こんにちは、しょういちです。
15年間、奥多摩や丹沢、秩父といった関東圏内の山々にほぼ毎週入って単独登山を楽しんでいるボッチノボラーです。
今回は、雪山登山におすすめのミドルレイヤーがパタゴニアのR2である3つの理由について説明していきます。
雪山登山のミドルレイヤーにパタゴニアのR2を勧める3つの理由
雪山登山のミドルレイヤーにパタゴニアのR2を進める理由は次の3点です。
とにかくすぐ乾く
パタゴニアのR2は、自社開発した素材ポーラテック・パワー・グリッドを使っており、吸湿速乾性にとても優れています。雪山は雪に触れてウェアが濡れる機会が多いので、濡れてもすぐに乾いてくれるR2が最適です。
GWの立山連峰の行動着としてベースレイヤーと一緒に着て歩いてましたが、休憩時に、表面の起毛している部分がしっとり濡れてはいるものの、ベースレイヤーはサラッとしており、ホントに速乾性が高いのだなと思いました。
とにかく暖かい
パタゴニアのR2は保温性も抜群に高いです。風の無い快晴の日であれば、雪山の行動着として着用していると逆に暑すぎるぐらいです。雪山の宿泊やテント泊や電車での移動の際には、尚更その暖かさにびっくりすると思います。そして、これだけ暖かいのに蒸れる感じがしないのがまた良いです。
とにかくカッコいい
パタゴニアのR2は、ルックスがカッコいいです。特徴的な起毛した表面やスリムなシルエットは、わざわざタウンユースで購入してる方もいるぐらいです。
R2が登場した当初は、あの起毛したスタイルのフリースは他になくて、抜群の人気を誇っていました。今ではユニクロやワークマンなどからも、同様のスタイルのフリースが出てきてますが、やっぱりパタゴニアのが一番カッコいいと思ってます。
春秋のミドルレイヤーについては、次の記事にまとめています。
パタゴニアのR2の欠点
ここまでおすすめの理由を紹介してきましたが、パタゴニアのR2にも少なからず欠点もあります。ここでは、その欠点について説明していきます。
なんせ値段が高い
パタゴニア製品は全般的に高いです。モンベルやファイントラックといった国内メーカーに比べるとどうしても割高に感じてしまいます。ただ、性能と耐久性を考えるとコストパフォーマンスは悪くは無いです。むしろ良いいのではないでしょうか。
以下、R2シリーズそれぞれの価格です。
メンズ・R2ジャケット(¥ 24,200)
前面をジッパーで開放できる定番のモデルです。左右にジッパー付きのポケットが付いていて、小物を入れたり、寒い時には手を入れたりと色々と使いやすいです。
胸のジッパー付きポケットの使い道が未だに見つかってません。飾りと思って使ってます。
メンズ・R2テックフェイス・ジャケット(¥ 25,850)
定番モデルR2ジャケットより撥水性、耐摩耗性を向上させた新しいタイプのR2です。表面が起毛していないタイプでR2らしさがなくなっているのが残念です。
腕が長い
腕の部分が全体のサイズに比べ、少し長めの設定になっていて、着用した時に手の甲にかかるので邪魔な感じになります。個人差があるのでそう感じない方も居るとは思いますが、ほとんどの方は長く感じるかと思います。
パタゴニアのR2の利用シーン
ここまで、パタゴニアのR2の良い面、悪い面を説明してきましたが、最後に主な利用シーンについて説明します。
山行の時の行動着として利用
パタゴニアのR2は透湿性が高いので、雪山で行動する時のミドルレイヤーとしての利用に適しています。風が強い時は若干寒く感じるかもしれませんが、歩いているうちに適切な温度になっていくと思います。
宿泊の時の上着として利用
山小屋泊やテント泊の時、ベースレイヤーの上に羽織る上着として利用するのも良いです。室内は風が無いので、R2を羽織っているだけでとても暖かく感じると思います。
特に、シェラフや布団の中で着ていると、寝ている時の発汗を外側に発散してくれるので、暖かくサラッとした状態で快適に寝ることができます。
まとめ
- 雪山登山のミドルレイヤーにパタゴニアのR2を勧める理由は、濡れてもすぐ乾き、暖かく、ファッション性も高いという3点
- パタゴニアのR2の欠点は、値段が高い、腕部が長めに作られているという2点
- パタゴニアのR2の利用シーンは、山行の時の行動着、宿泊の時の上着としての利用に適している
春山や秋山で行動着として着用するには暑すぎるパタゴニアのR2ですが、雪山での着用はちょうど良い暖かさを提供してくれるかと思います。また、汗も適度に外に排出してくれるのでより快適に山行を楽しめます。ぜひ、雪山登山の時のミドルレイヤーとしての利用をおすすめします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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