ここまで、登山ログを水彩画風のイラスト地図に整える手順を順番に解説してきました。
最終回では、この手法をどのように応用できるのか、そしてこのシリーズの先にある可能性について整理します。
無理に広げる必要はありません。小さく積み上げる延長の話です。
このシリーズについて
初めにこの記事の位置付けについて説明しておきます。
この記事は「40代から始める登山ログのAIイラスト地図化手順」全8回シリーズの一部です。
全体の流れ
- 導入:なぜ登山ログを地図にするのか
- ヤマレコでログを保存する
- Googleマイマップでルートを表示する
- Google Earthで白地図の下絵を作る
- 生成AIで水彩イラスト化する
- 写真をイラスト化する
- Canvaで地図として整える
- まとめと応用
今回の工程
工程:まとめと応用
所要時間目安:11分
難易度:★★★(熟練者向け)
今回はこの工程を、順番に解説します。
イラスト地図の応用パターン
一枚の地図が完成すると、用途は意外と広がります。SNSに投稿するだけでなく、ブログのアイキャッチや印刷用資料にも転用できます。ここでは、現実的で無理のない応用例を整理します。
ブログ記事の質を底上げする
従来の登山記録は、文章と写真が中心の似たような構成になりがちです。
そこにイラスト地図が加わると、
- 読者がルートを直感的に理解できる
- 記事の滞在時間が伸びる
- 記憶に残りやすくなる
という変化が起き、他のブログとの差別化を進めることができます。
シリーズ化できる
- 季節別地図
- 雪山版
- 新緑版
- 紅葉版
- 桜月版
同じ山でも複数パターンを作れます。これは、記事数を増やすことと直結します。
このあたりを手軽に量産できるのは、生成AIの便利で面白いところです。
ショート動画への展開
完成した地図を、
- ズーム演出
- ルートなぞり演出
- BGM追加
することで、ショート動画化も可能です。
すぐにやる必要はありませんが、展開の余地はあります。
わたしも次はここを積み上げていけたらとは思っています。時間がかかりそうですけれど。
趣味の延長としての積み上げ
このシリーズの本質は、AI活用そのものではなく、「趣味を形にし続ける仕組み」を作ることです。難しい技術習得ではなく、繰り返せる工程を持つことが重要です。
再現性があることの意味
今回の工程は、
- 登山ログを保存
- 下絵となる地図画像を作成
- 生成AIを使ってイラスト素材へ変換
- イラスト素材を組み合わせて仕上げ
という固定手順です。
一度覚えれば、どの山でも同じ方法で作れます。これは、継続可能性に直結します。
少しずつ上達する
人は回を重ねるたびに上手くなっていきます。
10枚、20枚と作るうちに、
- 色味の選び方
- 素材の配置
- 文字のバランス
が自然に整っていきます。作業スピードも上がっていきます。
生成AIで繰り返し行う仕組みを作れれば、とても強力な武器を手にすることができます。
生成AIは“主役”ではない
生成AIは、再現性を保ち易いという点では強力な武器です。
ですが、このシリーズでは生成AIを魔法の道具として扱っていません。
あくまで、表現を整える補助ツールの立ち位置で使ってます。
主役は、自身のやりたいこと。わたしの場合は、登山記録でした。
この先の選択肢と静かな導線
ここから先は選択です。純粋な趣味として続けるのか、趣味を題材にして収益化に向けて少し踏み出してみるか。大きく構える必要はありません。小さな公開、小さな共有から始めることもできます。
ここからは、そんな収益化に向けての静かな導線について述べていきます。
ブログの価値を積み上げる
イラスト地図は、差別化要素になります。
登山ブログは数多くありますが、
- AIで整えた地図
- 水彩テイスト
- 再現可能な工程公開
は、まだ多くありません。継続すればするほど、大きな資産に育てることができることでしょう。
テンプレート化という選択肢
Canvaのテンプレートとして、背景レイアウトや文字配置パターンを整えておけば、さらに作業効率を上げられます。
将来的に、
- テンプレート配布
- 制作依頼受付
- 地図作成サポート
という形に広げることも可能です。
今すぐにというお話ではありませんが、選択肢として持っておいても損はないでしょう。
焦らず、コツコツといきましょう
収益を急ぐと、工程が崩れます。
まずは、月に1枚ずつで大丈夫です。積み上がった枚数が、そのまま土台になります。
もしこのシリーズが役に立ったと感じたら、あなた自身の地図を一枚作ってみてください。
一緒に、コツコツと進めていきましょう。
シリーズを終えて
これで、「40代から始める登山ログのAIイラスト地図化手順」シリーズは完了です。
趣味を入り口にすることで、難しそうな生成AIも便利な道具の一つでしかないと感じて貰えたのではないでしょうか。
このブログでは今後も、「登山 × 生成AI」をテーマに発信を続けていきます。
必要な部分だけ、拾い読みしていただければ幸いです。

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