日帰り登山に持っていくお弁当、日帰りならば重さや日持ちを考えずに様々なものを持っていくことができます。
中でも、握るだけで作れる、場所を選ばず片手で食べられるといった手軽さから、いつの間にやらおにぎりになったということ多くないですか?
今回は、独断と偏見によるおにぎりのオススメ具材の3つを紹介していきます。
日帰り登山で食べるおにぎりの具材オススメの3選
早速、オススメ具材の紹介です。美味しさだけでなく具材の持ちがよくなるよう塩気の多い次の3つをオススメします。
梅
定番中の定番ですが、オススメ具材1つ目は梅です。
登山では、たくさんの汗をかくので塩分やミネラルの不足による熱中症になり易いです。
梅には、塩分、クエン酸が多く含まれていて、これら熱中症の防止に役立つと言われていますので、登山に持っていくおにぎりの具材としては、とても相性が良いです。
わたしも、お弁当をおにぎりにした時には、必ず1個は梅入りにして持っていくようにしています。
塩鮭
次は塩鮭です。
昔から、鮭は白米ととても相性の良い食材と言われていて、ビジネスホテルや牛丼屋の焼魚定食といえば鮭が定番です。
また、鮭にはビタミンEやアスタキサンチンを多く含んでいて、アンチエイジングの効果があるようです。
そして、自分で焼いて切り身を入れるようにすればお財布にも優しい具材となりますので、梅の時のように塩気のある塩鮭にしておにぎりの具にすると良い感じになります。
昆布佃煮
3つ目は昆布佃煮です。
昆布は、旨味成分であるグルタミン酸のほか、ミネラル成分を豊富に含んでいるので、発汗時のミネラル補充に向いています。
そして、人の血液は海水に近い成分を持っているので、海で育った昆布の栄養分はとても吸収し易いなんて話もあり、こちらもオススメです。
栄養価とか大事ですけど、端的に自分が美味しくて好きな具材って、人にも勧めたくなりますよね。まあ、要はそういうことだったりしますs。
日帰り登山で食べるおにぎりに合わせる飲み物
おにぎりのオススメの具材を紹介してきましたが、登山で水分を失っているところにおにぎりだけ食べる乗って、喉につまりそうで辛いですよね。
ここからは、おにぎりに合う飲み物について紹介していきます。
味噌汁
最初は普通にお味噌汁です。和食を食べる時にはまず間違いなく出てくる汁物ですね。
通常の食事の時は、塩分の取りすぎに注意となりますが、登山の時にはむしろ積極的に塩分をとった方が良いので、相性が良いです。
特に冬場、冷たくなったおにぎりを食べる時に暖かいお味噌汁があると本当に助かります。
お茶
お茶もおにぎりにとても合います。
コーヒーや紅茶でおにぎり食べることもできますが、緑茶と食べた時が一番相性があるように感じます。
そして、綺麗な景色を眺めながらお茶を飲んでいるとホッとなるのですよね。こちらもオススメです。
お水
塩気の効いたおにぎりと一緒だったら、お水でも全然良いです。
山行途中の水場で汲んだ水は、クセのない無味無臭であることが多く、おにぎりの具材の味を邪魔しないところが良いです。
ジュースやコーヒーといった、単体の香りが強い飲み物を合わせるくらいならお水にしちゃいましょう。
昔、ネスレの宣伝で和食にコーヒーを合わせるような提案をしていました。試しにおにぎりと一緒にコーヒーを飲んでみたのですが、これが、予想通りに全然合わなくて、以来、お味噌汁やお茶を持っていかない時は昼食はお水で過ごしてます。
日帰り登山でおにぎりを食べるタイミング
おにぎりを食べるタイミング、どんな時が良いでしょうか。考えられるシーンについて紹介してきます。
山行前
まずは山行前に食べる場合です。
ご飯は消化のスピードが遅く、徐々に消化されてエネルギーに変換されていきます。
このため、長時間に渡ってエネルギーを徐々に消耗していくような登山の前に食べておくと、行動中にシャリばてになりづらくなるので、オススメです。
ただし、登山の直前に食べるのは消化しきれずお腹が重くなって動きが鈍るのでオススメしません。登山開始30分ほど前に食べるのがオススメです。
お昼時
次はお昼時です。
特に山頂など眺めの良い場所で、休憩を入れながら食べるのがオススメです。
上りで失ったエネルギーを補って、下山の足取りをスムーズにしてくれます。
下山後
最後は下山後です。
2、3時間で登ってしまえる山だと、早朝に登って正午前には下山できてしまうので、山中で食べるタイミングがありません。
そのまま家に持ち帰っても良いですが、具材が痛まないうちに例えば移動中の電車やバスの中で食べてしまうのが良いです。
わたしの場合、低山登山が多いので、13時ごろには下山していることが多く、下山後にビールのおつまみに、昼用のおにぎりを食べることが多いです。
まあ、ビールには合わないんですけどねー。
まとめ
- 日帰り登山にオススメのおにぎりの具材は、梅、塩鮭、昆布佃煮です。
- おにぎりに合う飲み物は、お味噌汁、お茶、お水が良いです。
- おにぎりを食べるシーンは、登山前30分前、お昼時、下山後が良いです。
おにぎりはお手軽に作れるだけでなく、中に入れる具材によって違った美味しさが楽しめます。
美味しいおにぎり持参でこれからの登山楽しんでみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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