日の出山〜御岳山縦走|場当たり的に歩いた奥多摩の一日(2026/2/28)

奥多摩の日の出山、御岳山を縦走してきました。

この日の天気は晴天で気温も高めの過ごしやすい日でしたが、花粉と黄砂で目の前に黄色いモヤがかかり、展望には恵まれない1日となりました。

歩いたルートは、JR青梅線「日向和田駅」をスタート地点に、目に留まった「梅まつり」ののぼり旗に導かれて「中道梅園」「吉野梅郷」と梅の名所を散策。そして「日の出山」「御岳山」と歩いた後に、ふと思い立って「奥の院峰」まで登ってからJR青梅線「御岳駅」まで下山するといった場当たり的なルートとなりました。

この記事では、これから歩く方の参考になるよう、記録としてまとめていきます。

また今回のルートを、イラスト地図としても置いておきます。

【山の小さな物語地図】日の出山〜御岳山縦走(生成:ChatGPT5.3)

当日の空気感は、短い映像にして残しておきます。

目次

山行概要

基本情報

  • 歩いた日:2026/2/28(土)
  • 空模様:花粉と黄砂が大量に舞う、展望には恵まれない空模様でした。
  • ルート(行き):日向和田駅 → 梅の名所巡り → 日の出山山頂 → 御岳山山頂(武蔵御嶽神社) → 奥の院峰
  • ルート(帰り):奥の院峰 → ケーブルカー御岳山駅(通過) → ケーブルカー滝本駅(通過) → 御岳駅
  • 歩いた時間:8時間くらい(休憩込み)
  • 歩いた距離:20kmほど
  • 登り下り:1,400mくらい

アクセス

  • 行き:JR青梅線「日向和田駅」
  • 帰り:JR青梅線「御岳駅」

おトイレ

  • 日向和田駅:あり(改札外)
  • 中道梅園:あり
  • 吉野梅郷:あり
  • 日の出山山頂:あり
  • 御岳山山頂:あり
  • 奥の院峰:なし
  • 御岳駅:あり(改札外)

コースの特徴

  • 難易度:初級者向け
  • 危険箇所;奥の院峰へ向かう途中に1箇所だけ鎖場がありました。
  • 見どころ;吉野梅郷の梅。日の出山からの青梅の街並み。
  • 向いている人:梅の甘い香りが好きな人。神社巡りが好きな人(特に「おいぬ様」贔屓な人)。高台からの街並みが好きな人。

コース詳細

スタート〜前半(梅の名所巡りの後、日の出山へ)

前半は梅の名所を巡ります。

JR青梅線「日向和田駅」から青梅梅郷地区を散策。「中道梅園」「吉野梅郷」と巡ります。「中道梅郷」は小ぶりな公園レベルでしたが、「吉野梅郷」は一周するのに30分は掛かるだろう大きめの自然公園で、園内全域に梅の木が植えられて梅の上品で甘い香りに包まれていました。

「吉野梅郷」を後にしたら「琴平神社」方面へ向かって進むと現れる「日の出山」への登山道に入っていきます。

ここからは本格的な山道に入るので、しっかりとした登山靴で無いと少し厳しいかもしれません。

「日の出山」へ至るルートは、アップダウンが激しいけれど展望に恵まれた「稜線ルート」と、平坦だけれど樹林帯を進む「巻道ルート」に分かれて進むことになります。途中の「梅の木峠」で巨大なパラボラアンテナを見上げつつ、1時間ほど歩けば「日の出山」山頂に到着です。

山頂は東に展望が開けていて、青梅の街並みや空気が澄んでいる時にはスカイツリーを肉眼で見ることができます。残念ながら、この日は黄色いモヤが広がって展望無しの状態でした。

展望の無い山頂に長いしても気分は晴れないので、足早に「御岳山」へと進みます。

中盤(武蔵御嶽神社参拝から奥の院峰へ)

「日の出山」から「御岳山」までのルートは、今も続く「御嶽講(みたけこう)」の案内人「御師(おす)」の集落を抜けていきます。舗装された道でごく稀にスーパーカブや軽トラックが行き交うので、背後からの排気音を気にしつつ進むことになります。

起伏のあまりない鋪道を1時間ほど進むと御岳山山頂の「武蔵御嶽神社」に到着です。向かって左手から「大口真神社」へ進むことができ、御岳山の山頂碑はこちらに立っています。更に奥には「奥の院」への遥拝所があり、これから向かう「奥の院峰」を一望することができます。

一通りの社にご挨拶をしたら、大岳山方面へ歩を進めます。穏やかで平坦な道を進むと「天狗の腰掛け杉」という名前の巨杉が見えてきます。とても太い枝が生えていて、確かに天狗が腰掛けていてもおかしくない雰囲気を醸し出しています。その杉の足元から「奥の院峰」への岐路が伸びています。

大岳山へ続く本道に比べると細い小道ですが踏み跡はしっかりしているので迷うことはありません。急坂を登りきると真っ赤な「奥の院」が見えてきて、更に5分ほど坂を登ると「奥の院峰」の山頂に到着です。

展望はほぼありませんが、木々の間から大岳山の肩肩下がりな山容を見ることができました。

小さな社にご挨拶したら、来た道を戻って下山することにします。

後半〜ゴール(奥の院峰からケーブルカー各駅を通過して御嶽駅へ)

「奥の院峰」から細い小道を戻り、「武蔵御嶽神社」の境内を抜け、天空の集落とも言われる集落群を進むとケーブルかーの山頂側駅「御岳山駅」が見えてきます。ここからケーブルカーで片道10分程度で下山可能ですが、別段疲労も溜まっておらず、時間に余裕もあったので鋪道を下っていくことにします。

曲がりくねった道を降りていくと30分ほどでケーブルカーの麓側駅「滝本駅」が見えてきます。少し降ったところにある「ケーブル下(滝本駅)バス停」で時間を確認すると30分ほど待つ必要があったので、そのまま徒歩で「御嶽駅」まで下ることにしました。

ここからは路線バスも登ってくる一般車。なだらかで整備されたアスファルトを軽快に下ります。多摩川に掛かる吊り橋を経由して30分ほど歩けば「御嶽駅」に到着です。駅前は青梅街道は走っていて車の往来が多いので最後まで気を抜かずにゴールしてください。

見どころ

風景・展望

日の出山山頂からの眺めが爽快です。眼下に青梅の街並み、目線を上げると関東平野の都心部が一望できます。空気が澄んでいれば、新宿の高層ビル群やスカイツリー、横浜のランドマークタワーまで肉眼で確認できます。木々の間からは筑波山が見えることもありますので探してみてくださいね。

日の出山からの眺望。この日は花粉と黄砂で展望を楽しむことができませんでした。

季節の要素

1週間ほど時期尚早でしたが「吉野梅安」の梅林は見応えがありました。赤白黄色の梅たちの共演は、高貴で甘い香りと共にモヤモヤした気持ちを癒してくれることでしょう。

吉野梅安。大きな敷地内にたくさんの梅の木が植えられていました。

この日一番のひととき

この日の一番は、「大口真神社」への参拝です。日本武尊を助けた日本狼が主祭神として祀られている社で、お隣の大岳山山頂に本宮のある「大岳神社」や、秩父の三峰神社、長瀞の宝登山神社と共に「おいぬ様」の愛称で親しまれている知る人ぞ知るパワースポットです。

特に何かお願い事をするわけでは無いのですが、お散歩のついでに参拝すると不思議と心がスッと軽くなるので立ち寄った際には必ずご挨拶していくことにしています。

大口真神社。不思議と落ち着く場所です。

注意点と装備

注意点

  • 奥の院峰へ向かう途中に1箇所だけ鎖場がありました。滑落したとしても即死になるような箇所ではありませんが、怪我で動けなくなる恐れはあります。特に下りで通過する時には注意が必要です。

装備

  • 靴:登山靴
  • 主な服装:(肌着)化繊の半袖シャツ / (中着)薄手のフリース / (外着)ウィンドブレーカー/(予備)雨具
  • 主な持ち物:水(1リットル)、昼食(おにぎり2つ)、行動食(のど飴)、ヘッドライト、熊スプレー

まとめ

こんな人におすすめ

  • 梅の甘い香りが好きな人。
  • 神社巡りが好きな人(特に「おいぬ様」贔屓な人)。
  • 高台からの街並みが好きな人。

今回の山行のひとこと

山行は事前準備が必要ですが、たまには場当たり的に歩くのも悪く無いなと思いました。

この記録は、イラスト地図としても静かに残しています。

note(ノート)
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