間的に電波が入らないシーンもあります。
民家が近いからと安心しすぎないようご注意くださいね。
それと、同町の公式HPでは、通行止めなどの交通情報は別ページに掲載されているようなので、自分で情報を探しに行かなければならない点にもご注意ください。
堂ヶ島遊歩道(どうがしまゆうほどう)
「堂ヶ島遊歩道」は、静岡県西伊豆町にある堂ヶ島の奇岩や島々を見通す岬や、天窓洞の天井を周回することのできる、約2.5kmの散策ルートとなります。
道中は舗装されていますが、人気の撮影スポットの一つ、亀岩の甲羅部分は滑りやすい岩場になっているので、なるべく動きやすく、滑りにくい靴で訪れるのが良いでしょう。
干潮時は亀岩の頭まで進めますが、手摺も何も無いので躓いたらそのまま海へ落下します。
高さが無いので、即人生終了では無いですが、潮の流れの強い外洋側に落ちるとどうなるかわかりません。
実際に、頭部のさわり部分まで登ってみましたが、行きは良いものの帰りが急坂の坂道となるので、登山靴じゃないと厳しいように感じました。
度胸試しに赴くとしても、程々のところまでにしておいてくださいね。
関連リンク
西伊豆町の公式HPに「堂ヶ島遊歩道」のルートマップがありましたので載せておきます。
こちらもPDF化はされていないようなので、画面のスクリーンショットなどで対応するのが良いかなと思います。
ただ、「堂ヶ島遊歩道」は現地に案内図が立っているので、そこまで敏感にならなくてもいいかもしれません。
堂ヶ島のトンボロ(どうがしまのとんぼろ)
「堂ヶ島のトンボロ」は、静岡県西伊豆町の堂ヶ島沖合にある三四郎島に干潮時に現れる砂礫の道ことを指します。
潮位が30cm未満になると、一番近い伝兵衛島まで歩いて渡れるようです。
今回は、潮位30cmとなる予定日でしたが、長靴でも厳しそうな深さで成人男性で脛、子供だと膝あたりまで水に浸かって渡る感じになっていました。
完全に靴を濡らさないよう渡るとしたら潮位マイナスとなる予定日に訪れるよう計画しておいた方がよさそうです。
関連リンク
西伊豆町の公式HPに「堂ヶ島のトンボロ」を紹介したページがありましたので載せておきます。
ここから年間の潮位表も確認できるので、プランニングにお役立てくださいね。
安城岬遊歩道(あじょうみさきゆうほどう)
「安城岬遊歩道」は、静岡県西伊豆町の安城岬に設定された約3kmの遊歩道です。
安城岬ふれあい公園を起点に、岬の先端にある亀甲岩までを周回するルートとなっており、北方面に堂ヶ島の島々や富士山、南方面に烏帽子山望める展望ポイントがあるようです。
本遊歩道も、台風の影響で通り抜け不可となっていたため、肉眼で確認することはできませんでしたので、通過可能になったら再訪して確かめたいと思います。
関連リンク
西伊豆町の公式HPに「安城岬遊歩道」のルートマップがありましたので載せておきます。
こちらも参考にしてみてください。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
最高点の標高: 87 m
最低点の標高: -2 m
累積標高(上り): 728 m
累積標高(下り): -773 m
総所要時間: 06:21:28
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の場所になります。
- スーパーデッキ潮騒の塔
- 田子瀬浜海水浴場
- 亀岩
- 安城海岸
- 大浜海水浴場
スーパーデッキ潮騒の塔(すーぱーでっきしおさいのとう)
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つスーパーデッキ潮騒の塔」です。
田子港の中央に船をモチーフにした独特の形状を持つ水門です。
この水門は登ることができ、そこから田子港を一望することができます。
田子港は、漁港があるだけでなく、スキューバーダイビング施設が多く、頻繁に船が行き来するので、眺めていて飽きないのが良いですね。
そして、日暮の時期には夕日が素晴らしい場所になるようです。
田子港自体、夕日を眺める名所と言われてますので、日の入りの時刻を調べて訪問したいところですね。
ギャラリー
田子瀬浜海水浴場(たごせはまかいすいよくじょう)
今回の山行ルート上の展望ポイントの田子瀬浜海水浴場」です。
田子港から曲がりくねった車道を進んだ先にある、プライベートビーチのような小ぶりな石浜です。
海水の透明度が非常に高いだけでなく、砂浜のように海中で砂が舞うことが少ないことから、ダイビングスポットとしてとても人気があります。
また、防波堤と小島に囲まれているため波が穏やかなので、海水浴場としても適しています。
石浜に出て、透き通った海を間近に眺めるのもとても気持ちが良いですが、特におすすめなのが、石浜奥にある恵比寿像からの眺めです。
この場所は、石浜よりも少しだけ高い場所となっていて、石浜から小島、そして田子の漁港まで一望できます。
石浜から歩いて1分なので、田子瀬浜海水浴場に遊びに来たら、忘れずに立ち寄っておくのが良いでしょう。
ギャラリー
亀岩(かめいわ)
今回の山行ルート上の展望ポイント亀岩」です。
堂ヶ島遊歩道の展望ポイントとしては一番のおすすめで、人気もピカイチです。
堂ヶ島の遊覧船乗り場の正面に見える亀の形をした白い岩礁で、甲羅の部分に出て外洋を眺めることができます。
ただし、なかなか急勾配な岩礁です。
グリップのあまり効かない靴だと、滑って転倒するかもしれません。
外洋側は断崖絶壁となっているので、足を滑らせるとそのまま海へ落下恐れがあります。
甲羅の上を歩く時は、滑り止めのある靴で訪れてくださいね。
干潮時は頭の部分にも登れます。
実際に途中まで登ってみましたが、急勾配の上、岩の表面が砂利状になっているので、登山靴でも足の置き場を見誤ると滑ります。
戻るのに難儀しそうだったので、今回は途中で撤退しました。
甲羅部分からの眺めですでに絶景なので、通常はそこまで十分に満足できるかと思います。
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安城海岸(あじょうかいがん)
今回の山行ルート上の展望ポイント安城海岸」です。
安城岬ふれあい公園の最奥部にある石浜で、安城岬の剥き出しの黄土色の岩礁と、岩地から雲見にかけての険しい岩礁を眺めることができます。
少し高台になった場所にベンチが設置されていますが、石浜まで降りた方が見通しは良いです。
少々、歩きづらいですがすぐ下が海岸ですので、一度は降りて岩壁に囲まれた海岸線を眺めてみてくださいね。
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大浜海水浴場(おおはまかいすいよくじょう)
今回の山行ルート上の展望ポイントの五つ目大浜海水浴場」です。
西伊豆エリア最長の500mの砂浜を持つ、海への展望に優れた海水浴場で、特に岩地から雲見にかけての南伊豆の海岸線への眺めが素晴らしい場所となっています。
夕暮れ時には大変綺麗な夕焼けを眺めることができるようなので、日の短い冬場に訪れて、夕日を眺めると良いでしょう。
ギャラリー
注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、特にありません。
車道を進む区間が多いですが、交通の多い大通りには歩道が確保されていますし、それ以外の車道やトンネル内にも路側帯が設定されているので、よほどフラついて歩かなければ問題無いでしょう。
特になし
今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
山行中のコンディション
- 天候:晴れ
- 気温:34〜35℃
- 活動場所:標高0〜100m
行動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋
停滞時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:無し
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、薄手の手袋
公共機関移動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:半袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:薄手の長袖Tシャツ
- アウター:無し
- ボトムス:薄手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:薄手の手袋
今回は、スタートからゴールまで半袖Tシャツで活動しました。
9月に入り、少しは気温も下がるかと期待しましたが、この日も気温は35℃付近を行ったり来たりする蒸し暑さ、潮風も生温い感じで汗が噴き出る1日となりました。
相変わらず、電車や路線バスは空調全開で大変有り難い状況でしたが、低血圧気味なわたしにはちょっと冷えすぎるので薄手の長袖Tシャツを羽織って丁度良いくらいでした。
そろそろ秋な雰囲気が恋しくなってきましたし、来週あたりから涼しくなってくれると助かるところです。
以下の記事にわたしが里山登山(最近は海辺のウォーキングが多いですが)に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
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山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、東海バス「田子上停留所」からのスタートとしました。
「燈明ヶ崎遊歩道」に向かうには「田子停留所」の方が近いのですが、「修善寺駅」から出る快速便だと通過してしまうバス停なので、手前のバス停で降りることとしました。
このため、「東京駅」からのアプローチは次の通りとなります。
- 「東京駅」から、JR東海道線沼津行きに乗り込み、「三島駅」へ
- 「三島駅」から、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り込み、終点の「修善寺駅」へ
- 「修善寺駅」から、東海バス松崎行きに乗り込み、「田子上停留所」へ
修善寺駅から路線バスで西伊豆方面に赴く際は、事前に往復運賃を確認しておくと良いです。
「修善寺駅」から「バイパス安良里」までの区間で片道運賃1,980円、往復運賃で3,960円 となり60円だけですが、東海バス全線フリーパス2日券の方が割安となります。
しかも、どこに寄り道してもお値段据え置きなので、帰宅可能な時間さえ守ればかなり自由にプランの組み直しが可能です。
上手に活用してお財布にやさしい西伊豆散策をお楽しみくださいね。
なお、東海バスフリーパス「堂ヶ島・松崎・石廊崎2日券」もありますが、こちらは下田駅から堂ヶ島までの南側の路線限定です。
「修善寺駅」から向かう場合は範囲外となるのでご注意ください。
スタート地点となる「田子上停留所」周辺には、おトイレがありません。
スーパーデッキ潮騒の塔まで歩を進める必要があります。
「修善寺駅」で路線バスに乗り換える前に、一度、おトイレに立ち寄っておくと良いでしょう。
身支度する場所としては、田子港方面へ1分歩いたところに港を見下ろす展望台があるので、そのベンチを借りるのが良いでしょう。
関連リンク
東海バスのお得な切符ページを載せておきます。こちらも参考にしてみてくださいね。
ギャラリー
東海バス「田子上停留所」〜大田子海岸
東海バス「田子上停留所」から展望台へと向かい、身支度を整えたら、港方面へと降っていきます。
大きくカーブする車道を降っていくと、徐々に民家が増えてきて防波堤で区切られた大田子海岸へと到着します。
空いているドアから海辺に出てみると、漁港と砂浜が隣り合った小ぶりながら海水がとても綺麗な海岸線が広がっていました。
沖にある小島を眺めて一息入れたところで、「燈明ヶ崎遊歩道」の入り口「田子瀬浜海水浴場」へと向かいます。
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大田子海岸〜田子瀬浜海水浴場
「大田子海岸」を後にしたら、田子漁港のある方向へと歩きます。
防波堤に沿って港を回り込んでいくと、水産物流通センターの大きな建物が見えてきて、田子漁港に到着です。
この港内は、磯釣りに向かう漁船の他に、ダイビングポイントに向かう中型ボートも頻繁に行き来するので、休日でもなかなか賑やかな印象です。
そんな海辺を進んでいくと、船舶の形を模った特殊な形状の水門が見えてきます。
スーパーデッキ潮騒の塔という水門兼展望台で、上に登ることができるので気になったら登ってみてください。
そのまま、港の周囲を巡るように車道を進み、廃造船所を通過すると、漁港の奥に駐車場が見えてきて「田子瀬浜海水浴場」に到着です。
小ぶりではありますが、非常に透明度の高い海水浴場で、ファミリー層の割合が多い海水浴場でした。
その後、燈明ヶ崎遊歩道に進もうと思っていたのですが、入り口に通行禁止の案内が立っていて通り抜け出来ないようだったので、来た道を戻って車道から堂ヶ島へと向かうことにしました。
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田子瀬浜海水浴場〜堂ヶ島トンボロ
「田子瀬浜海水浴場」から来た道を戻ります。
廃造船所を通過して、田子漁港まで戻ったところで、堂ヶ島方面へと進みます。
途中に、浮島海水浴場への分岐がありましたが、今回は素通りして堂ヶ島のトンボロ渡りに挑戦することにしました。
路線バスの通過する国道136号を南下すると堂ヶ島トンボロの発生する瀬浜海岸への分岐が見えてきます。
分岐を折れて、急坂の鋪道を降っていくと、複数の島が重なりみる方向によって3つに見えたり4つに見えたりすることから名付けられた三四郎島が見えてきます。
そして、干潮の時間にタイミングよく訪れることができると、海岸から三四郎島へと伸びる浅瀬を眺めることができます。
これが、トンボロと呼ばれる現象です。
さらに潮位が30cm未満になれば、島まで歩いて渡れるということで、この日も素足、サンダルの観光客が脛まで海水に浸かって島へと渡っていました。
残念ながら、登山靴のまま渡れるほど潮位が下がらなかったので、その様を眺めるだけでこの日は撤退となりました。
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堂ヶ島トンボロ〜天窓洞〜亀岩
トンボロ現象を眺めるだけで瀬浜海岸を離れた後は、すぐ隣の堂ヶ島遊歩道を歩くことにします。
車道から海岸へ向かう遊歩道を進むとすぐに、天窓洞の天井部分に到着し、眼下の穴から覗く船舶を眺めることができます。
遊覧船が運行しているときを見計らって訪れることができれば、約30分毎に訪れる遊覧船を眼下に収めることができるでしょう。
天窓洞を後にすると、次はトンボロ展望所が見えてきます。
ここからは、三四郎島へと伸びる浅瀬を横から眺めることができます。
目が良ければ渡っている人たちを肉眼で見ることができるので、確認してみてください。
その後、岬の最高地点を通過して、反対側へ降っていくと東家が見えてきて亀岩の甲羅部分に到着です。
東屋の手前にある柵の隙間から甲羅部分の岩に降りることで、外洋までの眺めを楽しむことができるようになります。
足元が濡れていないことを確認してから、甲羅の上からの眺めを楽しみましょう。
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亀岩〜安城岬ふれあい公園
「亀岩」での眺めを楽しんだら、堂ヶ島の遊覧船波止場の前を通過して「安城岬ふれあい公園」へと向かいます。
乗浜海水浴場、仁科漁港と通過していくと、公園へ向かう道標が見えてきます。
その案内に沿って、道を折れてまっすぐに進むと公園の駐車場に到着します。
安城岬の先端部に向かうには、この公園を通過する必要があるので、対角線を行くように直進していきます。
公園の奥に安城海岸を見渡すベンチがあり、更にその先に先端部に通じる遊歩道が伸びているはずなのですが、ここの遊歩道の前にも行き止まりを示す案内が立っていたため、ここでも、先端まで向かうことができず、最後の目的地「大浜海水浴場」へと進むこととなりました。
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安城岬ふれあい公園〜大浜海水浴場
「安城岬ふれあい公園」から「大浜海水浴場」までは徒歩5分とかからない距離です。
駐車場を出てすぐを曲がって少し進めば海岸線に到着です。
大浜というだけあって、今までみてきた海水浴場の中ではいちばんの大きさです。
徐々に暮れていく日の光をしばし眺めたら、最寄りのバス停「大浜停留所」へと向かうことにしました。
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大浜海水浴場〜東海バス「大浜停留所」
「大浜海水浴場」から路線バスの通る国道136号に戻る途中に、西伊豆町町営の日帰り温泉施設「なぎさの湯」を見つけます。
しかし、最寄りのバス停までの距離がわからず、一旦は立ち去ります。
その後、民家の中を進んでみると5分もかからずにバス停まで辿り着けることがわかったので「なぎさの湯」まで戻ってお風呂をいただいてから帰路につきました。
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おまけ
前出のとおり、今回は西伊豆町町営の「なぎさの湯」に寄り道していきました。
浜辺に立つ施設ということもあって、露天風呂はもちろん、内風呂に使っているときも心地よい波音が聞こえてきてとても眠くなるお風呂でした。
大人4名で満員となってしまう小ぶりな湯船なので、長湯することはできませんでしたが、畳敷きの休憩室からは大浜海岸を眺めることができ、なんちゃって海の家な雰囲気を楽しむことができました。
とってもいい雰囲気なので、近くに来たら立ち寄ってみてくださいね。
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まとめ
西伊豆の燈明ヶ崎遊歩道、堂ヶ島トンボロ、安城岬遊歩道と歩いてみた様子でした。
行きたかったポイントは、ほぼ台風の影響で行くことができませんでしたが、ちょうど良い下見にはなったと思っています。
どんな場所でも、二度、三度と足を運ぶことでやっとわかってくるものがあるものですし、懲りることなく、また同じルートを歩いてみたいと思います。
次回訪れる際は、西伊豆一番のウリである駿河湾に沈む夕日も眺めてみたいものです。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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