背景画像とイラスト素材が揃ったら、最後はCanvaで一枚の地図に仕上げます。
ここでは、背景配置・ルートの重ね方・写真素材の配置・文字入れ・出力まで、具体的な手順を順番に整理します。
特別なデザインセンスは必要ありません。工程を分けて進めます。
このシリーズについて
初めにこの記事の位置付けについて説明しておきます。
この記事は「40代から始める登山ログのAIイラスト地図化手順」全8回シリーズの一部です。
全体の流れ
- 導入:なぜ登山ログを地図にするのか
- ヤマレコでログを保存する
- Googleマイマップでルートを表示する
- Google Earthで白地図の下絵を作る
- 生成AIで水彩イラスト化する
- 写真をイラスト化する
- Canvaで地図として整える
- まとめと応用
今回の工程
工程:Canvaで地図として整える
所要時間目安:8分
難易度:★★☆(中級者向け)
今回はこの工程を、順番に解説します。
背景画像を正確に配置する
まずは背景画像を配置します。移動ルートが主役となるような位置に合わせます。ここで手を抜いてしまうと全体が崩れます。装飾は後回しにし、まずは“位置合わせ”を優先します。デザインよりも正確性を重視します。
推奨キャンバスサイズ
用途別の目安です。
- ブログ横長:1200×675px(16:9)
- Instagram:1080×1080px(1:1)
- A4印刷:2480×3508px(300dpi)
今回はブログ用を想定し、1200×675pxを基準にします。
背景画像を配置する
- Canvaで「新しいデザインを作成」→「カスタムサイズ」を選択
- 幅を1200、高さを675、単位をpxとして「新しいデザインを作成」
- 背景画像(_bg.png)をドラッグ&ドロップして、キャンバスいっぱいに配置
余白がある場合は、中央配置を意識します。
写真素材と文字を整える
次に、イラスト化した写真素材やランドマークを配置します。ここでは“入れすぎない”ことが重要です。地図は情報過多になると読みにくくなります。意味のある要素だけを配置します。
写真イラストを配置する
透過PNGの素材をアップロードし、
- ルート上の対応地点付近に配置
- サイズは小さめに
- 3〜5点程度に抑える
ことでバランスが取れます。
文字入れの基本ルール
地図への文字入れも最小限に抑えます。
- 山名
- 日付
- 主要ポイント名
フォントは、
- ゴシック体(視認性重視)
- またはやや丸みのある書体
色は黒や濃いグレーで十分です。「エフェクト」で袋文字を指定して、縁取りの色を背景の「捕食」にすることで視認性を上げると尚良いです。
視線の流れを意識する
視線は、
- 左上 → 右下
- または下 → 上
に流れることが多いです。
ルートの流れに沿うように、文字や素材を配置します。
最終調整と出力方法
すべて配置できたら、最後に全体のバランスを整えます。色の強さ、余白、文字サイズを確認し、過剰な装飾がないかを見直します。その後、用途に応じた形式で書き出します。
装飾は足し算より引き算
装飾を足すよりも、
- 不要な文字を削る
- 素材を減らす
- 余白を確保する
ほうが整います。一度、全体を俯瞰して確認します。
出力形式
用途別の推奨形式:
- ブログ掲載:PNG(高画質)
- 印刷用:PDF(高品質印刷)
- SNS用:PNGまたはJPEG
圧縮しすぎないよう注意します。
ようやく完成
これで、
- 背景
- ルート
- 写真イラスト
- 文字情報
が統合された「登山イラスト地図」が完成しました。
ここまでで、制作工程は一通り終了です。
次回は、最終回「まとめと応用」です。
- 全体の工程を振り返る
- 応用パターンを紹介する
- そして、このシリーズの行き先を整理する
ここでシリーズを締めます。

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