沼津アルプス縦走|海風の中を歩く(2026/3/28)

東海方面の天気が良さそうだったので、久しぶりに沼津アルプスを歩いてきました。

富士山は雲の中でしたが、稜線からは駿河湾を見下ろすことができ、海から吹き上がる風の中、ゆっくり歩く山行となりました。

香貫山では桜が咲き進み、三春滝桜も満開を迎えていました。

今回歩いたルートの流れと、気になった点を、記録として残しておきます。
あわせて、イラスト地図としてもまとめています。

【山の小さな物語地図】沼津アルプス縦走(生成:ChatGPT5.3)

当日の空気感は、短い映像にして残しておきます。

目次

山行概要

今回の山行の概要を、先にまとめておきます。

全体の流れを、最初に軽く見ていただければと思います。

基本情報

  • 歩いた日:2026/3/28(土)
  • 空模様:天気は晴れ。春の陽気で、海風が心地よい気温でした。
  • ルート(行き):黒瀬バス停 → 香陵台 → 展望台 → 千金岩 → 鷲頭山山頂
  • ルート(帰り):鷲頭山頂 → 大平山山頂 → 多比港
  • 歩いた時間:5時間くらい(休憩込み)
  • 歩いた距離:11kmほど
  • 登り下り:1,000mくらい

シーンごとの格好

  • 乗り物移動中:半袖シャツ、薄手長袖シャツ、フリースを重ね着。
  • 活動中:半袖シャツ。
  • 休憩中:半袖シャツ。休憩中も半袖で十分な陽気でした。

アクセス

  • 行き:東海バス「黒瀬バス停」
  • 帰り:東海バス「多比バス停」

おトイレ

  • 黒瀬バス停:なし
  • 香陵台:あり
  • 展望台:あり
  • 千金岩:なし
  • 鷲頭山山頂:なし
  • 大平山山頂:なし
  • 多比バス停:なし(市街地に降りる途中に、トイレへの分岐がありましたが、訪れたことがないので不明です)

コースの特徴

  • 難易度:中級者向け
  • 危険箇所:各ピークの直前直後に急坂区間があります。粘土質の足元は滑りやすく、降雨後は特に注意です。
  • 見どころ:香貫山展望台からの眺め。千金岩から続く稜線歩き。
  • 向いている人:しっかり歩きたい人。山だけでなく海も好きな人。

コース詳細

スタートからゴールまでの流れを、区間ごとにまとめます。  

分岐や道の様子も含めて、実際に歩いた順に沿って記録していきます。

スタート〜前半(黒瀬バス停から香陵台、新桜台、桜台と巡って横山へ)

黒瀬バス停から歩いて5分。香貫山登口からスタートします。

10分ほど坂道を登ると「香陵台」に到着です。この公園にはベンチが豊富にあるので、身支度を整える場所として使いやすいです。沼津港や五重塔を眺めつつ、準備をしたら、公衆トイレに立ち寄った後、まずは、「香貫山山頂」へと登っていきます。

こちらの山頂は展望は無く、山頂を示す碑もありません。丸いレーダー塔が建つのみなので、一旦、戻る形に「展望台」へと向かいます。

「展望台」は、高台に建つもう一つのレーダー塔で、その上から360度の眺めが広がっています。「展望台」を後にしたら、桜鑑賞のため「新桜台」に寄り道です。

途中に「三春滝桜」の案内が立った場所に到着。4本の滝桜を鑑賞。更に案内板に沿って、遊具のある「新桜台」まで桜鑑賞を楽しんだら、登山道に戻って「横山」へと向かいます。

一度、車道まで降り、改めて「横山」への登口から登ります。ここからの登りは細く急勾配。足元は粘土質で滑りやすので、張ってあるロープをうまく補助に使いながら、慎重に登ります。

途中の踊り場で息を整え、二つめの急坂を登り切ると「横山山頂」です。

展望の全くない山頂なので素通りしていきます。

中盤(横山から稜線を通って鷲頭山へ)

登った分だけ急坂を降り、鎖付きの急坂を登ると「徳倉山山頂」に到着です。

木々の隙間から、沼津の街並みを眺めることが出来ますが、若葉の増えるこの時期だと眺めることができる範囲が限定的なので、立ち止まらずに先に進みます。

樹林帯の中、30分ほど小刻みなアップダウンを繰り返すと、パッと視界が広がり「千金岩」に到着です。眼下に静浦漁港、駿河湾を挟んで対岸の伊豆半島、そしてこれから登る沼津アルプス最高峰の鷲頭山への展望が楽しめます。

ここから、「志下山山頂」「奥駿河パノラマ台」「きらら展望台」と駿河湾を見下ろしながらの気持ちの良い稜線歩きが続きます。

「志下峠」まで一旦降り、「中将宮」まで登ると、そこからは、沼津アルプスでも特に急な登りが続く区間に入ります。場所によっては、岩や木々を掴んで攀じ登る必要が出てきますので、張ってあるロープを使って、慎重に登ります。

急坂の先には「小鷲頭山」という小ピークがあります。駿河湾と湾曲した海岸線が見えるので、小休止を挟みたくなる場所です。

その後、10分ほど登ると「鷲頭山山頂」へ到着です。標高392mと沼津アルプス中で最も高い場所ではありますが、展望には恵まれておらず、ギリギリ木々の間から駿河湾の一部が見える程度。ただ、背の高い桜の木が数本立っており、春先は潮風の中に桜が舞って、印象に残る場所です。備え付けのベンチもあるので、よく休憩している人を見かけます。

山頂での雰囲気を味わったら、沼津アルプス最後のピーク「大平山」へと進みます。

後半〜ゴール(鷲頭山から大平山に寄り道後、多比へ下山)

粘土質で滑りやすい、少し長めの急坂を降ります。時たま顔を出す沼津市街地や、箱根の山を眺めながら、慎重に降りると、岩場の続く痩せ尾根区間に入ります。

この区間はアップダウンが少なく、乾いた状況ならそれほど苦にはなりませんが、雨で濡れている場合は滑りやすく、ここも慎重に進む必要があります。

1時間ほど進むと多比へと下る分岐点、多比口峠に到着です。ここは素通りして、尾根沿いに直進です。

10分ほど登れば「大平山山頂」に到着です。少し広めの広場となっていて、一つだけベンチが据え置かれています。ベンチの正面、木々の隙間からは、少しだけ伊豆の国方面の眺めを見ることができます。

「大平山山頂」から更に大嵐山(日守山)まで伸びる奥沼津アルプスという縦走路が伸びてますが、一部、私有地が含まれるようです。反対側の日守山にある入り口には、通り抜け禁止の立札が立っています。通行については、現地の案内に従うのがよさそうです。

初回は勝手が分からず通過してしまいましたが、その時の様子は岩場の痩せ尾根が続く静かな縦走路でした。沼津アルプスには何度も訪れていますが、それ以降は足を踏み入れておらず、最近の様子は把握できていません。

沼津アルプスに話を戻します。

「大平山山頂」から来た道を戻り、多比口峠から多比方面へと下ります。ここからは、もう難しい箇所はなく、30分ほどで多比の住宅街まで下山できます。

路線バスの通る国道414号線を跨いで反対側へ少し進むと、多比港新護岸があります。真新しい堤防で、階段状になっている一画に座って、海風を感じつつ、少し下山の余韻に浸かってから、帰宅の途に着きました。

見どころ

この日歩いていて印象に残った風景や草花をまとめます。
その日の天候や季節によって印象は変わると思いますが、ひとつの参考として残しておきます。

風景・展望

香貫山展望台からのひらけた眺めを楽しめます。富士山は雲の中でしたが、湾曲した駿河湾の海岸線、先日歩いた伊豆稜線歩道の達磨山などを見ることができました。

千金岩から志下峠へと続く稜線では、駿河湾を眼下に収めながらの稜線歩きが気持ち良いです。流れてくる海風が山行で熱った体に心地よかったです。

香貫山展望台からの眺め。富士山は雲の中ですが、高台からの気持ちの良い眺めが楽しめました。
千金岩からの眺め。眼下の港は静浦港湾。瓜島というようです。左手には鷲頭山も見えていました。

季節の要素

春先は、香陵台、桜台、新桜台で桜を楽しめます。

広範囲に広がっているので、一通り巡るとそれなりに歩きごたえがあります。

人手も多くなく、静かに眺めていられる場所でした。

満開の三春滝桜。当初は5本立っていたそうですが、現在は4本となっています。本家、福島県三春の滝桜を母に見立てて、娘桜とも呼ばれているそうです。

この日一番のひととき


新桜台付近に植えられた満開の三春滝桜が印象深かったです。周りの桜が5分咲きのところ、この一画だけ特に華やいで見えました。

注意点と装備

歩く前に気をつけておきたい点と、この日の装備を整理しておきます。

季節や天候によって変わる部分もありますが、参考のひとつになればと思います。

注意点

  • 横山、徳倉山、鷲頭山の各山頂直下にロープや鎖の付いた急坂があります。それぞれ粘土質の足場で滑りやすいので、降雨後、すれ違いの際は譲り合って慎重に。
  • 標高400m。高尾山にも満たない低山の連なりですが、アップダウンが続くので、ペースを抑えめにした方が歩きやすいかもしれません。
横山へと向かう急坂。短い区間ですが、足元が滑りやすかったです。
徳倉山へと向かう急坂。長い階段が続くので、地味に足腰にこたえました。
鷲頭山へと向かう急坂。段差が激しく、場所によっては手足を使って進む感じになりました。

装備

  • 靴:登山靴
  • 主な服装:
    • 肌着:半袖シャツ
    • 中着:薄手長袖シャツ
    • 外着:薄手フリース
    • その他:ウィンドブレーカー、雨具、薄手手袋、薄手ズボン、厚手靴下、ネックゲイター
  • 飲食料:水(2リットル)、昼食(おにぎり2つ)、行動食(のど飴)
  • 主な持ち物:ヘッドライト、クマスプレー、スマートフォン(用途:緊急連絡、GPS記録、撮影)

まとめ


このコースが合いそうな人

  • 海を眺めながらしっかり歩きたい人。
  • 低山でもアップダウンのある縦走路を楽しみたい人。

今回の山行のひとこと

アップダウンの続く道でしたが、駿河湾から吹き上がる風の中を、ゆっくり歩く時間になりました。

この記録は、イラスト地図としても静かに残しています。

note(ノート)
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イラスト地図の作り方については、別にまとめています。

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