西丹沢の大野山を歩いてきました。
この日の天気は晴天。一足早い春の暖かさで、大野山の麓町「南足柄」では春めき桜が見頃を迎えているとのこと。お花見も一緒に楽しめればと大雄山線「富士フィルム駅」から桜の名所を巡って大野山へ向かうこととしました。
半分以上が車道歩きなので車の往来には注意が必要でしたが、満開の春めき桜と山頂の雄大な富士山が印象に残るルートでした。
この記事では、これから歩く方の参考になるよう、記録としてまとめていきます。
また今回のルートを、イラスト地図としても置いておきます。

【山の小さな物語地図】大野山周遊(生成:ChatGPT5.3)
当日の空気感は、短い映像にして残しておきます。
山行概要
基本情報
- 歩いた日:2026/3/14(土)
- 空模様:よく晴れていました
- ルート(行き):富士フィルム駅 → 桜の名所巡り → 洒水の滝 → 地蔵岩ルート → 大野山山頂
- ルート(帰り):大野山山頂 → 茅の稜線 → 谷峨駅
- 歩いた時間:7時間30分くらい(休憩込み)
- 歩いた距離:24kmほど(ゆっくりマイペース)
- 登り下り:1,000mくらい
アクセス
- 行き:大雄山線「富士フィルム駅」
- 帰り:JR御殿場線「谷峨駅」
おトイレ
- 富士フィルム駅:あり(改札外)
- 幸せ道・一ノ堰ハラネ:なし
- ふくざわ公園:あり
- 大野山山頂:あり
- 谷峨駅:あり(改札内)
コースの特徴
- 難易度:初級者向け
- 危険箇所;車道歩きの車の往来。山道での危ない箇所は無かったです。
- 見どころ;一ノ堰ハラネの桜。大野山山頂から富士山。
- 向いている人:穏やかにゆっくり桜を楽しみたい人。大きな富士山が好きな人。
コース詳細
スタート〜前半(春めき桜名所巡り)
前半は春めき桜の各名所を巡ります。
大雄山線「富士フィルム駅」から酒匂川の河川敷にある「幸せ道」を往復。ペットとお散歩中の地元の方々と挨拶を交わしながら満開の桜の道を辿ります。
駅に戻って、踏切を渡り30分ほど車道を歩くと、次の名所「一ノ堰ハラネ」へ到着。橋の上から丘を埋め尽くす満開の春めき桜を眺めたら、「ふくさわ公園」にも寄り道して菜の花と桜のコラボも忘れずに楽しんでおきます。
いずれも、人の入りは多いものの観光客の姿はまばら。半分は地元民と思われる軽装の方が多い印象で焦らずゆっくりと桜を堪能できました。また、宴会しているグループも見受けられず、静かに穏やかにお花見を楽しめる良所でした。
長い車道と少しの登り坂を登り「河村城本城郭跡」「洒水の滝」と地元の観光地を巡った後は、大野山エリアへと向かいます。
中盤(大野山登山)
大野山へは、地蔵岩ルートからゆっくりと登ります。
少し傾斜のある車道を30分ほど進むと、登山道への入り口が見えてきます。
登山道に入ってからも穏やかな山道が続きますが、あまり展望は良くありません。
1時間ほど変化のない山道を進んでいくと、長い階段エリアに入っていきます。今回のルートではここが革新部になります。一歩ずつ木の階段を踏み締めて登り着いた先には牧場が広がっていて牛が放牧されていますが、残念ながら入り口は閉鎖されており遠目で見ることしかできません。
畜産動物特有の香りに包まれながら10分ほど登れば、大野山山頂に到着です。山頂に広がる芝生の公園からは、東に塔ノ岳や大山。西に富士山。南に小田原市街地と相模湾。北に丹沢湖と、360度の大展望を望めます。
ベンチも多数ありますが、芝生に大の字に寝転がるととっても気持ち良いので、一度はやってみることをおすすめしておきます。
後半〜ゴール(大野山下山)
山頂でゆっくりと過ごした後は、一番早く下山できる谷峨駅方面へと降ります。
茅の気持ちの良い稜線を軽快に降っていくと、スカイツリーと同じ標高634mを示す標札が立っています。簡単なベンチが備え付けてあり、南足柄から小田原へと続く街並みを見下ろして一息つくには良い場所でした。
山道を下り切って酒匂川を渡った後、山北バイパス(国道246線)を跨ぐ陸橋を渡ったら「谷峨駅」に到着です。
なお、地図を見つつ直接「谷峨駅」に向かうと線路を越えるルートが無く、その時点で詰みますので端折らずに陸橋を渡るようにしてください。
見どころ
風景・展望
大野山山頂からの360度の大展望が大変素晴らしいです。海風が直接噴き上がってくるので、風を遮る外着が一枚持っていくと良いです。

季節の要素
春めき桜の名所の中では、やはり「一ノ堰ハラネ」が頭ひとつ抜けています。
特に北側の陸橋「じぞうしたはし」から見下ろす桜が絶景で、丘陵を埋め尽くすモコモコの桜が可愛らしかったです。

この日一番のひととき
この日の一番は、大野山山頂から眺める雄大な富士山です。山中湖沿いの石割山や沼津の愛鷹山の方が距離的には近いはずなのですが、わたし的には、この山頂で眺める富士山の方が大きく見えました。
注意点と装備
注意点
- 春めき桜の名所を巡る際、長い車道歩きがあるので車の往来には注意が必要です。
- 大野山から「谷峨駅」へ下山する際、山北バイパス(国道246線)を跨ぐ陸橋を必ず渡ってください。ショートカットしようとすると線路を渡れずに引き返すことになります。
装備
- 靴:登山靴
- 主な服装:(肌着)化繊の半袖シャツ / (中着)薄手のフリース / (外着)ウィンドブレーカー/(予備)雨具
- 主な持ち物:水(1リットル)、昼食(おにぎり2つ)、行動食(のど飴)、ヘッドライト、熊スプレー
まとめ
こんな人におすすめ
- 穏やかにゆっくり桜を楽しみたい人。
- 大きな富士山が好きな人。
今回の山行のひとこと
大野山山頂から眺める富士山はとても雄大で、いつまでも眺めていたい気持ちになりました。
この記録は、イラスト地図としても静かに残しています。

イラスト地図の作り方については、別にまとめています。


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