昨年秋に、ようやく立ち入り禁止が解除された川苔谷の渓谷ルート。
寒くなったら百尋ノ滝の氷瀑をみたいと思っていましたが、そろそろ良い時期だろうと思い訪れてみました。
残念ながら氷瀑とは程遠い状態で、サラサラと健康的に流れ落ちる水流を眺めるにとどまる結果となりました。
この規模の大滝になると、かなり気温が下がらないと凍りつかないみたいです。
その後は、川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ折山と繋げて歩いてきました。
なかなか有名な骨のあるロングルート、もし歩いてみようとお考えでしたら参考になる点もあるかと思います。
是非、最後まで読んでいってくださいね。
基本情報
まずは、今回の山行についての基本情報です。
日付:2023/1/7
天候:晴れ
エリア:奥多摩エリア
コース概要:
「川乗橋停留所」〜細倉橋〜百尋ノ滝〜川苔山〜日向沢ノ峰〜棒ノ折山〜さわらびの湯
難易度:体力☆☆、技術☆☆、危険☆☆
交通機関:
(往)JR奥多摩線「奥多摩駅」から西東京バスで「川乗橋停留所」へ向い、そこからスタート
(帰)「ノーラ名栗・さわらびの湯停留所」から国際興業バスで西武鉄道「飯能駅」へ向かい、そこから帰路へ
概要
百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)
「百尋ノ滝」は、東京都西多摩郡奥多摩町にある、落差40mの奥多摩の名爆です。
同じ奥多摩にある落差35mの「三頭大滝」(みとうおおたき)や、落差60mの「払沢の滝」(ほっさわのたき)と数値だけなら同じ規模にみえますが、滝壺ギリギリまで近寄ることができるので、これら二つの滝よりも、より迫力のある滝の様子を楽しむことができます。
冬になると、全体が凍りついて氷瀑も楽しめますが、川苔谷の渓谷ルートも氷付くので軽アイゼンもしくはチェーンアイゼンが必須となります。
この時期に訪問したい場合は、しっかりと装備を整えた上でチャレンジしてみてください。
また、秋口に訪れた時の様子を書いた記事もあります。興味ありましたら、こちらも参考にしてみてくださいね。
川苔山(かわのりやま)
「川苔山」は、東京都西多摩郡奥多摩町にある標高1,363mの山です。
多くの登山ルートが開拓されている低山で、奥多摩でも上位に入る人気の山となっています。
一番お手軽なのは、JR奥多摩線「鳩の巣駅」から村落を10分ほど歩くと到達する登山口からのルートで、6〜7時間で行って帰ってこれるレベルになります。
そのほか人気のコースは、今回私の辿った「百尋ノ滝」を経由する渓谷ルートになるでしょう。
こちらは、鎖場、梯子場などがあるので、少々難易度が上がります。
山頂からの眺めは、西方面に開けているので石尾根に連なる山々を正面に捉えることができます。
乾燥して空気の澄んでいる冬場になれば、枯れ木の間から富士山を望むこともできるので、一度は訪れてみてくださいね。
日向沢ノ峰(ひなたざわのうら)
「日向沢ノ峰」は、東京都奥多摩町と埼玉県飯能市の堺にある標高1356mの山です。
川苔山の方が標高が高いのですが、
- 川苔山よりも山深く、歩行距離が長い
- 山頂直下の見上げるような急坂の登りをクリアしないといけない
- 山頂から眺める富士山が素晴らしい
このような点から「日向沢ノ峰」の方が背の高い山に感じてしまうことでしょう。
実際に訪れるには、川苔山を越えてくる必要がありなかなか難易度の高い山となっています。
その分、山頂に到着したときの達成感はなかなかのモノがありますので、是非、足腰を鍛えてから訪れてみてくださいね。
棒ノ折山(ぼうのおれやま)
「棒ノ折山」は、東京都奥多摩町と埼玉県飯能市の堺にある標高969mの山です。
1,000mに満たない低山ではありますが、奥武蔵の山々や関東平野の街並みといった大展望を楽しめる気持ちの良い場所でもあります。
とても面白い名前の山ですが、名前の由来として、昔この山を越えようとしていたお侍さんの棒がちょうど折れた場所だったからとかいうトンデモエピソード的なものもあるようです。
地名の由来なんて当時の仲間内で通じれば良いレベルで付いたものも多いので、意外と本当の話なのかもしれませんが、もう少し信憑性のある別の由来が「公益社団法人日本山岳会 東京多摩支部HP」に記載されています。
宮内敏雄『奥多摩』によると、名栗側では坊ノ尾根と呼んでおり、昔からこの山はカヤトで有名で、毎年ここを火入れしてカヤを生い茂らせたそうだ。これに対し、大丹波側では石棒を祀った名残があり、それが名栗側の坊ノ尾根と混乱混同したのであろうという。
引用:公益社団法人日本山岳会 東京多摩支部HP
面白さからいうと「棒が折れた」のお話の方になりますが、さて、どの由来が正解なのでしょうね。
また、「棒ノ折山」についても夏場に訪れたときの記事があります。別の季節の状況と比べてみるもの面白いかと思います。こちらも合わせて読んでみてくださいね。
今回の山行上でのポイント
地図上の位置と標高
今回の山行で歩いた場所について、地図上の位置、標高です。
「Download file」のリンクからGPXデータとしてダウンロードできます。
ご自由にご活用ください。
最高点の標高: 1357 m
最低点の標高: 226 m
累積標高(上り): 2348 m
累積標高(下り): -2534 m
総所要時間: 08:46:49
歩いた軌跡
続いては、GPSデータを元にした軌跡です。
市販の地図
今回の山行ルートが掲載されている市販の地図も載せておきます。
本来であれば、国土交通省国土地理院のサイトから2万5千分の1地形図を購入、印刷して持参するのが正しい在り方ですが、毎回それだと面倒なので、紙面の地図は5万分1の市販地図をザックに入れて持って行くことにしています。
わたしの山行でのメイン地図はGPSアプリに移っており、紙面地図は予備扱いなため、今のところこの運用で困った事態には陥っていません。
ただ、読図の勉強をちゃんとしたい場合は、2万5千分の1地形図を購入した方が良いです。
5万分の1の等高線は荒すぎて地形把握には、ほぼ役に立たないのでご注意くださいね。
おすすめ展望ポイント
今回の山行ルート上の展望ポイントは、次の通りです。
- 百尋ノ滝
- 川苔山
- 日向沢ノ峰
- 棒ノ折山
百尋ノ滝
今回の山行ルート上の展望ポイントの一つ目は「百尋ノ滝」です。
展望と言ってしまうとちょっと違うのですが、見事な景色・風景という意味でピックアップしてみました。
落差100m規模の滝を見たことが無いわたしには、落差40mは十分に大滝です。
そんな大滝を滝壺直前から見上げた眺めは、り迫力があってワクワクしてしまいます。
なお、滝壺の目の前まで進むのには、ちょっとしたルートファインディングが必要ですので、チャレンジするときには靴の中を濡らさぬようご注意ください。
特に冬場に登山靴の内側を冷水で濡らすのは死活問題になるので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。
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川苔山
今回の山行ルート上の展望ポイントの二つ目は「川苔山」の山頂です。
この場所は、西方面の眺望に優れていて、直前に聳える石尾根の連なりがとても綺麗に見えます。
天候に恵まれれば、木々の間から富士山を眺めることができ、さらにテンションの上がることでしょう。
山頂には、4基ほど長椅子が設置されているので、ゆっくりご飯を食べながら眺めを楽しんでください。
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日向沢ノ峰
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「日向沢ノ峰」山頂です。
訪れるには、川苔山を越えてくる必要があるので、ガチ目な里山ハイカー向けですが、山頂からの眺めはなかなかのものがあります。
若干、木々が邪魔にはなりますが、川苔山と同様に西方面の眺望に優れていて、富士山や雲取山といったメジャーな山の他、山の真ん中に道が通っている特徴的な風貌の蕎麦粒山も見つけることができたりします。
難点は山頂スペースが小さいことです。
二人詰めていたら居場所に困るほどなので、記念撮影が終わったらさっさと移動してしまうことをおすすめします。
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棒ノ折山
今回の山行ルート上の展望ポイントの三つ目は「棒ノ折山」山頂です。
北から東にかけて大きく開けた山頂からは、奥武蔵の山々、関東平野の街並みを見ることができます。
山頂には大きな展望図が設置されているので、そちらで確認するのも面白いかもしれませんね。
山頂はかなり広い空間で、東家のほかに、机付きの座席が一組、長椅子が多数設置されています。
ここも、のんびりゆっくりするには良い場所なので、お手軽な名栗方面から登ってみてくださいね。
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注意した方が良さそうな区間
今回の山行ルート上で、注意したほうがよさそうな区間は、次の通りです。
- 日向沢ノ峰から長尾ノ丸に至るまでの区間
日向沢ノ峰から長尾ノ丸に至るまでの区間
今回の山行ルート上の注意した方が良さそうな区間は「日向沢ノ峰から長尾ノ丸に至るまでの区間」です。
「日向沢ノ峰」の山頂から北方面へ降り、「棒の折山」へ向かう尾根筋を降るのですが、3度ほど膝に負担のかかる急坂の降りを通過することになります。
いずれも、逆方面からであれば、ただ単に急なだけの登り坂なのですが、降るとなると滑りやすい砂地や粘土質のコンディションが続くので、気持ちの面でもなかなか消耗する区間となりますので、焦らずにゆっくり進んでいくようにしてください。
また、雨の日や雨後はまったくおすすめしませんので、別のルートに切り替えることもご検討ください。
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今回の山行での服装
今回の山行では、次のような服装の組み合わせを持参していきました。
同じ時期に赴かれるときの参考にして見てください。
山行中のコンディション
- 天候:晴れ
- 気温:-1〜1℃
- 活動場所:標高1,000〜1,300
行動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:なし
- アウター:なし
- ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:手ぬぐい、ネックゲーター、中厚手の手袋
公共機関移動時の組み合わせ
- ベースレイヤー:中厚手の長袖Tシャツ
- ミドルレイヤー:厚手のフリース
- アウター:薄手のダウンジャケット
- ボトムス:中厚手の長ズボン、厚手のソックス
- その他:薄手手袋
今回は、標高1,000m前後の低山付近だったので気温はほぼ一定をキープしていました。
加えて、始終日差しのある良いお天気で、中厚手の長袖Tシャツだけで始終活動していて問題無いほどでした。
各山頂での滞在も、ほとんど無風で、追加で着込む必要もなく下山まで過ごすことができました。
公共機関での移動の際は、日が落ちているタイミングだったこともあり、フル装備を着込んで寒さを凌ぐ感じとなりました。
以下の記事にわたしが里山登山に使っているウェアの具体的な品名や組み合わせについてまとめていますので、詳細知りたいようでしたら合わせて読んでみてください。
あなたが、同じ時期の同じ界隈に赴くときの参考になれば幸いです。
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山行の記録
ここからは、今回の山行について述べていきます。
アプローチ
今回は、JR奥多摩線の終点「奥多摩駅」から、西日本バス東日原行きに乗り込み「川乗橋停留所」で下車してスタートすることとしました。
「奥多摩駅」までのアプローチは、次のとおりです。
- 「東京駅」から、JR中央線で「高尾駅」へ
- 「高尾駅」から、JR中央線松本行きに乗り換えて「立川駅」へ
- 「立川駅」から、JR青梅線に乗り換えて終点「青梅駅」へ
- 「青梅駅」から、JR奥多摩線に乗り換えて終点「奥多摩駅」へ
途中のおトイレは「奥多摩駅」構外のものが、唯一安心して立ち寄れる場所になります。
「立川駅」「青梅駅」にもあることはあるのですが、乗り換えのタイミングがタイトとなることが多いので、おトイレに寄り道していると乗り遅れてしまいます。
早朝のタイミングに電車一本見送ると、30分近く待たされてしまうことになるので、お勧めできません。
さらに、以前は設置されていた「細倉橋」の簡易トイレも撤去されていたので「奥多摩駅」で下車したら、ささっとおトイレに立ち寄ってからバスに乗り込むようにしてください。
身支度は「川乗橋停留所」の周辺で行ってもよいですが、林道を進んでしまって「細倉橋」手前の長椅子をお借りするのも良いかもしれません。
適宜、調整してみてくださいね。
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「川乗橋停留所」〜細倉橋
「川乗橋停留所」で下車、身支度整えたら、閉鎖されたゲートがあるので脇っちょから林道に入ります。
ここから、登山道に切り替わる「細倉橋」までは舗装された林道が続きます。
この林道ですが、頻繁に作業トラックが通ります。
入り口が閉鎖されているので安心していると、背後からスピードに乗った軽自動車だけでなく、2トンレベルの中型トラックも通過することがあるので、背後から迫るエンジン音にはご注意ください。
「細倉橋」までは一本道です。
迷うことなく到着できることでしょう。
ここから先は登山道、しかも落ち込んだ渓谷の脇っちょの細いトラバース道を進むことになります。
通過するときには滑落しないようにお進みください。
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細倉橋〜百尋ノ滝
「細倉橋」の登山口を通過すると、細いトラバース道を進んでいきます。
下方に目をやると、沢やら滝やらが続いており、滑落したら水中に落ちて、時期が悪ければそのまま心臓麻痺という事態になることが想定されますので、死んでも落ちないように進んでください。
そうは言っても、山道自体はとても整備されています。
油断しない限り、そうそう滑落することはないかと思います。
揺れる木道を何度か通過していくと、滑りやすい岩場の急坂が見えてきます。
この坂を登り切ってしばらく進むと、「川苔山」山頂に向かう分岐地点が見えてきます。
そこまで来れれば「百尋ノ滝」は目の前です。
最後の急階段を慎重に降りれば、滝前の空間に到着です。
座りやすい岩が多数あるので、滝を見上げながら一服するのも良いですし、滝壺直前まで進んで迫力ある滝の様子を楽しむのも良いです。
ただし、背後の撮影者にはお気をつけください。
満足するまで滝を見つめて、振り返ってみたら大勢撮影待ちしていたということも無くはありません。
恥ずかしながら、わたしもたまにやらかしてしまうので、大きなことは言えませんが、この点は配慮があったほうが良いかもしれません。
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百尋ノ滝〜川苔山
「百尋ノ滝」から「川苔山」山頂への分岐地点まで戻ったら、渓谷からはサヨナラして、本格的な登山道を進みます。
随所に鎖やロープが設置されていますが、おそらく降り用のもので、登る時には不要かなと思います。
1時間から1時間30分ほど登ると
- 芦毛岩の肩から川苔山へ向かう、直登ルート
- 山頂を回り込んで反対側から向かう、直登回避ルート
への分岐が見えてきます。
ほとんどの登山者は後者を進みますが、前者の方が山頂直下の急坂を登り切る達成感が得られるので、今回はそちらへ向かうこととしました。
2箇所ほど沢を通過すると、足毛岩の肩の案内が見えてきます。
そこから2度の急坂を登り切れば川苔山の山頂に到着です。
登り切った後に振り返ると、登ってきた急坂の先に石尾根の山並みが見えて、「登った」という達成感を味わうことができます。
キツ目の登りとなりますが、なかなか気持ちが良いのでチャレンジしてみてくださいね。
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川苔山〜日向沢ノ峰
「川苔山」山頂からは、反対方向となる東方面へ降ります。
古里駅へ向かう分岐を進んだら、途中からは「日向沢ノ峰」の案内に沿って北方面に分岐していきます。
ここからは、西方面に視界の開けた気持ちの良い尾根道を進むことになります。
途中に何箇所か分岐地点を通過しますが、ほとんどが崩落により通行止めになっています。
このため「日向沢ノ峰」まで一本道に進むことができます。
逆に、この区間はエスケープルートがほとんど潰されているということになります。
プランニングする際は、その点を十分に考慮して余裕ある山行計画を立てるようにしてください。
「日向沢ノ峰」の山頂直下には二段構えの急坂区間があります。
九十九折りに登りやすく整備されていますが、それでもかなりの急坂になります。
こういった短くて急な坂は、心が折れる暇を与えないように、一気に登り切ってしまうのが楽に登れるコツです。
無心に登り切ってしまいましょう。
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日向沢ノ峰〜棒ノ折山
「日向沢ノ峰」の山頂を通過して、北方面に降ると「棒の折山」へ向かう分岐が見えてきます。
この分岐を進んでいくと、滑りやすいコンディションの急坂に転じます。
尾根筋を降っていくので、転げ落ちても大惨事にはならないですが、足を挫いたりすると下山が面倒になるので、転倒しないように慎重に降ってください。
何度かの急坂を降ると、ロープの垂れ下がった登り坂がみえてきます。
その坂を登ると長尾ノ丸というピークが見えてきます。
「日向沢ノ峰」から「棒ノ折山」へ向かう道程の概ね中間地点となります。
ここから、なんどかのアップダウンを繰り返していくことで「棒ノ折山」の山頂に到着できます。
危険箇所はほぼ無いので、急坂の降りだけ注意して、マイペースに踏破してくださいね。
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棒ノ折山〜さわらびの湯
「棒ノ折山」の山頂からは「さわらびの湯」へ下山して、汗を流してから帰ることします。
ここから「さわらびの湯」へは
- 白谷沢を降る、渓谷ルート
- 尾根筋を河又まで降る、山道ルート
がありますが、白谷沢は前回降っているので、今回は山道ルートを降っていくこととしました。
岩茸石(いわたけいし)の横をすり抜けて、尾根筋を降っていきます。
このルートは、木の根がたくさん飛び出ているコンディションなので、普通の尾根道よりも足の上げ下げが激しくなります。
加えて、足を引っ掛けて転倒しないといけないので注意力も必要です。
展望もほぼ無い面白みの無いルートだったので、降雨後など渓谷ルートの通過が困難な場合を除いて、使うことはもう無いだろうなと思わせるルートでした。
河又の登山口まで降った後は、ちょっとした登り坂を登って「さわらびの湯」へ無事に到着し、今回の山行はここでゴールとしました。
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おまけ
今回の立ち寄り湯は名栗の代表的な日帰り温泉施設「さわらびの湯」です。
地元の木材「⻄川材」を使った木目優しい木造の館内には、無料で広い休憩所があるので、湯上がり後にゆっくりするのには最適です。
入浴料は、地元以外は大人一人3時間制限で800円(2023年1月時点)です。
1時間ほどお風呂に使ったあと、休憩室で仮眠を取っても十分な時間枠があるかと思います。
残念ながらこの日は、到着が17時だったので閉館まで1時間しか無く、そこまでゆっくりはできませんでしたが、冷えた体を温めてから帰ることができました。
ありがとうございました。
「さわらびの湯」については、次の記事に詳しくまとめてます。合わせて読んでいってくださいね。
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まとめ
冬の百尋ノ滝からの川苔山、日向沢ノ峰、棒ノ折山縦走の様子でした。
残念ながら綺麗な氷瀑を拝むことはできませんでしが、随所で富士山の白い姿を拝むことができたので、満足度の高い山行となりました。
特に、日向沢ノ峰に至る尾根筋は視界が開けてとても気持ちが良く、歩く人もまばらなので、ゆっくりマイペースな山行を楽しむことができました。
文字通り、ひと山越えないと歩けない区間なので、人を選びますが、足に自信があるようでしたら、かなりおすすめのルートになります。
未踏のようでしたら、是非、歩いてみてくださいね。
それでは、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
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